GMRヘッドの謎 |
| GMRヘッドとは? | |
| Giant MagnetoResistive headです(゚゚ )\☆バキッ 最近のハードディスクでは、高い記録性能が得られるHI-B(高飽和記録密度)膜の記録ヘッドと、外部磁界が変動すると電気抵抗も変動する磁気抵抗効果の高いMR素子と言われる再生ヘッドが、対に使用されてます。 後者の再生ヘッドをMRヘッド、さらに磁気に対する感度が高められたものをGMRヘッドと呼んでますが、磁界変動に対する電気抵抗の変動の幅が、MRヘッドに比べて大きいというだけで、特に厳密な定義はありません。 お店によってまちまちな、お寿司や鰻丼の特上と上の差ですかねぇ(^^;) Giant MicroElectronicsという言葉が数年前に使われましたが、ガラスなどの大きな基板上に堆積した半導体や、絶縁体の薄膜を使用した集積回路と、その関連技術を指すそうで、この辺りからきたのかもしれません。 とりあえず、記録密度が上がって狭トラックになっても、高く安定した再生出力が得られる、MRヘッドのとろをGMRと理解することにしましょう(^^;) |
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| なぜGMRヘッドが注目されるの? | |
| すでにお察しのはずですが、ハードディスクの高密度化に他なりません。 現在のハードディスクのトラック幅は数ミクロン(1mm/1000)で構成されてますが、この幅を小さくすることと、長手方向の記録密度を上げることで、プラッタサイズ(メディア1枚あたりの記憶容量)を大きくすることにあります。現在の技術では、とりあえずトラック幅=1ミクロンが目標とされてますが、それに伴って再生信号の低下をカバーし、安定した出力を得る目的でGMRが注目されています。幸いなことにハードディスクには、ビデオやオーディオテープのような記録再生の統一フォーマット規格はなく、入出力のインタフェース規格だけなので、メーカの実力で高密度化が可能な環境にあります。 |
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| 高密度化になると何が変わるの? | |
| 次の3つが考えられます。 1)大容量ハードディスクが出現して、設置スペースに制限があるノート PCでも、大きなアプリケーションやデータを扱うことが可能になる。 2)GB単位当たりの製造単価が下がることにより、メーカの付加価値が 高まると同時に、ユーザもプライスダウンの恩恵が期待できる。 3)ハードディスクのスピードは、回転数とプラッタサイズの積でほぼ 決まるが、騒音や発熱で限界になりつつある回転数に変わって、 今後はプラッタサイズによる高速化が主流になると思われます。 要は、大容量で安価でかつ高速なハードディスクが期待できることに なります。\(^o^)/ |
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| GMRヘッドの次に来るものは? | |
| ヘッドはGMRがさらに進化してゆくと思われますが、その結果として次に来る課題は、プラッタの回転性能じゃないですかねぇ。トラック幅が小さくなり、いかに微細に読むことが可能なGMRがあっても、プラッタが振動しながら回転してたり、不規則なブレがあると、オフトラックするので問題です。新しい時代に適合した回転性能を持つ、現在のボールベアリングに変わる超精密軸受が必要になると思われます。(1998/5/23記、1998/5/24加筆訂正) | |
