Inteligent Blue
  教材充実! 「メール通信講座」
  

2007年からは、常時生徒募集中!
毎週土曜日にスタートします。

 メ ー ル マ ガ ジ ン

増田式!
PCキーボードの楽園


メールアドレス

現在、準備中です。

 詳細は後日  

  ト ピ ッ ク ス



校長が直接指導する
キーボード講習会!!

 詳細はコチラ  

 オ ス ス メ

MS-IMEとATOKで
設定できる
簡単入力方式!

「チョイかな入力」

親指シフトと同じ1打系

 詳細はコチラ  

 サ ブ ト ピ ッ ク ス

 現在準備中
 現在準備中
 現在準備中
 現在準備中
 現在準備中
 現在準備中


 校長プロフィール

 (米国ミネアポリスのコンファレンス・センターにて)


 増田忠士(ますだ・ただし)

 結果の出せる「増田式! PCキーボードの学校」の校長にして、
 どっからでもかかってきなさい的勢いの日本語入力コンサルタント。

 日米講和条約が調印される半年前の1951年生まれ。
 20歳まで鳥取県米子市で愛犬と共にのんびり過ごす。

 工業立国で日本を再生するに必要な中堅技術者を短期間で養成すべく画策された
 国立米子工業高等専門学校・電気工学科を無事卒業後、
 敷地を掘れば縄文時代の遺跡が発見される奈良のシャープ(株)・中央研究所、
 応仁の乱が人々の記憶に残る京都の(株)オムロン・広告宣伝部を経て、
 その頃珍しいヘッドハンティングをされ、生き馬の目を抜く東京の制作会社で
 編集・営業・企画・開発・教育の仕事を独創的にこなす。

 そのかたわら、プライベートな研究でタイピング学習原理を発見し、
 オリジナルな学習法を開発。

 その後、転職した(株)日立製作所系列のマニュアル制作会社を最後に、
 学習法の研究をすべく独立し、現在に至る。

 サラリーマン時代の1987年以降、
 『キーボードを3時間でマスターする法』(日本経済新聞社)など、
 自著は約30冊。

 キーボード練習CD-ROMの監修が約10点。
 通信教育用や自主制作のキーボード練習テキストは数知れず。

 変幻自在な教え方により、小学生から80代までの老若男女に求められ、
 ブラインドタッチの快感を教え続けている。

 また、他人の発散的な話を聞いて定性分析を行ない、構造化し、
 企画・構成・執筆が出来る特技があり、文筆業もこなす。

 出版社や著者からの熱い依頼で、
 『マクロビオティック入門』(かんき出版)などのゴースト本が約10冊。



 

■人類の歴史を遡る、キーボード前史


Q: 校長! これはいつの写真ですかっ? こんな若いときのものを使うなんて、ズルイじゃないですか!

校長 若い頃、本屋で文庫の『菊と刀』を手にし、何気なくカバー裏にあった著者プロフィールを見ると写真があった。

「きれいなお姉さんだなぁ〜」と感心したので、その本を買ったんじゃ。

ところが、あらためて著者略歴を読むと1887年生まれだった。明治20年じゃないか!

このルース・ベネディクト女史は私が生まれる直前に亡くなっているし、生きていたとして計算してみると、当時で80歳を越えていた。

「だまされたっ!」と思ったと同時に、「この方法は使えるな」と心に強く残ったんじゃ。

それに比べれば、私はまだ生きておる。しかも、この画像は40代前半のものだ。古い知り合いが見ても分かるし、今でもカツラと矯正下着を着けて遠目に見てもらえば、それほどの違いはないはずじゃ。



Q: 「ないはずじゃ」って、校長の口調からは漫画「鉄腕アトム」の「お茶ノ水博士」を連想してしまいます。大体、校長のお名前のアナグラムは「ただし、だます」ですよ。きちんと情報公開しないと、皆様に信用していただけません!
校長 う〜ん、それなら告白をしておこうかな。

「増田忠士」はペンネームで、本名は「増田忠」じゃ。

私が25年間のサラリーマン生活を卒業して独立する際、本名ではどうも迫力がないと考え、浅草キッドの「水道橋博士」を見習って「増田博士」をペンネームにすれば、「ますだ・ひろし」なんだけど、「ますだ・はかせ」と思うじゃろ。

みんなが勝手に間違えてくれて、本が沢山売れるだろうと思った。

そんな戦略(戦術かな?)を少しは恥ずかしいと思ったので、良識ある先輩に相談すると、悲しい顔をされた。

しかし、姓名判断を得意とする女性から「増田忠士ならおかしくないし、画数的にも大丈夫」と太鼓判を押されたんで、そうしたんじゃ。どうだい?



