ファイル液体酸素 LIQUID OXYGEN

日本標準商品分類番号

87799

承認番号

(鹿03AM)第1号

薬価収載

薬価基準未収載

販売開始

1972年9月


【効能・効果】
 液化酸素を気化させて得られる医療用酸素ガスは呼吸困難、または外科手術などの患者の呼吸用として効果がある。

【用法・容量】
 液化酸素は随時気化して、医療用酸素ガスとして使用する。

【使用上の注意】
1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
 低酸素血症や高炭酸ガス血症の症状のある患者。(高濃度酸素の吸入によって呼吸量低下または停止、あるいは炭酸ガス昏睡をきたす危険になり易い疾患の投与に当たっては動脈血中酸素と炭酸ガスの分圧を監視しつつ、初めは25%濃度から開始して炭酸ガスの体内蓄積を防ぎながら徐々に上昇させるものとし、人工呼吸法の適用も考慮する。また間欠的投与は避けたほうが良い。)

2.重要な基本的注意
 *高濃度酸素の長時間投与や高気圧療法下での高分圧酸素投与では酸素中毒症の危険があるので、常に症状を注意深く監視しながら濃度、圧力を調節する。高濃度や高分圧は必要最小限の時間にとめる。

3.妊婦、産婦、授乳婦等への投与
 妊娠又は妊娠している可能性のある婦人の高気圧酸素療法は、治療法上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施すること。
〔マウスの高分圧酸素への暴露実験で催奇形性と染色体異常の誘発が報告されている。〕

4.小児への投与
 *未熟児、新生児への投与に当たっては、酸素濃度を必要最小限に止める。
〔水晶体後線維増殖症を起こすことがあるので、保育器中の酸素濃度は動脈血酸素分圧を測定して8.0〜10.7kPa(60〜80Torr)の範囲を保つことが望ましい。〕

5.適用上の注意
 1)加湿
  吸気は、症状と使用条件に応じ適当な水蒸気圧を維持するように加湿すること。
 2)人工心肺での投与
  酸素加装置での投与に当たっては、体外循環中の血液への直接投与であるので生物学的に清浄な酸素が要求される。このため、定められた基準に合致したろ過性能と有効面積を有する滅菌済みのフィルターを用いること。


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