KEIRINグランプリ2000


主催者発表のものとご照合を。


立川競輪・KEIRINグランプリ 12/30 電投番号28#

 さあ、ついに来たぞこの時が。なんだかんだでちゃんとこの時期になると体が動く。岡部がいようと金子がいようとグランプリはグランプリだ。これで燃えなきゃ、今まで一年間闘ってきた意味がないじゃないか。さあいくぞ。渾身の力を振り絞るぞ。

競輪研究の切り抜き
 燃えているのは俺だけじゃない。競輪研究の記者さんだって燃えてるぞ。

11R グランプリ 先固7周 2,825m 16:25
             前回    
11太田 真一(埼玉75) 平 224
22金古 将人(福島67) 平 76欠
33山田 裕仁(岐阜61) 岐阜121
44小嶋 敬二(石川74) 佐世311
 5岡部 芳幸(福島66) 岐阜761
56池尻 浩一(福岡63) 佐世46落
 7神山雄一郎(栃木61) 岐阜225
68金子 真也(群馬69) 佐世欠
 9児玉 広志(香川66) 佐世欠
コメント(競輪研究より)太田 昨年よりも気分的にゆとりがある。ここで逃げ切ってもう一度、名前を売る。
2金古 直前の平戦で出たウィークポイントを鍛えてきた。タイム的には怪我の前と一緒。3番手以内を確保してタイミング良く仕掛けたい。
3山田 今年は特別Vがなかったけどそれはツキがなかったから。調子は良くなっている。小嶋君につける。
4小嶋 佐世保まではオーバーワークだったけど今回は巧く調整できた。力を出し切るには先行しかない。鐘からでも仕掛ける気持ちで。
5岡部 夏季以降は特別Vの重圧もなくなり体調も戻ってきた。金子任せだが当然優勝を狙う。
6池尻 佐世保の転倒は擦り傷さえなかったけど気持ちに傷が残った。ここはミスが少ない神山さんに任せて脚を矯めていく。
7神山 この1年間は自分でも良くやったと思う。作戦は、ひらめきで動いていくということで。とにかく総力戦で優勝を狙う。
8金子 宮杯以来脚力は変わっていないがプレッシャーが強くて…。ようやく気持ちに整理が付いた。太田君マーク一本。
9児玉 落車が続き落ち込んだが、リフレッシュして精神的に良くなった。新フレームに乗ったがものすごく感じがいい。山田さんの後ろから。
周回←76・18・25・439 誘導:川口 満宏(東京58)

【いつか来た道】

 展開はいくつか考えられる。しかしなんにしても小嶋の先行の確率が一番高い。この先行が決まった場合、山田が一見有利だ。しかし三番手に児玉がいる。去年の寛仁親王牌を覚えているだろうか。中村美千隆−小橋−児玉で並んで、バックで児玉が先捲り打って慌てて小橋が付いていったレース。これと同じ事がここで起こっても全くおかしくない。児玉を本命に据えたい。あとは山田を中心に、神山、太田、岡部ぐらいが突っ込んで来る、といったところか。
 しかしこれはグランプリ。何が起こってもおかしくない。頭固定で行くととんでもない目に遭いかねないのだ。
 四番手に金古が納まった場合。なんぼ体調が悪いといえども、とりあえずは出ようとするだろう。その勢いに乗ってそのまま岡部が捲っていってしまうかも。
 あるいは中団が神山の場合、今の池尻がつけきれるかどうか疑問なので、ラインが短くなる。一人で捲ってきたのを山田が合わせて出た場合、神山不発となったら今度は後方から太田の捲りが飛んでくる。しかしいかに太田といえども7番手捲りは少々キツイかも。そしたらサラ脚で回った金子真也がヒモに絡む可能性も。  色々悩んだが、以下の買い目に決めた。もうこれ以上は買い足さない。鳴尾杯を打ちながら心静かにその時に備える。

