雪道での注意
グラゴン分室スキー館
雪道での注意
雪道での車の運転や歩行は、慣れていない人にとっては怖いものかもしれません。
かく言う私も10年近く首都圏に暮らしていたので、実家に帰ってきてしばらくは苦労
いたしました。帰ってきた最初の冬では、雪の上での歩き方を忘れており2,3度転びました。
東京では雪が降ると転んでけがをする方がよくニュースで報道されますが、こちらでは
そのようなことはまずありません。一番いいのは雪があるところには行かないというのがいいかも
しれませんが、それではスキーができません。
そこで、今まで私が経験したことからまとめておこうと思います。
車の運転について
- 急ブレーキ、急ハンドル、急加速は絶対にしない。
当然のことと思いますが、これらを雪道の上でやると必ず滑ります。
タイヤが滑り出したらあとは運を天にまかせましょう。(^^;
まず、タイヤを滑らさないことが原則です。
- スピードを出さない。
これも当然のことですが、何か突発的なことが起きても十分対処できるようなスピードにしておくのが
望ましいと思います。また、運転していて恐怖を感じるスピードというのは自分が一番よくわかっていることと
思いますが、それを越えないことが大事です。スピードを出すことは雪道でも、ドライな道でもあまり変わりは
ないかもしれませんが、止まることができなくなります。雪道に於いて、走る、曲がることに関しては4WD車は
いいかもしれませんが、こと止まるに関しては2WD車も4WD車も同じことです。車やタイヤを過信することの
ないようにしましょう。(余談ですが、よく道の脇でスタックしている車を見かけますが、圧倒的にRV車が
多いです。車の性能を過信するのはやめましょう。)
- 前の車との車間を十分(ケースバイケースですが10mくらい)にとる。
これも、前方で何かおきたときに余裕をもって止まれるようにするためです。
また前方だけでなく、後ろの車が滑っているようなときに前に出ておかまを掘られないようにするためです。
特に、上り坂のときは車間を空けるようにしましょう。上り坂で止まってしまうと、次に動き出すときが辛いです。
車間を空けておけばゆっくりと止まらずに上っていくことができます。(よくトラックなどがこうしています。)
- なるべく踏み固められていない雪の上を走る。
雪が踏み固められてツルツルになっていることが多いですが、わざわざツルツルなところを走る必要はないでしょう。
車をセンターラインに寄せるか、路肩に寄せるかして踏み固められていない雪の上を走るようにしましょう。
ただしケースバイケースで、対向車が来ているときや路肩が狭いとき(道の端がわからないとき)などは無理に
寄せない方がいいです。逆に危ないでしょう。
- カーブの中でブレーキを踏まない。
よく山道を走っていると、カーブに入ってからスピードの出過ぎに気づき慌ててブレーキを踏む方がいますが、
雪道でこれをやるのは自殺行為です。必ずカーブに入る前にブレーキを踏んで十分に減速しましょう。
また、カーブに入る前にギアを落としてエンジンブレーキをかけながら進むのもいいでしょう。
たいていのタイヤは、縦方向(前後方向)には滑らないのですが、横方向には結構滑りやすいです。
カーブは十分に注意しましょう。
- できるかぎりエンジンブレーキを使用する。
下り坂ではなるべくギアを落として減速しながら進むようにしましょう。ブレーキを踏むとタイヤがロック
しやすいです。何でもかんでもブレーキさえ踏めば大丈夫と思っているような方がいますが、雪道での
ブレーキはある意味では自殺行為です。極力ブレーキを踏まなければいけないような状況を作らない
ようにしましょう。(つまり、車間を十分に空けてエンジンブレーキを使いながら走ることです。)
- 上り坂ではなるべく止まらない。
上り坂で停止したあとに車を発進させようとすると、タイヤが空回りして動かないということはよくあります。
そのようなことにならないためにも上り坂では止まらないようにしましょう。そのためには前の車と車間を空けて
ゆっくりと上るようにします。(スキー場に近づいて、駐車場に入ろうとするときなどはこのようにした方が
いいかもしれません)
- 信号等で止まるときは、轍の中では止まらないようにする。
雪道ではチェーンを使うことがありますので、道がボコボコになっていることが多いです。
何らかの理由により停止するときは、このボコボコの穴にすっぽりはまった状態で止まらないようにしましょう。
次に車を動かすときに滑ることがあります。できるだけ、すっぽりはまった感じがしたらもう少し前に車を
動かすようにして停止した方が、次に車を動かすのが楽になります。
- 地吹雪等に出会ったときは、前の車のテールランプを頼りにする。
当然自分の車のライトは点灯させる。(後ろの車がそれを頼りにします。)
49号線を走っていると風が強いときなど、降り積もった雪が風に舞って吹雪のようになります。
猪苗代近辺で一番怖いのはこの地吹雪です。ひどいときは2〜3m先が見えなくなります。前の車のテールランプは
もちろん、道路すら見えなくなるときもあります。このようなときは、できるだけパーキングエリアやコンビニの
駐車場に入ってしまうのが一番です。それが無理なときは前の車のテールランプを探してついていくようにしましょう。
急に前が見えなくなったからといって止まってしまうのは一番よくないです。後ろから追突されても文句は
言えないでしょう。このようなときは、ライトの明かりが命綱と思って下さい。前の車についていけば道が見えなくても
何とかなります。また、前だけでなく後ろにも注意しましょう。前の状況がよくないようであれば、早めにブレーキを
踏んで(ブレーキランプを点灯させて)後ろに知らせるようにしましょう。
- 山に入る前にガソリンは満タンにしておく。(猪苗代近辺を考えると、磐梯熱海、もしくは郡山I.C付近
で給油するのがいいでしょう。)
冬の山道では何がおきるかわかりません。渋滞などで時間がかかっても大丈夫なようにガソリンは満タンに
しておきましょう。ガス欠で身動きがとれなくなってしまうとどうしようもありません。
また、何か食べるものを持っていくのもいいことだと思います。雪道では身動きをとるのが大変です。
そのような中で事故などが起きるとにっちもさっちもいかなくなります。
こうなってしまうと長期戦になることが多いので、ガソリンは満タンにし、食料を積んでおくと安心です。
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