広島・長崎を語り継ぐために
~実行委でしていること~
<実行委員会>
いちおう「被爆体験聞き書き行動実行委員会」が正式名称?
実行委員会では、聞き書きの予定の調整や聞き書き証言集『8月の晴れた日に』の編集作業、語り部本人も交えて証言を朗読用にまとめる作業などを行っています。
下のほうにある「実行委の歩み」を見ていただければ分かるように、もともと別々に始まった、さいたまコープ(平和グループ)とさいたまコープ労働組合(平和部)の聞き書きのが一緒に聞き書きに取り組むようになったのが実行委員会の始まりです。今では、しらさぎ会(埼玉県原爆被害者協議会)の方や医療生協さいたまの組合員さん、新聞記事?を見て個人で参加の方もいらっしゃいます。そんなふうに下から半分自然発生的に始まった取り組みなので実行委員長はいません(いなくても今のところ不便はありません)。会費もありません。実行委の日程も実行委毎に(掲示板に載っています)決めています。事務局?(的な仕事)はさいたまコープ労組でしていますが、実行委員への参加登録も特にありません。「自分は実行委員だ」と思えば実行委員です。連絡先を実行委員会に参加者名簿に記入すると、実行委員会の案内と報告が、さいたまコープ労働組合平和部から郵送されます。
<聞き書き>
被爆の体験を聞く。さいたまコープ平和グループや労働組合が独自の取り組みとしておこなって来ましたが、体験を聞きに来て欲しいという語り部からの声もぽつぽつと聞かれるようになりました。
<聞き書き証言集『8月の晴れた日に』>
聞き書きでの証言を、毎年5月に「8月の晴れた日に」という聞き書き証言集にして発行しています。(発行はさいたまコープ労働組合平和部)
<学習会>
実行委では年1回、さいたまコープ労組平和と共催で学習会をしています。このときの講師は元第五福竜丸乗組員の大石又七さんでした。
<埼玉県原爆死没者慰霊祭での朗読など>
実行委では、被爆の体験を語り継ぐために『朗読 8月の晴れた日に』は埼玉県原爆慰霊祭と、埼玉戦争展で朗読しています。また、実行委員会の参加者がそれぞれの場所で朗読しています。
こちらは2001年8月、長崎で行われた『つたえよう ヒロシマ・ナガサキ』の集会で、証言を朗読する、さいたまコープの組合員さん。
<交流>
埼玉だけではなく、福岡のエフコープ(聞き書き証言集『つたえてください あしたへ』)と長崎のララコープ(聞き書き証言集『虹の約束』)でも被爆の体験を聞き・語り継ぐための取り組みが続いています。実行委では2001年、2002年、2003年とエフコープの聞き書きグループのみなさんと、2003年にはララコープの聞き書きグループのみなさんと交流してきました。(写真は2001年のエフコープの聞き書きグループとの交流会の様子)
~実行委の歩み(1993年―2004年)~
1993年
8月 長崎で、日本生協連など市民8団体主催による「被爆体験聞き書き・語り残しシンポウム」が開かれ、被爆体験聞き書き運動が提起される。
12月 埼玉県生協連理事会で、聞き書き運動に取り組むことが確認される。
1994年
6月 さいたまコープ平和グループの聞き書きが始まる。
11月 さいたまコープ労働組合平和部が聞き書きに取り組むことを決める。
さいたまコープ平和グループと労組平和部が協力しての聞き書きの取り組みが始まる。
1995年
6月 埼玉県生協連が聞き書き証言集「平和がいちばんいい」を発行。
1996年
5月 さいたまコープ労働組合平和部が聞き書き証言集「8月の晴れた日に」発行。
7月 埼玉県生協連が聞き書き証言集「平和がいちばんいい 第2集」を発行。県生協連としての聞き書き運動終わる。
1997年
5月 しらさぎ会、さいたまコープ平和グループとの共同編集で、さいたまコープ労働組合平和部が聞き書き証言集「8月の晴れた日に 2」発行。
6月 しらさぎ会が『原爆許すまじ 第2集』を発行。聞き書きでの証言も掲載される。この本は県内の全公立学校に寄贈された。
1998年
9月 しらさぎ会、さいたまコープ平和グループ、さいたまコープ労組平和部で聞き書きを進めるための実行委員会を作る。被爆の体験を語りついで行くための朗読「8月の晴れた日に」を語り部本人と一緒につくりはじめる。
12月 実行委員会として始めて学習会を企画(さいたまコープ労組平和部と共催)。「体験や経験を伝えることの意味」、講師は東友会の横川嘉範先生。
1999年
8月 埼玉県原爆死没者慰霊祭と埼玉戦争展で証言の朗読をはじめる。
9月 埼玉県生協連のヒロシマ・ナガサキ行動解散の集いで、さいたまコープ所沢平和グループの三浦さんが、実行委員会の取り組みについて講演。
2000年
8月 広島で行われた「平和のための生協労働者のつどい」で、さいたまコープ労組からの参加者が証言を朗読。
2001年
8月 長崎「虹のひろば」で所沢平和グループの三浦さんが聞き書きの取り組みを発表。
「つたえよう ヒロシマ・ナガサキ」集会で、さいたまコープの代表が証言を朗読。「平和のための生協労働者のつどい」で、さいたまコープ労組からの参加者が証言を朗読。
2002年
8月 広島で聞き書き行動実行委員会とエフコープの聞き書きグループが交流会を開く。エフコープ聞き書きグループ5名、福岡被団協1名、しらさぎ会2名、さいたまコープ平和グループ2名、さいたまコープ労組5名、他2名。お互いの取り組みや経験を交流。
2003年
5月 「8月の晴れた日に8」にエフコープ聞き書きグループからのメッセージ(発刊に寄せて)を掲載。実行委員会を個人参加の形に変更。
9月 埼玉県生協連のヒロシマ・ナガサキ行動に参加した医療生協さいたまの組合員さんが実行委員会に参加。
2004年
3月 埼玉県生協連のピースフォーラムでさいたまコープ平和グループが証言を朗読。