|
簡単なのになぜあまり使われないのか
上記の3穴の位置には鍼灸が施しにくい(現在の教科書では禁針穴になっている)。理由は、晴明穴・承泣穴が眼の縁に近くて内出血などし易く危険。欠盆は誤って深く刺すと気胸を引起しやすい。
従って、ほとんどの鍼灸家が敬遠して、その近くの穴で代用している。正確に取ったとしても充分な刺激を加えないのが現状です。言うまでもなく気の流れは陰気は上り、陽気は下るのが大原則です。
会合部とは、幾つもの路線が入り込む主要統括駅の名前です。近くの小駅でも同じ筈がありません。代用品には、その程度の価値しか有りません。どうか表面電極を正確に貼って、充分なパルス刺激の偉効をお確かめ下さい。
慢性疾患や重症疾患には充分な刺激が必要です。即効性の井栄穴超電療法との組合せは、理想的な実用処方です。速効講座gAは、最も中味が濃い盛り沢山な1日5時間です。先師は6日間以上を望まれていました。

速効講座gB 中医鍼灸治療法則の応用とは
1.経絡学説の応用 2.陰陽五行説の応用 3.子午流注針法の応用
1.経絡学説の応用… 前述講座g@。
2.陰陽五行説の応用
1)主治経絡の選定は誰でも何時でも四診(望・聞・問・切)等の内、一つでも行えば容易に決定出来るものです。但し、本治法を行うためには更 に二つの経絡、根本原因を抱える相克経絡、相生経絡になる母子いずれかの経絡の選定を行います。同時に主治穴として母子いずれかの穴と共に相畏の経穴を取って治療する事が肝要です。この選経・選穴は、全て陰陽五行説に基ずいて選定されるものが定石です。
2)虚実が判定出来ない症例でも必ず使えるのが相畏経絡、相畏穴です。この相畏経絡、相畏経穴の使い方だけは習熟すべきです。五行説の最も簡便且つ頻繁な利用法になります。
陰陽五行説を用いない治療は、経絡療法の名に値しません。経験医学の集大成、既に体系化されているこの伝統中医鍼灸学理論と最新電子刺激器を応用・併用することが、この法則(ソフト)とこの電気刺激器(ハード)の組合せこそ、この新しい刺激療法の必要条件なのです。はじめて鬼(治療器)が金棒
(完結の治療法則)を持つたことになるのです。
中でも疼痛治療の名穴「ゲキ穴」の効用は、広く知られています。但し刺しにくい所(骨格と腱筋・筋肉と筋肉の隙間など=ゲキ穴)の穴が前頁と同じような理由で、充分に活用されていません。
ここでもプレート通電の醍醐味を確認していただけます。
鍼灸医学の探求道は「ツボに初まりツボに終る」と言われます。その意味でも、当講座のテキスト「要穴の主治表」は、現代中国編2冊と我国の経穴辞典一冊を見易く重複を避けて併合した労作で、お忙しい臨床家の座右の一冊として大変重宝されています。
以下は、速効講座gBになります。
(奇経取穴)
子午流注法則の応用通電法 以上。
|