朗読劇「8月の晴れた日に」について

 

 被爆から半世紀以上が過ぎ、しだいに被爆者の語り部活動も困難になってきています。

そんな中、この朗読劇は、被爆の体験を語りついでいくための試みの一つとして被爆体験聞き書き行動実行委員会が、聞き書きした証言を語り部本人も参加して15分程度で朗読できるようにまとめたものです。

あまり長い朗読ですと聞く方も疲れてしまいます。15分以内という時間は、聞き手が疲れない長さ、ということで決めました。1時間から1時間半の証言を15分に圧縮するのは大変です。実行委では月一回の集まりの中で半年かけて、「本当に伝えたいことは何か」を語り部本人も交えて話し合いながら、証言を朗読用にまとめています。

出来上がった証言は、埼玉県原爆被害者協議会(しらさぎ会)が毎年7月に行っている埼玉県原爆死没者慰霊祭や、同じ時期に浦和コルソで開催されている埼玉戦争展で朗読しています。また、さいたまコープ平和クラブが生協の集まりの中で、コープネット労働組合が労組の集まりの中でそれぞれ朗読しています。

1作目は複数の人数で朗読することを想定しましたが、2作目以降は一人でも朗読できるように作りました。朗読劇では読み手が複数いないと朗読できない。小規模な集まりでは読み手が一人しか集まらないということも少なくないからです。

不十分な点も少なくないと思いますが、広島・長崎の原爆被害の実相を語り継いでいく試みの一つとして参考にし、また実際に朗読していただければと思います。

 

2008年 久保山さんの証言
2007年 菅原さんの証言
2006年 Tさんの証言
2005年 構成証言
2004年 是佐さんの証言
2003年 山口さんの証言
2002年 市川さんの証言
2000年 服部さんの証言
1999年 保田さんの証言