「おわら風の盆」を楽しむために 最終更新日 2008/07/14

諏訪町公民館前の新踊り
静かだった頃の諏訪町公民館前、地方の演奏なく、一人で(1992年9月3日)

天候に左右
「おわら風の盆」は野外行事のため、天候に左右されます。降雨の場合、町流し・輪踊りは直ちに中止されます。
気象情報に留意されることを勧めます。

気象庁 防災気象情報 レーダー・降水ナウキャスト:北陸地方(西部)
(http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html?areaCode=209)
ウェザーニューズ 富山市のピンポイント天気予報
(http://www.mapion.co.jp/weather/admi/16/16201.html)

三日三晩?
三日三晩、踊り続けているわけではありません。行事の時間の確認を勧めます。
1日と2日、15時前は踊りません。夕食・休憩の17時から19時も、踊りません。
3日は、19時前は踊りません。
町内行事としての「おわら風の盆」は23時頃に終わります。休憩の後、仲間たちで町流しが行われますが、開始も終了も、時間は定まっていません。行われないこともあります。
夜は大変に混雑します。昼の町流し・輪踊り(15:00-17:00)をご覧になることを勧めます。
「おわら風の盆」本来の姿にふれることができるように思います。 夜の町流し・輪踊り(19:00-)は諦めるか、混雑が始まると帰るのも一つの選択です。
確実にご覧になりたいのなら、風情に欠けますが、「おわら演舞」(有料)という選択もあります。

夜の町流しだけをご覧になりたいのなら、3日を勧めます。
1日と2日は、「おわら演舞」に出演中の町(支部)は、その町(支部)では踊っていません。3日は「おわら演舞」がありませんので、11の町(支部)すべてで踊っています。ただし、3日は、各所に設けられた特設ステージでは踊りません。2006年から、3日も特設ステージで踊るようになりました。
かつては、3日は八尾町の人が楽しむ日と、観光客も遠慮したのですが。


他の市町村から八尾町を訪れた、民謡の同好会などが踊っていることもあります。

坂の町
八尾町は坂の町です。初めは、できるだけ身軽で歩きやすい姿を勧めます。
歩くのが苦手という人は、JR越中八尾駅に隣接する特設舞台(無料)や、その周辺の 福島(ふくじま)で「おわら」を楽しむという選択もあります。福島には露店も多く並び、にぎやかです。
福島から井田川を越えて、旧八尾町の地域に入ると坂道が続きます。

八尾町の旧町では、1991年頃から露天商の出店を規制するようになり、現在は十三石橋周辺と聞名寺の参道に見られるだけです。

手荷物
コインロッカー JR越中八尾駅には常設のコインロッカーはありませんが、駅舎を出て右のテント内にコインロッカー(小が80個、中が8個)が仮設してあります。
利用は1日から3日の毎日9時から24時までです。料金は300円です。 2005年・2006年・2007年には「キーの紛失に対しては、損料として2,000円徴収いたします。」という掲示がありました。
写真は2006年9月1日に撮影。背後の列車は11時53分発の富山行きで、2両編成でした。

ガイド
JR越中八尾駅や各所に設置された案内所で、「おわら風の盆」のガイドマップ(B4で1枚、表裏印刷)を無料配布していますので、まず入手されることを勧めます。
2007年は横に長くなり、折って6ページになっていました。 八尾町の地図・特設ステージの出演予定・八尾駅発車の時刻表などが印刷されています。

八尾町(現・富山市)の関連会社・八尾サービスの下記ページから、「越中八尾おわら風の盆」「富山市八尾おわら資料館」「越中八尾観光会館(曳山展示館)」 「おわら歌碑めぐり」「富山市観光ガイドマップ」 のパンフレット(JPGとPDFの2種類)と、「ガイドマップ」「交通規制案内」 がダウンロード(GIFとPDFの2種類)できます。

ガイドマップの紙の色は毎年変わります。ダウンロードできるものは白黒に変換されています。

観光パンフレット一覧(http://www.cty8.com/yatsuo-s/index005.htm)

