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『三帖和讃』講讃(上)


 書  名

『三帖和讃』講讃(上)


 発  行  白馬社

 価  格  2520円 (送料340円)

平日の10:30〜18:00はお電話でもご注文いただけます→華光会事務局:075−691−5241


 案  内

親鸞聖人の深い感動をうたった『三帖和讃』を学ぶためにこれ以上はない、最強のテキストが登場! 著者の18年にわたる渾身の講義を単行本化した、親鸞教徒必携の一冊。
上巻は「浄土和讃」「高僧和讃」を収録。
下巻は「正像末和讃」を収録。
ページ数:    303ページ
商品の寸法: A5版

 

 著者/編者 増井悟朗 著



(本文より)

p18〜p19
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第1章 巻頭(冠頭)和讃 2首

1 大意
第1首は、信を勧められたもの(勧信)。第2首は、疑いをいましめられたもの(誡疑)で、 この2首で「三帖和讃」全体の主旨を要約されたものである。

2 本文の解釈
1 弥陀の名号となへつつ
 信心まことにうるひとは
 憶念の心つねにして
 仏恩報ずるおもひあり

(句解)
・弥陀の名号ー南無阿弥陀仏のこと。「弥陀」とは阿弥陀如来。すなわち無量寿・無量光の意味。 南無阿弥陀仏の南無とは帰命の意味。本来はわれわれが阿弥陀仏に帰命することをいうが、 今は私に与え、私を呼んで下さる仏名のこと。なぜなら「わが名を称えるものを仏にせずにはおかぬ」 という本願によって作りあげて下さったものだから、これを仏名という。 だから、その本願の心が私に受けとられてきて南無―帰命の心として回向される。 そうさせずにおかぬという阿弥陀仏のお心が、私をして念仏申さんと思いたつ心となり、 さらに仏を慕うお念仏の声となって下さる。このように南無阿弥陀仏の「南無」と「阿弥陀仏」 とは私と仏にとって、共に切り離せない一体の関係にある。それで南無阿弥陀仏を仏名という。 仏が私を呼ぶ声であると共に、私が仏を慕う声となってくださるものだからである。
・となえつつ―3行目の「憶念の心…」以下にかかる。
・信心まことにうるひとは―これを第1行目に持って行くと、意味がはっきりする。 信心とは、まことの心。私にはなくて、仏よりの回向(いただきもの)の心。 これを南無阿弥陀仏の南無の心という。他力回向の心 ―阿弥陀仏のお救いを信じずにおれなくさせられた心。
・憶念の心―仏の本願の尊さを思わせられる心。

〈意味〉
阿弥陀如来が「わが名を称えるものを仏にすることができねば、 われも仏にはならない」と念一つを選び取って下さった。このご本願のまことを、 疑いなく聞信させられた人は、必ずお念仏せずにはおれなくなる。 そのお念仏するままが、常に本願の尊さを思わせられると共に、 仏恩の広大なることを感謝せずにおれなくさせていただくのである。

2 誓願不思議をうたがひて
 御名を称する往生は
 宮殿のうちに五百歳
 むなしくすぐとぞときたまふ

(句解)
・誓顧不思態―「誓願」とは、阿弥陀仏が因位の修行のとき、 衆生の救いとご自分の成仏とをかけものにして下さったこと。 すなわち、私の成仏を願い、それが達成されぬときは、ご自分も成仏しないと誓われたこと、 本願とも弘誓ともいう。「不思議」とは、それを私が考えたり議論したり出来ぬほどの尊いことをいう。 この誓願不思議の最後の切りふだ、表現が南無阿弥陀仏の名号。
・宮殿―『大経』〈75〉では、釈尊が、弥陀の浄土に化生と胎生の者のあることを示され、 弥陀の仏智を疑い、罪福を信じて念仏する者が胎生するところをいう・・・・・・  

 



目 次


はじめに
浄土和讃・・・・・・・・・p17
第1章・巻頭(冠頭)和讃 2首
第2章・讃阿弥陀仏偈和讃 48首
第3章・浄土和讃(三経讃)
第4章・諸経和讃 9首
第5章・現世利益和讃 15首
第6章・勢至和讃 8首

高僧和讃・・・・・・・・・p151
第1章・龍樹和讃 10首
第2章・天親和讃 10首
第3章・曇鸞和讃 34首
第4章・道綽和讃  7首
第5章・善導和讃 26首
第6章・源信和讃 10首
第7章・源空和讃 20首
第8章・総結讃 -2首と八聖列名-
参考文献



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