ぶっちぎり私のポリスコンサート
ロンドンから数えると二度目のポリス体験。今回は大阪・東京と3回のステージを見ました。 いつもながらに感じる歓びとしあわせの時は彼らのコンサートだけでなく、 みんなの熱いラブパワーとそのやさしさに触れたからだと思っています。 振り返れば2月9日は予報通りあいにくの雪、キークラ勇士たちは西から東からとそれぞれに 大阪へ結集。シャングリラで再会した5ヶ月ぶりのJoe君達は一回り大きくなり、 たくましく感じられました。群がるお姉さまのサイン攻めにも、いつもながら丁寧な対応。 本当によゐこ達です。紅潮した頬のまま我ら一団は、ぞろぞろと梅田の夜に消えました。 海外からのお客さまも今夜はどうにも止まらない、カラオケでポリス三昧ときたもんだ。 初日からすごいテンション、飛ばし過ぎじゃないですか〜? さて、いよいよポリス・コンサート・イン・大阪のスタートです! 初日10日からShigeyoちゃんにとってもらった最前列シートで舌鼓。 ロンドンでは終始スクリーン越しのスティングでしたからね。寂しかったものです。 押さえ気味で歌う声の調子が気になりましたが、まあ大丈夫!頑張れあと二つ。 この日はショーを挟んでのビフォア&アフター晩餐オフ会で、いたれり尽くせりの大阪ナイト。 思春期の娘のように皆で笑い会っちゃって、いやいやそれが一番楽しいものです。 翌日11日。ゆるゆるな体をたたき起こし、新幹線で東京へトンボ帰り。 3分前ののぞみに乗ったダーリンを追いかけながらの帰路。品川で下車。 『FPのライブまで時間があるからね、恵比寿のヘアサロンに行ってくるだす〜。』 とまだまだ元気なShigeyoちゃん。私はさすがに涙をのんでの休息日。先があるからねー。 シャングリラのサイン会の時、Joe君に日本酒をプレゼントして、『代官山で待ってるわ!』 とかなんとか言ってたくせにごめんなちゃいね。ところが夜に『パパが来てるよ!』って 親切なShigeyoちゃん、ライブ中なのにメールをよこしてさ。いやいやこれで良いのだよ。 (管理人注:メールしたのは帰りの電車の中からだす!) 12日。今週は仕事・ライブ・仕事・ライブのサンドイッチ。てえへんだ。 夜には浅沼氏とアンディの写真展レセプションへ行ってみる。大混雑のギャラリーの中、 こっそり持ち込んだ写真集にサインをゲット。読んだ自伝の感動を伝えると、 嬉しそうににっこり笑ってくれました。 そしていよいよ13日。いやその前に。信じ難い出来事が私のこの13日を大きく変えて しまったのです。 コンサートのおよそ20日前、こちらの管理人Shigeyoさん宛に一通のメールが届きました。 それは13日のウォーターエイド・ペアシートを抽選で当てた方でした。その一席分を彼女の 都合でだれかに譲りたい、できればShigeyoさんに。ということだったのですが、 コロコロと私の所へ転がってきました。 これも何かのご縁、案ずるより生んでしまえと、私が手を上げ行くことを決意しました。 Shigeyoさんに感謝です。 遂にやってきた13日。私とその彼女そしてもう一組の女性二人は、先方からの指示通り 午後2時に、ドーム22番ゲートに集合しました。 くりびつてんぎょう、いやいやビックリ仰天、ポリス・バックステージ・ ツアーの始まり始まり〜! Nothing Like〜のコンサート以来20年ぶりです。あれが初生スティングでしたから、 なんとも時の流れは恐ろしや。ちょっぴり太目のポリス・男性スタッフと、ぴあの通訳のかたに 導かれ、一行4人の舞台の裏側見学が始まりました。大がかりなステージの醍醐味を作り上げる、 その膨大なスタッフたち。世界を駆け巡る機材の数々、本当にすごいです。今回、大阪から東京 へと機材を乗せたトラックの数44台、スタッフの数も海外・日本あわせて200人近いんだとか。 どんだけ〜。莫大なお金が動くこのエンターテインメントのスケールの大きさに、 改めて感じるスティングの偉大さ。できたら次は、ちいさなホールで演ってほしいな。 立ち消えになってしまった『ラビリンス』を。リュ—ト奏者ジョン・ダウランドとして 来て欲しい。。。何か質問は?と聞かれたので『私たちが払ったこのチケット代の中から、 どのくらいチャリティになるのですか?』と訪ねた。『はい、全額基金になりますよ。』 おっ、全額なんだ。それは良かった!事前のインフォでは代金の一部となっていたからな。 そしてわれら一行はステージ真下の、小さな暗幕のブースに通された。そこにはスティングの ベースが。きゃっ!もし、またふたたび生まれ変わるなら彼のお気に入りのベースに なるっていうのもいい。膨らむ妄想の前にMr.ダニーが現れた。ずっーとずっーとポリスと 共にいる、なくてはならぬスティングのスタッフだ。嬉しくって記念に彼との写真を 一枚お願いし、私たちは細い階段から明るいステージへと上がる。もうPAのチェックも 始まり、スクリーンにはカラフルな映像を映し出していた。どうしたって真っ先に スティングのスタンドマイクの前に立ってみる。ふ〜んこんな感じに見えるんだ。 ステージから見下ろす景色。足下にいろんな機材が。そして懐かしいアラビック テーブルの上には、セットリストと喉スプレー、いいなーなんか欲しいなー。 ヨダレが出そうだよ。これじゃ単なるストーカーじゃん。 後方には見た事もない数々のパーカッションとThe POLICEとかかれたピカピカのドラムセット。 これらすべてが、これから繰り広げられる歓喜のパフォーマンスを、息をひそめて 静かに待ち望んでいる。 