2003年8月21日、「おわら風の盆 公式ガイドブック」が、越中八尾観光協会から発売されました。
越中八尾観光協会や八尾町内で購入できます。
売り上げの一部は「おわら風の盆保存育成基金」に寄付されます。

公民館
各町にある公民館(会所とも呼びます)が、その町の人たちの集合場所です。公民館を訪ねてみることを勧めます。
その町の日程が掲示してあったり、情報も得やすいと思います。
西町などのように、降雨の場合は公民館内で踊り、道行く人に披露する町もあります。

上新町の公民館は、1997年 に約5000万円かけて改築されました。
今町の公民館は最も歴史が古かったのですが、同じ場所で、2004年12月23日に新しい公民館の竣工式が行われました。
鏡町の新しい公民館、少し井田川の方へ移動し、2005年3月27日に竣工式が行われました。
福島の公民館、同じ場所で、新しく「福島一区コミュニティセンター」として2006年3月21日に竣工式が行われました。二階は格子戸を外し、おわらの舞台としても利用されます。
諏訪町の公民館」、同じ場所に新築された公民館の竣工式が2007年4月15日に行われました。踊りが見やすいように、二階の窓の高欄(手すり)は取り外しができます。


町を選ぶ
町流し・輪踊りを求めて、坂の町を移動し続けると疲れてしまいます。
時間に余裕があれば、目的の町、あるいは十一の町の中で好きになりそうな町を選び、邪魔にならない範囲で、その町の人たちに付いていくことを勧めます。「おわら風の盆」の様子が、よく分かるように思います。

天満町の「四季の踊り」●諏訪町(すわまち)
越中八尾駅からも遠く、混雑で踊りを見ることは出来ないかもしれませんが、雪洞(ぼんぼり)で飾られた夜の景観だけでもご覧になることを勧めます。

●天満町(てんまんちょう)
十三石橋 を渡って左側、井田川に沿うような天満町が、意外と観光客が少なく、坂道でもなく、お勧めかもしれません。
観光客は、真っ直ぐに坂を上っていくようで、左折して天満町に行くのは、脇道にそれるような気がするのかもしれません。道幅も広く、裏道も少ないようで、踊っているのを見つけやすいように思います。
2003年のポスターは、天満宮境内で踊っている情景です。

写真は1999年9月2日に撮影した天満町の「四季の踊り」夏の所作

2007年8月30日、十三石橋の下流に新しく「坂のまち大橋」が開通しましたが、2007年の「風の盆」では通行できませんでした。2008年は、観光客の流れも変わるかもしれません。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070830/6879.html

撮影
撮影場所や方法については、町の人の指示に従い、良好な関係を保つことを勧めます。
進路をふさいだり、輪踊りの内側に入ったり、建物に上がったりしての撮影は止めてください。
夜はフラッシュ撮影を自粛し、高感度フィルムか、高感度に設定できるデジタルカメラの使用を勧めます。フラッシュ撮影や、非常識な撮影は、険悪な状況を生むことがあります。八尾町の人は、遠来の客だからと我慢している場合が多いのです。けれども、見ていた観光客と注意に従わないカメラマンとの間で、喧嘩になりそうなことが多々あります。

2002年の前夜祭のポスター、諏訪町・鏡町・西新町に「フラッシュ撮影はご遠慮ください」と注記されるようになりました。
2003年の前夜祭のポスターでは、町名にふれず、「フラッシュ撮影をご遠慮いただいている町内もありますので、ご注意ください」という表現になりました。
2004年の前夜祭のポスターから、町名にふれず、「フラッシュ撮影を禁止している町内もありますので、ご注意ください」となり、「禁止」という強い表現が使われるようになりました。

トイレ
各所に多数の仮設トイレが用意されますが、常設トイレを勧めます。
諏訪町・上新町・鏡町・東町とが接する位置にあるトイレ、上新町の越中八尾観光会館(曳山展示館)の隣にあるトイレが、お勧めです。車椅子でも利用できます。観光バスの乗降場になる町民ひろばにもあります。
2001年には、八尾スポーツアリーナの駐車場にも常設トイレができていました。

