| タナゴ釣り |
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タナゴ類は、霞ヶ浦水系での小魚の釣り物では中心的な存在です。我が国には15種のタナゴ類が生息していますが、霞ヶ浦水系では5種類ほどが生息しています。 現在では、水質の汚染、農薬の使用、河川・用水路の改修に伴う産卵用の二枚貝の減少及びブラックバス・ブルーギルによる食害によって生息数が減少してきている状況です。 タナゴ釣りは真冬の風物詩のようになっていますが、中秋〜晩秋及び春の気候が良い時期の方が簡単に釣ることが出来ます。 また、タナゴは婚姻色がきれいなため、釣る以外に鑑賞のために飼育する楽しみ方もあります。ぜひ自分で釣ったタナゴを飼育してみて下さい。 →コラム「霞ヶ浦水系で釣れるタナゴ」「タナゴの飼育について」 |
タナゴは体長3〜10cm程度の小さい魚なので、それなりの用具が必要になります。この釣りは江戸時代の大名の遊びから始まったという説があり、豪華で精巧に作られた道具や手工芸品クラスの仕掛けなど、高価な道具が今もあって実際にそれを使って釣られている方も結構おられます。
しかし、そのような高価な道具でなくても一般の釣具店で揃う道具で充分釣ることが出来ますので、ここでは手軽にできるタナゴ釣りを基本に進めてみたいと思います。
| 道具の準備 |
釣るために必要な物は竿、仕掛け、餌です。その他にも有った方がよい物が色々と有りますのでそれぞれについて説明いたします。なお、仕掛け、餌については別項で取り上げます。
●竿について
タナゴ釣りに使う竿はリール竿でない竿を使います。長さは釣り場によって異なりますが、霞ヶ浦・北浦周辺での場合1m、1.6m、2.1m、2.8mの4種が有るとほとんどの条件で釣ることが出来ます。舟溜で釣る場合は1m、1.6mが有ればほぼ間に合います。
竿の種類はグラス、カーボン、竹とあります。1.6m以上の物はグラス、カーボンの振り出し竿で、柔らかめなものを選びます。1.6mの物は店によっては置いていないことがあるのでそんな時は他の店にも行ってみましょう。
1mの物はタナゴ竿として出ている竹の物以外はなかなか適当な物がありません。しかしながらタナゴ竿は高価ですので自分で作ってしまいましょう。簡単な物は振り出し竿を買ってきて、1m程度の長さになるように抜いて握りを付けるだけです。また、補修用のグラスやカーボンの穂先が売っていますので、これに握りを付けても良いでしょう。もっと凝ると竹の延べ竿(500円程度)を買ってきて自分で塗装などをしてもいいでしょう。
●魚の入れ物
釣ったタナゴを入れるのに使います。これには昔ながらの水箱や、網で出来たフラシ、ビニール製やプラスチック製のバケツなどが有ります。この中で、水箱は出来れば使っていただきたくないと思います。これは昔の歩いて探しながら拾い釣りするためのもので、大きさはそれほど無く、中にいれられる水の量も限りがあり中に入れたタナゴが酸欠で弱ったり死んだりしてしまいます。
フラシは目が粗い場合タナゴが頭を突っ込んでしまいますし、目が細かくても魚体が網に擦れてしまうこともあるので、観賞用にする場合にはあまり向きません。
観賞用に持ち帰る場合、しっかりしたバケツで蓋が出来る物が理想です。これを満たすものとしては海釣りで使うコマセを入れるバケツです。このバケツも値段が高いのと安いのがあり、その差は蓋にパッキンが入っているかどうか違いが主なものです。持ち帰る場合には蓋にエアポンプ用の穴を明けてしまいますので安いもので充分です。それでも揺れによる水漏れは有りません。
●イス
昔ながらのタナゴ釣りは細い用水路などを探りながら釣っていたためイスは不要でしたが、現在霞ヶ浦・北浦周辺で行われているタナゴ釣りは1カ所に腰を据えて釣るのが主流となっています。ですので、イスを用意した方がよいでしょう。折り畳みの物で充分ですが、比較的長時間座ることになりますのである程度しっかりした物をお勧めします。また、道具入れと一体化した合切箱(注文生産なので高いです)もあります。
●餌入れ
餌としては赤虫・黄身練りなどを使います(詳しくは後述)。赤虫の場合は市販のプラスチックや木製の餌入れを使用します。