Q: で、キーボードに興味を持たれたのは、どんなきっかけだったのですか?

校長 その前に、キーボードの前身である手動式「タイプライター」の話から始めよう。

指が5本になるのは、魚類から両生類や爬虫類への進化の段階のようじゃ。この頃に「造化の神」はタイプライターのようなマシンを想定しておったのだろうか。

6本指だったら、もっと便利だったのに…。



Q: 随分と歴史をさかのぼりますねぇ。大体、校長のお話は長いのが欠点です。手短にお願いしたいのですが、せめてタイプライター発明のあたりからお願い出来ないでしょうか?

校長 いやいや、親指シフトの開発者・神田泰典さんの『コンピュータ 知的「道具」考』(NHKブックス478)によると、少なくともタイピングのことは人類の祖先が樹上生活をしておった頃から考える必要があるようじゃ。

ん? そう睨むな。分かった、分かった、タイプライターから始めることにしよう。

話は飛ぶが、ニューヨークにあるメトロポリタン美物館の奥のほうには、古くからの楽器が陳列してあった。それを見ると、現代では消えてしまったものや、残っている楽器の中間種のような面白いものが随分と沢山あるねぇ。

タイプライターも同じだが、そうした博物館がない。そこで、山田尚勇先生が中京大学におられた頃に書かれた『日本語をどう書くか/入力法および表記法のヒューマン・インタフェース学入門』(中京大学・SCCS Technical Report)を参考にしながら話を進めたいと思う。



Q: 山田先生は、東京大学の理学部教授時代に「Tコード」という漢字直接入力を開発された方でしたね?


校長 そうじゃ。山田尚勇先生の「Tコード」、大岩元先生の「TUTコード」、そして私の「両手チョイ+超絶技巧入力」が漢字直接入力の正統な系譜じゃ、と私は信じておる。

それはともかく、山田先生は日本に帰られて東大の教授をされる以前はアメリカのIBMでコンピュータの研究をされていた。

その頃に、アメリカの図書館をあちこち調査され、後にこの資料をまとめられたんじゃ。図版も多く、マニアにはたまらん資料だが、入手は極めて困難だぞ。



Q: はい、はい、分かりました。校長には面白いのでしょうが、これを読まれている皆さんにはそれほど面白い話ではないと思いますので、手短にお願いします。で、タイプライターはいつ発明されたのですか?

校長 現在のQWERTY配列の英文タイプライターは、米国のレミントン社が1874年(明治7年)に発売しておる。

それ以前にもいろいろな形やキー配列のタイプライターが考案されていた。世界で最初のタイプライターの特許は1714年にイギリスで与えられておる。その頃、日本はまだ江戸時代の中頃、元禄が終わって10年後だね。



 当時のタイプライターは、現在のQWERTY配列とは若干違っています。でも、ほとんど同じなんですよ。130年以上も変わらないというのは、頼もしい気もしますが、校長は違った意見をお持ちなんです。

Q: タイプライターを打つ人は、最初からブラインドタッチだったのですか?

校長 現代と同じ配列の英文タイプライターを売り出したレミントン社が、1887年(明治20年)末にニューヨーク・トリビューン紙に「速打ち挑戦」の広告を掲載しておる。

コンテストだね。そうした過程で10本指打法が定着していったようじゃ。

最初は指の力が強い男性がタイピストになっておったが、この職業が女性の社会進出の手段として注目されるようになったのと並行して、当時の練習法では長期の訓練を必要としたブラインドタッチが女性を中心に普及したようだね。

 手動式のタイプライターの場合、どうしても左手の薬指や小指は打つ力が弱く、そうした指が担当するキーでは、インクリボンによって紙にプリントされる文字が薄くなりがちです。一方、力強い右手の人差し指や中指が担当するキーでは、プリントされる文字が濃くなったり、紙に穴が開いたりします。
 そうした傾向を考えて、キーを打つ力を調整して、極端な濃淡模様にならないようにタイピングするのは大変だったようです。




