2005年 実業団 EAST SLALOM 第4戦

in 猪苗代湖


2005年イーストスラロームシリーズ戦。今年はイマイチ恵まれていない。第一戦in津久井浜はスタッフ多忙により中止、第二戦in本栖湖は辛うじてレースは成立したが総じてアンダーレース、第三戦in富津は微風過ぎてRBクラス以外は不成立、特別戦in検見川浜も微風でビギナークラス以外は不成立。ここまでで年間シリーズ戦にカウントされるクラスは本栖湖しか成立していない。ここで夏のレース最後となる猪苗代湖戦でどうにかシリーズカウントクラスのレースが成立して欲しいところである。

当日8/27(土)の猪苗代湖の天気は基本的に晴れ。前年と似て直前に台風が日本海側を通過したあとだった。これは良く吹いた昨年の猪苗代戦の再来か?

8/27(土)の天気
・・・早朝雨、日中夕方まで晴れ。気温は高めでスプリングで十分(昨年はシーガルが多かった)。風はほぼ終始北北西の風で早朝やや強く、昼過ぎまで沖でave8mブロー10m?レース終了後更に上がって沖でave10mといった感じ。海面は湖面であることから比較的フラット。結果的にそこそこ吹いてシリーズ戦クラスのレースが無事成立した大会となった。

準備中の崎川(サッカ)浜の風景

風向は昨年の南南東とは全く逆だった。だがサッカ浜から天神浜のアビームコースは昨年と変更なしで良しと運営サイドが判断。例年と同じコースでレースは執り行われた。

レースのスタートは正午過ぎ。磐梯山をずっと左手に眺めながらの爽やかな青空の元、レースはスタートし、トップ艇は約20分ほどでフィニッシュラインを切り、最終ゴール者も1時間前後で戻ってきた。
各選手たちは思い思いに海面を走り猪苗代湖レースを楽しんだ。

毎年このアビームレースにはしんどいアップウィンドが無いのでレース初心者、レディスも積極的に参加して頂けるレースとなっており、今回も例に漏れず様々な層の選手が参加し、楽しんだ。そんな中から今回レディスOPクラスでトップフィニッシュを飾った今井純子選手、それからレース初心者で7平米台セイルで参加しチャレンジ7クラスでトップを取れたという小仁田裕子選手にそれぞれ感想レポートを頂いた。

 

レディスOP1位 ウェットマスター 今井純子選手から

晩夏のレース東北 猪苗代湖へ             今井純子(11−3)

8月の最終週末とあって夏の終わりを感じるウインドレースである。
このレースに参加するのは、今年で2回目。
猪苗代湖は、水、空気、そして周りの山々のグリーンがきれいで、湖も大きく、真夏にウインドするには気持ちのいいところである。私の好きなゲレンデの一つでもある。

レース当日、東北自動車道にてETCを利用し、宇都宮から白河がなんと500円で通過。天気は暑いくらいのピーカン!
だがしかし、白河インターを降りて山道に入って行くにつれ、曇ってきてトンネルを越えると、そこは雨!!その上、霧がかかり、肌寒い感じでした。こんなんでレースできるのかな?と思いながら猪苗代湖に向かって行きました。猪苗代湖に到着すると、風は湖に向かって左側(北西かな?)から結構強く吹いていてましたが・・・、雨と霧と寝不足で車から降りる気になれず、時間が早かったので雨と霧が止むことを願いながらひと眠り。

起きると、もう何人もの選手がセッティングを始めていたので、私も急いでセッティング開始。湖面を見ると、中央は黒く、手前はたまにブローが入る感じでした。
同じチームの一人は、気合が入っている様で、セールを4枚、ボード2本(FW&デカSL)を用意し、「昨年のリベンジだ〜!」と準備万端整えていました。一方、昨年の優勝者は、少々緊張気味!?湖面を眺めながらブツブツと??
二人の横で楽しくセッティングを終えた。
セッティング後に湖面をみると、沖は結構吹いているようだが、手前はセッティング前よりも風が無くなっていた。
そうこうするうちに、Z旗が上がり、スタートへ。
スタートライン近くは風が無く、ジャストスタートには程遠く・・・・。いつもながら、私のスタートの下手さ加減には困ったものだ。

スタートしても走らず、ふと気が付くとトップ集団は遥か先へと・・・。私の位置は、トップ集団の後ろの大集団のさらに後方でした。
「何で風ないのー」
走らせようと試みるが、ぜんぜん走らない。風上をみてもブローがない・・・。
「あーん。こんなんじゃダメダメだー。」
しかし、このレースはこの一往復勝負であるため、やめるわけにいかない。
私は、「神様は絶対に裏切らない!」と信じ、風上を見ながら漕いだ漕いだ。
なんだか風上が黒いような??あれは神様が私にくれたブローだと信じ、
「絶対に、このブローで走るぞ〜!!」と、走り出しに成功。
(ちょっときついくらいのブローでしたが。)
このブローに乗り、大集団の前方へと挽回したが、マークまで届かず、STOP!
"神様もう一度お願い"状態でした。すると、またブローが入りなんとか走りだしたので、マークのインに突っ込んだのですが、スピードオーバーでジャイブ失敗!大集団の前方には追いついたが、沈してしまい、後方から来る選手に迷惑をかけてしまった。ゴメンナサイ。

復路はなんとか走れた。ジャイブ失敗した分を取り戻しにかかりながら、なるべく上方面に向かった。
しかし、フィニッシュ目前で、風がなくなり、STOP。
「あと少しで前の2艇を抜けたのにな〜。」と、少々悔しかったが、無事にフィニッシュ!!!
ここまで挽回出来た事がうれしかった。神様は裏切らなかった。
神に感謝!感謝!

