'98ふるさとダービー・弥彦

 さて、いよいよ三回目のふるダビ弥彦です。
 本来なら豊橋で二年続けてやるはずが、例の特観席汚職で二度目の豊橋は延期になり(来年実施と言うことに決定したようですね→日自振HP参照)、その余波で棚ボタ的に開催が決定したこの大会、でもそれなりの好メンバーが揃いました。
 調子が取りざたされる神山、さんざん客を待たせた、遅すぎたヒーロー。小嶋、上昇一途の市田にそろそろ結果を出さないと真価が問われかねない岡崎に日本一のマーカー小橋と日本一のお人好し本田の岡山コンビと優勝候補も絞りにくい。その他、御大滝沢先生に我らが増成と、斡旋表を見ているだけでわくわくしてきますなぁ。

 さて、舞台となる弥彦競輪場はご存じの通り、全国唯一の村営競輪場。なかなか良い雰囲気の競輪場らしい。今回は現地参戦するつもりだが、まだ見ぬ競輪場に夢がふくらみます。
 さて、日曜の晩にここに書き込むときは、大きく「唄って」いるか、それとも泣いているか……

(98.7.2.)

7/7 ふるさとダービー弥彦初日 電投21
11R 決勝 先固6周 2,425m  16:25
             今回    コメント(競輪研究から)
11稲村 成浩(群馬69) 特9二1準3 阿倍の地元戦なので関東三番手でいい。調子はいい。
22小橋 正義(岡山59) 特8二1準3 レース中も余裕がある。市田の番手。
33小嶋 敬二(石川74) 特6二2準2 せっかく日本一の先行屋といわれているのだから、先行で勝負。
44佐々木竜也(神奈57) 特4二2準3 よくレースが見えている。目標は決めていない。
 5阿部 康雄(新潟68) 特3伊2準2 今回は上出来。途中ではぐれないようにしっかりついていく。
56恩田 繁雄(東京41) 特1伊8準2 可もなく不可もなく、といったところ。関東4番手。
 7市田佳寿浩(福井76) 特4二2準1 正直言って調子は良くない。捲りは考えていない。
68山口 富生(岐阜68) 特3伊7準1 日本一の先行屋の小嶋マーク一本。
 9神山雄一郎(栃木61) 特2伊1準1 先手争いはしない。
周回←4・9516・38・72
【オダテりゃ……】

 「日本一の先行」と言われただけで簡単に北陸連携を捨てて自力で頑張っちゃう小嶋は好きだなぁ。でも、ここは多分市田が先行。小嶋はちゃんと三番手を取れるか?
 市田の先行力と、小橋の番手屋としての能力を考えると、小橋の頭が濃厚。神山も二着までが精一杯では? 市田の逃げ残りまで考えよう。多分小嶋は失敗しそう。

 車 2−9 2−5,2−7


結果

 Sは恩田。
周回
51638724
 淡々と周回を重ね、赤板で先に小嶋が動く。しかし、小嶋も合わせて上昇し、打鍾前バックでは小島の前受け状態、その後ろから市田が上がり、
打鍾
 724
← 38 516
 と、まずは市田の先行体勢。小嶋は中団をキープしようとするが、そこは神山のほうが一段上手、アウトから被せてきて、四角では中団を取りきってしまう。
最終ホーム
←72451638
 となって、もうこの時点で小嶋はおしまい、って感じ。
 二角で神山は早くも捲り発進。最終バックでは小橋のアウトにまで来てしまう。小橋も捲りを阻もうとするがいかんせん直線では外に張りづらく、神山に出きられてしまう。
最終バック
 51
←724 386
 小橋はバック出口で市田を捨てて神山番手に切り替え。神山は脚勢衰えず、そのまま一着入線。小橋は二着流れ込み。最後のあがきの小嶋の捲りに載った山口が直線伸び手三着。直線でもつれて、地元阿部と稲村落車(佐々木失格)。
一着9神山雄一郎(栃木61)捲11.2     6−2    770円 二番人気
二着2小橋 正義(岡山59)1/2身      9−2    800円 二番人気
三着8山口 富生(岐阜68)
四着3小嶋 敬二(石川74)
五着7市田佳寿浩(福井76)
六着6恩田 繁雄(東京41)
七着5阿部 康雄(新潟68)(携入)
落棄1稲村 成浩(群馬69)
四失4佐々木竜也(神奈57)
 強いね、神山。今年に入ってポカが目立ったけど、今節はハードスケジュールなはずなのに連日ほぼ完璧な走り。脚力だけでは小嶋も劣ってはいないけど、位置取りも含めた総合力ではまだまだ神山には敵わないということを見せつけられてしまった。
 まあ、以前のような「常勝」とまではいかないだろうけど、吉岡の復活と合わせて、両横綱時代は当分続いてしまうのか。
 市田はよく頑張った。本来捲り志向の選手らしいが、師匠の野原がよほど良い教育をしたのか、きちんと新人らしい先行を続け、そして今回のように大舞台で主導権を取る競走ができている。捲りに色気を出さず、もうしばらく辛抱して先行を続ければ脚力も付いてきて、大きく羽ばたけよう。
 小嶋は、まあ、こんなもの。神山に先に行かれはしたが、それでもバックからの捲りは結構なものだった(実は、小嶋はこのレース、10.9で上がっているのだ)。脚力的に、今がピークだろう。位置取りをどうにかすれば、多分、今年中にはどうにかなりそう。頑張れ。
 小橋は、円熟の域に入ってますね。決勝は差せなかったけど、二予での増成と同乗したレースは、きっちりと番手の仕事をして、しかも「あの」増成をきちんと二着に残す好走。悪評も多いが、小橋はやはり日本一のマーカーだと思う。
 稲村は、相変わらず、中途半端。なまじ脚力がある分、マーク屋になりきれていない。今のままだと、番組もマーク屋としては組んで貰えないし、あまりいいことはないと思うのだが…