9-3,3-9,3-5,9-5,9-7

 皆様のご幸運をお祈りいたします。


結果

 甲子園二角スタンドにいた。12/30のこの時間、ここのモニターの前に期待と不安を抱きながら多くの客が集まってくる。いつもの年の暮れの光景だ。
 場外では7分前が締めきりだ。16:18には全ての窓口が閉まる。あとは9人の選手に全てが委ねられる。
 発売が終わり、モニターの画面がオッズからテレビ中継に切り替わる。
 なんだこれは。まあ電投も締め切ったのだから今さらオッズやら展開予想をしても仕方ないが、それにしたってこの一年のスポーツ界を振り向いたって仕方ないだろう。家で見てるのならともかく、こちとら競輪場で見てるんだ。今日の阿佐田杯の結果とか、せめて今年の特別競輪を振り返ったりしろよ。出走が送れていることもあり、客はいらいらしながら見ている。「もう走ってるんちゃうか」「チャンネル間違えてるんちゃうか」などの声も聞こえてくる。16:30を過ぎても、一向に競輪が始まる様子はない。どうなってるんだ。(あとでビデオを見たら、木庭賢也と高橋しげみは別室に押し込められてるんだね。田村亮子様とは同席させんってわけか?これは競輪の中継なんだぞ。)
 16:30ごろに、ようやくバンクに出る前の選手の姿が映る。こうなると、それまでの文句もどこへやら。血液中にアドレナリンが分泌されてくるのが分かる。
 いつもどおりスモークに包まれながら一人ずつ出てくる。太田、金古、山田…。一年中こいつらのことばかり考えて今年も一年過ごしてきたのだな。でも感慨に耽っている暇はない。もう出走だ。甲子園はまだ明るいが、立川はもう薄暗いのだな。

 金古がすんなりSを取る。
 一周半で隊列は落ち着く。今年は競りもなくすんなりとした周回。

周回
←2437618

 照明に照らされながら淡々と周回が進む。
 赤板で太田が上昇開始。しかし合わせて小嶋も上昇。どちらも先行したいはず。小嶋は中バンクまで上がって太田を牽制しながら打鍾を待つ。

打鍾前二角
    18
  43

←2576

 そして、打鍾がなる前に小嶋が誘導を交わして一気に先行態勢。太田は金古と並走になってしまう。

打鍾三角
    18
←4376

 ホームではやや流した小嶋だが、最終一角からは全力で踏み込む。太田は並走のまま。二角で太田が捲ろうとするが脚を使ったためか前に進まない。そして最終バックから、山田が番手捲り。金子は太田を捨てて自力に転ずる。神山はまだ後方。

最終バック
   1
   8
 376
←4

 山田はひたすらゴール目指して駆け続ける。金古が内に詰まったのを見て、岡部は外に踏み込む。神山はその後ろ。

最終2C
   76
   8   1
←32   4

 そして直線。直線入り口ぐらいで児玉は早くも山田を交わしにかかる。そして大外、岡部が。

ゴール
                 →
                 |
4   1         6  |
               3 |
               2 |
            8    
               7 |
                 
                 |
                 |


一着 9児玉 広志(香川66)差 11.9 枠 4−6 1,580円 10番人気
二着 5岡部 芳幸(福島66)1/8輪  車 9−5 8,250円 33番人気
三着 2金古 将人(福島67)3/4身
四着 3山田 裕仁(岐阜61)T差
五着 7神山雄一郎(栃木61)T差
六着 6池尻 浩一(福岡63)3/4輪
七着 8金子 真也(群馬69)1身
八着 1太田 真一(埼玉75)大差
九着 4小嶋 敬二(石川74)大差

 よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
 しかしゴール後、岡部がガッツポーズ。一瞬儂は真っ青になる。でもスローが流れて、児玉の勝利を確認。
 ヘルメットをスタンドに投げ込む児玉の姿が映る。横で小嶋が祝福している。いいやつなんだなぁ、小嶋って。他地区だろうと、自分のラインから優勝者が出たことで本人的には大満足なんだろうなぁ。

 勝った児玉、山田がかなり早めに番手から捲ってくれたので内心ワクワクしていただろう。直線の切れ味なら、例え山田だろうと差し込めるはずだ。そしてそれを実現した。一方の山田は、あれで勝てなかったか、という感じ。着外とは。GPを一度取っているのだから大舞台の雰囲気は分かっているはずなのに。
 太田は、悔いが残ったことだろう。あれなら叩き合った方がまだマシだったのでは。終始外並走、見せ場なく終わるとは。まあ来年に向けてまた出直しだ。
 岡部は得意の大外捲り込み。金古の後ろをとっとと見限ったのが良かったね。金古はまだ体調十分でなかったんだろう。流れ込みしか考えていなかったと思える。
 神山は、何もできなかった。王者の走りじゃないぞ、あれは。本当にGPに縁ない男だなぁ…。池尻はこうなってしまってはどうしようもない。金子は早めに太田を見限ったのは良かったが、やはり外外踏まされたのはかなりしんどかったか。

 さて、儂的には、8年ぶりにGPを取って非常に満足している。前回取ったのは吉岡−井上で決まったときだったからなぁ。祝福のメール、ありがとうございます。今後も精進して参ります。

 さて、車券、まだ払い戻していない。正月二日の西宮「新春阪急杯」で払い戻すつもりだ。いや〜〜〜、楽しみだなぁ。

主催者発表の物とご照合を。あくまでも個人が趣味の範囲でやっております。一切の責任は負いません。 (00.12.28〜31.)


グランプリ目次へ
ホームへ