『ここで一旦休憩にしますね。』『で、次は何があるのですか?』 『3時45分に同じ入り口へ来てください。サウンドチェックを4時からご覧いただけますので。 ですがあくまでもアーティストしだいなので。』アーティストしだい?大阪では 急きょキャンセルになったとかいうし。神様どうか彼らの調子がグーでありますように。 われら一行は約束の時間に再びドームステージ前に。上にはもうポリスの面々が立っている。 誰かが『写真撮っても大丈夫ですか?』『映像記録を撮っているのでフラッシュだけは 避けてくださいね。』。はいはいはい。 そして、『皆さんステージの上からOKが出ましたのでこれからそちらへ上がりましょう。』 イエ〜イ!!その辺にコートなんぞ放りなげ、我ら一目散です。 階段を上がると、いましたね〜。こちらを向いて、にこやかに立っているスティングの姿。 一人づつ丁寧にHello!と握手で迎えてくれる。以前見たことのある黒のチョーク・ ストライプパンツにモスグリーン・ベスト。ラトビアで着ていた黒のストレッチTシャツ、 肩のところに渦巻き模様があったから。いつもながらにジェントルマンな装い。そして私の 番が来た。『Oh!! Hello! 』と、ちょっとだけのアイコンタクト!覚えていてくれたん じゃなと安堵。私たちの手荷物を見てすぐに、『この辺に置いて、 楽にしていてね。』と、まるで自宅へ招いてくれたかのような思いやり。 やや緊張気味なジャパニーズたちにとっては最高のリラックスな一言だ。 間もなく始まる彼らのリハーサル、それぞれに真剣な顔です。今日はこんな感じでやろうぜ! とでも言っているのかの様なスティングとアンディ。イェーイ!気持ち良くって踊っちゃえ、 リズムの乗ってる私達って、まるでブリングオンザナイトの映画みたいじゃ〜ん。 突然スティングがこちらを向いて『一緒にうたおう!』と、言うではありませんか? ほんとですか??マイクスタンドに手をかけ、すでに高さの調整してくれているし、 カモンカモンと手招き。アンディのイントロが始まった。これはMessase〜♪!! 一目散にスティングの横に駆け寄ったものの、突然マイクを向けられて私、 そんな歌えませんて。カラオケだって行かないのに、まして50センチの距離でJust cast away〜♪と歌い出すスティングがいるんですから。それでも目で合図されちゃったら 歌うしかない、、、、I’ll send an sos~♪。うまく歌えないけど必死。。。 Shigeyoちゃ〜ん、今まさにマイク挟んで20センチで一緒に歌っちゃっているのよ〜 ダーリンと。頬にかかる息。ということは私の息も?あれ〜?この鼻にくるにほい、 えへっ。ひょっとして脇汗?いいじゃんいいじゃん。アタマの中がまどじゅになっちゃったよ。 それでも私、無我夢中だ。われら即興コーラス隊も佳境に入り、ぐっといい感じに 合ってきたぞ。スティングも乗ってきた。ああこの感激どうしてくれよか。気がつきゃ カメラが何台もこちら向いてるし、後ろのスクリーンにも映ってる。もう、 なすがママきゅうりがパパだ。放心状態のなか私達のMessase〜♪は終わった。あー疲れた。 でも最高!! ![]() ![]() ![]() ![]() そしてその時、タイムアップの鐘が鳴る。シンデレラ達はすぐに帰らなければなりません。 冷酷にも撤収なのです。なごり惜しい4人は後ろ髪ひかれながら降りてゆく。 ガラスの靴あの階段に残すしかない。ちらっとスティングに目をやると、 なんと私に向かって、ふ〜っと投げkiss! kiss! kiss!を飛ばしてくれるじゃありませんか! お返しに私も可愛くチュ!と投げ返す。 30分間のシンデレラ達、とんでもないサプライズにただただゲラゲラと笑いながら ドームの外へ出た。 そしていよいよ、ラスト2の開演。近くて遠く感じる正面の最前列。 今日はWOWOWが入るというのでステージ前はなにか慌ただしく落ち着かない。 いやいや今宵楽しまずして、明日はどうなるか知れぬぞ。 アタマの中を交錯する今日の出来事を、反芻する間もなく興奮の2時間は過ぎてゆきました。 そして14日。ラスト1。今夜の席はYokoさんにお願いし、スティングに近いA-9の4列目 をとってもらっていました。なかなか良い席です。前方最前列ではShigeyoちゃんが野郎に 囲まれちょっと窮屈そうね。 もう泣いても笑っても、私のポリスは最終日!夏までツアーは続くけれどね、 これが本当にラスト。明日の事考えずにリラックスして楽しんじゃうぞ! 一段と力強いスチュのドラムからスタート。お気に入りの Wrapped around~♪も気持ちいい とにかく回りの客のノリが今日は良かった!そんな声援を受けてか肩の力が抜けた素晴 らしいステージになったと思う。ただ日本語でDoDoDoを歌ってくれたら会場もっと湧いたのにね。 振り返れば、またしても怒濤のように過ぎ去ったポリスのコンサート追っかけでした。 正直いうと、恥ずかしながら彼らのアルバムを今までちゃんと聞き込んだことがなかったんです。 勿論、ライブ映像はすり切れるほど見ていましたけれど。いつもスティングの視線で捕えてきて、 今回、目の当たりにして改めて思う、ポリスの凄さを。 彼ら3人が二度と我々の前に立つことがないという無念さを思うと共に何か スティングが拒みつづけてきた真意が、少しだけわかったような気がしました。 このプライスレスなこの感動は、一生わたしの宝物。The POLICEに乾杯!!! |