光と風をデザインします

一級建築士事務所 ヤオ設計

住まいのつくりかた(4つのコンセプト

安心して過ごせる家・・・4つのコンセプト

1)丈夫な家(耐震性)

日本は地震国です。生命財産を守るためには、地震に強い建物であることが前提となります。丈夫な構造であれば、2530年毎に大改修をすれば、100年以上住み続けることも出来ます。

2)冬暖かく夏涼しい家(エコハウス)

地球温暖化のために、豪雨や台風の大型化といった気候変動が始まっています。CO2削減は生活環境を守るために避けられません。建物外壁・屋根・窓等は十分な断熱性能と気密性が必要です。省エネで、光熱費とCO2を同時に削減します。さらに、光(太陽熱)や通風などの自然エネルギーを活用し、エコライフを目指します。

地元の建築材料を使うことは材料の運送に必要なCO2の削減になります。さらに、地元企業(雇用)や林業などを守ることに貢献します。(地産地消)

3)長生きする家(バリアフリー)

人は誰でも、年月を重ねると少しずつ運動能力が退化します。床の段差解消や手摺設置で転倒事故を予防します。(バリアフリー)室内で車椅子を使う場合は玄関・廊下などに余裕が必要ですが、小さな家では廊下を無くす間取り等の工夫が必要です。

気密性が高まると、換気が重要になります。内装・家具材はシックハウス対策が必要になります。

家も維持管理を適切に行えば長生きします。家族構成が変化する2530年毎に大改修し、間取りの一部変更や仕上・設備の更新で家の価値を持続させます。

4)シンプルな家

住まいの造りの基本は人の動きをシンプルに処理することです。人の動きが集中する玄関・階段・水廻りの関係をすっきりしておくことがが大切です。間取りもシンプルな方が、将来の家族構成の変化に対応しやすくなります。

外観は複雑な構成にならいよう心がけながら設計します。単純な屋根形の陰影、壁と窓のバランスで、シンプルで美しい住まいにします。市街地の細長い敷地では、中庭を有効に設けます。

半既製住宅の時代

これまでの日本の住まいは、地元の大工さんによって建てられて来ました。しかし、最近の状況は変わってきました。新築住宅の約半数は大手ハウスメーカーやフランチャイズ方式の半既製住宅です。

それぞれ構造や省エネに特徴ある技術を開発をし、販売促進の目玉としています。展示ハウスがあり、形・色・仕上りがわかるので安心感があります。現場の品質管理やアフターケアが万全なら安心できますが、メーカーや業者にバラツキがあります。また、販売価格=「展示ハウス費・営業費・広告費・設計監理費」+「住宅価格」ですから、一般的な住宅より高価になるのは当然です。

建築家とつくる住まい

敷地の特性と生活スタイルや予算レベルに合わせた住宅を建築家に依頼する方法があります。十分時間を掛けて打合せをして、見積に必要な設計図を作成します。仕事が丁寧な複数の工務店から見積を取り、工事業者を決めます。建築家の費用(設計監理費)は、通常の工事額値引でまかなえますし、工事中は建築士が監理業務で品質確認しますので安心です。また、将来の不具合や増改築を気軽に建築士と相談でき、業者も無理な値引きをしていないので長期間のアフターケアが望めます。 

問題は希望にあった建築家と出会えるかです。知人の家が気に入れば、その設計者でもいいでしょう。また、雑誌広告やHPなどを参考にして選んでもいいでしょう。しかし、相性や設計費用を知るために、最後は面談して決めましょう。住宅の場合は地元で個人または小組織の建築家の方が、対応が速くていいでしょう。