PC Page "2000/03/15
 

AOpen AX6BC Type-R V.SpecII with Turbo.PLL-01 

  



■Turbo.PLL-01について

オーバークロッカー御用達のTurbo.PLL-01は、ヒロ坊さんがご考案の原発振の乗っ取り用ツールですが、現在は生産中止となっており、過去購入された方から譲っていただくしか手段がありません。今回は、Tonyさんに譲っていただいたTurbo.PLL-01を使用しました。
尚、現在はコントローラと共に使用するTurbo.PLL-02が発売となっております。


■V.specIIの準備知識

AOpen AX6BC Type-R V.specII Black Limited(以下V.specII)を改造してみました。
本来関係ないのかも知れませんが、この非常に長ったらしい名前は日本仕様だそうで、海外ではAOpenはAX6BC Pro IIとしているようです。(^o^;)

V.specIIの改造方法については、ヒロ坊さんのHP<
Turbo.PLL-01のマザー別接続事例>の(2)AOPen AX-6BC(Type-R/V.Spec/V.Spec2を含む) を参考にするのが良いでしょう。

このPAGEでは乗っ取りについて、Datasheetを基に考えてみたいと思います。

改造前に、M/B側の改造個所の確認をします。V.specIIのPLL ICはIC WORKSのW164Gを採用しております。
CypressのDatasheetを見ますとW164Gは2000/03/15時点においても無いようですので、W164のDatasheetを参考とすることにいたします。

Datasheetでは、以下の記述となっております。
■14.318MHzは、REF2X/SEL48#(27ピン)
■24MHzは、24/48MHz(14ピン)
■48MHzは、48MHz(13ピン)


■抵抗と水晶(X'tal)の除去

除去する抵抗は、W164Gの以下に接続されている抵抗です。

○27ピンに接続されているR112(22Ω) → 14.318MHz
【注意】:27ピンの配線を見ても理解にくいのですが、27ピンに直接繋がっている抵抗はR113(2.2KΩ 上右画像の上から2番目の抵抗素子)です。しかしR113の右側のパッドはどこにつながっているかというと26ピン(VDDQ3)に繋がっており、R113を除去し注入しても意味がありません。
従って、注入するポイントはR113の左パッドに繋がっている
R112(上右画像の上から1番目の抵抗素子)を除去しR112の右側パッドということになります。

○14ピンに接続されているR133(22Ω) → 24MHz

○13ピンに接続されているR134(33Ω) → 48MHz
【注意】:基板からですと13ピンは、どことも繋がっていないように見えますが、R134の右側パッドと導通しております。
従って、注入するポイントはR134を除去後の左パッドということになります。なぜクロスしている配列を選択したのか不明ですがBH6と比べると間違えやすいので、注意が必要です。

除去後の画像は以下です。尚、矢印が指してしるパッドが注入パッドとなります。


■Turbo.PLL-01の可変クロックについて

Turbo.PLL-01から出力された可変クロックをM/B側に注入するには、W164Gの1ピン(X1)に接続されている以下の個所(X'tal IN)に、配線を行う必要があります。V.specIIの場合は、C157の矢印の個所に配線すれば良い訳です。(チップコンデンサC157は除去する必要無し)


■Turbo.PLL-01の配線

Turbo.PLL-01の配線はジュンフロン線で行います。σ(^^)の場合は、14.318MHzが白、24MHzが青、48MHzが緑にしてあります。赤は、可変クロック用です。V.specIIの場合、24MHz及び48MHzの配線がTurbo.PLL-01の真下になってしまいます。
V.SpecIIの場合だけですが、一旦注入するパッドに半田付けを行い、Turbo.PLL側の配線を後回しにしました。このやり方ですと、ジュンフロン線を引っ張ったりしますと、パッドが剥離してしまうので、細心の注意が必要です。

Turbo.PLL-01を仮留めし、配線を調整 再度Turbo.PLL-01を取りつけ配線

世界で一番美しいM/Bと思うのはσ(^^)だけでは無いはず。。。(笑)



■謝辞

毎回非常に参考にさせていただいております”ヒロ坊さん”と貴重な資材を譲っていただきました”Tonyさん”に感謝いたします。m(_ _)m

 

改造は自己責任でお願いいたします。


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