■SSラストクロップ
各競馬雑誌にも、サンデーサイレンス“最後の世代”の情報が詳しく載る時期になりましたが、いよいよ今年
の2歳馬でSS産駒は打ち止め・・・そして日本競馬界は、新たなステージへと向かうことになります・・・。
もちろん、今年デビューする2歳馬は、2003年に生まれた世代ですが・・・この年のセレクトセールを
見ると当時最高の70億円を超える売り上げで・・・その内、SS産駒20頭が20億9100万円で落札。
下記は、この日本競走馬協会主催のセレクトセールで1億円を超えたSS産駒8頭のリストです。
●セトフローリアンUの03(牡)
母父Bellotto 生産者社台ファーム 購買者関口房朗 価格33,000万円
●ファンジカの03(牡)
母父Law Society 生産者社台ファーム 購買者島川隆哉 価格15,400万円
●プロモーションの03(牡)
母父ヘクタープロテクター 生産者ノーザンファーム 購買者近藤利一 価格13,900万円
●シングライクトークの03(牡)
母父ノーザンテースト 生産者社台ファーム 購買者島川隆哉 価格13,600万円
●エリザベスローズの03(牡)
母父ノーザンテースト 生産者社台ファーム 購買者(有)ブルードメヤ 価格12,800万円
●エターナルビートの03(牡)
母父Pentelicus 生産者追分ファーム 購買者中村和夫 価格12,500万円
●ビューチフルドラマの03(牡)
母父ヘクタープロテクター 生産者(有)千代田牧場 購買者田邉久男 価格10,000万円
●ヒシバイタルの03(牡)
母父トニービン 生産者(有)矢野牧場 購買者金森圭史郎 価格10,000万円
果たして、1億円以上の競走馬が、経済的に見合う活躍を出来るのかどうか・・・当然、馬主サイドは大きな
リスクを背負う訳で・・・上記の8頭全部が、その購買価格を上回ることは、かなり厳しいのが現実・・・。
今年のディープインパクトに関しては・・・皐月賞終了時点で、早くも2億円超の賞金を稼いでいるんですが
まあ、これは特別で・・・やはり、当時の7000万円という価格は、超お買い得の目玉商品だったのか!?
いや、オーナーの金子真人氏は・・・昨年の“狂乱の相場”とも言われたセールでも、1億円以上の馬には、
全く手を出していないことから・・・ここら辺は、駆け引きの上手さを物語っているんでしょうか・・・!?
何か、当歳馬のセリ市で・・・いわゆる、海のモノとも山のモノとも分からない仔馬に、これだけの価格が
付いてしまうのは、世界を見ても日本だけの特殊な状況のようですが・・・昨年のキングカメハメハに続き
またもや、このセールからダービー馬が出るとしたら・・・当分、この市場にエース級の有力馬が集まって
来るのは必至でしょう・・・って言うか、ホントに、社台グループの商売上手には、頭が下がるばかりです。
ということで、今年、POGで選びたいSS産駒です・・・ほとんど参考にはなりませんけど・・・。(笑)
●アグネスフローラの03(牡)
いきなり、反則とか言わないで下さいね(笑)・・・いや、やはりこの馬は選んでおかないと・・・もう説明
する必要もないと思いますが、この馬の血統だけで満足です・・・もしかしたら、今年のドボン候補!?(笑)
●ウインドインハーヘアの03(牡)
またまた、反則技ですんません(笑)・・・う〜ん、今年この馬を選ぶのは禁じ手でしょうか!?名前を書く
だけでも恥ずかしいんですが、藤沢和雄厩舎に決まったようですな・・・2匹目のドジョウはいるのかな!?
●ゴールデンサッシュの03(牡)
ステイゴールドの全弟・・・心情的にはぜひ頑張ってもらいたい一頭。今をときめく池江泰郎厩舎に決まって
期待も大。あの香港ヴァーズの衝撃を再び・・・小柄だった兄とは違い、雄大な馬格がどのように出るか!?
