日本選手権競輪

最終日決勝・予想と結果 主催者発表のものとご照合を。


 参った。「初志貫徹」で行けば…
 西宮場外の特観にいた。ここの特観、テレビが各席に一つずつ、そのテレビも枠番車番、前売りオッズに地乗りの再放送までやってくれ、場外打つには最適だ。
 そのテレビで、決勝インタビューを流していた。儂が逃げると読んでいた斉藤の言葉。インタビューの「先行ですか?」の言葉に対して、「それは言えないけど、とにかく力を出し尽くす」とのこと。
 あれ?研究のコメントとは随分ニュアンスがちゃうやないの。
 この時点で岡部の勝利がにわかに考えられなくなってきた。ならば先行は市田じゃないの。だったら内林でしょうがないじゃないの。  色々悩んだが、結局、内林を本線にしてしまった。ヒモは中部の二人。一応後悔しないように岡部からも買ったが、下の予想に書いた以上には手を広げなかった。この時点で儂の負けは決定していたわけだ。
 しかし、ちゃんと岡部を本線にしておけば、西川まで手を広げられたか?
 それは今となってみたら分からない。ただ、いつもの走りができなかった内林の姿をリプレーで見るたびに、後悔の念だけが浮かんでくる。
 まあ、いいや。明日は、びわこだ。KINKIチャンピオンシップで浮上を図る。

千葉日本選手権競輪 最終日 3/28 電投番号32#

11R 決勝 先固6周 3,000m 15:45
             今回    
11内林 久徳(滋賀62) 一1二1準2
22吉岡 稔真(福岡65) 特1G6準2
33斉藤登志信(山形80) 特5二1準1
44小嶋 敬二(石川74) 一3二2準3
 5西川 親幸(熊本57) 一2二2準3
56西尾 芳樹(熊本45) 一2二2準3
 7岡部 芳幸(福島66) 一3二2準1
68市田佳寿浩(福井76) 一1二3準1
 9山田 裕仁(岐阜61) 特1G3準2
コメント(競輪研究より)内林 特別の決勝で同地区の自力型のハコは初めて。事故点は全く考えない。
    もちろん、市田。
2吉岡 逃げる気持ちがあるし調子は悪くない。オリジナルユニフォームは僕だけだし、
    それに恥じない競走をする。自力。
3斉藤 特別決勝は初めて。後ろが同地区の岡部さんというのは心強いし思い切って駆けたい。
4小嶋 一走ごとに調子は上向き。吉岡さん、内林さんよりも前で競走をしたい。
5西川 調子は最近になく良い。もちろん吉岡マーク。しっかり付いていくだけ。
6西尾 特別の決勝は恥ずかしながら初めて。三番手を固めます。
7岡部 特別決勝は2回目。斉藤君と巧く連携していきたい。
8市田 体が自然と動くし、体調は申し分ない。多少早めでも先行するつもり。
9山田 調子はいいと思う。小嶋君に全て任せる。
周回←49・256・37・81 誘導:宮倉  勇(千葉58)

【翔べ翔べ】

 近畿の予想紙では二番目の位置に甘んじている「競輪ダービー」だが、その大見出しには時々気の利いた文句が並ぶことがある。
 売店で見かけた明日のダービーの見出しは
『翔べ翔べ内林』。既に近畿は祝賀ムードに包まれているけど、さてどうなるか。
  その
内林が足場とするのが市田。病気による長い不調からどうやら完全に脱した様子。この舞台で、隣県内林を勝利に導いて全国にアピールしたいと当然考えているはず。先行のコメントは嘘ではないだろう。
 ただ、逃げたいからと言って簡単に逃げられるようなレースではなさそう。今回は特別の決勝にしては珍しく、逃げるモチベーションを持っている奴が何人もいる。
 まず、
斉藤。普段、北の選手には南関のマーク屋があてがわれて、やや不本意な結果になっている。しかし今回は珍しく北での連携だ。思い出してみよ、高松社杯の決勝を。大一番では逃げないと誰もが知っているあの金古が、北のラインができたら気っぷ良く駆けたじゃないか。斉藤だって同じだ。ここは逃げて北からタイトルホルダーを出したいはずだ。もちろん、岡部の仕事に期待して、ワンツー狙いで。
 
小嶋だって、逃げてもいいはず。今回は三走とも先行で勝ち上がってきた。『日本一の先行屋』の看板にかけて、ここも風を斬りたいはず。じゃあ吉岡はどうかというと、ラインは一番長いのだから先行するのが安全策と思っているかもしれない。番手西川に食われることはないはずだから。
 うーむ、どっからでも買えるぞ、このレース…。強いて言えば、小嶋と山田のどちらも事故点6.0の中部がやや不利かな。これじゃあ、小嶋は逃げられないか。

 とりあえず、3/27 23:50現在の儂の考え。
 斉藤先行。内林が自分で捲ってきて、番手岡部との一戦。当然、捲ってくるのが吉岡だったり、山田だったりもする。

7=1,7=2,7=9


結果

 昼過ぎぐらいから雨が降ったり止んだりの千葉バンク。決勝になってもバンクはウェット状態。
 事故点を抱えた、小嶋が前に出る。中部ラインの正攻法。
 一周半で隊列が固まる。

周回
←493812

 6周の長丁場。あとは淡々と周回をこなす。
 赤板辺りから、各選手が他ラインの様子を気にし始める。
 さあ、いよいよ打鍾だ。小嶋がややスピードを上げるが、まだ後方を気にしている。そして市田が内林を連れて発進。吉岡はやや立ち遅れ、逃げる市田の三番手には小嶋が。こうなれば内林絶好かと思われたが。

