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平成18年度 都道府県別東大・京大合格者ランキングと公立高校占有率 2006年10月22日新規作成 (参考資料)プレジデント Family 2006年12月号 |
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広島県の公立高校生及びその保護者にとって、東大・京大に合格することは悲願です。また、公立高校の進路指導の先生方にとっても、合格者を出すことは大きな目標でもあり、進路指導を行う上でも大きなモチベーションになっていると思われます。私が誠之館高校を卒業した昭和47年に同級生で、東大・京大合格者は4名(内訳:東大1名、京大3名)でした。当時も今も、公立高校から合格するには、大変高いハードルだと思います。 私は、故郷福山をはじめ広島県の公立高校出身者が、東大・京大という日本最難関大学に挑戦・合格することを祈念して、このページを作成しました。近い将来、国泰寺(理系)、基町、呉三津田、誠之館、尾道北、県立広島などの公立高校が、広島学院、修道、ノートルダム清心、広大付属2校などの名門進学高校と競いあって、その相乗効果により、広島県全体の学力レベルが向上することを期待しています。因みに、今年度、公立高校から、東大・京大 への合格者は26名です。県全体の合格者169名の15%に当たります。まだまだ、上記、私立・国立には、遠く及びませんが、それ でも今年度は、大健闘だったと評価しています。 今年3月まで、尾道市立土堂小学校校長の陰山英男氏(現立命館小学校副校長)が、文芸春秋2006年10月号の投稿記事で、以下のようなことを述べています。(以下、文芸春秋10月号から一部引用します。) 1.今春の東大入試では、地方の公立高校からの合格者が増加した。 2.東大合格者の保護者の年収が450万円未満の階層が、ここ10年間で一番合格者を増やしている。 3.受験成績はそれほどでもないのに、東大に入ってから急激に伸びる学生がいる。それは、決まって地方の公立、しかも聞いたこともないような高校から来ている場合が多い。(陰山氏の知り合いの東大教授の言葉)
私は、この陰山英男氏の投稿記事を引用したのは、私立・国立の中高一貫校を評価する雑誌記事が多い中、広島県の公立高校生も希望を持って、東大・京大へ果敢に挑戦して欲しいとの期待からです。それでは、以下に「プレジデントFamily 2006年12月号」に掲載されている「東大・京大に入りやすい都道府県別ランキング」等を参考に、「都道府県別東大・京大合格者ランキングと公立高校占有率」を作成しました。
1.都道府県別東大・京大合格者数ランキングと公立高校占有率
(解説) [全国] 1.47都道府県別に、「東大志向(ピンク)」、「京大志向(ブルー)」、「東大、京大がほぼ半数(識別なし)」に分類してみました。 @「東大志向(ピンク)」:21都県(関東、東北、九州、長野、富山など) A「京大志向(ブルー)」:13府県(近畿、四国、福岡、三重、広島、山口、福井など) B「東大、京大がほぼ半数(識別なし)」:13道県(北海道、愛知、石川、新潟、岡山、静岡、岐阜など) 2.首都圏は東大、近畿圏は京大という傾向が鮮明になっています。 3.東大一極集中ではなく、東大と京大が「東西の横綱」として君臨し、お互いがライバルとして、競い合う構図が理想的です。 4.その意味でも、近畿地方を中心に、中四国地方などが京大志向を強めている傾向は歓迎すべきことだと思います。 5.さて、「公立」対「国立・私立」では、全国都道府県別に見てみると、「公立優勢」といえます。 6.しかし、「進学型私立」のない地方では、東大、京大合格者が極端に少ないという傾向にあります。 7.その意味でも、東大、京大合格者アップに私立の果たしている役割は、大きいといえます。 8.ただ、公立の合格者占有率が20%未満の6都府県(東京、高知、和歌山、広島、京都、神奈川)は、少し極端過ぎるようにも思います。 9.東京都、広島県は学校群制度や総合選抜を、また、京都は小学区制、神奈川は小学区制に近い形態を長年続けてきた結果も大きく影響していると思われます。 10.近年、上記の東京都、広島は学区が撤廃され、また神奈川県でも中学区制に移行されることになり、かつての「名門公立校復活」の兆しも見られます。 11.また、全国的にも公立高校改革が進行し、学区の拡大や中高一貫校の新設などの施策が実施されいます。 12.これに対して、私立も危機感を持って、より魅力ある校風や進学指導に力を入れています。 13.このように、私立、公立が共に競い合って、各都道府県全体の学力向上に繋がればと期待しています。 [広島県] 1.広島県は、広大付属校2校、広島学院、修道など名門私立、そして、高校改革で基町、呉三津田、尾道北などの台頭。そして誠之館の復活。 2.また、旧制一中の国泰寺も、理系クラスを起爆剤に、復活が期待されます。 3.公立高校復権のシンボルとして創立された「県立広島中学・高校」も来春、最初の卒業生を出します。 4.国立大学法人化に伴い、広島大学も3校目の付属高校を東広島に新設予定です。 5.以上、広島県は全国的に見も、国立、公立、私立の有力高校が目白押しで、受験生の選択技も非常に多彩です。大変、恵まれた教育環境にあるといえます。 6.今春、高校卒業生(26,962名)に占める東大、京大合格者(169名)の割合は、0.627%(160人に1人の割合)で、全国第10位です。 *因みに、1位:奈良県(2.775%)、2位:京都府(1.390%)、3位:兵庫県(1.087%)、4位:東京都(1.037%)、5位:大阪府(0.828%)、9位:岡山県(0.679%) 7.広島県、岡山県は、合格者数、合格率共にベスト10入りしており、全国的にも、トップ層が厚いことが証明されています。 8.従って、トップ層に続く上位層を厚くするためには、広島大、岡山大という旧帝大に続く難関大学への大量合格できる進路指導が肝要だと考えます。 9.その役割は、公立のトップ校がリードする必要があります。特に広島県東部(備後地区)の公立高校から、広島大、岡山大への大量合格を期待しています。 10.まずは、生徒数の多い誠之館に、広島大+岡山大合格者100名以上の早期達成を強く願っています。 11.この広島大、岡山大に合格できる上位層を厚くすることが、公立高校にとっての試金石になります。 12.この層が厚くなれば、必然的に旧帝大等の難関国立大学合格者増に繋がり、やがて頂点の東大、京大合格者アップに繋がるというシナリオです。
[関連資料] ・平成17年度 都道府県別東大合格者ランキングと公立高校占有率 ・平成18年度 全国主要公立高校難関大学合格者実績とその評価
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