人間、誰しも持ち家を持ちたいという呪縛に駆られる。テレビから流れる「住宅購入は景気に貢献しますよ。」とかいう経済コメントを聞いたりして、じゃあお前が買えよ、という突っ込みの一方、日本社会にでも貢献してみるか、という薄ら寒い偽善心が動いたりするわけだ。
とにかく、いつか、ついの棲家を見つけ、家賃払いの恐怖からのがれてぇと、常々思っていた俺だったが、まぁ5年間ぐらいにいい物件でもあれば、とのんびり構えていた。そんな状況がいっぺんのが近所で区画整理をやっていて、そこから出物が出たことで話は急展開を見せる。
人生なんて簡単なもので、実に数千万という買い物をにもかかわらず買い物時間は数分程度。この辺の違和感は未だに解消していない。いつかこの小市民感覚を皆さんと共有できたらと願わずにいられない。
まぁあれだ。数千万の資産を1日たりとも遊ばせとくわけにもいかないので、さっそくハウスメーカー選びに取り掛かる。とりあえず近場の立川展示場へレッツゴーだ。
前段として、2つ程、既に候補があった。
一つ目は、ソーラーサーキット。外断熱が売りである。また家の紹介本「いい家が欲しい」が秀逸。強い思い込みで、外断熱の素晴らしさを訴えている本だ。
もう一つはナイスハーティホーム。これはニフティ会議室をリサーチしていて、気になっていた。会議室の発言で「研究者が実験的に作っているような」家と書かれていたのが心に響いていた。あと批判も多少あったのだが返ってそこが気に入った。この手のBBSではハウスメーカーによる自作自演が一番怖い。というか絶対やっていると思われるので、やっている人はメールでもください。
入り口に近い土屋ホームに入る。ただで(何故か)客寄せ用に配っていたジャガイモを確保。その後にうざいダイレクトメールをかわすための偽名もばっちりだ。
つづいてソーラーサーキットの家へ。ソーラーサーキットはフランチャイズ展開を行い、建設は地元工務店、そこからマージンを吸い上げるという、(メーカーにとって)低リスクな素晴らしいビジネスモデルを展開しているという。ということでその工務店の展示場にいく。
まぁいい家だ。3階部に大きな空調機がある。ソーラーサーキットは自然の力をで空調するといううたい文句だったが、やはり機械がないといかんともしがたい部分があるという。あと、あれだ。タッパー開閉作業というのが必要らしい。基礎部分の通気溝を手動で開け閉めという涙ぐましい作業だ。そういえば例の本にも「そういう手間をかけると家に愛着がでます。」とか書いていた。この辺の理論展開のすがすがしさに涙も枯れはてた俺だった。そしてこのタッパーでソーラーサーキットという線は無くなった。ていうかタッパーなんて開け閉めしてられねぇ。坪54万円で、まぁ手が出ないわけでもなかったのだが。
というわけで、結局ソーラーサーキットの話は無くなったわけだが、実は結構こういった夢を売るやり方というのは住宅業などではとても大切な要素なのではと、今でも思っていたりする。ただ完成後、夢と現実のギャップを耐えられる程度にはしていただかないと詐欺罪立件・お縄頂戴ってすんぽうなわけだが。
ここのモデルハウスはでかい。ペンションサイズだ。ペンションも一緒に経営すればいいのにとか全然関係ないことを思う。説明をしてくれたのはKさんという方(その後、その方が最後まで相手をしてくれるというシステムだった)。印象に残ったのは、
で、ここの家は機械空調は絶対必要、というのがベースメントにあり、その辺の理論がしっかりしていて矛盾が無かった。ソーラーサーキットとは真逆の部分だ。この時点でナイスハーティにほぼ固まった。表示価格は坪55万だったが、今考えると結果的にジャストだった。
さて、土地が40坪の建ぺい率50%。容積率100%。で、結局決まったのは次のようなプランであった(上が北ね)。
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| 1階 | 2階 |
プランの特徴
ナイスハーティの特徴は、高気密・高断熱。基本的に部屋の仕切りを必要としないので、間取りもできるだけ壁で仕切らないような形にしてます。2階のリビングはフロアぶち抜き状態なので、結構壮観。
困ったのは、玄関から入り口まで近いこと。ここは外溝やるとき悩んだ。
契約は2001年12月。2003年1月から3月までは内装の材質などを決める期間となります。その間、毎週ナイスハーティの本社(国分寺)へ出かける。主な内容は、
こだわったのは、
といったことだったかな。そういえば西新宿のショールームへ行ったりしたこともあった。
ちなみに、持続力の無い俺は、既に内装まで神経を使う気力が無かったことを付け加えておく。長期戦なので参考にしてほしい課題だと思われる。
・・・そんな感じで、土地購入からハウスメーカ決定、仕様決定までが終わった。次はいよいよ建設着手である。