最終ホーム
     26
←81493

 最終バックでは小嶋が捲り発進。中近連携はなかった。吉岡中団で斉藤は内に詰まり、岡部はやや離れて最後方。この段階で内林は市田を捨てて山田の内へ。

最終バック
 4926 
  1 3
← 8

 小嶋は先頭をひた走り、番手では山田と内林が激しい攻防。吉岡の捲りはあまり進まず大混戦。この時、最後方から黄色と黒の選手が大外を一人捲ってくるのにはほとんどの客が気づいていなかった。
 山田にはどうにか競り勝った内林、しかし小嶋を差し込む余裕はなく、さらに内から来た西川と激しくやり合う。小嶋が混乱をよそに悲願のタイトルを手中にするかとも思われたが…
 大外、岡部が一気に駆け抜けてくる。見る者のほとんどは一瞬のその事態を把握できずにいた。誰だ、7番は。
 岡部だ。岡部が最悪の位置から自力で突っ込んできた。絶好の捲りを打った小嶋は三着、二着は内林をしのいだ西川が食い込む。


一着 7岡部 芳幸(福島66)捲 14.0 枠 4−5 2,080円 14番人気
二着 5西川 親幸(熊本57)1輪   車 7−5 10,980円 38番人気
三着 4小嶋 敬二(石川74)1/4輪
四着 1内林 久徳(滋賀62)
五着 3斉藤登志信(山形80)
六着 2吉岡 稔真(福岡65)
七着 6西尾 芳樹(熊本45)
八着 9山田 裕仁(岐阜61)
九着 8市田佳寿浩(福井76)

 参った。この展開で岡部かよ。考えてもいませんでした。ごめんなさい。
 タイトルって、こんなもんなんだなぁ。実力はありながらいつまでたっても取れない奴がいる一方、ころっと転がり込んでくる奴もいる。岡部が引き上げてきたとき僚友金古が笑顔で迎えていたが、その心中はどんなもんだっただろう。
 今日の内林はひどかった。市田があそこまで行ったのだからとっとと自分で行っても良かったのに、妙に横にこだわってしまった。2年ぐらい前の内林がそうだった。勝負所で、ついつい他の選手を先に行かせないことにばかり気持ちが行ってしまう。そこで横に動くより縦に動いた方が奴の脚力なら確実なのに、ついつい熱くなってしまう。最近この癖が出なくなったと思っていたのだが、この大一番で再発してしまった。今回の動きで、少なくとも重注を一つもらっている。これでグランプリがパーか。次の地元宮杯には出られるのか?なんとももったいないことをしたものだ。
 絶好の展開を活かせなかった小嶋。まあ、今回で復活への足がかりはつかんだと見た。今後は記念クラスなら活躍できると思う。特別だって夢じゃないぞ。一番前を走る奴が一番有利なんだから。
 山田は仕方ない。内林の抵抗が激しすぎた。あれで、市田の番手が並のマーク屋だったら山田の優勝だったと思う。
 吉岡も、出ようとしたところを内林に張り上げられた山田が邪魔になってタイミングがつかめなかったようだ。しゃあない。
 そして、そんな混戦を、捲りが効かないはずのこのバンクの最後方からゆうゆうと捲ってきたのが岡部だ。
 この男、普段の競走でもよく最後方に置かれたりするが、こんな捲りが成功したことはそうそうないはずだ。まさに一世一代の大捲り、と言えよう。
 競輪は結果が全て。この大一番で力を発揮し尽くした岡部が一番偉いわけだ。
 おめでとう。しかし、次は多分買わんと思う。


追いかけて河馬

7R 特選 13:45
1滝澤 正光(千葉43) 2小川  巧(岡山57) 3渡辺 泰夫(大阪62)
4小林 大介(群馬79) 5小林  豊(広島62) 6米田 勝洋(千葉62)
7高田  誠(福岡65) 8三和 英樹(滋賀69) 9堤   洋(徳島75)
周回←837・952・416

 第二走以降は、ウマこそいるものの相手にかなり強力な選手を持ってこられている滝沢。噂が本当ならこれがラストランなのだが、どうもそういう雰囲気ではないなぁ。実際の所、どうなんだろう。
 小林豊が前回りというところに、「期末なんだなぁ」というのを感じさせる。瀬戸内のペースで終始するでしょう。堤が逃げたら誰も捲れないよ。
 5−9,5−2。


結果

 三和先行。小林大はいけず、滝沢が三和三番手に納まる。しかし昔だったら絶好だったこの位置から自分で行く脚が既に滝沢にはなかったか。7番手から堤が一捲り。直線小林豊が差し込み、ドスジの5−9は1680円。


行け行け富夫

4R 特選 12:00
1山口 富生(岐阜68) 2阿部 康雄(新潟68) 3新田 康仁(静岡74)
4相原 浩二(愛媛60) 5澤田 義和(兵庫69) 6増成 富夫(岡山66)
7井上 貴照(群馬68) 8山本 真矢(京都65) 9松岡 彰洋(三重69)
周回←372・64・91・85

 どーして、こんなに自力屋だらけの番組を組んじゃうわけ?しかも、真矢と増成がどうして二走続けて同じレースなわけ?番組屋のセンスを強く疑う。
 新田から売れるが、逃げても捲っても松岡。井上強襲ってとこですな。まともに予想する気にならんわ、こんなレース。


結果

 真矢先行。増成何もできず。
 新田が捲ってくるが沢田が強烈ブロック。そのまま抜け出して沢田−井上−阿部の順で入線。しかし張られた新田が車体故障で、沢田失格。結果としては新田のズブズブ。
車7−2で1200円。

主催者発表の物とご照合を。あくまでも個人が趣味の範囲でやっております。一切の責任は負いません。 (00.3.27.)


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