 |
●東新町(ひがししんまち)
JR越中八尾駅から最も遠く、坂の一番上にあります。薄い橙色の地色に、黒帯、黄の帯締め。
後ろ姿に折り鶴の模様を散らします。袖と裾の橙色の部分に、おわらの歌詞があります。
この町の小学生女子だけ、水色の手甲・脚半に赤い襷という早乙女姿です。 |
 |
●西新町(にししんまち)
東新町と平行する町です。薄い牡丹色の地色に、黒帯、赤の帯締め。
「富山県民謡越中八尾おわら保存会」(本部) の衣装と色違いのような感じですが、裾模様が高い位置にあります。袖の胴の色の濃い部分に、おわらの歌詞があります。
現在の衣装になる前は、袖の地色と濃い部分との堺に白い線がありました。 |
 |
●諏訪町(すわまち)
薄い柿色の地色に、黒帯、黄の帯締め。
「富山県民謡越中八尾おわら保存会」(本部) の衣装と同じようです。
袖の胴の色の濃い部分に、おわらの歌詞があります。
見慣れているせいもありますが、この淡い地色が好きです。それも、洗い晒した色が。 |
 |
●上新町(かみしんまち)
諏訪町と平行する町です。薄い鴇(とき)色の地色に、黒帯、赤の帯締め。
後ろ衿、袖、胴に格子の模様があります。
他の町のような、帯状になった色の濃い部分がありません。
上半身、下半身にそれぞれ、少し大きな字でおわらの歌詞があります。 |
 |
●鏡町(かがみまち)
白に近い鳥の子色の地色に、黒帯、赤の帯締め。
肩・袖・裾に、しぼりのような紫の雲取り模様が入ります。芸妓の風を残すような艶っぽい衣装です。1978(昭和53)年からの衣装で、再放送で見た「新日本紀行」(1976年に放送)では、現在と違う衣装でした。鏡町と東町は、おわらの歌詞が染められていません。 |
 |
●東町(ひがしまち)
抹茶色の地色に、黒帯、赤の帯締め。
この町だけ、帯は黒無地ではなく、黒に金銀の市松模様です。袖・裾に、地色と橙色との市松模様があり、花や葉を散らします。町娘というよりも、お嬢さん風。
東町と鏡町は、おわらの歌詞が染められていません。 |
 |
●西町(にしまち)
東町と平行する町です。
薄い茜色の地色に、黒帯、赤の帯締め。
肩から袖先に波のような模様、裾に亀甲のような模様があります。
袖と胴の色の濃い部分に、おわらの歌詞があります。 |
 |
●今町(いままち)
薄い柿色の地色に、黒帯、赤の帯締め。
「富山県民謡越中八尾おわら保存会」(本部) や「諏訪町」の衣装と似ていますが、肩から袖先、裾の模様が少し違うようです。今町の方が大人っぽいと思います。
袖と胴の色の濃い部分に、おわらの歌詞があります。 |
 |
●下新町(したしんまち)
朱の地色に、黒帯、赤の帯締め。
あまりに鮮やかで、初めて見たときは驚きました。袖と裾に大きな白い稲穂。
上半身の前・後、裾の帯状の若草色の部分におわらの歌詞があります。 |
 |
●天満町(てんまんちょう)
天満宮のある町らしく、薄い紅梅色の地色に、黒帯、赤の帯締め。
袖と裾に斜めに濃い模様の部分があります。
模様のない部分に、大きな文字のおわらの歌詞があります。 |
 |
●福島(ふくじま)
薄紫がかった桜色の地色に、黒帯、赤の帯締め。
「富山県民謡越中八尾おわら保存会」(本部) の衣装と色違いのような感じですが、福島では、裾に稲穂を描き、小鳥を散らします。
袖と胴の色の濃い部分に、おわらの歌詞があります。 |
 |
●「富山県民謡越中八尾おわら保存会」(本部)
薄い柿色の地色に、黒帯、赤の帯締め。
「富山県民謡越中八尾おわら保存会」(本部) と諏訪町支部・今町支部の衣装は類似しているのですが、見分け方は、帯揚げが緑なら「富山県民謡越中八尾おわら保存会」(本部) 、帯締めが黄なら諏訪町、帯締めが赤でも帯揚げが緑でなければ今町です。 |
| 東新町 |
袖 |
浮いたか瓢箪 かるそに流れる 行先ゃ知らねど あの身になりたや |
古謡 |
|
裾 |
来る春風 氷がとける うれしや気ままに オハラ 開く梅 |
古謡 |
|
|
ゆらぐ釣橋 手に手を取りて 渡る井田川 オハラ 春の風 |
小杉放庵*・作 |
| 西新町 |
袖 |
おわらおどりの 笠きてござれ 忍ぶ夜道は 月明かり |
小川千甕・作 |
|
胴 |
恋のつぶてか 窓打つ霰 あけりゃ身にしむ オワラ 夜半の風 |
水田竹圃*・作 |
|
|
ゆらぐ釣橋 手に手を取りて 渡る井田川 オワラ 春の風 |
小杉放庵・作 |
| 諏訪町 |
袖 |
おわらおとりの 笠きてござれ 忍ぶ夜道は 月明かり |
小川千甕・作 |
|
胴 |
恋のつぶてか 窓打つ霰 あけりゃ身にしむ オワラ 夜半の風 |
水田竹圃・作 |
|
|
ゆらぐ釣橋 手に手を取りて 渡る井田川 オワラ 春の風 |
小杉放庵・作 |
| 上新町 |
上下 |
おわら踊りの 笠きてござれ しのぶ夜道は 月あかり |
小川千甕・作 |
| 鏡町 |
|
衣装に歌詞は描かれていません |
|
| 東町 |
|
衣装に歌詞は描かれていません |
|
| 西町 |
袖 |
おわらおどりの 笠きてござれ 忍ぶ夜道は 月明かり |
小川千甕・作 |
|
胴 |
恋のつぶてか 窓打つ霰 あけりゃ身にしむ オワラ 夜半の風 |
水田竹圃・作 |
|
|
ゆらぐ釣橋 手に手を取りて 渡る井田川 オワラ 春の風 |
小杉放庵・作 |
| 今町 |
袖 |
おわらおどりの 笠きてござれ 忍ぶ夜道は 月明かり |
小川千甕・作 |
|
胴 |
恋のつぶてか 窓打つ霰 あけりゃ身にしむ オワラ 夜半の風 |
水田竹圃・作 |
|
|
ゆらぐ釣橋 手に手を取りて 渡る井田川 オワラ 春の風 |
小杉放庵・作 |
| 下新町 |
前 |
八尾よいとこ おわらの本場 二百十日を オワラ でヽ踊る |
渡辺紫洋・作 |
|
後 |
おわら踊りの 笠きてござれ しのぶ夜道は オワラ 月あかり |
小川千甕・作 |
|
裾 |
ゆらぐ釣橋 手に手をとりて 渡る井田川 オワラ 春の風 |
小杉放庵・作 |
|
|
八尾坂道 わかれて来れば 露かしぐれか オワラ はらはらと |
小杉放庵・作 |
| 天満町 |
|
唄の街だよ 八尾の町は うたで糸とる オワラ 桑もつむ |
中山 輝・作 |
| 福島 |
袖 |
おわらおとりの 笠きてござれ 忍ぶ夜道は 月明かり |
小川千甕・作 |
|
胴 |
来る春風 氷がとける うれしや気ままに オワラ ひらく梅 |
古謡 |
|
|
ゆらぐ釣橋 手に手を取りて 渡る井田川 オワラ 春の風 |
小杉放庵・作 |