東西王座戦予想 結果は下の方です。

 さてさて、いよいよ準決勝「東西王座戦」。小橋、後閑といった東西の追い込み強者が相次いで姿を消すと言った波乱はあったものの(そして案の定、山田も)、まあ両横綱はきっちりと勝ちあがるし、ダービー王濱口とか十文字とか勝ち残ってきてそこそこ楽しめるメンバー構成なのではないでしょうか。
 さて、早速予想です。


 6月2日大津びわこ高松宮杯5日目 電投52 主催者のものとご参照を
9R   S級西王座戦  連単 先固2,500m 15:40

   名前(所属 期別)  今回 コメント
11 本田 晴美(岡山51) 13 中団キープから先捲り
22 浜口 高彰(岐阜59) 92 馬淵が駆けるなら仕事はする。
33 吉岡 稔真(福岡65) 11 暖かくなって体調がよい。決勝に残るように巧く仕掛ける。
44 西川 親幸(熊本57) 32 西尾がいるけど、僕が吉岡の番手に行きたい。一度も吉岡を抜いたことがない。
 5 萩原  操(三重51) 12 濱口がいるので、中部三番手。
56 西尾 芳樹(熊本45) 23 出来はよい。同県の西川に前を任せ、三番手。
 7 児玉 広志(香川66) 61 本田さんへ。巧く中団をキープできればいいね。
68 小川 圭二(徳島68) 33 中四国の三番手。いざとなったら児玉が動いてくれるし。
 9 馬渕 紀明(愛知68) 31 吉岡を抑えてうまく駆けたい。捲りでは通用しないし、とにかく主導権を取りに行く。

周回←346・178・925

【逃げれば堅いが】  吉岡完全復活。二予の先行も、余裕を持った走りであった。ここも先行できれば一着は間違いないのだが、馬淵がなかなかそうはさせてくれまい。観音寺、別府と吉岡相手に先行して封じ込めてきた実績もある。ここも早駆けが決まれば濱口の頭というのが大方の予想だろうが、こういうときは第三のラインから買えという鉄則がある。

 馬淵が先行する局面なら、吉岡は7番手。つまり中団を取りきった本田晴美の、悲願のタイトルへ向けてのターボ捲り炸裂!!

  1=7 1−3 1−9 8−7


10R   S級東王座戦  連単 先固2,500m 16:25

   名前(所属 期別)  今回 コメント
11 高谷 雅彦(青森67) 43 先行か捲りかは流れ次第だけど、自力勝負。青龍賞のようにはいかないでしょう。
22 東出  剛(千葉54) 22 神山マークでがんばるよ。出来はいい。
33 十文字貴信(茨城75) 91 結果はどうあれ、主導権を取る。
44 高橋  武(神奈50) 32 北につけるか東出に任せるかは五分。
 5 神山雄一郎(栃木61) 51 道中は茨城の後ろだが、決勝のためには展開次第で自力
56 加藤  忍(秋田59) 11 相性のいい高谷の番手。
 7 稲村 成浩(群馬69) 82 わがままを言って、金子の前で戦いたい。流れ次第でカマしも。
68 長谷部純也(茨城57) 13 神山もいるが、同県で十文字の番手。去年の正月の別府でワンツーを決めた。
 9 金子 真也(群馬69) 23 稲村さんマーク。ただし、もつれるようなら動くが。

周回←79・16・38・524

【積年の怨み】  万が一十文字が出渋れば、神山がしびれをきらして飛び出すはず。そこを狙い澄ましたかのように、十文字の一捲り。二次予選で見せたように、本来十文字の捲りの力は一級品。ここも逃げる神山を一捲りして、長年の鬱憤を晴らすと同時に決勝で自分競走をできるようにする。

  3−8 3−5 3−2 東出から

(97.6.1)


結果

 東西ともに、両横綱がきっちりと一着で決勝進出。特に、吉岡の圧勝ぶりは文句のつけようのないところ。やっぱり、強い人がきちんと成績を残してくれなくちゃ競輪は面白くない。


西王座戦

 周回は、

←346・178・925

 打鍾前に馬淵がゆっくりと上昇。それを見た、前方の吉岡が打鍾三角から突っ張り。馬淵も慌てて踏み出すが、ホームでは内吉岡、外馬淵で併走状態。
 この併走も、1Cでは馬淵が力尽き、吉岡の逃げ切りへ。本田はバックで捲っていくものの、欲を出して吉岡三番手にはまったところをすかさず児玉に捲られてしまう。
 結局、最後まで吉岡の脚勢が衰えず、堂々の押し切り一着。捲った児玉も結局届かず三着止まり。

一着 3吉岡 稔真(福岡65) 枠 3−4 390円
二着 4西川 親幸(熊本57) 車 3−4 450円
三着 7児玉 広志(香川66)

 強い。今まで散々苦しめられた馬淵にも、ここぞという大舞台できっちり逃げ勝つ。しかも、500バンクで打鍾三角から先行するとは誰が予想したであろうか。
 決勝は相手がかの栃茨だけにどうなるか分からない。しかし、年頭からの不調から完全に脱したと見て良いだろう。
 現状、神山を完全に上回っていると感じる。横綱はこいつだ。

 タイトルをたらい回しにするはずの中部勢は全員脱落。まあ、本来の主力である山田や海田といった辺りが早々に姿を消しているようでは仕方あるまい。今後の精進を望む。


王座戦

 周回は、

←79・16・38524

 動きがあったのは、打鍾から。
 十文字が上昇し、先行体勢に入ろうとするところを四角で高谷が叩き返し、一気に仕掛けようとする。しかし、十文字も簡単には譲らず、ホームでは一旦前に出るが、一角入り口で再び高谷に前に出られる。
 しかしその結果、十文字は高谷の番手にすっぽりはまってしまう形になり、そして最終三角から高谷を捲り、このまま押し切っていくかとも思われた。
 しかし、「東の松本整」神山がこんな展開を許すはずもなく、四角から早くも交わしに行く。
 結局、一着は神山。二着は、バックでは8番手にいた稲村が直線猛然と突っ込んでくる。

一着 5神山雄一郎(栃木61) 枠 4−5 1,000円
二着 7稲村 成浩(群馬69) 車 5−7 2,180円
三着 8長谷部純也(茨城57)

 勝負のハイライトは、高谷と十文字の凄絶な先行争い。高谷は近時捲り先方が多いように思っていたが、ここに来て再び先行屋としてのプライドが甦ったか。今回は敗れはしたものの、高い評価を与えておく。
 十文字もよく頑張った。しかし、第三の先行屋であるはずの稲村は、すっかり自在屋に転向したのか? 3日目も神山の番手に飛びつく競走を見せたし、もう、先行屋としての限界を感じたのかもしれない。自在屋としてみるならそれなりに面白い選手かも。
 神山は、あんな競走をするのなら人の後ろを走る資格はない。GPのあの結果があってもまだ懲りないのか? 十文字はおまえの家来ではないんだぞ。


宮杯目次へ

ホームへ