お客様がケガや病気の治療のために入院した場合を保障する保険(いわゆる医療保険)は、数年前まで保障の対象を「5日以上の入院」と定めている商品がほとんどでしたが、近年では「2日以上の入院」や「日帰り入院」といった短期間の入院を保障する商品も発売されています。
これは、バブル期以降の長期にわたった景気低迷による家計収入や貯蓄の減少、また健康保険法の改正で医療費の自己負担額が大きくなったことなどで、家計に突発的な支出に対応する余裕が少なくなっていることに対応したものです。
しかし、短期間の入院にかかる費用については、それほど大きな金額にならないことも多く家計からの負担も限定的であるため、貯蓄等の取り崩しで賄うことも十分考えられます。短期入院を保障するタイプの商品は、従来の商品より若干保険料が割高になることや、入院証明書の発行にも費用がかかることを考慮すると(※)短期入院の保障は必ず必要なものとはいえません。
お客様の家計や貯蓄の状況などから、突発的な支出にどの程度対応できるかといった観点でご検討いただければよろしいかと存じます。
※入院給付金額が少額の場合は、入院証明書ではなく領収書の提出で対応するような取扱いを行なう会社もあります。