●ロゼカラーの03(牡)
ローズバド、ローゼンクロイツの全弟・・・お約束の橋口厩舎に決定・・・GTではあと一歩の一族ですが、
そろそろの期待も。ローゼンクロイツのような馬体の堅さがなく、柔らかなフォームが素晴らしいとのこと。
●プロモーションの03(牡)
上記の1億円を超えたSS産駒の一頭・・・馬名もアドマイヤダンディに決まったそうです。既に、牧場では
早い時計も出ているようで、スピードが出ると馬体が沈み込むのが特徴とのこと・・・橋田厩舎に入厩予定。
●ニキーヤの03(牡)
ゴールドアリュールの全弟・・・社台サラブレッドクラブ一口の値段が375万円(40口)って、高っ!!
流石に牧場でもポテンシャルの高さは抜けてるようで、抑えるのが大変とのこと・・・池江泰郎厩舎の予定。
●デインスカヤの03(牡)
シックスセンスの全弟・・・皐月賞で大ブレイクしたシックスセンスのイメージで指名が増えそうな予感も。
牧場では、かなり快活な印象で、血統的にも良化は必至とのこと。これから徐々に調教内容をUPする模様。
●日本競走馬協会オフィシャルサイト
■皐月賞の観戦後記
●ディープインパクト、17頭抜き1冠!(サンスポ)
●凄いモノ見た・・・中山に衝撃“第一波”(スポニチ)
●武豊インパクト無敗で1冠奪取(日刊スポーツ)
●ディープインパクト強すぎる(デイリースポーツ)
●皐月賞ディープインパクトが圧勝(スポーツ報知)
今月の初めに、ディープインパクトの評価を「少し物足りない」と書いたんですが・・・早くも撤回しなければ
ならない羽目に(笑)・・・いや、弥生賞を見た限りでは、走りに“軽さ”のようなものを感じていたんですが、
今回の皐月賞を見たら、まさに“重厚感”たっぷりの走りに大変身!!・・・それにしても、この馬は桁外れの
強さですな・・・普通なら、スタート直後につまずいた時点で、ジ・エンドなんですが、そこから立て直しての
圧勝劇は、前代未聞のことじゃないかな・・・武豊騎手も上手くリカバリーしたと思いますが、あの4コーナー
手前でムチが入ってからの末脚は凄いの一言・・・本当にトップギアにシフトチェンジしたF1マシンのような
感覚で・・・この様な走りをされたら、他の陣営は、もう完全にお手上げ状態でしょう・・・今後は、もちろん
ダービーでの2冠奪取が焦点ですが・・・余程のことが無い限り大丈夫・・・安心して当日を迎えましょう!!
問題は、ヒモ選びだけ、ということですが・・・ダービーTRの有力馬1〜2頭+ジャパン、フジ、ローゼン
あたりでOK!?シックスセンスは暴落すると思うし・・・ここは総流しで、人気薄が入ることを祈るのみ!?
【本馬場入場実況】フジテレビ:塩原恒夫アナ
とにかく無事で、何とか出走へ・・・クラシックへの各陣営の思いが、まさに皐月の晴れを呼び込みました。
●ディープインパクト
最上級の期待を受けて、無敗の巨大彗星、クラシック大気圏に突入の時は迫る、ディープインパクトと、武豊。
●シックスセンス
善戦続きの1勝馬、心の声に耳をすませば、見えない何かが見えてくる、シックスセンスと、四位洋文。
●アドマイヤジャパン
年明け全て皐月の舞台でテストラン、いい日旅立ち、エキゾチックに、アドマイヤジャパン、横山典弘。
●マイネルレコルト
通算4勝の2歳チャンピオン、逆襲の中山グレード・ワンに向かって、マイネルレコルトと、後藤浩輝。
●ビッグプラネット
デビュー2連勝、重賞も飾って、晴れのステージにワープする、ビッグプラネット、柴田善臣。
●ペールギュント
重賞2勝の実績が、夢のチャンスへ生きてくる、最後の直線にかけて、ペールギュント、池添謙一。
●ローゼンクロイツ
毎日杯で取り戻した、華麗なるバラ一族のプライドを胸に、ローゼンクロイツ、安藤勝己。
●タガノデンジャラス
1週前にサクラ咲かせたエンドスウィープ産駒との危険な関係、タガノデンジャラス、安田康彦。
●パリブレスト
7年前の1番人気、父の無念は忘れていない、スペシャルウィークの仔、パリブレスト、田中勝春。
●ダンスインザモア
前哨戦を勝ったぐらいじゃ、歓喜の舞いは始まらない、4戦3勝、ダンスインザモアと、蛯名正義。