2008年3月28日、JR越中八尾駅前に完成した町屋風トイレの竣工式が行われました。旧トイレは1927年の建設で老朽化したため、富山市が進める駅前広場整備事業の一環として改築されました。駅舎周辺の石張り塗装が進められています。
http://www.hokkoku.co.jp/news/TT20080402711.htm

富山県トイレマップ(http://www.toyama-toiletforum.jp/)

銭湯
福島の湯旅館の「富久志満」に隣接して、ビルの中に銭湯「福島の湯」があります。営業は15時から22時まで。
原油高のため、2006年7月から、月曜日に加えて金曜日も定休日になりました。その後、日曜・祭日は12時からだった営業も14時からになり、2008年6月から平日は14時からだった営業も15時からになりました。
2007年の「風の盆」期間中は、9月1日〜3日は12時から18時まで営業、4日は休業でした。
(2006年9月1日に撮影)

「福島の湯」 富山市八尾町福島52  Tel 076-454-2052

庚申湯諏訪町の「庚申湯」は2004年4月末日で営業を終了しました。これで、八尾町の旧町には銭湯が無くなってしまいました。
諏訪町公民館の前を少し登った左側にあり、現在は経営されていた方の住宅になっていますが、煙突は残っています。(2000年9月1日に撮影)

八尾ゆめの森 ゆうゆう館(http://www.uukan.yad.jp/)の「日帰り温泉」も、「風の盆」期間中は休業になります。

富山県公衆浴場業生活衛生同業組合(http://www.furoya.or.jp/)



スーパーマーケット
庚申湯写真の「オレンジマートの東町店」は、2006年3月で営業を終了しました。旧町で唯一の総合スーパーマーケットで、「風の盆」での利用客も多かったと思います。(2006年7月26日に撮影)
2006年の「風の盆」では、「オレンジマート」の起源である「長生堂」の屋号を復活させて、土産品販売、レストラン、休憩所などを備えた施設として試験的に営業されました。
2008年7月27日までの予定で解体工事が行われています。


おわら風の盆サポート会員制度
越中八尾観光協会は、2002年に「おわら風の盆」の保存と育成の支援を募るため、「おわら風の盆サポート制度」を創設しました。「風の盆」期間中に出店する町外業者から一万円、町内の観光協会員や商工会員らからは千円の登録料(単年)を納めてもらい、「私達はおわら風の盆を応援しています」と記された登録証を発行しました。2003年には、店舗に限っていた対象を「おわらに関する商品 」にも広げました。
2005年、個人からも支援を募る「おわら風の盆サポート会員制度」も始めました。
「おわら風の盆サポート会員制度」開始(http://www.yatsuo.net/kankou/support/index.html)


9月は無理という人には

風の盆Stage
風の盆Stage2000(平成12)年10月から、年間を通して、毎月の第二・第四土曜日(2004年度から12月の第四も)に越中八尾観光会館(曳山展示館)ホールで、「富山県民謡越中八尾おわら保存会」が「おわら」を披露する「風の盆Stage」が定期的に開催されるようになりました。
13時30分から約1時間、大人1500円(入館料を含む。2004年度に2000円から値下げ)。ホールは450席(固定席278席)です。
越中八尾観光協会のサイトのここ(http://www.yatsuo.net/kankou/KAIKAN/owara.html)に紹介があります。

写真は2002年7月13日(土)に諏訪町で見かけた案内板。

写真と記事で見る「おわら風の盆」
北日本新聞(http://www.kitanippon.co.jp/)で2006年8月25日から9月5日まで連載された「越中流 第2部 おわらと生きる」(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/)が下記で見ることができます。
1.特別な夜(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/21.html)
2.唄の街(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/22.html)
3.風土(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/23.html)
4.卒業(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/24.html)
5.同級生(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/25.html)
6.秀歌(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/26.html)
7.老舗(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/27.html)
8.民泊(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/28.html)
9.酔いしれて(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/29.html)
10.次世代へ(http://www.kitanippon.co.jp/contents/appear/2/30.html)

