Junior World Cup 99、いわゆるワールドユースナイジェリア大会にまつわる話

ブルキナファソの巷でこんな話、聞きました。(1999.05.15)

先週土曜日にナイジェリアで行われたワールドユース(サッカーのワールドカップのジュニア(20才以下)版)の決勝に関してのエピソード......

現在の日本代表監督、フィリップ=トルシエ氏は昨年初めはここブルキナファソの代表チーム監督でした。そして昨年の1〜2月にブルキナファソで行われたCAN98(1998年 Coup d'Afrique des Nations: African Nations Cup)で周囲の予想を覆してブルキナ代表チームを見事準決勝まで導きました(結果は4位)。CAN98直後のワールドカップ'98・フランス大会には南アフリカチームの監督として出場しています。アフリカ代表チームでの仕事は10年にもなるそうで、アフリカでは白い魔術師("sorcier blanc")と呼ばれています。

当然トルシエ監督の評価は高く、ブルキナの人々はトルシエが率いる日本チームが闘うワールドユースの決勝に注目していました。ところが、みんなが注目したのにはもう一つ訳があって、実は決勝戦を前にトルシエ監督が、「もし日本チームが優勝したら、ブルキナファソに寄って凱旋報告をしてから帰る」と言ったのです。ブルキナの人々は日本を応援してました。トルシエがブルキナの地を訪問するのを期待しました。しかし結果は力及ばず。翌日ブルキナの友人に言われました。「日本が勝たないからトルシエが来れなかったじゃないか」と。

ブルキナの人々のワールドユース決勝、日本対スペイン、にまつわるエピソードでした。


後日談ですが、後日トルシエ前のブルキナ代表チーム監督(SANOU Daouda:サヌ・ダウダ/ Sanouが姓)と飲む機会がありました。年はまだ40才前。現在はワガドゥグ市とボボ=ディウラッソ市にあるブルキナのサッカー学校の総合校長をしているそうです。「日本U-20代表チームのNo. 7、9、13はまるでアフリカ人のようなリズムでプレーをする」とは彼の評です。彼を紹介してくれたブルキナ人の友人も交え、何とか日本のチームにブルキナの選手を送れないか、とビール片手に夜更けまで盛り上がってしまいました!
現在、アフリカのサッカー界では、CAN-CADET(CANのU-17(17才以下のチーム)版)、CAFカップ(アフリカサッカー連盟カップ:各国のクラブチーム対抗戦)、CAN2000ナイジェリア大会の予選と国際大会が目白押しです。ブルキナファソはどの大会においても健闘目覚しく、最近ではブルキナ人との挨拶に、「2002年の日韓共催ワールドカップには来るんだろう?」と言うことにしてます。が、返事は「ん〜....」。ガーナ、ナイジェリア、モロッコ、チュニジア、ザンビア、カメルーン、と強豪ぞろいの現実を分かっているようです。現在のCAN2000予選の成績は以下の通り。CAN98ブルキナ・ファソ大会のサイトも見てみよう!
そして、最新情報!CAN2000出場国・組み合わせ決定!

1999.04.11現在 (出典:Afrique Football 1999年5月号)
国名試合数勝ち点勝利引分負け得失点差
グループ 1 カメルーン37210+6
モザンビーク33102-4
エリトリア21011-2
グループ 2 モロッコ35120+1
トーゴ34111+1
ギニヤ共和国21011-2
グループ 3 コートジボワール49300+5
コンゴ472110
マリ共和国341110
ナミビア30003-6
グループ 4 南アフリカ47211+3
ガボン46202-2
モーリシャス451210
アンゴラ44112-1
グループ 5 ブルキナファソ37210+3
ブルンジ33102-2
セネガル21011-2
グループ 6 ザンビア410310+3
コンゴ民主共和国47211+1
マダガスカル44112-1
ケニヤ41013-3
グループ 7 チュニジア412400+10
アルジェリア46202+1
リベリア44112-2
ウガンダ43103-9

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