コンビニのトイレ
神奈川県相模原市内の、某コンビニのトイレに入りました。
壁の正面に、【いつもきれいにトイレを使っていただき、有難うございます】と印刷した紙が貼ってありました。
これは、「トイレはきれいに使って下さい、汚さないで下さい」といった、指示、嘆願調の表現を避けて、お客様の感情にやんわりと訴求するように配慮した極めて巧みな言い回しで、すべてのコンビニエンスストアのトイレでこの言い回しが使われています。
ところがその貼り紙の真下になんと、【トイレはきれいに使いましょう】とカラー印刷された紙が貼ってありました。
しかもその貼り方も曲っていて乱雑でした。
この店では、肝心なことが全く理解されていないようです。
同じ壁面に2段重ねで、このように全くニュアンスが対立する注意書きを貼り出されると、「あなた達にトイレを汚されて、困っているんだよ。きれいに使ってよね」と言わんばかりの、店側の困惑した意思が露骨に見えて、客側としても非常に不愉快です。
この体験があってから私は、コンビニに立ち寄る毎にトイレを借用して貼り紙を見ていますが、いろんなことに気が付きます。
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トイレの正面に貼ってありました。
無礼極まる注意書きです。
客に対する思いやりが微塵もなく、ただ不信感があるのみです。
「いきなり万引とはなんだ! 客のことをなんと心得ているのか!」と反論したくなりました。
3つの注意書きがそれぞれセロテープなどを用いて、3段重ねで貼ってありましたが、その貼り方も汚くて、店主
の人柄、性格、センスの悪さが一目瞭然の貼り紙です。
トイレはまあまあきれいでした。
しかし肝心の貼り紙が、セロテープで乱雑に貼ってあり、しかもテープが剥がれかかって貼り紙の端部がめくれていました。
「きれいに使ってやってもいいから、店側も貼り紙にはもう少し気を使えよ!」と、心の中で怒鳴っていました。
貼り目が見えないように、両面テープを用いてきれいに貼ってありました。
文面も押し付けがましいところがなく、謙虚で好感が持てました。
「またご利用下さい」の一文に打たれました。
トイレ入口のドアに、【トイレをご使用の方は、事前に店員にお知らせください】と書いた貼り紙がしてありました。
トイレの正面には、下の貼り紙です。
注文の多い店だ! 疑ぐり深い店だ! けち臭い店だ! そんなに電気代がもったいないのなら、人感センサーを組み込んで自動的に点消灯する照明器具もあるのに…… それにしてももっときれいに貼り紙したら! などといろんなことを考えてしまいました。
私が入った時は、電気は点いていましたが、私も点けたまま出て来ました。
万引き対策というのは理解できるのですが、上記の様に、トイレの入口ドアに、【トイレをご使用の方は、事前に店員にお知らせください】と貼り紙してある店もあれば、【トイレは、お気軽にご利用ください】と貼り紙してある店もありました。
横浜市のこの店では、トイレ正面のロータンクの上に、30cm角ぐらいの刺繍(?)した布がはってありまし
た。
とても好感が持てると同時に、店主の控え目で、それでいてサービス業の何たるかを十分に心得ている聡明な人柄が偲ばれました。
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コンビニチェーンには、フランチャイズ店廻りの営業担当者がいるはずですが、店(=本部)の売上には気を使っても、個々の店のトイレにまで注意をめぐらす人は少ないようです。
平成18年11月4日