歌碑 最終更新日 2008/08/21

「八尾四季」歌碑を建立
日本画家・小杉放菴(庵)が作詞した「八尾四季」の歌碑が、富山市八尾町鏡町の杉風荘(旧・杉下楼)前庭に建立され、8月10日に除幕式が行われました。

「八尾四季」の歌碑
小杉放菴(庵)の筆跡のままに刻まれた歌碑(2008年8月20日)

   八尾四季          
春                
ゆらぐつりば志 手に手をとりて  
わたる井田川 春の風       
夏                
とや満阿たりか あのともしび者  
飛んで行たや 灯とり虫      
秋                
八尾坂道 わ可れてくれ者     
つゆか志ぐれか はらはらと    
冬                
も志や来るかと 窓押しあけて   
見れ場立山 雪ば阿り       

  右昭和戊辰正月越中八尾に遊びて
  小原節を聞き川崎氏の嘱に   
  依って戯れに作る       
           放庵    

おわら「八尾四季」生みの親、放庵の功績伝えたい(http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080328/10987.html)
放庵の功績伝えたい 富山・八尾町鏡町、「八尾四季」の歌碑建立(http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080811/14127.html)
富山で「八尾四季」の歌碑除幕 画家小杉放庵とおわらの歴史伝える(http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20080811202.htm)

歌碑
1987(昭和62)年7月から、八尾町商工会むらおこし事業推進委員会が中心になり、篤志家の協力を得て建立され始めました。

歌碑の位置は「おわら歌碑めぐり」のパンフレットをご覧下さい。 番号・表記は「おわら歌碑めぐり」のものですが、読みやすいように区切りました。

1  八尾園前(福島)
 富山あたりか あの燈火は 飛んでゆきたや オワラ 灯とり虫   小杉放庵(菴)

2  駅前郵便局前(福島)
 飛騨へぬけよか 富山にゆこか 八尾よいとこ オワラ 水の音   室積徂春

3  NTT前(福島)
 井田の川波 雪解の早瀬 流す浮名も オワラ 春だより      小川千甕

4  旅館富久志満前(福島)
 ぽんと出た別荘山から 出た出た月が おわら踊りに オワラ 浮かれ出た 小杉放庵(菴)

5  八尾町役場前(福島)
 八尾よいとこ おわらの本場 二百十日を オワラ 出て踊る    渡辺紫洋

6  高島前(天満町)
 富山出て四里 三味線うたが 花は咲くさく オワラ 風の盆    長谷川伸

7  茶房城山前(下新町)
 めがね橋から 木の葉を流す 誰にたよりを オワラ やるのやら  野口雨情

8  聞名寺下(今町)
 雪の立山 遠くにかすむ 八尾坂道 オワラ 春の水        川路柳虹

9  聞名寺前(今町)
 夢もほのぼの 聞名寺の鐘は 遠い有磯の オワラ 帆にひびく   白鳥省吾

10 宮田旅館前(西町)  短歌
 旅籠屋の 古看板に 吹雪して 飛騨街道を ゆく人も奈し     吉井 勇

11 北陸銀行八尾支店前(東町)
 八尾八尾と 皆いきたがる おわらよいとこ オワラ 唄の里    町田嘉章

12 八尾町商工会前(東町)
 八尾日和に 白帆が見ゆる 白帆かくれて オワラ 松の風     小杉放庵

13 北陸電力前(東町)
 見たさ逢いたさ 思いがつのる 恋の八尾は オワラ 雪の中    小川千甕

14 八尾信用農協前(東町)
 おたや地蔵さん この坂下は 今宵なつかし オワラ 月あかり   野口雨情

15 中央公民館分館前(鏡町)
 恋の礫か 窓打つ霰 開けりゃ身にしむ オワラ 夜半の風     水田竹圃

16 諏訪町通り(東町)
 わたしゃ野山の 兎じゃないが 月夜月夜に オワラ 逢いにくる  野口雨情

17 越中八尾郵便局前(上新町)
 祭り曳山 業平小町 城ヶ山では オワラ 花ざかり        小杉放庵(菴)

18 城ヶ山公園内
 若しや来るかと 窓押しあけて 見れば立山 オワラ 雪ばかり   小杉放庵(菴)

19 諏訪町通り
 八尾おわらを しみじみ聞けば むかし山風 オワラ 草の聲    佐藤惣之助

20 西新町三差路
 野積、室牧 お主とわたし 逢うて落合の オワラ 夕涼み     小川千甕

21 曳山展示館前(上新町)
 唄の街だよ 八尾の町は 唄で糸とる オワラ 桑も摘む      中山 輝

22 北吉前(鏡町)
 踊り踊るなら しなよく踊れ おわら踊りの オワラ しなのよさ  森田たま

23 八尾図書館福島分館前
 誰に思いの 紫染めた 五月八尾の オワラ 桐の花        佐藤惣之助

24 東新町通り
 軒端雀が また来てのぞく けふも糸引きゃ オワラ 手につかぬ  野口雨情

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