命令違反が組織を活性化する!
命令違反が組織を進化させる! |
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| 2007年 光文社新書 命令違反が組織を伸ばす |
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●光文社新書『命令違反が組織を伸ばす』が発売されて、約1週間が経つ。出版社から、出だし好調とのメールを頂いた。 ●私が住んでいる横浜市の小さな街の本屋「ともえ書房」にも、私の本が1冊入っていることを娘が見つけ、驚いた。こんな小さな本屋にもおいてあるんだなと感心してしまった。 ●さて、今回同時に発売された中尾先生の新書『失敗は予測できる』はそうとう売れそうだ。前回、私がダイヤモンド社から『組織の不条理』を出版したとき、ほぼ同時に畑村先生の『失敗学のすすめ』がでて、ブレイクした。今回も、私の「不条理学」は、「失敗学」に押しつぶされそうだ。 ●私が新書で語りたかったのは、「人間の失敗は、人間の無知や不注意によるものよりも、むしろそうなることが分かっていても起こってしまう失敗だ」ということだ。つまり、「人間は合理的に失敗するのだ」。これを、私は不条理と呼んでいる。 ●このような不条理は、組織内では二種類ある。 (1)効率性と正当性が一致しないことが生み出す不条理 上司・上官から非効率的な命令がなされたとき、部下はその非効率的命令に従うことが組織にとって正当な組織行動となる。しかし、それは非効率的な行動を実行することになるので、そのような組織は自滅することになる。 (2)社会性と個別性の不一致が生み出す不条理 上司・上官から反社会的命令がなされたとき、部下はその反社会的命令に従うことが個別組織的な行動となる。しかし、その行動は反社会的なので、その組織は社会によって淘汰される。 以上のような不条理を回避する最終的な方法は命令違反なのだ。 ●以上のことを、太平洋戦争の日本軍を事例として説明しているのが、拙著『命令違反は組織を伸ばす』なのだ。命令違反には、悪い命令違反と良い命令違反があるのだ。組織が進化し、進化する組織のメンバーに与えられるべき良い命令違反のための条件は何か。それを本書で明らかにした。 ●4チャンネルの日本テレビに昔から有名な『私は貝になりたい』という番組が放映されるようだが、拙著『命令違反が組織を伸ばす』の内容と重なることが多いので、機会があれば、見ていただきたい。 ********************************************** (日本テレビの特別版はリニューアルされ、本来の内容とはかなり異なるようだ) http://www.ntv.co.jp/watakai/02_outline/index.html 第二次世界大戦中、高知県で理髪店を営む清水豊松が突然、軍隊に召集されるところから物語は始まる。豊松は気は弱いが平凡な人柄。豊松は新兵の訓練で上官に命令されてアメリカ兵捕虜を銃剣で殺害しようとするが、気後れして怪我を負わせただけにとどまる。 終戦後、理髪店に戻って、いつも通りに仕事をこなしていた豊松だが、捕虜虐待の罪で戦犯として特殊警察に逮捕される。極東国際軍事裁判(横浜裁判)で被告席に立った豊松は「日本の軍隊では上官の命令に逆らえば命はないんだ」と主張する。 しかし、「拒否しなかった事は殺す意思があったという証拠だ」というアメリカ流の論理に跳ね返され、豊松に死刑判決が言い渡される。死刑執行の宣告を受けた哲太郎は、妻と子供に宛てて遺書を書き始める。 「せめて生まれ代わることが出来るのなら…… いゝえ、お父さんは生れ代わっても、もう人間になんかなりたくありません。 人間なんて厭だ。牛か馬の方がいゝ。 ……いや牛や馬ならまた人間にひどい目にあわされる。 どうしても生まれ代わらなければならないのなら……いっそ深い海の底の貝にでも…… そうだ、貝がいゝ 貝だったら、深い海の底の岩にへばりついているから、何の心配もありません。 兵隊にとられることもない。戦争もない。 房江や、健一のことを心配することもない。 どうしても生まれ代わらなければならないのなら、私は貝になりたい……」 書き終えた後、処刑台に上がって処刑される。 ******************************************** ●アマゾン『命令違反は組織を伸ばす』 |
リンク集 |
アマゾン 命令違反が組織を伸ばす |
組織にとって、「良い命令違反」と「悪い命令違反」がある。 良い命令違反とは何か。その条件を明らかにする。 |
アマゾンの菊澤の本 |
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リデル・ハート 戦略論 |
英語 間接アプローチの名著、最後の部分が理論編です。 |
半藤氏のコンビの研究 |
この本は、指揮官と参謀の関係研究として非常に面白い。 |
リデルハート 間接アプローチ戦略 |
リデルハートの間接アプローチ部分を抜粋した本 この本の編者の解説は重複が多く、もう少しちゃんとしてほしい。 |
クラウゼビッツの戦争論 |
クラウゼヴィッツを手っ取りばやく知るには都合が良い本。 |
戦略思想家辞典 |
軍事戦略の人名事典的な本で、意外に楽しめる。ただクラウゼヴィッツの部分があまりにも貧弱。 |
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