黄身練りの場合、入手しやすいのはヘラブナ釣り用のオカユポンプです。これの出口穴の細いもの、もしくは一旦加熱して溶かし穴を潰してから1mmφの穴を開け直して使用します。また、使い捨て注射器の2.5cc、5ccの物であればそのままで丁度良い穴の大きさになっていますので、入手できる場合(東急ハンズで購入できます)はこちらがお勧めです。
口の小さいタイリクバラタナゴの小さいものを釣る場合は穴のもっと細い物が良い場合があります。その場合はタナゴ釣り用に極小のオカユポンプが売られています(高いです)。
●エアポンプ
魚の持ち帰りの時に使います。また、釣っている間でも魚の数が多いときは酸欠してしまいますので、釣り終わりまでバケツで確保する場合は必要です。静音型がお勧めですが比較的高価なので特売の時に購入するか、通常型でも構いません。
コマセバケツで使用するためには、蓋にホースの穴を明ける必要があります。出来るだけ蓋の中心近くに明けないと揺れたときに水が漏れ出す可能性があります。穴の大きさはホースと同径だとバケツからの排気が出来ないので、少し隙間が空くくらいに穴を明けます。
| 仕掛けの準備 |
以前のタナゴ釣りは脈釣りで釣ることが多かったのですが、最近ではほとんど浮子釣りで釣っています。浮子釣りといっても普通の釣りよりも浮子の大きさその他、すべてが小さいものです。ここでは浮子釣りの仕掛けについて説明いたします。
浮子釣り用の仕掛けは、右図のように作ります。
仕掛け(1)は、比較的入手の容易な物で構成したものです。浮子には小型の立ち浮子(唐辛子浮子など)を使用し、目印は糸浮子、蛍光チューブなどを使っています。ハリはハリス付きのタナゴ鈎です。
はじめはこの程度の仕掛けでも充分に釣ることが出来ます。
仕掛け(2)は、現在霞ヶ浦、北浦で多く使われている仕掛けです。浮子にはタナゴ浮子を使用し、ごく小さい目印を付けたものです。仕掛けの太さもかなり細くなっています。
道糸の長さは竿と同じ長さが基本ですが、状況により変えています。例えば、岸壁すぐそばを釣るために1mの竿を使っていて、水深1.3mの底を狙うには仕掛けを1.4〜1.5mにしなければなりません。
では、それぞれの構成品について説明いたします。
仕掛け(1)仕掛け(2)
●道糸
一般に入手しやすいもので細いのは0.4号で、ハリスも0.3号が付いてくるため仕掛け(1)ではそれを使います。
仕掛け(2)では、水の抵抗他も考慮に入れて出来るだけ細い物を使うため、0.2〜0.3号の細い物を使います。
着色された物を使用すると仕掛けの所在がわかりやすいため便利です。もちろん透明の物でも構いません。(0.2〜0.3号の着色された糸は入手が難しいでしょう。)
●浮子
対象となる魚が小さいので、浮子も小さい物を使います。
仕掛け(1)の場合は、出来るだけ小さい立ち浮子を使います。感度の問題から、唐辛子型が良いでしょう。
仕掛け(2)ではタナゴ浮子を使います。タナゴ浮子は中通しのものが一般的ですが、足があって胴に穴が空いている形式の物も有ります。タナゴ浮子はタナゴの用具を扱っている店で入手できます。
●目印
目印はアタリを取るために重要なものです。
仕掛け(1)の場合、市販されている糸浮子(鳥の羽の芯で作った浮子)や、蛍光チューブ(ウレタン製の物をお勧めしますが、入手できない場合はビニル製でも可)を3mm位に切ったもの、蛍光糸(目印用などで販売されています)を結んで作った結びコブを使います。個数は4〜5個ほど付けます。
仕掛け(2)の場合、直径2mm弱くらいの球状の目印を使っています。この目印の場合は道糸に作りつけとなりますので(道糸上での移動は出来ます)道糸とともに販売されています。タナゴの用具を扱っている店で入手できます。
目印の色についてですが、水が澄んでいる場所ではどのような色でも見えますが霞ヶ浦・北浦など透明度の低い所では白、黄色系統でないと深いところの目印が見えない場合があります。また、光線の具合による見づらさもあり、経験上では蛍光黄色が一番見やすいのでお勧めです。
●オモリ
オモリには板オモリを使用し、補助的にガン玉や噛み潰しオモリを使用します。
