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1999/11/20
| ASUS P2B-F with DuaneOSC & MAX038KIT |
■背景
DuaneOSCを装着したP2B-Fですと、徐々に周波数を上げO/Cを行う場合は、目的のFSBを設定するには異なる水晶振動子(X'tal)に換えなければなりません。その煩わしさから開放される手立てとして、先にDuaneさんがMAX038を使用したファンクションジェネレータキットをP2Bに取り付け、クロックを起動中に可変可能にすることに成功されていたので、早速採用してみました。
尚、ファンクションジェネレータキットにつきましては、PC専用に設計されたものではありませんので、ご理解の上、参考にしていただけたらと思います。又、本改造においては、全て自己責任となります。
■MAX038を使用したファンクションジェネレータキットについて
利用するファンクションジェネレータキットは、(有)秋月電子通商から発売されており、正式な名称は『MAX038使用広帯域精密波形オシレータキット』で、値段は\4,800です。このKITは以下の特徴(抜粋)があります。
●サイン波,方向波,三角波の3波形出力
●0.1Hz〜20MHzまでの周波数を出力することが可能
●TTLコンパチでPLL対応
今回は、良く解らないことが多々ありましたので、Duaneさんにご指導いただきました。m(_ _)m
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■ファンクションジェネレータキットの利用方法
ファンクションジェネレータキット(以下MAX038KIT)の利用方法を説明いたします。詳細はマニュアルをご参照下さい。
| 完成後のMAX038KIT |
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●出力はSYNCを利用します。SYNCの出力は方向波です。
●電源は+5V,-5Vそれぞれが必要となります。
●周波数は、基板上のボリューム(IIN)でコントロールいたします。
■マザーボード(M/B)への取り付け
M/Bへの取り付けについては、色々頭を悩ますところです。この辺はM/Bのレイアウトによって調整するしかありません。P2B-Fには既にDuaneOSCを取り付けていたのですが、AGPが使えない位置でした。そこで東急ハンズに売っていたミニアングルという補強用の金属を利用して、MAX038KITの基板補強素材として採用し、更にネジ穴に取り付けAGPと干渉しないように致しました。(ずらし用に一部金属を切断)
尚、SYNCからの出力において波形がバタつくのを防ぐ目的で、100Ωのポテンショ(半固定抵抗素子)を取り付けております。状況によりますが、50Ω程度にしておけば良いです。
GNDについては、M/B上のGNDに接続するようにします。σ(^^)の場合は、MAX038KITのGNDからM/Bのネジ穴(GND)に接続しております。具体的には取付けるビスに噛ますワッシャーにMAX038KITのGNDからの配線を半田付けし、取り付けました。
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取り付けは、MAX038を基板に取り付けた上で(仮止めでも可)、電源用の配線を行った方がよろしいと思われます。注入は、ICS9250BF-08の5ピンのX1(X'tal IN)です。ポイントは X'tal INに注入することで、どのM/Bでも同一です。PLL-ICのデータシートを参考にして下さい。
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■配線
配線のポイントは、+5Vについてはマザーボード上で多くの端子に採用されているので、そこから供給できるようにすれば問題無いと思われますが、-5VはISAのスロットで利用されておりますので、基板の裏側のピンに直接取り付け表側に引き込んできます。それぞれ、PC電源用のソケットと導通しているかテスターで検証が必須です。
| +5V側 (線を赤いジャンパピンに半田付け) | MAX038KITへ接続 |
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| -5V側 (ISAスロットのピンに直結) | 基板の表側に引き込み(黄色の矢印) |
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■FSB設定用(M/B)スイッチの作成
マザーボードにはFSBを設定する際、ジャンパを使用するものもあり、σ(^^)の採用したP2B-FもFSBはジャンパで設定を行うタイプです。MAX038KITの基板は結構大きいので、FSBを設定するジャンパが、KITの基板に隠れてしまうので、設定用のスイッチを自作しました。この作業は各自の判断で任意に行って下さい。
一般的に高い周波数でのFSBの設定ほど、ポテンショによる調整が狭くなりますので、ポテンショをちょっと回しただけで一気にO/Cしてしまいます。従ってマザーボード側のFSB設定において、124MHz(PCIは1/4)等を利用しますと、ポテンショの回す範囲も大きくなり(抵抗値が緩やかになる)より細かな調整が可能となる訳です。
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■仮組み
改造が旨く出来たかは、最小構成で仮組みをして検証を行った方が無難です。画像からAGPバス(G400/32M-DH)が利用できることが、お分かりいただけると思います。
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■実際の運用及び使用感
実際に運用してみますと、かなり便利です。特に起動中に可変に出来る点はO/C上のメリットとして挙げられます。その他のメリットとしましては、KAZ’さん式原発乗っ取り方法でも活用できます。その検証につきましては、また時間のある時にでも。。。
ただしこのKITの特徴としまして、ブレが生じます。例としますと、PIII-450(SL35D)でCPUのクロックを700MHzに設定した場合、699MHzから702MHz辺りまでH.Oda!さんのWCPUIDで確認いたしますと計測のたびにブレております。その点を了承できない場合は採用を見合わせた方がよろしいかと思われます。
σ(^^)の場合は、MAX038KITの利用だけでなく、正確なFSBを出力させる際は、X'talを使用できるよう考慮してあります。利便性を考えてMAX038KITを動作させ、確実な周波数設定の時は切りかえるといった方式です。要はMAX038KITからの注入を外しX'talに換えるだけなんですが。。。
下の画像は実際にケースに収納した状態です。
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■謝辞
アドバイスを色々いただきましたDuaneさんと応援して下さいました極楽PC掲示板の常連の皆様に感謝いたします。m(_ _)m
改造は自己責任でお願いいたします。
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