閉会式後は、皆で喜多方ラーメンを食べに行った。美味しかった!
その後、お風呂(もちろん、露天!!)に入り、帰路についた。
なんだか、夏が終ってしまったようで、少々寂しい思いでした。

このレースを企画、運営してくださったスタッフの皆さん、どうもありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いします。

 

C7クラス1位 Stiff/MPG 小仁田裕子選手から

初めての猪苗代湖

色々周りから薦められたのに、当日になってみるとチームからは私ひとりでの参加になってしまった!初のゲレンデでもあり、知り合いも少ない!どきどきしながらセッテング開始してました。ただ、とっても天気がよく、空気が綺麗でした。

すがすがしい気持ちで 湖面を見ながら、う〜ん・・・風がいまいち わかりません・・・ 
いつも海で乗っているため、風や波の様子がわからない・・・ 
マークまで行くなんて、遠すぎて体力ないし・・どうしよう。
とりあえず、いつものボードと大きめのセールでと思い出してみると、ありゃ?ボードに穴が!
セールはバテンが折れてる!!・・どう しよう。。
一番浮力のあるボードに切り替え、友達に借りた予備のセールに張り替え・・あ〜あ。風あがったら もうオーバーで出艇できないだろう・・・もともとオーバーには弱い私ですから。
どうなるやら気が気でない状況の中、スタートまであと20分!周りの選手たちが慌ただしくなりだしました。顔見知りの人が声掛けかけてくれた。もう出艇しないと!!Z旗が既に上がったようです。 
まだセッテングが・・ 急げ!!
 
ギリギリで海上に行き、旗を見ながら・・・あー3分前(@_@) 
そしてスタート!!トップ集団が凄い勢いで出て行きました!! 
私はそのあとをのんびりスタートしました。

それからが・・なんと!!!
プレーニングしながら何十分乗ったのか・・・無我夢中でセイリングしていました。
途中で足がつって、痛くて、もう止めたくなるぐらい。
これがこれがロングランで・・・ブローが入ると、すっごく辛く・・・
・・・何度も強気の自分と弱気の自分が心の中で闘っていました。
でも自分に 言い聞かせ・・
「検見川ではこんなもんじゃない!こんなもんじゃなない!!」
ずーと呪文のようにそう自分に言い聞かせ、オーバーに弱い私がひたすら湖の対岸をめざしてセイリングし続けていました。

沖の折り返し地点マークが見えてくると風が無くなってきた。チャンス!!微風クイーンのKONIちゃんです♪何人か抜いて・・やりました中間地点マーククリア!!
で、また来た道のりを、とっても長い距離を、ひたすら乗り続けセイリングしました・・・ 

もちろんトップ集団などまったく見えませんでしたが・・途中で足がつったまま、しかもどっちに帰ればいいかも わからず(?_?)・・・ただひたすら乗り続けセイリングしました。
走り続けること何分たったことだろう、まばらな選手たちのあとを付いていってセイリングし続けると、ようやくスタート地点が見えてきました。やっとの思いでフィニシュ!!

何十分 乗っていたのか・・ 一時間??
時計も持たないため、その時間はまさに「???」
ただ、上陸した直後に残った感触は、足がつり腰が痛い・・
でもとりあえず目標だった完走を達成!嬉しく 楽しく 満足 でした(^-^)
のんびりと後かたづけをして、やがて表彰式となりました。

自分のことは差し置き、表彰されている人に拍手していたら・・
なになに?私の名前が呼ばれるではないですか!

びっくり!!(*_*)

C7クラスで優勝してました!! 
初めての優勝・・・周りの人のサポートのおかげです。ありがとうございます。 
そして感謝してます。

天気もよく 楽しく 気持ちのいい一日でした。
ウインドサーフィンがますます好きになった猪苗代湖の一日でした。

小仁田裕美(163)

 

 

また、本年はレースの終わった後、崎川(サッカ)浜にてキッズスクールが併催された。
ゴムボート式の組み立て式コンプリートのウィンドエクイップメントであるアクアグラインドで親子でウィンドを体験してもらおうという企画だ。

こちらも予想以上に好評だった。午後一レースに参加したお父さんが、午後二には自分の息子娘たちにウィンドを教えている光景もみられ、ファミリーで参加した親御さんの面目が立ったようでした。次年度もきっと継続されることでしょう。

レース後の表彰式のあとは、お約束の景品抽選会。参加者皆が順位に関係なく景品をもらえてそれぞれ満足頂けたのではないだろうか。(実連スタッフはこういったレース後のお楽しみにも腐心して企業協賛集めにも頑張っているんです。。)

無事、猪苗代戦も終わって、2005年のウィンド夏シーズンも終わった感じだ。夏の名残惜しさと寂しさも感じるが、レースシーンはそうも言っていられない。イーストスラロームシリーズ戦、いよいよ残るは最終戦in津久井浜のみとなった。9月のうちにも最終戦へ向けて選手たちの練習は続くのである。

果して最終戦、どのような展開になるのだろうか?このいい風の流れが最終戦へつながってほしいものだ。

 

 



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