■ブラインドタッチの、まだ始まらない歴史


Q: 確かに、タイピストといえば女性、というイメージが昔からあります。ワープロ専用機の時代までは、ブラインドタッチといえば女性というイメージでしたね。

校長 レミントン社の速打ちコンテストがあった1887年(明治20年)というのは、私の父母の父母が生まれた時代に当たるねぇ。若い人からすれば、三世代も前じゃなぁ。

ちなみに、タイプライターにカナの活字が付けられたのは1915年(大正4年)。これは、私の父母が生まれた時代じゃ。

コンピュータによる英文ワープロは1970年(昭和45年)前後、日本語ワープロの発売は1978年(昭和53年)。こうなると、私の成人後になる。

ブラインドタッチが入力の専門家ではなく、ワープロ専用機やパソコンの一般ユーザに注目され始めたのは、1980年代の後半からではないかなぁ。

今でも、パソコンを使っている人で完璧なブラインドタッチで打っているのは10%内外という話じゃ。



 さすがに、最近は二本指打法は少なくなりました。でも、若い方では小学校でローマ字表記をあまり習っていませんから、頭の中で仮名をローマ字に変換するのが大変なようです。
 増田式はローマ字表記を前提にしないで練習しますから、誰でも無理なくブラインドタッチがマスター出来ますね。

Q: ということは、別にブラインドタッチで打てなくても恥ずかしくないわけですね?
校長 まぁ、二本指打法にしても我流の打ち方でも恥ずかしく思う必要はないが、折角10本指で打てる能力を持って生まれておるのじゃから、少し練習をすればブラインドタッチになれるわけだから、ブラインドタッチになったほうが気持ちが良いぞ。

Q: 校長がブラインドタッチ練習法を開発され、その方法が有効かどうかの実験をされた際、最初の被験者にさせられた奥様が使われたのはワープロ専用機やパソコンではなくて、タイプライターだったそうですね?

校長 そうそう、1985年の頃はまだ個人でワープロやパソコンが買える時代じゃなかったからねぇ。たまたま私は何代目かの英文タイプライターを持っておった。

当時、私が勤めておった制作会社でも入力の専門家は育てておったが、社員にブライドタッチを強制してはいなかった。

1980年代(昭和55年〜平成1年)は、そういう時代じゃった。

まぁ、パソコンが家庭に普及するのは、1995年(平成7年)11月末のWindows95の発売から以降のことじゃないかな。

私が処女作の『キーボードを3時間でマスターする法』(日本経済新聞社)を出したのが1987年(昭和62年)末だが、その頃はワープロ専用機とNECのPC-9801というパソコンの時代じゃった。

私のキーボード練習本は一般読者を前提にしていたが、まだまだ入力のプロを前提にした練習本が多かったと記憶しておる。

で、Windows95が売り出されてからは、ブラインドタッチの練習はCD-ROMに移行した。私が最初に監修したCD-ROMが発売されたのも1996年じゃ。

その頃からブラインドタッチの練習本が売れなくなったが、今でも安い本で十分にマスター出来ると私は思っておる。根気のある人が、増田式で練習すればね。



 校長の教材リストです。昔のものは、入手が困難なものも多くなっています。
 ネットや図書館で検索する際は、校長の本名「増田忠」とペンネーム「増田忠士」の両方を使って下さいね。


〔音声教材〕

 「ラクラク・キーボード速修講座」シリーズ(ギャルド社)
  ・ローマ字入力
  ・(JIS)かな入力
  ・親指シフト
  ・英文タイプ
  ・新JIS入力

 「ブラインド・タッチ上達講座」(ギャルド社)

 「タッチタイプひらがなスピードアップ講座」(増田事務所)

 「タッチタイプひらがなスピードアップ講座」TUTコード専用(増田事務所)

 「2時間でマスターする/ブラインド・タッチ入門」(日本経済新聞社)

 CD「2時間でマスター! ローマ字入力タッチタイピング」(日本経営教育研究所)

〔書 籍〕

 『キーボードを3時間でマスターする法』(日本経済新聞社)

 『らくらくキーボード練習帳』シリーズ(日本経済新聞社)
  ・ローマ字入力編
  ・JISかな入力編
  ・親指シフト入力編

 『直感!ワープロ漢字辞典』(日本経済新聞社)

 『キーボード入力練習帳』(HBJ出版局)
  ・ローマ字入力編
  ・JISかな入力編

 『直感!ワープロ漢字辞典』改訂版(日本経済新聞社)