 決勝に乗れなかった人達について。
 岡崎。おいおい、何やってるんだ。最終日こそ斉藤 秀昭(群馬78)との叩き合いに勝って二着に粘る好走だが、勝ちあがりは連日位置にこだわる競走。おいおい、おまえが小野 俊之(大分77)より大成した理由は、気っぷのいい先行に成績がついてきたからだぞ。原点に帰れ。まだまだ可能性があるはずだ。
 小林 裕司(千葉71)。へえ、面白くなってきたね。こいつ、前からこんな選手だったっけ。最終日も本田晴美を捲らせない競走。なんだかんだ言ってるうちに、南関にもいいウマが出てきたじゃない。佐々木竜と高木の復活コンビには朗報でしょう。
 斉藤 秀昭(群馬78)。ううむ、それなりに強いけど、儂の古い観念からしたら、どうも良くない…。なんか、小粒だぞ…。
 渡辺 晴智(静岡73)。児玉にはなれない。
 そして、増成
 うむ。105点の選手とは思えないでしょう。本来、ここまでやれる選手なんです。最近、練習をちゃんとやってるという噂。だったら最初からやらんかい(笑)。
 増成については、後日章を改めてきちんと書きます。


10R 順位 先固5周 2,025m  15:38
1海田 和裕(三重65) 2太田 真一(埼玉75) 3滝沢 正光(千葉43)
4大河原和彦(群馬58) 5加倉 正義(福岡68) 6増成 富夫(岡山66)
7高橋  武(神奈50) 8渡辺 晴智(静岡73) 9金古 将人(福島67)
周回←937・24・65・18
 海田は、兄弟子・橋本の訃報を知っているのだろうか……
 彼の性格的を考えると、このレースでは何もできないだろう。ここも増成先行で、加倉の差し目で買いたいけれど、なんとなく、すっきりしないレースになりそう……
 海田、欠場してくれんかな。そのほうがこっちも車券を買いやすくなる。なんか、こういうの、嫌なんよ……

結果

周回
←249365718
 打鍾で、なぜか海田が増成の外に張り付いてしまう。増成は出れないまま、太田が先行。最終バックで金古が捲り、その後ろに切り替えていた渡辺が二着。
一着 9金古 将人(福島67)  枠 6−6  2,330円
二着 8渡辺 晴智(静岡73)  車 9−8  1,360円
三着 5加倉 正義(福岡68)

準決の結果
9R
1太田 真一(埼玉75) 2渡辺 晴智(静岡73) 3小嶋 敬二(石川74)
4大河原和彦(群馬58) 5豊岡  弘(長崎69) 6木下  章(長野61)
7山口 富生(岐阜68) 8小林 裕司(千葉71) 9小橋 正義(岡山59)
周回←614823795
 木下が先行しようとするところを、小林 裕司(千葉71)が内を掬って先行。しかしその番手に小嶋がはまってしまい、あとはバックから捲るだけ。
 渡辺君よ、よその位置を狙うのもいいけど、自分の番手ぐらいはしっかり守ろうや。
一着 7山口 富生(岐阜68)  枠 5−3  1,880円
二着 3小嶋 敬二(石川74)  車 7−3  1,920円
三着 9小橋 正義(岡山59)

10R
1稲村 成浩(群馬69) 2金古 将人(福島67) 3高橋  武(神奈50)
4上方 啓次(茨城54) 5市田佳寿浩(福井76) 6藤原 克成(岡山60)
7滝沢 正光(千葉43) 8井上  薫(大阪42) 9恩田 繁雄(東京41)
    7
周回←2431586
 市田が打鍾から巧く先行。番手井上は稲村に競り負けるが、稲村もこれで脚を使ってしまったようで、直線恩田に喰われてマンシュー。
一着 5市田佳寿浩(福井76)  枠 4−6   1,630円
二着 9恩田 繁雄(東京41)  車 5−9  11,880円
三着 1稲村 成浩(群馬69)

11R
1佐々木竜也(神奈57) 2阿部 康雄(新潟68) 3岡崎 孝士(熊本77)
4梶応 弘樹(愛媛57) 5海田 和裕(三重65) 6増成 富夫(岡山66)
7神山雄一郎(栃木61) 8坂本  勉(青森57) 9加倉 正義(福岡68)
周回←728513964
 最後尾にいた増成だが、打鍾で海田が上昇したその上を中バンクを使って叩き、最終ホームで一気に先行。三番手を海田と争った岡崎がずるずると後退、神山にふたをしてしまう。
 海田の捲りも不発っぽく、「おおおお、もしかしてもしかしてもしかして〜」と思ったけど、さすがに神山は強いね〜。強引にこじ開けて、一気に捲り追い込み。でも増成も頑張って、5着に残ったのだから立派なもんでしょう。105点の選手とは思えない好走。うん、今回はこれで充分だ。
一着 7神山雄一郎(栃木61)  枠 5−2   270円
二着 2阿部 康雄(新潟68)  車 5−9   290円
三着 4佐々木竜也(神奈57)

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