【60】 「女子アナって、そんなに凄い?」
 相変わらず女子アナブームが続いています。
聞くところによりますと、女子アナになるには、数千人に1人の倍率を勝ち抜かなければならないそうですが、本当でしょうか?

 
 本当かも知れませんが、私は本当とは思いたくありません。
その理由は、テレビ出ている多くの女子アナには、一部の極めてまれな例外を除いて、さすが天文学的競争率を勝ち抜いてきただけのことはある、と驚嘆せしめるような資質の持ち主が殆ど見当たらないことです。

 
 世間で言われるアナウンサーの資質とは多分、知性、才能、容姿の3つに絞られるでしょう。
要するに、@バカじゃ困る、A下手じゃ困る、Bブスじゃ困る、ということです。

 
 ところが、<私は東京キー局のテレビしか観る機会がないので、東京に限定して申し上げますが>、在京のテレビキー局で活躍している女子アナを見ますと、@結構オバカさんが多い、A表現力が貧しい、B美人が少ない<皆無だとは言いませんが、自分はは美人だと錯覚している人の方がむしろ多い> 、というのが現在の女子アナの平均像です。

 
 即ち、@とても数千人の応募者の中から、優秀な成績を収めて選び抜かれた人材とは思えない。A非常に優れた人もいますが、まあ総じて若いテレビタレントの技量を超えるものではない。
 それじゃ困るんです。

 
 B美人が女子アナの必須要件であるかどうかはさておき、公共の電波に顔を晒すのですから、少なくても、そこそこの容姿は要求されるでしょう。
 目を見張るような美人は稀です。
<と思ったのは数年前までのことで、近年はテレビ局も反省して、モデルやミスコン、ミスキャンパス出身者を積極的に採用しているので、ここ2〜3年の間に採用された女子アナは殆んど美人ばかりです。しかしその能力、知力は……?>

 
 そう見てきますと、現在在京のキー局で活躍している女子アナのには、技量的には不満の残る人が多く、技量で抜きん出た人は、NHKの古参にしか見当たらないという印象です。
 NHK又はNHK出身者にも近年、週刊誌種になるような女子アナが、時々見受けられるようですが。

 
 アナウンサー試験で不採用になった女子の中には、@AB共に秀でた才色兼備(死語?)はいくらでもいたはずです。
ところが、そういう人はなかなか採用されません。
 

 そういう優秀な人材を差し置いて、容姿が少しばかり派手目の女子が、アナウンサーとして採用される裏には、一体何があるのでしょう。

 
 風聞によりますと、女子アナの採用に関しては、コネがまかり通っているそうです。
女子アナは、殆どが上流家庭の出であるというし、以前から帰国子女も目立ちます。
 現役のアナウンサーには有名な文化人や芸能人、財界人の子女が相当数紛れ込んでいるという噂も後を絶ちません。


 今年も超有名俳優の娘さんが、某キー局のアナウンサーに採用されました。
そう言えば、女子アナの実家が、魚屋だとか、大工さんだとかの話しは余り聞きません。
 医者の娘はいるようですが。


 テレビ局に勤める社員ですら、「今年の新人アナは誰のコネだ?」と噂し合うと聞いたことがあります。


 又採用される大学も殆ど限られていて、週刊誌などの情報によりますと、女子アナの出身大学は、大体10校ぐらいに絞られるそうです。

 
 インターネットの2チャンネルなどでは、女子アナが余り有名ではない大学の出身であったりすると、あんな大学からアナウンサー試験に受かるはずがない、コネに決まっている、などの酷い書き込みがあります。

 
 こういう内情を知ると日夜研鑽に励んでいるアナウンサー志願者は、虚しい気持ちになります。
家柄がたいしたことがなく、コネもなく、大学も有名ではないとくれば、それだけで、乗り越えることのできない大きなハンディを背負っていることになりますから。

 
 女子アナの世界は、入るときは他力、入ってからが自力というのが私の印象です。
女子アナの採用条件の真相は、美人でなけりゃ困る、コネがなけりゃ困る、アナ御用達大学出身でなけりゃ困る、帰国子女で英語ぺらぺらでなけりや困る、と言ったら言い過ぎでしょうか?

 



                                                     平成15年4月23日
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