 『ワープロ検定3級に合格するための本』(日東書院)

 『ワープロ検定3級らくらく突破作戦』シリーズ(日本経済新聞社)
  ・ローマ字入力編
  ・JISかな入力編
  ・親指シフト入力編

 『ワープロ入力「かな漢字変換」練習帳』(HBJ出版局)

 『一太郎でマスターする/ブラインド・タッチ速習法』(日本経済新聞社)

 『直感!ワープロ漢字辞典/増補改訂版』(日本経済新聞社)

 『ワープロでらくらくマスター/漢字1,243字直感学習テキスト』(日本経済新聞社)

 『驚異のブラインド・タッチ ハンドブック』(PHP研究所)

 『歌って覚えるブラインド・タッチ/はじめてのキーボード速修法』(PHP研究所)

 『1時間でマスター/キーボード(得)入門』(日経BP社)

 『直感!パソコン/ワープロ漢字辞典』改訂版(日本経済新聞社)

 『2時間で成る!キーボードの達人』(小学館文庫)

 『片手でらくらく/誰でもできるパソコン入力』(日本経済新聞社)

 CD-ROM+Book『らくらくブラインドタッチ/松打/公式ガイドブック』(アドポイント社)

 『2時間でマスター/快適パソコン・キーボード』(日本経済新聞社)

 『らくらくキーボード練習帳』(日本経済新聞社)

〔CD-ROM教材〕

 「タッチタイプ・マスター」(アルク社)

 「ラクして覚えるキーボード」(シンフォレスト社)

 「松打」(管理工学研究所)

 「名文百打ち」(日本経済新聞社)

 「CIEC TypingClub」(バーシティウェーブ社)

 「FunKey」(アルク社)

 「ラクして覚えるキーボード/改訂版」(シンフォレスト社)

 「歌って覚えるキーボード」(シンフォレスト社)

 「キャリアアップ キーボード」(シンフォレスト社)

 「増田式学習メソッド ラクして覚える英単語」(シンフォレスト社)

 「増田忠士のビジネスタイピング」(シンフォレスト社)



Q: 校長は、CD-ROMよりも、本よりも早い段階でカセットテープ教材を作られていますが、それはどうしてですか?

校長 本は、読んで、理解して、パソコンに向かって練習する。その繰り返しじゃ。

まぁ、ちょっと面倒で、集中力が必要で、練習を継続するには意志の力が必要じゃ。

その点、「ホームポジションの中指でキーを押し、続けてその中指で上の段のキーを押します」などと耳から入る指示に従って指を動かし、画面で結果を確認する音声教材は、努力しなくてもブラインドタッチの練習だけに集中できる。他人任せといえば語弊があるが、学習効率が良い。

ブラインドタッチと仮名の入力速度アップの練習には、音声教材が最適じゃよ。

CD-ROMは音声で誘導するにしても、画面がある。ソフトを作るスタッフがいろいろと工夫をするんじゃが、ブラインドタッチと仮名の入力速度アップの練習にとっては注意を散漫にする要素が多いなぁ。まぁ、練習する本人の集中力があれば、大丈夫だがね。

CD-ROMなどのソフト教材が有効なのは、仮名の入力速度が十分に出せるようになった後の、仮名漢字変換のスピードアップ練習じゃよ。


Q: それで、音声教材を組み合わせ、1ヵ月間毎日のメールで指導する通信講座を開発されたわけですね?
校長 そういうこと。

20年以上も老若男女にブラインドタッチを教えていると、いろいろなノウハウが蓄積するからねぇ。ポイント、ポイントで有効なアドバイスが出来るようになったわけじゃ。

それはともかく、タイプライター、ワープロ専用機、パソコン、そしてブラインドタッチ練習法の歴史を概観すると、次のようになる。


 1874年(明治7年)  QWERTY配列の英文タイプライター発売
 1887年(明治20年)  速打ち大会開催(ブラインドタッチへ)
 1915年(大正4年)  英文タイプライターのカナ文字化(JISかな入力へ)
 1970年(昭和45年)  英文ワープロ発売
 1978年(昭和53年)  日本語ワープロ発売
 1987年(昭和62年)  『キーボードを3時間でマスターする法』発行
 1995年(平成7年)  Windows95発売
 1996年(平成8年)  ブラインドタッチ練習用CD-ROM発売
 2006年(平成18年)  ブラインドタッチ人口はまだ10%程度

