2005年 実業団 EAST SLALOM 特別戦

in 検見川浜

(検見川浜カップ JCBA 20周年記念East Slalom特別戦)


今年2005年で全日本実業団ボードセイリング連盟は20周年を迎え、各レース抽選会での12月サイパンイベント招待券や記念パーティ@高輪プリンス、江ノ島―エボシ岩横断レースなどアニバーサリー企画を多数打ち出している(詳細は実業団HPを参照)。

今回の検見川浜カップもその一環。実連東日本のブランドタイトル:イーストスラロームシリーズの特別戦の名のもと、実連初の検見川浜レースを実施できた。エントリー数はFW選手を多数集めての計61名。千葉市長杯、理事長杯あり、ショップ&メーカー代理店協賛や地元行政関連バックアップ有り、3艇での海上運営体制確保、加えて本レースのレースディレクタ:JPN85鈴木コングプロ提案のゲート方式に基づく国際ルール準拠:新コース案の導入決定、それにレース1週間前に待望の梅雨明け宣言!などなど、舞台の準備は万全であった。

 

 

そして迎えた当日。

    ・・・早朝はシトシト雨!梅雨明け宣言はどこへやら・・・

だが予定した計7つのマークは予定海面に打ち天候の回復を祈った。幸い開会式までには雨は止み、スケジュールは淡々と進んだ。

薄日が差し、穏やかな表情を見せる検見川浜。いつもいるはずのビーチギャラリー日焼け組もまだ来ていない・・・三浦のレーサー達を「地元女子高生ギャルの日焼けビキニ鑑賞チケットだと思ってエントリーしてくださいね♪と誘った謳い文句に恨み文句が帰ってくる・・・

だがそんな中、浜で盛り上がっている集団があった。ビギナーレースだ!計11人エントリーのビギナークラスは擬似ルマン方式の2ヒート制で計4R をこなす盛り上がりを見せた。

ここでも地元Stiff勢が熱い。しばらく待ちであったFW選手たちがビギナーのチーム員をサポートしている。大きな声で海上に檄を飛ばすサポーター、それに答えるべく奮闘するビギナー選手達!フィニッシュは海上の1マークを回航してから陸上本部にタッチすることになっており、各選手の浜に上陸してからの猛ダッシュ振りに、周りからの声援が温かかった!特に三浦から参戦の若干13歳:石渡選手のほぼ毎回のスライディングフィニッシュ(BM1位)や、毎回フィニッシュまで半泣きになりながらあきらめずに走り通していた松田選手(BL1位)の頑張りが好印象であった。

一方、沖でのレーシングは微風との戦い。梅雨のような薄暗い天候の中、海上本部の迅速なマーク打ち変え成果もありRBは2R、FWは非公式ファンレースながら1Rが成立。残念ながらコングプロ提案の新コースは実施できなかったものの、どうにか各クラス1R以上を実施。RBに至ってもほぼフルのパンピングレースとなりある意味、筋肉番付的ハードなレースとなった。

 

FWについてはファンレース1Rのみとなったものの、例年アウェイレースに甘んじてきた地元のFWレーサー達には貴重なホーム:検見川浜でのFWレース。LOPクラスで1位になった田沢妙代子選手(Stiff/MPG)からのコメントが以下のように届いた。

Stiff/MPG 田沢妙代子選手から

待ちに待った地元でのレース。絶好の梅雨明けながら曖昧な天気でファンレースとなってしまい、前回の富津に続き残念です。

…6年前、初めてウィンドサーフィンを始め「海に出た分上手くなる」と言われ、夜勤の前でも後でも海に行き「レースに出れば上手くなる」ビギナー〜SLを経て、昨年の実連の本栖から、初めてFWでアップウィンドに参加。一年経って何とか順位が着くようになりました。実はFW参加の動機は「海に出る回数が増えるよ」の助言、そしてStiffで同時期に始めた仲間がいたからでした。しかし、レースに出るといろいろな課題が見えてきて、練習し少しずつ乗れるようになり、更にWSFの楽しさが増え、もっともっとWSFにはまっている自分がいました。「少しでも上手くなりたい」いつもそう思ってきました。FWを始めて海にいられる時間は増えた。新たな課題も増えた。辛い事、嬉しい事も増えた!去年からStiffの仲間とMPGに入り、コング・杉原プロに指導を受け、現在に至ります。今の目標!「レースを楽しめるようになりたい」。なぜならレースを楽しんで結果を出している仲間が目の前にいるから…

今でも風が吹くと海に行きたくなる自分がいます。

千葉にも熱いウィンドサーファーが居る!レディースも頑張っている!!

三浦、鎌倉、千葉、茨城、埼玉と、今や関東一円に存在するFWレーシング選手。今後も各地域の選手の相互交流により好循環の切磋琢磨が進んでいくことが期待される!

 

全レースが終了し陸本の片付けと表彰式&パーティ会場の準備中、例の千葉の大きな地震が発生!だが幸いなことに参加者全員、表彰式会場ともに被害ゼロ。滞りなくヨットハーバー3Fカフェ・ガッシュでの表彰式&パーティが、ささやかな立食パーティ形式の元、きれいに晴れた夕焼けの稲毛ヨットハーバーをバックに、賑やかに執り行われた。

 

千葉市長杯は最大参加者層であったFWのファンレース総合1位:富田純選手が受賞、千葉市スポーツ振興会理事長賞はRBの総合1位:堀川智江選手が受賞した。 またイーストスラローム戦準拠の各クラス表彰ではOPクラスは富田純選手、OP11クラスは斉藤俊選手、OP10クラスは荒木俊彦選手、LOPクラスは田沢妙代子選手が優勝(以上ファンレース)、RBOPクラスは内田誠選手、RBLOPクラスは堀川智江選手、BMクラスは石渡真也選手、BLクラスは松田久恵選手がそれぞれ優勝した。

表彰式のあと、残るはお待ちかね、各社協賛による豪華景品&実連サイパンイベント招待券の抽選会である。13万円弱のFW用NS製フルカーボンブームにNS製トラ柄ウェストハーネスにNP製クイバーバック、GS製ウェスト&パンツハーネスをはじめとした全員もれなく当たる幾多の景品類に血眼の参加者一同!

 

そしてラストの実連サイパンイベント招待券!大接戦の末、東京都小川選手がゲット。会場のどよめく様子が今も脳裏によみがえる・・・

こうして実連20周年記念:イーストスラローム特別戦 検見川浜カップは無事終了した。

 

ちなみにこのあとのイーストスラロームシリーズ戦はシリーズ後半戦に突入する。関東地方を離れて北上、晩夏の福島県猪苗代湖を経て、秋には再び東京湾の入口に立ちはだかる三浦津久井浜に戻ってくる。東日本の各地を巡る実連イーストスラロームシリーズ戦。各地の観光を楽しみながらのレースというのも楽しみ方のひとつとしてお勧めしたい。

 

最後に、本大会の実現に絶大な御尽力を頂いた本大会実行委員JBSA秋葉様、瀧村様に深く感謝致します。

 

 



JCBA PRESS Web版