![]() 合鴨米の川島自然農園 合鴨からのメッセージ 4月〜5月 6月〜7月 8月〜10月 よくあるご質問 プロが語る玄米 お米の価格・ご注文 ご注文書 紹介記事 川島自然農園のお米を 食べられる店・買える店 リンク集 地図 通信販売法の表記に基づく表示 お客様の声を募集中 (感想等 是非お寄せください) |
|
OCCI 様 (2/88) <耕起>1通のメールから始まりました。 「小さな田んぼがあるのですが、もしよかったらやってみますか?田植え、草取り等すべての作業をお任せしたいのですが?」 やってみたい! でも「すべての作業をお任せ・・・」出来るだろうか? 『小さな田んぼ』だし、専門家がついているし。 「兼業農家」っていう人もいるのだから、出来ない事はないだろう。やるからには、途中で「やめた!」って言う事は出来ないぞ! ん〜!? やりたい けど 「不安」の2文字が・・・まあ、『小さな田んぼ』だから。
2つの返信を書いて、「どっちを送ろう?」
さんざん悩んだあげく、1. の送信を押す。直後、頭の真ん中で「不安」の文字が「ボン!」と10倍くらいに膨らんだ。この選択を「後悔」にはしないぞッ!
後日、「面積は約100坪位で小さな草が生育していますが、水はすぐに出ます。」と、メール。
ひっ、100ツボっって・・・『小さな田んぼ』??だよね。庭にナスの苗2〜3本植えるのは、畑なんて言わないよなぁ。20畳のリビングなら広いけど、10坪の田んぼなんて言わないよなぁ。200畳。330平方メートル。正方形なら18m×18m。長ければ10m×33m。(広そう)
2/88 耕起
私は仕事上、週1回くらい当直(夜勤)があるので、明けを利用して作業しようと思う。(やはり、休日はのんびり休みたい)とは言っても、朝9時までの勤務で、日勤者への引継や後片付けなどで、職場を出るのは10時近くになってしまう。いちど家へ帰り、お昼を食べて成東へ向かうと早くても1時くらい。まあ、出来なかった分は日曜日か休みを取ってやるとして・・・。とりあえず
5月24日(土) 昨夜は夜中に起こされる事もなく、ぐっすり眠れた。(宵っ張りな人間なので、家にいる日よりも当直の方が睡眠時間長いかも?) しかし、昼間のガラ空き電車で、ボックス席を1人占めしてウトウトするのは気持ちが良い。そのウトウトがだんだん 熟睡→爆睡→仮死状態(?) zzzz フッと蘇生(覚醒とも言う)すると降りる駅。おー!危ない危ない。乗り過ごすとこだった。変な格好で寝ていたせいか、寝違えたらしく、首を動かすと痛い。首だから農作業には影響ないだろう。家に寄って、着替えて、お昼を食べて、長靴持って車で成東へ向かう。
「とりあえず、現場を見に行ってみましょう。」と川島さん。
いったん川島さん宅に戻り、
まず、畔の草。なんだ、簡単にスポスポ抜けるや。これはちょっと太いから鎌で。サクッ!おー!良く切れる。やっぱ、プロの使う道具は違うね。物も良いんだろうけど、よく砥いで手入れしてある。うちで買った安物の鎌なんか、ちょっと使ったらすぐ刃が欠けてしまい、砥ごうと思ったら、どうもこの三日月形にうまく砥げない。でも、この鎌の刃もまっすぐになっているから、使っているうちにそうなっていくものなのか。
さて、大仕事。
これが正解だね。1鍬の幅で何往復もしてたら、いつ終わることか。どっちみち、これだけの広さをやるんだから、「こうしなくては、いけない。」って事は無いんだろうけど。