板オモリにも種類があり、浮力調整のしやすさから超薄手の物を使用します。ガン玉や噛み潰しオモリは浮子の浮力が大きい場合、板オモリだけではかなり巻き付けなければならなくなるためこれらで重さを稼ぎます。
仕掛けをセットしたらできれば風呂や深いバケツに水を張って浮力調整をしましょう。やや重めにオモリを付けてから僅かずつ重さを減らしていき、浮子の頭が2〜3mm出るように調整します。
●ハリス止め
道糸とハリスの結合に使います。好みにより丸環を使っても良いでしょう。
ハリス止めにも色々な物がありますが、出来るだけ小さい物を使います。ステンレス線で作られた物がお勧めです。構造では通常のハリス止めのように環が閉じているものと片側が開いている物があります。開いている物の場合はハリスにチチワを作ってそれを引っかける使い方も出来ますが、仕掛けが絡みやすくなる欠点もあります。
●鈎とハリス
鈎はタナゴ鈎を使います。型が各種有り、それぞれに特徴があります。タイリクバラタナゴのように口の小さいものを釣る場合は新半月・オカメ・播磨など、小さい鈎を使います。赤虫を餌にする場合は軸の長めな流線、半月が使いやすいでしょう。玉虫を餌にする時以外は鈎の返しを潰して(もしくは削り落として)おくと魚から鈎を外すのに楽になり、口の怪我の程度も少なくなります。また、タイリクバラタナゴの小さい物を釣るときは市販のままでは大きいため、鈎先を研いで短く鋭くして使ったりします。
ハリスは市販の糸付き鈎の場合0.3号が付いています。これでも充分ですが、本格的にはナイロンの0.1〜0.2号や絹のミシン糸100番、手術用の縫合糸などを結んで使っています。
→コラム「タナゴ鈎の種類」「タナゴ鈎の結び方」
| 餌の準備 |
タナゴ釣りに使われる餌は赤虫・黄身練り・玉虫が主です。この3種について説明いたします。
●赤虫
赤虫はユスリカの幼虫です。水底などに繁殖していて、通常でも餌として摂られているものです。
釣具店で購入でき、200〜300円程度で販売されています。この値段で1日の使用量に充分な量を買うことが出来ます。もし使い残してしまっても、冷蔵庫に保存すれば2週間程度持たせられます。
餌自体が大きめなため、大きめなタナゴを釣るのに向いています。また、他の魚も普段から餌にしているのでタナゴ以外の魚が釣れてくる可能性が高い餌です。
→コラム「赤虫の保存法」
●黄身練り
これは鶏卵の黄身に小麦粉を混ぜて練ったものです。さらに、色々な物を混ぜている方も多いです。
作り方は鶏卵を割り黄身のみに分けて器に入れます。黄身の膜を破り、膜とカラザを取り除きます。混ぜ物をする場合は、液体の物と水溶性の物はこの段階で混ぜ、溶けない物は小麦粉に混ぜます。あとは小麦粉を徐々に入れて混ぜながら適当な堅さに仕上げます。堅さの程度は耳たぶの柔らかさ程度からやや堅めまでで好みに合わせます。あまり硬いとポンプから出せなくなってしまいます。
鶏卵の黄身1つ分で2〜3日の使用量が作れます。残った分は冷凍保存する事が出来ます。
●玉虫
玉虫といっても、本物のタマムシでなく、イラガのサナギの事です。冬に柿や梅などの木についている卵形で白と黒の模様の付いた繭に入っています。これをそのまま鈎に付けるわけではなく、中にある腸を鈎に巻き付けて使います。
使い方は繭からサナギを取り出し、頭の部分をハサミで切り捨てます。これをティッシュペーパーに挟んで2時間ぐらい置いておき、体液を吸い出させます。この準備の終わった物を取り、切り口から鈎を突っ込み繊維を鈎先に引っかけます。そして鈎先に繊維を巻き付けて使います。
現在では採取が難しくなってきて入手しにくいため、黄身練りか赤虫を使うことが多くなっています。
| 釣り場の選択 |
道具や仕掛けの準備ができたらあとは釣るのみですね。しかし、広大な霞ヶ浦水系の中で釣り場を絞らなければなりません。ここでは、釣り場について説明いたします。
まず、霞ヶ浦と北浦について比べてみます。霞ヶ浦は現在水質汚濁がかなり進み、夏にはアオコが発生するなど状況は厳しいものです。この状況ではタイリクバラタナゴがやっとという状況が多いようです。北浦はまだそれほど汚濁が進んでいないため、タイリクバラタナゴの他タナゴ・アカヒレタビラが釣れます。ですので初めての場合は北浦での釣行をお勧めします。他には流入河川でも釣れることがありますが、ここでは本湖での釣りに絞っていきます。
