■耐震診断報告書記入上の注意事項

本文章は耐震診断報告書作成、および「我が家の耐震チェック」入力時において
注意すべき事項、事前審査において指摘した事項をまとめたものです。
診断マニュアルp25〜p34と合わせて参考として下さい。


(1)事務局提出書類について
   1-1 事前審査を行いますので、最初は1部のみ送っていただければ結構です。

   1-2 最終提出時には調査担当者の捺印をお願いします。

   1-3 表紙の報告年月日はチェックを受けて事務局に3部提出する日を記入して下さい

(2)耐震診断報告書
   2-1 総合評点に######表示が出ています
      総合判定計算書の2階床面積に0.001m2を入力すると表示されます。
      計算書の不具合ですので、申し訳ありませんが、再入力して下さい。

   2-2 総合評点が0.71になっていますが、改修事業で補助金の対象範囲は0.7未満
      の建物を1.0以上に改修することです。本建物は補助対象外になります。
      際どいときは慎重に判定してください。

(3)耐震診断報告書 総合判定に対する所見
   適切な所見表現が必要で、たとえば「地盤・基礎」の評点が1.0であるのに
   「基礎が悪いのでこのような低い評点になっている」等
   所見欄は「です・ます」調とし、報告書のまとめ部分なので表現は丁寧に作成する。

   3-1   ・・・白蟻対策、維持管理はなど・・・・おおむね満たしております
        次の行で
        しろあり対策、維持管理については課題が多い為上記のような・・・
        しろあり被害はあったのでしょうか?維持管理は良好だったのでしょうか?
        意見を統一して下さい。

(4)耐震診断報告書 建物形状・壁量に対する所見
   4-1 ((地震や台風に抵抗する壁が、筋かいなどを入れた強い壁となっていません。))
      (( ))部分を消去してください。・・(筋かいは有りそう)ると判断して計算
      しているので文章的に合わないので消去してください。

   4-2 壁配置のバランス、壁量は良好です
      ((評点D×Eが1.0以上であり量は満足しています。))

(5)耐震診断報告書 評点に反映しない部分に対する所見
   5-1 ((傾斜が1/60を超える柱がある場合は、耐震性に劣り、
      地震時に倒壊に至る大変な状況が想定されます))
      (( ))部分を消去してください。・・老朽度調査で1/60を超える柱は無いと
      しているので、文章的に合わないので消去してください。

   5-2 ここに記載するのは、(P6)評点外調査シートでチェックの入った事項に
      について記載します

(6)補強方法の対策案
   6-1 基礎を鉄筋コンクリートに改善することが望ましいが、((基礎のひび割れ
      補修を行うことにより老朽度も改善されます))
      (( ))部分を消去してください。・・玉石基礎にひび割れはないので。

   6-2 費用的に安価になるような方法を検討してください。
      屋根に障害が無い場合は軽量屋根に変更するのは負担が大きくなると思います

   6-3 基礎のひび割れを補修し、上記壁量を追加する《か、白蟻被害、腐朽場所の
      補強を行うこと》により、評点は1.0を確保できます。
      プログラム上老朽度0.8を0.9にした場合の検討はできませんが、腐朽箇所の
      補強によっても評点を満足出来るので《  》内の文章を追加してください。

   6-5 補強方法の対策案 #VALUE表示が出ています
      総合判定計算書で未入力部分がある為に出力されていません。

(7)建物概要(P3)
   7-1 柱半間スパン・柱小径を記入して下さい

   7-2 ここでは床面積を入力しません。総合判定計算書に入力した床面積が転記され
      ます。小屋裏利用があるときは小屋裏面積を入力して下さい。

   7-3 (小屋裏利用あり)の場合は小屋裏の天井高さを入力して下さい。
      天井高さにより算入面積が決定されます。天井高さが0のままでは小屋裏
      面積は算入されていません。床面積の1/8以下の場合は0として算定します

(8)聞き取り調査チェックリスト・地盤状況の特定(P4)
   8-1 地盤についての聞き取り調査結果と診断員の判定
      診断員が「良い・普通の地盤」と最終判断する基準は診断マニュアルp17に
      あるようにかなりゆるやかです。
      聞き取り調査チェックリストの「海、川、池、沼、水田等の埋立地」の後に
      (やや悪い)と記してあるので誤解しやすいが、「水田の埋立地」は判断基準
      からは自動的に「やや悪い」となるものではないことに注意すること
      むしろ(  )内は無いものとみなした方が良い。

(9)老朽度調査
   白蟻被害については(p4)と(p5)の食い違いをなくす。
   (p4)で白蟻被害を受けたが駆除のみ行った(老朽度0.8)に該当するとしながら(p5)の
   老朽度調査で白蟻被害無しにする例があります。矛盾するので訂正が必要となります。
   中には予防的駆除もあります(この場合は訂正不要)ので、注意して聞き取り調査
   を行って下さい。

   9-1 聞き取り調査で、(白蟻被害を受けたが、駆除のみ行った)としているので
      (白蟻被害がある)としてください。

(10)部分点検調査表(P6)
   10-1 全て調査不可となっていますが、調査出来なかった理由を備考欄に記入して
      下さい。
      点検口がなかったため調査できませんでした。
      調査したが、確認出来なかった・・等