鍬って言う物も、良く考えて作ってあるんだ。柄の付いている角度にしたって、直角でもなく、鋭角過ぎず、ちょうど土にサクッと入り、土をひっくり返しやすい角度や大きさに計算してあるのか? 経験上こうなったのか? 良く出来てる。 こんなにやってると、絶対手にマメが出来たり、水脹れになったり、手の皮剥けたりしそうだけど、なんともないや。 鍬が良く手に馴染んでるって言うか、ピッタリ手に吸い付いてくるって言うか。 やっぱりこれも、プロ仕様なのか、それだけ良く使い込んで、良く手入れしているからなのか、とても使いやすい。 って、鍬なんかほめててどうする!? どうせなら、「この耕耘機は、小回り利くし、軽くて扱いやすいし、エンジンだって1発でかかる」て言いたいよなあ。 でも、耕耘機なんて無かった頃の昔の人たちは、こうやって苦労して田んぼを耕したんだろうな? いーや! そんな事は無い!! 昔の人たちには牛がいた!!! 今やってる事は牛の仕事? まあ、似たようなもんか。 Kさん達は良いよなあ。 田植え機に乗って楽しそうで。 それに比べて、こっちは鍬1本で。 こっちの方がよっぽど『デフラグ』っぽいですよ、Kさん。 だんだん、愚痴っぽくなってきている。 だいぶ疲れたのだろうか? でも心地よい疲れだ。 アドレナリンが大量に分泌されているのか? これはもう、β‐エンドルフィン(「ランナーズハイ」や「火事場のバカぢから」を起こす体内麻薬の一種)が出ているのかも・・・?
今日はこの位にしておこう。まだ三分の一位しかやってないけど。
「んーッ!!」身体を思いっきり伸ばして、ノビをする。 あれ? さっき寝違えた首が治ってる。 やっぱり、身体を動かすのは良い事なのかな? 川島さん宅に戻り、声をかけるが留守のようだ。 外の水道を借りて、鍬の土を落とし手を洗わせてもらう。「ウィーン!」 懐かしい音。 井戸のポンプだ! 私の実家は都内だが、井戸があった。 水質検査もしてないし、水道局に届けも出していなかったので、飲用には出来ない(事になっていたが、水道水よりもずっとおいしい)。 夏には冷たく、冬でも凍るような冷たさは無いので、けっこう重宝していた。(特に洗車などは) 車に乗って家路につく。 家で車庫入れしようと、頭を大きく後ろに回すと、やはりまだ首は痛かった。 さっき治っていたのは? β‐エンドルフィン?
5月26日(月) 当直はだいたい週に1回位なのだが、都合の悪い日は他の人と交換したり、あげたり貰ったりする。 私は、特に変わられやすいようで(暇人だから)最初の当直予定はほとんど残っていない。 交換するのも、あまり日にちが近すぎると「身体が辛いから」と断るのだが、今回はなぜか1日置きになってしまった。 休日の当直は「日当直」と言って、日勤(朝9時から)と当直(翌朝9時まで)の24時間分の仕事を1人でやる。 幸い、夜中に起こされなかったのが救いだが、月曜の朝と言うのはとても忙しい。 朝6時から始めて、結局9時までに終らず、10時過ぎまでかかってしまった。 職場を出たのは11時近く。 急いで帰り、着替えて成東へ。 途中のコンビニでおにぎりと飲み物を買って運転しながら昼食。
まだだいぶ残ってるなぁ。 仕方ない、始めるか。 やらなきゃ終わらないし。
こんなに大変なんだったら、「自分でやります」なんて言わないで、川島さんに頼めば良かった。 でも川島さんも鍬1本でやるんだろうか? 実は、かついで来れるくらいの耕耘機があったりして? だったら貸してくれるだろうな。 Kさんは田植え機にだって乗せてもらってるんだから。
よーし! あと少しで終わるぞー! という時、魔法使い(じゃなくて)川島さん登場。 (「実は私、ホグワーツ魔法学校の卒業生なんですよ」 とは言いませんでした。) 助手席に牛は乗っていないようだ。 もちろん屋根の上に「牛キャリヤ」もない。
川島さん宅に戻る。 (斜字の部分は、川島の心の声です) |