2240時フネ着。 船に着いて、着替えと食料を積み込む。 壱岐焼酎「さるこう」のお湯割りで一服。ストーブの熱とコンロの熱であっという間にキャビン内が暖まる。 寝る支度をする。新調したセティーバースの寝心地を今晩初めて試す。 冬は、シュラフの中にシュラフシーツを入れて保温効果を高めている。これで相当暖かくなる。 キャビンライトを消して寝る。
セティーバースのクッションを新調してから初めて1泊した。 想像していたよりずっと快適。純正のものはクッションに段がついていたのだが、新調したのはフラット。そのせいかのかとても寝返りしやすかった。 当初、クッションが固いかな、とも思ったが寝てみると丁度よかった。生地の滑らかさも丁度いい。文句なし。快眠快眠。
穏やかな天候なので、出港することに。
ジブはフラッタリング(リーチの上部がすぐにシバーぎみになる)がひどいので、リカットしてピークを下げることにした(リカットは注文中)。 唐草はマストヘッドリグなので、ナンバー3(レギュラージブ)がブレードジブのようにアスペクトの高い形になっている。それでフラッタリングしやすいのだ。これがレース艇ならジブにもバテンを入れるところだが、唐草はファーラーなのでバテンを入れられない。といって、フラッタリングを避けるためにリーチコードを強く引くとリーチがフックしてしまう。 ジブのカーをレールの一番前にしてリーチを閉じても風が上がるとフラッタリングしてしまう。 これではどうしようもないし、セールも傷むのでリカットすることにしたのだ。ただリカットしてピークを下げると、場合によっては、グルーブからピークが外れることがあるらしい。それでその補強用の専用FRPのパーツも注文した。 ジブの問題はあるが、なかなか快調に帆走する。ジブを上げてないので、風圧中心がいつもより後ろのはずなのだが、それほどヘルムには影響していない。まあそれほどの風じゃないってことか。 海洋生物が付着して、ペラや船底の状況がよくないのだが力強く帆走する。冬の風は風速が弱くても力がある。 女房が楽しそうに舵を持つ。やはり帆走は楽しい。 黄金崎、宇久須方面を目指したのだが、宇久須の吹き出しで海面が黒くなって白波も立っていた。カッパを着ないで出てきたので引き返すことに。冬の風は力強いが冷たい。飛沫を浴びると風のせいでものすごく冷たく感じる。 お気楽セーリングの気分で、あの海面に入ると楽しさより厳しさが増す。それはちょっといやだな、ということで軟弱。 バースに戻って係留。 女房が鍋の支度、私が解装。 鍋の準備が終わって、解装も終わってから「初乗りの儀」を行なった。 なんで出港後に初乗りの儀かというと、今年は、お神酒にシャンペン(発泡ワイン)を使うからだ。先に開けてしまうと気が抜けてしまうので、飲む直前に行なったのだ。 以前にも書いたが、唐草の初乗りの儀は、一杯の酒を「船」と「海」と「自分」の3者でお酒を飲み、航海の安全を祈願する。 昨年までは、お酒1/3をバウにかけ、自分が1/3飲んで、残りを海に撒いてから手を合わせて安全を祈願したが、今年は舵とエンジンにも酒を供えて手を合わせた。 ま、適当なんですよ。気分ですからこういうものは。 初乗りの儀を終えて、キャビンに入り、残りの発泡ワインをいただく。ちょっと高級な鮭の中骨の缶詰とめぬけの煮付けの缶詰をつまみに。 すでに儀式で減ってしまった発泡ワインだけでは足らないので、すぐに赤ワインもデキャンタしておく。 発泡ワインを飲み終えた頃、鍋を始める。今日はキムチ鍋だ。 贅沢なことに、唐草にはシャンペングラスとワイングラスがあるのだ。アクリルだけど。 発泡ワインはシャンペングラスで飲んで、赤ワインはワイングラスでいただく。 鍋を始めるとストーブいらないくらいキャビン内が暖まる。 2人でワイン1本空くころに鍋の具もなくなった。 サトウのごはんで雑炊にする。 うまかった。 鍋を軽く洗って、水を張ってデッキに置いておく。使った食器類も洗い物バケツに入れて水を張って浸け置きにしておく。 少し酔って、満腹になってそのまま横になって寝てしまう。目が覚めたら夜だったので、そのまま朝まで寝る。
女房が昨日浸け置きしていた食器類を洗う。私はデッキを洗う。トリのフンを取るのだ。鳥除けの工夫はしているのだが、それでもやられてしまう。フンが鳥を呼び、それがフンをするので、ブラシでゴシゴシと擦ってフンを落とす。 食器とデッキを洗い終わって、紙コップで温かいお茶を飲んで一服。オレオをつまむ。これで朝食。 キャビンを片付けて離艇。 帰りはいつもの大関ラーメン。いつも本当に美味しい。
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