■第2のディープを探せ!?
昨年、2004年のセレクトセールは、SS産駒が初めて不在となった注目のセールでしたが・・・蓋を開けて
みれば、何と売却総額76億8200万円という、史上最高の大相場で・・・落札率も76%という驚くべき
内容だった模様です・・・もちろん、この“狂乱”の相場を作り出した張本人が、あの関口房朗氏であることは
皆さんご承知の通りですが(笑)・・・エアグルーヴの2004をめぐっての近藤利一氏との一騎打ちは、歴史
に残るような、壮絶な戦いになりました・・・いわゆる、フサイチVSアドマイヤ決戦なんですが・・・まず、
8000万円のお台からスタートすると、即座に1億5000万円の声が掛かり、次の瞬間に2億円!!(驚)
そして、2億〜3億円台をあっという間に通り過ぎ・・・いよいよ、2人の直接対決となる4億円台に突入!!
4億2000万、3000万、4000万・・・4億6000万、7000万・・・そして最後に、関口氏の
とどめの一発、4億9000万円でハンマーが打たれて終了・・・この間、わずかに3分ぐらいということで、
本当にダビスタの世界を凌駕する空間が、そこに出現したといった感じです・・・しかし、果たして、この馬が
5億円を上回る活躍を出来るのかどうか・・・ちょっと疑問符が付くのは仕方のないところ・・・ということで、
下記のリストで・・・セレクトセール取引馬の獲得賞金ランキングと、その馬の購買価格をまとめてみました。
◆セレクトセール取引馬・獲得賞金ランキング(2005年6月5日現在)
●1998年
【第1位】マンハッタンカフェ 522,834,000(13,000万円)
【第2位】ビリーヴ 460,313,000(6,000万円)
【第3位】ダイヤモンドビコー 333,619,000(17,500万円)
●1999年
【第1位】バランスオブゲーム 435,075,000(870万円)
【第2位】イングランディーレ 390,453,000(1,310万円)
【第3位】アドマイヤマックス 327,961,000(7,000万円)
●2000年
【第1位】ゼンノロブロイ 964,508,000(9,000万円)
【第2位】アドマイヤグルーヴ 469,895,000(23,000万円)
【第3位】ユートピア 350,235,000(5,100万円)
●2001年
【第1位】キングカメハメハ 429,733,000(7,800万円)
【第2位】ハイアーゲーム 152,477,000(15,000万円)
【第3位】ハットトリック 133,684,000(6,800万円)
●2002年
【第1位】ディープインパクト 402,684,000(7,000万円)
【第2位】ストーミーカフェ 107,044,000(3,200万円)
【第3位】アイルラヴァゲイン 79,475,000(3,400万円)
※( )内は、その年度のセレクトセールでの購買価格。
こう見ると・・・やはり、エアグルーヴの2004は、獲得賞金だけの単純計算でも、マンハッタンカフェ以上
の活躍をしないと、元は取れない訳で・・・最低でもGT3勝のノルマは、仔馬にとって厳し過ぎる要求ですな。
しかし、バランスオブゲームの870万円という購買価格は、今更ながらに出色のお買い得価格で、現時点で
既に50倍もの利益を生んでいる“宝船”と言っても、過言ではないでしょう・・・先週の安田記念の内容なら
まだまだ稼げることは間違いなし・・・あの薗部博之氏が、一体どこまで登り詰めてしまうのか、心配な部分も
ありますが(笑)・・・今後も、同馬の活躍は、要注目かもしれません・・・あと、先週のユニコーンSを快勝
したカネヒキリも、2002年獲得賞金ランキングで第4位に浮上・・・こちらも、購買価格が2000万円と
リーズナブル(←もう感覚が麻痺してます)だったので、今後の活躍次第で、さらに上を目指せる可能性大!?
ということで・・・先月の5月31日に、セレクトセール2005の上場馬のリストが発表になったんですが、
やはり、ある意味、注目されているのがウォーエンブレム産駒でしょうか!?リストを見ると、今回8頭が上場
されていますが・・・一度、種牡馬失格の烙印を押された馬に対して、市場がどのような判断を下すのか非常に
興味があります・・・ただし、素人考えだと、生物学的にメスに興味を持たない個体が、その血統を繁栄させる
ことが可能かどうかは、はなはだ疑問で・・・この産駒を購入することは、かなりのリスクを背負うことになる
ような気も!?う〜ん、でも、ひょっとしたら、サラブレッドの血統の奥深さで走ってしまう可能性も!?(笑)
あとは、シンボリクリスエスVSファルブラヴのライバル対決、ダンスインザダークVSアグネスタキオン
のSS後継馬対決とか、いろいろ見どころはありますが・・・当然、昨年あれだけの大相場になったあとだけに、
関係者サイドは、その反動を警戒していると思います・・・それでも、今年また、2年連続でダービー馬が出た
ことで、大盛況は間違いないんでしょうな・・・毎回、言ってますが、S台グループの商売上手は、流石の一言。
●日本競走馬協会オフィシャルサイト