自動車購入



アメリカで生活していくには、車は必要不可欠です。可能な範囲で、早めに購入しましょう。なお、情報は中古車のものです。

 中古車市場

アメリカは、中古車市場が日本に比べてはるかに発達しています。価格は、意外に高いですが、売却時もある程度の金額が期待できるそうです(特に日本車)。市場の値段については、本屋でUsed Carガイドのようなものを見るか、以下のようなウェブサイトをチェックしてください。
Car buying Tips Kelly Blue Book


また、Seattle timesの日曜版などには、実際に売られる車の情報が載っています。Webでも見られます。 (Seattle timesのAuto情報)

中古車が高いので、逆に新車を購入してメインテナンス費を安くあげる、という考え方もあり、お金がある方、車が好きな方は、そうしているようです。

また、安すぎる車は故障する可能性があります。とんでもない所で止まると命にも関わりますから、ある程度のレベルは確保しましょう。



 購入先

日本では、購入先は「中古車屋」という感じがありますが、アメリカでは大半のディーラーが、自社以外も含めて中古車を取り扱っています。また、個人売買も活発です。

(1)ディーラーで購入

ディーラーで購入するときの長所は、メインテナンスがしっかりしていることでしょう。6ヶ月程度の保障がついていることも多いです。また、費用はかかりますが、申請等の手続きもやってくれます。短所は、値段が高いことです。でも、ある程度は値切ることが出来ます。もちろん、先方はプロですから、こちらも価格情報を把握して対抗しましょう。

また、ディーラーにある車は比較的新しい車が多いようです。やはり、元が安すぎると在庫になりやすく、利ざやも小さいためと思われます。

値引きは、一般的には10%程度が目安のようです。が、12〜2月は比較的売り上げが落ちるようで、値引き交渉がしやすいという話もあります(管理人も該当)。


(2)個人から購入

長所は、ずばり安く買えることです。自分で車を見る自身があればお勧めです。短所は、すぐ壊れても自己責任だということ、名義変更などの手続きが必要なことでしょうか。知らない人から買うことが多いですから、皆が善良ではないことも頭に入れてください。


 チェックポイント

ディーラー、個人売買を問わず、購入前には試乗しましょう。それを嫌がる場合は、何か理由があるときです。

以下は、代表的なチェック項目です。

・車種、年式、走行距離
・過去の事故、修理歴、メインテナンス状況
・ライト類の点灯
・加速、減速、エンジン音
・パワーウィンドウ、エアコン類

また、床下、オイル類、バッテリーなどについては、整備工場で簡単にチェックしてくれます。個人から購入する場合には、契約前にインスペクションしてもらうべきでしょう。不具合が見つかれば、それを先方で修理させてから購入するのが一般的なようです。


 契約・手続き

車が問題なく、値段も折り合えばいよいよ契約と手続きです。が、管理人はディーラーで購入したため、個人売買時に必要な手続きの詳細は不明です。


・書類手続き
アメリカ恒例の、多数の契約書類のサインをします。購入(金額)に関する書類、故障に関する書類、代行手続きを依頼する書類などです。もっとたくさんサインしましたが、覚えていません (^^;

・支払い
現金一括の場合、Bank Checkを持参するよう要求されます。銀行口座にお金が十分無い場合への備えだと思われます。Bank Checkは、預金、現金、小切手などがあれば銀行でその場で作成してくれます。ローンを組むには、基本的にアメリカでのクレジットの履歴が必要となるため、渡米直後では難しいと思います。

・引き取り
引き取りの前に保険に入っていることが必要です。ディーラーの紹介あるいは自分が準備した保険会社に車種等の必要な条件を連絡すると見積もり金額を教えてくれます。同意すれば、FAXで保険証書のコピーを送ってくれます。引取りの時点では、ナンバープレートが無いため、仮のプレート(紙切れ)をリア・ウィンドウに張られます。これで、公道を運転して家に帰れます。2〜3週間すると、手続きが終了してプレートが来ますので、ディーラーでつけて貰って終了です。