本湖でのポイントとしては、舟溜がもっとも釣りやすいところです。ここでは秋〜春にかけて釣ることが出来ます。他には湖岸の一部にヨシなどの水生植物が生えているところがあり、この切れ目になっている所などがあげられます。この場所は秋、春の水温が下がっていない時期には釣果が期待できます。
●舟溜でのポイント
右図は堤内型(土手の内側に掘られた形式)の舟溜の一例です。上が土手側で、本湖とは水路でつながっています。補足ですが、右下のスロープは上側に向かって傾斜が付いています。狙いのポイントは堤外型(土手の外に築造された形式)の舟溜でも同様です。
まず一番の狙いはCの水草際・藻穴です。夏から秋にかけて水草が繁茂する舟溜が多数有ります。冬には水温の低下によりほとんどが枯れてしまうので晩秋までのポイントになります。
次に確実なのはBの角付近及びAのスロープ際です。角付近は魚が寄りやすいこと、スロープ際はスロープの下が空洞になっており、魚が隠れていることが多いことからです。なお、角については全ての角で釣れることはまれで、どこか1カ所や2カ所などという事が多いです。
その次に狙うのは柴浸けの周りです。柴浸けは木の枝などを束ねて沈めたもので、川エビを捕るために仕掛けているものです。これの中や周りに魚が寄ってくるのでポイントななりますが、仕掛けが掛かりやすいので注意して釣って下さい。
その他にはEの沈船周りやFの船の隙間などがあります。沈船は図のように一部が浮いていれば判りやすいのですが、全部沈んでいる物もあります。
●湖岸でのポイント
湖岸では一帯がヨシなどの水生植物が生えている場所で、右図のように一部が切れている場所を狙います。
図では桟橋がありますが、無い場所の方が多いと思います。その場合でも生えているヨシの際などを探っていくと釣れることがあります。
基本的にこういう場所は水深が浅い場所がほとんどなので、冬の間は魚が舟溜など深い場所に移動してしまう事が多く、秋・春の釣り場となります。
| 釣ってみよう |
釣る場所が決まったら早速釣ってみましょう。ここでは、釣る前の準備と釣り方について説明いたします。
●タナあわせ
仕掛けをどの深さまで沈めるかによって釣果が変ってきます。それだけ重要な項目ですがそれほど難しいものではありません。
まず、考え方としては水深が50〜70cmで有れば底から水深の1/3上げた付近で始めます。ただし、真冬では底から10cm以内にしますが魚が居ないことが多いでしょう。
次に舟溜内のように1m以上水深のあるところでは水深の半分の深さから始めます。真冬の場合は底から20cm離れたところからとなります。どの場合でもアタリが無かったり少ないときは浮子下を徐々に長くしていきます。
一番楽なのは良く釣れている人を観察して浮子下を盗んでしまうことです。
水深の計り方は、仕掛けをセットし、鈎にタナ取りゴム(ヘラブナ釣り用の物)や、消しゴムを1cm角に切った物を付けて投入し、浮子が丁度良く浮くようになるまで浮子下を調節します。このときに水中の糸が斜めになると不正確になるので注意して下さい。
●餌の付け方
餌は右図のように付けます。
赤虫の場合は、鈎に通し刺しにします。慣れないうちは赤虫を潰してしまいますが、何回か付けているうちに出来るようになります。鈎先が鋭いほど刺しやすくなりますので、うまくいかなくなってきたら鈎先が鈍ってきた証拠ですので研ぐか交換するための目安になります。鈎から長く出た部分があると、そこをくわえて引くだけで鈎に掛からないことがあります。その場合は長く出ている部分をハサミで切ってしまいます。
黄身練りの場合、鈎先に直径2mm程度の大きさで付けます。これも最初は慣れないと思いますが、何回か付けるうちに出来るようになります。黄身練り自体が粘りがあるため刺して切るというのがうまくいかないことがありますが、その場合は長くひいて巻き付ける感じにするとうまくいくでしょう。
●仕掛けの投入・アタリの取り方
