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土地の入手から家を建てるまでを、現在進行形でお伝えします。
現在マイホーム建設をお考えの方、参考にしてください。     by.noriko



1.土地探しに奮闘 競争入札から土地取得まで



H13.10月

 買い物の途中で 売地 の看板を見つける。
2・3日後、もう一度見に行くと、「名古屋市 市有地定価売払物件」だった。
よく見ると、6物件くらいあることに気づき、インターネットで調べてみると、なんとすぐ近くに40坪ぐらいの土地があるではないか!すぐに見に行ってみると、「いいじゃん!!」という感じ。価格も民間で買うのに比べればずいぶん安い。
でも、ふと受付締切を見てみると、なんと今日の午後4時!今は3時45分くらい。時間がないー!
結局家に帰ってダンナに知らせて、あれこれしているうちに”タイムアウト”
諦めきれずに電話で確認してみるが、やはりそこはお役所、締め切り厳守とのこと。(まあ、あたりまえか)

2・3日後
 
 やっぱり諦めきれずに、電話で、誰か申し込んでいるか聞いてみると、「一人申し込みがありました」
ガーン!!もうだめだ。

12月
 
 それでももしかしたら契約までいかないかもしれないと思い、契約締切の次の日に再び電話してみるが「契約成立しました」とのこと。やっぱりだめだった。

12月中旬〜下旬
 
 買い物の途中など、あちこち自転車で走り回ってみる。
「売家」とかいう看板を見つけると、連絡先をメモして問い合わせてみる。でもやはりなかなか条件に合うような物件は見つからない。
 マンションという手も考えてみるが、そうすると事務所を別に借りなければならない。やっぱり事務所付き住宅にしたい。何といったってうちのダンナは設計士なんだし・・・。



12月下旬
 
 東海財務局の「国有地一般競争入札のお知らせ」というチラシが新聞に入っていた。「きっとみつかる、新たな夢がかなう土地」というキャッチコピーにつられて、FAXサービスでめぼしい物件の情報をいくつか引き出してみる。その中の1つが大きさもちょうどよく、場所もよかったので、何事も経験と思って、一度入札に参加してみることにした。
 財務局の所有している土地というのは、相続税を現金で支払うかわりに土地で支払う「物納」によるものがほとんどなので、裁判所の競売物件のようなトラブルはないようだ。

  新聞に入っていたチラシ

H14.1月10日(木)

 東海財務局に書類を取りに行く。
書類は4階のエレベーターホールにあり、誰でも自由に持っていけるようになっていた。また、今回出された物件の写真がパネルになって掲示してあった。

1月11日(金)
 
 入札に参加するには、事前に「入札保証金」(入札金額の5%)を納めなければならないため、入札金額を決める。
路線価を調べて、それにプラスアルファした金額に決める。現状が「田」なので、埋め立てや擁壁代も考慮して決める。
 入札保証金を振り込み、書類一式を配達証明郵便で送る。

1月24日(木)
 開札の日。主人と二人で見に行った。
受付があり、名前をチェックされた。たぶん開札に立ち会うことができるのは、入札した人だけのようだ。
 進行役の財務局の人と、「立会人」という人と、入札金額が入っている封筒を開けたりする「補佐役」4人、あと財務局の人が3人ほど前に並んでいる。
見に来ている人は、やはり不動産関係の会社か、建て売り業者と思われるような男の人がほとんどだった。その中で2・3組の夫婦らしきカップルもいた。全員で50人くらいだろうか。
 開札が始まる。まず補佐役が入札金額が入っている封筒を開ける。次に進行役が入札保証金が規定の額振り込まれているかチェックする。財務局側の人が予定価格が書いてある紙を進行役に渡す。そこで「0000番の物件の入札価格は0000円です。これは予定価格を上回っておりますので落札と致します。」とか言って、落札されたことになる。
 保証金が入札価格の5%に満たなかったり、財務局の予定価格を下回っている場合は不落となり、後日今回の入札に参加した人に限ってもう一度入札することができる。
 自分たちが入札した物件の発表の時には、さすがに胸がドキドキした。思わず進行役の人の顔をじーっと見てしまう。ついに発表の瞬間、「0000円で落札されました。」
と聞いた瞬間、「これってうちが入れた金額じゃん!!ヤッター!!」
でもここで「ヤッター!!」と叫んではいけない。誰かがそれを聞いて「譲ってください」とも言われかねない。
 開札が終わって家に帰ってきて「ほんとに落札しちゃったね、どうする?」という感じだった。まさか本当に落札するとは、あの土地が自分たちの物になるとは、でも嬉しい気もするし、なんだか複雑な気持ちだった。