これを眺めていると、ブラインドタッチの普及はまだまだこれから、ということが出来るな。老いも若きもがパソコンを使い出したのは、つい最近のことじゃからねぇ。

キーボード文化は欧米のものじゃが、ブラインドタッチは日本でこそマスターすべき技術だと私は思っておる。

なぜなら、仮名漢字変換が避けて通れないからじゃ。

アルファベットは数が少ないから、キーボードを見ながら二本指で打ってもそれほどの問題はない。一方、構造がないから練習法の工夫もされなかった。

ところが、日本語は漢字仮名交じり文だから、どうしても仮名漢字変換が必要じゃ。

手元を見ないで、画面を見ながらキーボードが打てると快適だね。




■日本語入力を「空海」の力で明るくしよう!


Q: 増田式練習法は、英文タイプを前提としないでローマ字入力を練習させるのですね?

校長 そうじゃ。弘法大師空海以来、日本には50音図がある。この構造を利用すれば話は簡単なんじゃ。

どうして、いまだに英文タイプをマスターして、ローマ字表記を念頭に置きながら日本語入力をするスタイルを続けようとしているのか、理解に苦しむ。

英文タイプは英文タイプ、ローマ字入力はローマ字入力と、別々に練習するべきじゃ。



 構造のないアルファベット26文字ですが、校長は二重らせん構造で練習する方法を開発し、器用な人なら1時間でブラインドタッチになれるようにしたのです。仮名には子音に母音が繰り返す二重らせん構造がありますから、その応用ですね。


Q: 校長の口癖は、「キーボードの入力方式は遅れている。時代と共に進化を続けるパソコンの動向から取り残されている」ですが、130年の歴史があるQWERTY配列を変えることなんか出来るのですか?

校長 二本指打法で大丈夫なQWERTY配列は、どうでもいいんじゃよ。問題は、日本語入力。

ローマ字入力全盛の現代だから、私がキーボード講習会で教えるのもローマ字入力じゃ。ところが、自分のパソコンでは「両手チョイ+超絶技巧入力」を使っておる。

講習会で教えるたびに、何て複雑な入力方式を使っているのだろうと感心するよ。ローマ字入力のことじゃよ。

その複雑さは、QWERTY配列に間借りをしておるからだね。

昔、中国から輸入した漢字から日本人は平仮名と片仮名を生み出した。現在、欧米から輸入したアルファベットの配列に、日本語入力は寄生したままじゃ。そろそろ、アルファベット配列から離れ、仮名の構造を利用した日本語入力法に目覚めてもいいんじゃないかな。


Q: 仮名漢字変換をしないで済む「超絶技巧入力」はマスターするのが大変でしょうけど、校長が作られた「両手チョイ」にすると仮名の入力がすぐにマスター出来るのですね?

校長 入力方式については、いろいろな人が自分の開発した方式が一番だと主張しておる。私の開発した方式は、それらとは設計思想が異なり、誰でも簡単にブラインドタッチがマスター出来ることが特長じゃ。どちらが良いかは、いろいろな判断基準がある。

で、メーカーにはそうした入力方式のすべてをユーザが設定できる環境を作って欲しい。

具体的には、メジャーなIMEである「MS-IME」と「ATOK」のローマ字カスタマイズ機能を充実させて欲しい。技術的に難しいことはないのだからね。

ハードに関しては、パソコンではメカニカルな構造に基づくタイプライター配列に縛られる必要はないのだから、人間工学に根差した設計にして欲しい。現状のエルゴノミックと形容される人間工学的設計は、昔のタイプライター構造に囚われたおかしな工夫ばかりじゃ。


Q: 入力方式で、ハードというのはどういうことですか?

校長 キー配列というのは2つの側面がある。キーそのものの配置と、キーに対応する文字の配列じゃ。ハードというのは、キーそのものの配置。つまり、みんなの目の前にあるキーボードが、タイプライターと同じようなキーの配置になっていることじゃね。

タイプライターの時代には、機械的な構造上の問題でそうしたキー配置になった。電子的なキーボードになった以上、そうした問題はなくなっておる。

一方、ソフトというのはキーに対応する文字の配列だが、タイプライターの歴史では、自然淘汰が機能しなかった。QWERTY配列の非合理性に対して、いろいろな配列が考えられた。DVORAK配列もその一つじゃ。