・自動車税
購入後は1年に1回、自動車税を支払う義務があります。支払いが終了すると、タブが送られてくるので、プレートに貼ってください。



≪管理人の場合≫
・準備
管理人は、特にアウトドア派でもなく、子供も1人なので、中古の小型車で十分と考えました。車種にも特別なこだわりがなく、安全性を考えて、「あまり古くない日本車」という選択をしました。

中古車の相場が書いてある本と、Seattle timesを購入して、車種別の相場の比較をしました。やはり、HondaとToyotaは人気が高いようで、3、4年落ちぐらいは、かなり高額です。MazdaのProtage(ファミリア)は、4年落ちで$8,600-$9,400(税、手続き代金抜き、以下同じです)とあったため、これを主なターゲットとし、他車は現物を見てよければ、というポジションで臨みました。

・物色
近くに、ディーラーが林立するエリアがあるので、5件程度ウロウロしました。どのディーラーも、日本人だとわかるとHondaを勧めてきます。こちらが$10,000以下で探している、と言っても平気で$15,000ぐらいのを押してきます。そんななか、セールスマンが一応こちらの要望を聞いていた2社で1999年のProtageが1台ずつありました。

1件目では、試乗して、といってすぐ乗せてくれました。問題は無いようです。とりあえず降りた後、今日は買う気が無いといったのですが、とりあえず中に入って、と言われて入りました。先方は、値段交渉を始めました。一応、当たりだけつけようと、$9,000以下と言ってみました。当然、向こうは、とんでもない、と言う感じで、本当は$11,000ぐらいと値段がついているけど、$10,500ぐらいにする、と言っています。買えない、とだけ言い続けていると、偉そうな人が出てきて、今日買ってくれれば$9,500ぐらいまでは下げられる、といわれました。 だから、今日は買わないの! とりあえず、考えてみる、といって出ました。

2件目では、作戦を変えて、$8,000ぐらいの車を探していると言いました。でも11,000-12,000ぐらいの車種ばかり勧めます。払えないよ、というと、Special Priceを準備するから、などと言うのでフーン、と思いながら、2車試乗させてもらいました。今日は、買わないよ、というと、電話番号を教えてくれ、というので教えました。

その日から、実際に流通しているProtageの相場をネットで調べました。すると、2件目に訪問したディーラーから、試乗したのと同じ車が掲載され、$9,700となっていました。 たばかるつもりか! この額がスペシャルプライスなら1件目、$9,500を切れれば2件目と決めて、次の週末に再度訪問することにしました。

・契約
週末の朝、セールスマンから電話があったので、午後に行くと伝えました。 いざ。 再度試乗をした上で、「$8,000ぐらいと言ったのを覚えている?」と聞くと、「わかっている、わかっている」と笑って、事務所に連れ込まれました。

しばらく待っていると、何故か別の人がいっしょに来ます。$10,000だと言っています。 おい、おい、話が違うよ!! セールスマンはすまなそうな顔をして入るものの、何も言わず脇に座っています。管理人「僕は8,000といったんだけど」ディーラー「それじゃ、こっちは儲けが無いので無理です」と言います。管理人「じゃあ、いいです」 沈黙が続きます。ディーラー「ちょっと待っててくれ」と言って奥に行きました。

しばらくして帰ってくると、$9,500ときました。1件目と同じ値段です。管理人、しばらく考えたフリをした後は、「買えない」「買えない」何を言われても突っぱねます。幸い(?)早口英語が聞き取れないので、何を言われてもへっちゃらです(泣笑)。ディーラー「そう、残念だね」立ち去っていきました。追うと負けなので、とりあえず残っているコーヒーを飲みながら待っていると、「もう、本当に限界に近いんだよ」と言いながら、$9,100を提示してきました。

落としどころが近そうです。手数料とか、税金とかかかるので、それを込みで切りの良い数字にしてよ、という感じで、$9,000をギリギリきるぐらいの値段で契約しました。まだ行けたかも、と思わなくもないでしたが、既に3時間以上経過し、頭が限界でした。

2週間後に正式なプレートを受領し、ほどなく所有権の証明書も送付されてきて、無事に終了しました。


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