イスノキの虫こぶで笛を作る
| 木のおもちゃ工房Taishi TOP | 木のおもちゃ店に入る |

子供の頃よく作って遊んだ虫こぶの笛を作ってみました。
口を付けて吹くとホーホーと鳴ります。
大きいものは低い音、小さい物は高い音になります。
musikobu.wma←笛の音色です。

イスノキは私の地元ではユスノキと言っていますが
神社などによく植樹されており、大きく育ったものがあります。

幹の直径は1m近くあります。
登りやすい木で、昔はよく木登りして遊びました。

6月中旬になると虫こぶ(中えい)が大きく硬くなり、
加工して遊べるようになります。
毎年夏休みになると遊んでいたので8月中旬
くらいまでこのような状態だと思います。

これは1昨年のもので、丸い口が開いて寄生していたアブラムシが
出て行った後です。風が吹くとヒョーヒョーと音が鳴ることから
ひょんの木と呼ぶ地方もあるようです。

少しいただいてきました。
中にはアブラムシが寄生しています。
生態系に影響しないよう乱獲に注意しましょう。

虫こぶの表面は少し毛羽立った感じです。
中身の木の部分は硬くなっているので、切れ味の悪い
果物ナイフなどで削るように皮をむいてゆきます。

皮をすべてむき終えると必ず一箇所は、だ円形に
色が濃く厚みの薄い部分があります。
不思議なことに秋になり乾燥すると、この部分が
きれいに割れて穴が空き、虫が出てゆきます。

ナイフでつつくときれいに穴が空きます。

中身を出してみました。
おそらくアブラムシだと思いますが無数にいました。
白い角砂糖みたいなものは食料でしょうか?

完全に皮をむいて、サンドペーパーなどで磨きます。
磨き上げるときりがありませんが、
植物油で仕上げてみて、気になるところは再度
気が済むまで磨きます。

完成直後は表面も内側も白いですが、
しばらくして乾燥が進むと内側は真っ黒になり
外側も色が濃くなってゆきます。
あまり大きい物は乾燥すると割れてくることが
ありますが、小さい物はほとんど割れることは
ありません。

姪っ子がペイントして遊びました。


こちらは十数年前に作って、文字を書いてニスで
仕上げたものです。

リンクフリーです。(C)2003 木のおもちゃ 工房Taishi All Rights Reserved.
|