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動力自作にも手を出してみよう (2010.04.05 更新) |
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今回はアルモデルさんの英国風ナローサドルタンク改造キットです。 とりあえず、トミーのパーシーを買いに行ったものの、なんとなく買わずじまい…。なんか違うヤツを作りたいのです。
今回のネタはカー,スチュアート(Kerr Stuart:EN Wiki)風味のオープンキャブのサドルタンクです。3.5tぐらいのちっちゃいイギリス車(?)です。 いつもの9mmナローにするため、適当にデフォルメしていきます。 まずは特徴的な角丸四角のサドルタンクとボイラーを。 サドルタンクはt0.3mmの真鍮板に画鋲でつっついて、リベット表現をやってみましたがぼんやりしてますね。 ボイラーはφ9mmパイプに同じく真鍮板で火室を作り、ドームはドリルレースで整形したパイプを差し込んでいます。 タンクとボイラーは塗装後にネジ止めしようという魂胆です。
で、こうなります。煙室と煙突のパーツは昨年のイベントの際にワールド工芸のジャンク箱で買っておいたものです。 ちょっと煙突が短いし形状が違いますが、なんだかイケそうです。 かえってデフォルメ具合がきいてていいかも。
今回のポイントその1。オープンキャブにするのですから、モーターはボイラー&火室内におさめなきゃカッコ悪いっちゅうことです。 で、手持ちのワールド工芸のφ6mmモーターをタミヤプラパイプのスリーブに入れて、ボイラーのパイプ内径(φ8mm)にあわせ、ついでにギアユニットでアクセルシャフトの位置を下げます。 本当はここで平ギアによる減速をしたかったのですが、大径のギアを使うと火室内に収まらないので、やむなくNゲージの動力台車を分解して調達した丁数の少ない樹脂製のギアを流用しました。 (めんどくさいな、オープンキャブ…。) ウォームギアはだるまや製のをセコく半分にして、φ1mmの洋白線のシャフトに真鍮パイプのブッシュで径をあわせています。
今回のポイントその2。フレーム集電とギア(ウォームウィール)のスライスです。 車輪はTOMIXのφ7.6mm機関車用動輪パーツで、左右のフレームで終電するようになっています。 したがって、フレーム間は絶縁する必要があり、プラ角棒です。 だるまやのギアは、スペーサーとともバイスにはさんで、糸鋸で慎重に「輪切り」。 人生で初めて、ギアをスライスしましたが、何とかなりました。 ペーパーでかえりを取り、3mmのプラパイプのブッシュで車軸に固定し瞬間接着剤を流しておきました。
これで、上下のユニットを組み合わせて走ってくれれば、今回の工作の峠を越えます。結果は…。「まぁ、走らないことはない」という感じでした。 苦労して工作した割にはギアノイズはうるさいし、非力だし…。まぁ最初はこんなもんでしょう。
ここまで出来た段階で、一部の方にお披露目をしてきました。キャブがまだですので、重量バランスが取れていません。 ですので、後進をかけると「ジャックナイフ」状態に。おじさんびっくり。
続きの工作に入ります。キャブ床板は、真鍮板に艦船模型の鉄甲板表現用のモールドを張り込みました。 ルーフをのせるための4本のポスト基部をパイプで作り、左右のコールバンカーを設置。
キャブのポストは1mm角棒で、"∩"のカタチに曲げた2組のポストの湾曲した上部に屋根板を貼り付けたのですが、コレがうまく垂直にできない。結局、ある程度のところで、早々にあきらめてしまいました。 妻面内側にはメーターを真鍮パイプをドリルレースで整形し取り付けました。 ちょっとした加工は電動ドリルとヤスリで何とかなりますが、そのうち旋盤なんかが本気で欲しくなるんでしょうね。^^
フレームとキャブを組み合わせるとこんな感じ。キャブ部分のオーバーハングが大きいですが、ボイラー部分に重心がきますので、結構安定しています。
エンドビームは0.5mm板で下端に1x1.5アングルを貼り付け。カプラーはピン&リンク式の"目"のカタチではなく、ワールド工芸の折り重ねて作るあさがおカプラーの先端部分を埋め込みました。
なんとか、まとまりましたか。予想よりずいぶんとずんぐりした感じに仕上がってしまいました。 大きな車輪とスカスカキャブがチャームポイントです。 次はお待ちかね最大のタノシミである塗装工程。今回は汚します。
塗色は、煙室・フレーム : フラットブラック ボイラ・キャブ : ダークシーグレイ エンドビーム : イエロー+黄柑色 キャブ屋根上面 : グレイ です。 今回は素直にべた吹き後、エナメルウォッシュで薄汚れた感じに。 テーマは「労務者」風。そう、目指せ!ナガウラテイストなのです。
オープンキャブのアップ。見せ場でもあるわけですが、ちょっとレバー類がオーバースケール。 裸眼で見ていると、あまり歪みがよくわからないのですが、こうやって画像にすると見事に歪んでいることがバレバレですね。
最終走行試験は…。とにかく、ギアノイズがすごいです。 特にウォームが露出しているフレームあたりからでしょう。 グリス漬けにすれば多少は改善するかもしれません。 …ということで、 すでに4月ですが2010年最初の車両が晴れてロールアウトです。!(^^)!
走行テスト風景をご覧ください。 |