編集部:絵本の中の桟敷に、服部先生と一ノ関さんを発見しました。
服部:そう? 僕もいるの(笑)? 知らなかった。よくみつけたねえ。
一ノ関:しまった! 教えてなかったですねえ(笑)。これが先生で、その隣が編集の山田さんです。
編集部:この、黄八丈を着て、上を指差している人が一ノ関さんですか?
一ノ関:私はねえ、いないんですよ(笑)。
編集部:桟敷にいる観客を探していたら(一茶・三馬・北斎・広重ほか)、「私はどこにいるの?」と家族が言い出しまして、このかぶりつきにいるのが自分だとか、こっちがいいとか、たいへん盛り上がりました。
一ノ関:あはははは… (ト明るい笑い声。一同なごやかな雰囲気に包まれる)
服部:そう、おもしろいねえ(笑)。そんなふうに楽しんでくれたの? 原画はこの1.5倍くらいの大きさで、一ノ関さんが一人一人ていねいに描いてくださった労作だから、そういう楽しみ方もできるんですね。
一ノ関:あは…(ト照れ笑い) |
| 絵本 夢の江戸歌舞伎 |
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■文:服部 幸雄 絵: 一ノ関 圭
■岩波書店■本体 2,600円
■2001年4月24日初版
江戸時代、歌舞伎は人々の夢の世界だった。観客は、芸と技術にかける役者や裏方と一体になって舞台を盛り上げ、どよめく祭りのよろこびをともにした。
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