鈎に餌を付けたら早速仕掛けを投入します。魚の活性の高い時期には、投入した仕掛けが所定の深さに到達する前に魚が掛かることがあります。ですので、投入した仕掛けの目印をよく見て、不自然な動きがあった場合(横に動くとか、沈んでいかないとか)はすぐに合わせてしまいます。これで掛かることが多いようならば、タナが浅い証拠ですので浮子下を短くします。また、掛かってきた魚がタナゴでない場合(ワカサギとか)で、何回も続く場合は、オモリ負荷の大きめな浮子に変えてオモリを重くし、素早く所定の深さに沈められるようにします。
所定の深さまで沈んだらそのままアタリが来るのを待ちます。アタリは魚種によって異なってきます。
タイリクバラタナゴの場合は、真下にツンと引いていく感じのアタリになることが多いです。引いた瞬間に合わせればかかる率が高いですが、小さい魚の場合は口が小さいためなかなか掛かりません。その時は鈎先を短く研いだ鈎を使うしか有りません。
アカヒレタビラ・タナゴの場合は目印が横に移動していきます。これは水面に浮いている浮子でなく目印をを見てアタリを取ります。目印が不自然な動きをしたらすぐに合わせます。黄身練りの場合は掛からない場合には餌が落ちてしまうことが有りますので、合わせをしたら一旦仕掛けを引き上げて餌の確認をした方がよいでしょう。
![]()
←アタリが出る前
浮子の下の目印の向きに
注意して下さい。![]()
←アタリの例
目印が横に引っ張られて
います。
これはアカヒレタビラの
アタリです。
●釣れた魚について
釣れた魚は用意した入れ物に入れておきますが、魚体に触る時は出来るだけ手を水で濡らしてから扱って下さい。特に持ち帰って飼う場合には重要です。乾いた手で扱うと体表の粘液や鱗を剥いでしまい、その部分が病気になってしまいます。
バケツなどの容器に入れておく場合は日なたに置いておくと水温が上がってきますので、出来れば日陰になるところに置きます。余裕が有れば2時間に1回程度水を交換すれば魚の活きが良く保てます。
時期によりたくさん釣ることが出来ますが、飼う場合は必要な匹数を選んでから残りの魚は放流しましょう。多少傷ついてしまっていますが全部持ち帰るよりは再生産のためになります。ちらほらと聞く話ですが、全部持ち帰ってペット業者に売り払うなどと言うのは問題外です。そういうことをする人はタナゴを釣る資格はないでしょう。
| お願いです |
今回取り上げた舟溜ですが、これと言った特徴の無くなってしまった霞ヶ浦・北浦湖岸の中では優良なポイントとなっています。したがっていつの時期でも釣り人の姿が絶えません。ということは舟溜を仕事の場にしている方から見ればうっとうしいという考え方もできます。ただでもうっとうしいのに迷惑を掛けられたら怒るのは当然のことで、現に立入禁止になってしまった舟溜は結構存在します。ですので、舟溜で釣られる場合は特にマナーを守って釣りをして下さい。
また、マナーとは関係有りませんが、将来の日本の水辺を守るためにブルーギル、ブラックバスを釣り上げられましたら決してリリースせずに処分しましょう。
- ゴミを捨てない
- これはどこに行っても当然のことです。釣り糸、仕掛け、コンビニ袋、弁当の空容器、空き缶、ペットボトル、鈎のパッケージなどやタバコの吸い殻(ゴミは捨てなくてもこれを平気で捨てる人は多いようです。携帯用灰皿を用意してそこに始末しましょう。)などはすべて持ち帰って処分しましょう。
- 立小便をしない
- 舟溜内ではしないようにしましょう。
- 船に乗らない
- 船の中には漁具などが積んであったりして破損などをする事があります。また、船から落ちて事故になった場合、船の持ち主に取り調べなど迷惑が掛かることになりますので絶対に乗らないようにしましょう。
- 車の駐車場所に注意
- たいていの場合は舟溜前の土手上に駐車します。この時、舟溜内に入る車の出入りの邪魔にならないようにしましょう。また、舟溜内には絶対に駐車しないようにして下さい。
- 漁師の方の邪魔にならないように
- 船と船の間などを狙う場合、その船が出入りする時など邪魔にならないよう対応しましょう。
- 禁漁箇所を守りましょう
- 霞ヶ浦・北浦には水産資源の保護のための禁漁区(保護水面)が設けられています。舟溜によってはその区域内に設置されている物があり、舟溜内も該当します。このような場所では一切の捕獲行為が禁じられていますので注意して下さい。