(11)総合判定計算書(p7)
   「我が家の耐震チェック」打ち出しデータと報告書の内容の不一致があり各項目の
   評点に違いが生じている。打ち出しデータを見て報告書を作成する。

   11-1 床面積には(我が家の耐震チェック)の床面積を入力して下さい。実際の床
       面積ではありません。これが自動的に(P3)の床面積に転記されます。

   11-2 総合判定計算書(p7)D×Eにおいて入力した値と(我が家の耐震チェック)
       の出力値に違いがあります。正しい値に変更してください。

   11-3 筋かい有りそうにチェックが入っていますが、聞き取り調査において筋かい
      不明であり、天井裏の調査(火打ち梁、調査不可)となっていますが、確認
      出来たのでしょうか?
      確認出来ていない場合は、筋かい無さそうで算定してください。

   11-4 ひび割れのある鉄筋コンクリート基礎は(健全な無筋コンクリート基礎)と
      して扱います。(マニュアルP17)

   11-5 基礎の種類で無筋コンクリート基礎にチェックが入っていますが、
      老朽度調査で基礎が割れているにチェックが入っていることから
      ひび割れのある無筋コンクリート基礎にチェックを入れるべきと思います。

   11-6 設計ルートで、筋かい位置、寸法が特定出来ない場合はルート1にチェック
      を入れて下さい。採用壁倍率が表示されます。

   11-7 (我が家の耐震チェック)の出力の(X、Y方向の評価)とページ(7)の
      各方向の判定の数値は小屋裏利用がない場合は一致します。
      これが、ページ1の(総合評点)と(評点内容)に自動的に転記されます。
      御確認下さい。
      合わない場合は、(地盤の種類)、(基礎の種類)、(老朽度)の数値に
      ついて御確認下さい。

(12)補強方法の対策案
   12-1 壁バランスについては、変更するにチェックを入れた場合に追加壁量が少ない
      場合は、壁バランスを変更しないにチェックを入れて下さい。

   12-2 追加壁量が少ない場合は壁バランスを改善することが出来ない場合もあります
      ので、((壁バランスを改善しない場合は・・・m必要で、改善する場合は
      ・・・m必要となり、必要となる壁量はその中間値程度と考えられます))
      ((   ))部分が、補強方法の対策案の特記事項になります。

   12-3 補強案では下記の項目は極力改修を行って下さい。
      (ひび割れのある無筋(鉄筋)コンクリート基礎)、(老朽度)

   12-4 最下段において目標判定値を1.0で入力すると計算結果が出てきます。
      その結果が補強方法の対策案に転記されます。

   12-5 補強計画案において、判定値が1.0を超えている場合は、補強の必要が
      ないので、全て変更しないにチェックを入れてください。

   12-6 必要追加壁量が多いですね。これだけ壁を追加するのであれば、バランス良い
      配置に出来ると思います。

   12-7 かなり老朽化しているようなので、(老朽部分を改善する)にチェックを
      入れてはいかがでしょうか?(これだけ壁を追加するのであれば老朽度も
      改善されると思います)

(13)(我が家の耐震チェック)入力について
   13-1 2階平面図の打ち出しが出来ていません
      プログラム上の不具合ですので、1階平面において吹き抜けを配置して
      Y方向が13.5間以上になるようにすれば2枚に分かれて出力される
      はずです。出来ない場合は御連絡下さい。

     重要事項
   13-2 添付された平面図において壁の種別が筋かい無さそう(青色)の壁が配置され
      一部に筋かい有りそう(水色)の壁が配置されています
      計算ルート1を採用する場合は、建設年代により壁倍率が決められていますの
      で、同一の色の壁を配置することになります。
      (筋かいありそう)と判断した場合は、全ての壁を筋かいありそう(水色)
      で配置してください

   13-3 (我が家の耐震チェック)平面図の作成において、階段を使用していませんか?
      階段を使用すると床面積から除かれてしまうので、板の間を使用して下さい。

   13-4 (我が家の耐震チェック)の計算出力、及び平面図を添付して下さい。

   13-5 (我が家の耐震チェック)を再起動して、計算結果を出力する場合には
      採用グリッドを1mに訂正するのを忘れないで下さい。
      出力結果と総合判定計算書の数値を御確認下さい。
      このソフトは開く度にモジュールと建設年を設定する必要があります。

   13-6 ルート1で入力する場合、浴室等のブロック壁、コンクリート壁は、木造の壁と
      同じ扱いをしてください。

   13-7 ルート2で入力する場合、浴室等のブロック壁、コンクリート壁は、壁倍率
      1.0として配置して下さい。

   13-8 ルート2で入力する場合(各壁の倍率が全てわかっている場合)は(我が家の
      耐震チェック)で出力される平面図に壁倍率の記入をお願いします。

   13-9 ポーチ部で通常の屋根を有する場合あるいはピロティになっている場合は、
      床面積に入れる。(床を配置する必要があります)
      下屋部で主屋と切り離して考えても良い場合は算入しなくても可