ところが、既にQWERTY配列を使い慣れた人が多いマーケットに、そうではない配列のタイプライターを売り出しても売れんじゃろう。QWERTY配列でブラインドタッチになれた人は、DVORAK配列でまたあの苦しい練習をしなければならないと思えば、乗り換えないね。

だから、旧日本陸軍と同じで、いただいた装備が合わなくても、体を合わせろ、ということになる。キー配置についても、キー配列についてもじゃ。

ハードの問題はともかく、現代はソフトの時代じゃ。パソコンの設定次第で、入力方式を変更するのは簡単のはずじゃ。しかも、増田式練習法なら入力方式の移行も毎日30分程度の練習で1ヵ月あればトップスピードになるぞ。気軽に考えて欲しいなぁ。



Q: でも、130年間変わらなかったというのには、それなりの理由があったのではないですか?
校長 キー配列を白紙から設計しなおすチャンスは二度あった。

タイプライターが手動から電動に移行するときが1回目。しかし、当時はタイピングするのは専門家ばかりだったので、そうした関心は集まらなかった。専門家というのは保守的じゃからねぇ。

そして、電子式のキーボードに移行するときが2回目。しかし、タイプライターからワープロ専用機やパソコンへの移行も、専門家やマニアの時代だったので、素人が口を出す機会がなかった。



Q: では、校長はどういうビジョンをお持ちなのですか?

校長 ハードに関しては、難しい問題がある。本当の意味での人間工学的なキー配置のキーボードも売り出されているが、なかなか普及しない。少々不便でも、慣れたものを使いたがるのが人間の性(さが)だからね。

ソフトに関しては、廃れる心配のないメジャーな日本語入力ソフト(IME)のローマ字カスタマイズ機能さえ充実していただければ良い。そうすれば、ユーザ自身の選択に任せれば済むからね。

そうした主張を続けるのが、私の役割。

ハードやソフトへの要望がメーカーに届かないなら、現状のQWERTY配列でローマ字入力をして、仮名漢字変換することを次善の策として、パソコン・ユーザ全員にブラインドタッチになっていただきたい。能率や快適さが断然違うからね。

その練習方法を提供するのが、私の役割じゃ。

でも、ハードやソフトを改良して欲しいという訴えは続けたいねぇ。

ATOKのジャストシステムじゃが、浮川夫婦で社長と専務をやっているねぇ。昔、テレビでこのお二人を紹介する番組を観たことがある。ブラインドタッチではなかった。

MS-IMEのマイクロソフト、アメリカ本社の会長であるビル・ゲイツ氏がテレビで紹介されておったが、ブラインドタッチではなかった。日本の代表者がどなたかは知らないが、どうじゃろう?

こういう業界の指導層が10本指でキーボードを操作できないところにも、入力問題が進展しない元凶があるんじゃないかな。

私が直接指導なり通信指導なりをして差し上げるから、是非、ブラインドタッチの快感を体験して、入力問題の改善に取り組んでいただきたいもんじゃ。



Q: ところで、わざわざ学校を作って「校長」になられたのは、編集学校の松岡正剛校長にあやかられたのですか?
校長 それは違うなぁ。第一に畏れ多いではないか。

夜中にTBSラジオの「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聴いていて、その番組のコーナーの一つに「渡辺校長の平成ハレンチ学園」があるんじゃが、それで自分で校長になるというアイデアが浮かんだんじゃ。

ところで、タイプライターの歴史、入力方式の歴史はどうなった? 山田先生の資料を使って、いろいろと語りたかったのに。えっ、もう終わりか!





 以上で、校長のプロフィールを理解していただけましたか?
 まずは、皆さんにローマ字入力でブラインドタッチになっていただきたい。
 出来れば、メーカーにキーボード自体や日本語入力ソフト(IME)の改善をして欲しい。どうすれば改善になるのか主張がある。
 ということでしたね。
 メーカーはユーザの意見を取り入れてくれるはずですから、皆さんにもMS-IMEやATOKの「ローマ字カスタマイズ機能」の改善を訴え続けていただけると、校長の夢が早く実現すると思いますよ。
 そうすれば、日本語入力がもっと簡単で快適になるはずですね。



 
 

 ホーム  |  開校の辞  |  校長講話  |  学科紹介  |  教材情報  |  入学方法  |  よくある質問  |  お問い合せ  |  校長プロフィール 

© Copyright 1999-2007, Tadashi Masuda, All Rights Reserved.