1月25日(金)
 速達で「入札結果通知書」が郵送されてきた。「もう来た!」と、その素早さにビックリ。それもそのはず、2月12日までに売買契約を締結しなければならないからだ。「契約にかかるご案内」というリーフレットによると、2月12日までに契約ができないときは、入札の時に払った入札保証金は、国庫に帰属(没収)されるそうだ。
 そのほか、契約の時に必要な書類などの説明が書かれていた。まず、売買代金の支払方法を決める。
 1.契約日に全額払う方法(現金又は小切手)
 2.契約日に契約代金の1割以上の保証金を支払い、その後20日以内に国の発行する納入告知書により残金を振り込む方法
 この2つの方法がある。当然2を選ぶ。契約当日までに現金を全額用意するのはちょっと難しい。なんせ大金だから・・・。その他に住民票2通、印鑑証明1通とともに「連絡メモ」に前述の支払方法と契約に行く日を書いて「できるだけ速やかに」送付する。この後、お金を集めるのに奔走することになる。

1月27日(日)
 土地を見に行く。この土地が自分たちのものになったんだ!でもまだ実感が湧いてこない。まさか手にはいると思っていなかったので、前に来たときはよく見てなかったが、今回改めて見ると「なかなかいい土地だよね。」なんて思ったりする。ここに一生住んでいくんだなあ。なんだか感慨深いものがあった。



2月1日(金)
 「国庫財産売買契約についてのお知らせ」という書類が来た。そこに契約当日持参するものは、
 1.契約保証金
 2.収入印紙
 3.登録免許税領収書 (これは登記などにかかる税金、結構な金額だ。不動産業者 から土地を買うと、この他に手数料がかかるらしい。)
 4.契約書 (記名押印する)
 5.契約内容の公開について (落札金額を無記名で公表してもいい場合)
 6.所有権移転登記嘱託請求書
 7.実印
 8.農地転用届出受理書(写) (今回の土地がもともと田圃だったので、宅地に変更 した時の書類)    



2月7日(木)
 午前9時、契約のため東海財務局に行く。
持参した書類をチェックする。契約書は、1ページずつきちんと見直していた。(契約書を改竄する人でもいるのだろうか?)その他、印鑑・収入印紙・記入漏れなどないかチェックする。
 その後、別室に行って契約保証金を支払う。よく銀行にあるような「お札を数える機械」に通してお札の枚数を数えるのだが、その機械が調子が悪くて、結局職員の人2人が手で数えていた。今回の保証金というのは契約金の1割(以前に支払ってある入札保証金を差し引いた額)なので、うちの場合はそれほど大金ではないが、全額を一括で支払う人があったらどうするのだろう。手で数えるのはたいへんだろうなあ。まあ、大抵の場合は小切手を使うようだけれど・・・。
 残金は、「納入告知書」という振り込み用紙が郵送されるので、それをもって銀行で振り込む。それで手続き完了、はれて自分の土地になるのだ。

2月13日(水)
 「納入告知書」が郵送されてきた。
銀行で残金を振り込む。

3月1日(金)
 やっと「登記済証書」が簡易書留で送られてきた。受領書に署名、捺印して返送すれば、これで手続きは全て完了。

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