北日本新聞(http://www.kitanippon.co.jp/)で報道された2002年の「おわら風の盆」
以下の記事は、2006年9月19日に北日本新聞のサイトがリニューアルされ、現在は見ることができません。
■おわらに染まる坂の町 八尾「風の盆」が幕開け
■ひと足早くムード満喫 富山駅前でおわらの夕べ
■おわら本番待ちきれず 地方衆が町流し
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/maturi/2002/0032.html#0901-01
■喧騒去って暁の町流し 八尾・風の盆
■踊りの輪に幾重もの人垣 八尾に哀調の旋律響く
■洗練された演技を堪能 満席の競演会場
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/maturi/2002/0033.html#0902-03
■おわらの町に美声高らか 八尾・のど自慢
■各支部で町流し 八尾・風の盆2日目
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/maturi/2002/0034.html#0903
■車窓越しに風の盆の余韻 越中八尾駅で見送りおわら
■宴の後きれいに 八尾・野積園が清掃奉仕
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/maturi/2002/0035.html

音と映像で見る「おわら風の盆」
富山県のサイトの「とやまオンライン映像館」(http://www2.pref.toyama.jp/)の「学習支援情報」の「映像情報」の「文化財」に富山県民謡おわら保存会(16分30秒)(http://www2.pref.toyama.jp/cgi-bin/vod/vod_ply.cgi?vodno=335&rate=s&displaysize=S&cnt=1&gnrcd=0203)があります。
これは「富山県民謡越中八尾おわら保存会(本部)」によるステージでの「おわら」です。小さな画像ですが、鑑賞用に構成された「おわら」で、「四季の踊り」を見ることができます。「Windows Media Player」が必要です。

富山県のサイトの「とやまオンライン映像館」(http://www2.pref.toyama.jp/)の「行政・地域情報」の「映像情報」の「観光」に哀調の旋律と優美な踊り(30秒)(http://www2.pref.toyama.jp/cgi-bin/vod/vod_ply.cgi?vodno=215&rate=s&displaysize=S&cnt=1&gnrcd=0102)があります。鏡町の踊りです。「Windows Media Player」が必要です。

富山県のサイトの「とやま映像館」(http://kanko.toyamaken.jp/show.phtml?eizokanl)のページの下の方に、「越中八尾おわら風の盆」(30秒)があります。上記と同じ鏡町の踊りです。「Windows Media Player」が必要です。

富山市が2008年4月2日に開設した国外向けポータルサイト「Visit Toyama」(http://visit-toyama.com/jp/)に、「おわら風の盆」(http://visit-toyama.com/jp/list.php?gid=15)の紹介映像(105秒)があります。Flash プラグインが必要です。

八尾おわら資料館の「映像展示室」(http://www.city.toyama.toyama.jp/yatsuo/kyoiku/siryokan/EIZOU/index.html)に、「男踊り」(14秒)「女踊り」(15秒)「街流し」(15秒)があります。「男踊り」「女踊り」は聞名寺での今町、「街流し」は諏訪町です。QuickTime Player が必要です。


八尾町のサイト内の「インターネットTV地域情報」の「ようこそ八尾町へ」にあった「おわら風の盆2002前編」と「おわら風の盆2002後編」。合併により八尾町のサイトが閉鎖された後も、下記へ直接アクセスすれば見ることができましたが、現在は見ることができません。「RealPlayer」が必要でした。
「おわら風の盆2002前編 〜1時間29分17秒〜」(http://stream.town.yatsuo.toyama.jp/meta/intro/owa12002.ram)
「おわら風の盆2002後編 〜1時間29分10秒〜」(http://stream.town.yatsuo.toyama.jp/meta/intro/owa22002.ram)
前編には「東新町」「福島」「西新町」「今町」「下新町」の様子が収録されていました。
後編には「天満町」「西町」「東町」「上新町」「諏訪町」「鏡町」の様子が収録されていました。「上新町」には西新町で踊る西町、「諏訪町」には鏡町の流しの姿も収録されていました。


こんな作品も
2003年の「第4回富山県ふるさとCM大賞」で、最優秀賞を受賞した八尾町の作品(30秒)が下記からダウンロードできます。「Windows Media Player」が必要です。
http://www.tulip-tv.co.jp/furusato_cm_2004/dai4kai/sakuhinn_2003.html

おわら風の盆
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