飛脚GIF 電脳飛脚
2009/04/25 SSDの導入
2009/04/12 コードレスマウスを新調
2009/03/28 京都の桜だより2009
2009/03/25 地上デジタル対応TVキャプチャボード
2009/02/14 京都・観光文化検定への道(まず3級)
2008/12/21 [雑誌連動コラボ]「PCを捨てて街に出よう!」
2008/11/24 紅葉の高雄・保津峡
2008/11/18 [雑誌連動コラボ]「PC切り替え機能付きキーボード」
2008/11/18 [雑誌連動コラボ]「シドニーの電源コンセント事情」
2008/11/07 総合旅行業務取扱管理者への道
2008/10/19 [雑誌連動コラボ]「シドニーのPCショップ街」
2008/09/18 [雑誌連動コラボ]「Webで入手する2万5千分の1地形図」
2008/08/24 シドニー旅行
2008/08/21 [雑誌連動コラボ]「フリーで優れものメディアプレーヤー」
2008/07/19 [雑誌連動コラボ]「USBメモリで便利なバックアップ」
2008/06/18 [雑誌連動コラボ]「USBメモリの安直な選び方」
2008/05/18 [雑誌連動コラボ]「USBハブの正しい選び方」
2008/04/20 [雑誌連動コラボ]「増えるUSBデバイスの現状と課題」
2008/04/05 春爛漫〜京都桜だより〜宝が池近辺
2008/03/20 [雑誌連動コラボ]「自作PCの意義」
2007/12/16 Vistaインストール(応用編)
2007/11/19 PIXUS iP4500を購入して、プリンター買い替えのススメ!
2007/09/20 ワンセグチューナー“ちょいテレ”BUFFALO DH-KONE/U2S
2007/09/16 ELSA GLADIAC 785 GT V2.0 256MBにアップグレード
2007/09/09 Vistaインストール(実践編)
2007/08/19 蓼科高原旅行
2007/08/09 Vistaインストール(準備編)
2007/06/09 帰ってきたMicrosoft IntelliMouse
2007/06/04 Web標準に準拠のMicrosoft Expression Web
2007/05/26 4GBメモリ搭載マシン
2007/05/09 上海旅行
2007/04/23 VistaとDELL XPS M1210のインプレッション
2007/04/06 大阪造幣局の通り抜け
2007/04/05 ノートパソコン、DELL XPS M1210の購入
2007/02/22 ELSA GLADIAC 573 GT 256MBの購入
2007/02/12 Core 2 Duoの演算能力見参!(Super PI篇)
2007/01/26 遅い大容量USBメモリも使いよう
2007/01/20 2級カラーコーディネーターへの道
2007/01/19 タダのようなウィルスセキュリティZERO
2007/01/08 Windows Vistaへの遠い道

過去の記事はこちらに収録
CPU編
Storage/Media編
Other Hardware編
OS/Software編
Story編

 

SSDの導入


1.elegantのハードディスクが不調

 今年に入って1月の中旬頃と記憶しているが、製作して約3年の間、取り立てて問題もなく経過した奥様用マシンelegantで、ディスクの読み出しエラーでWindowsが起動しないトラブルが発生する。
 Windowsのセットアップディスクで修復[R]を行うと、問題なく使えるのが、しばらくすると再発する始末で、まさに誤魔化しながら使っていていた。

 ところが、エラーの頻度が日増しに高くなり、ケースを開けてハードディスクの回転部を触れてみたところ、ゴロゴロと異様な音がしていている。おそらく原因は、軸受の劣化によるトラック読み出しエラーと判定し、3月中旬頃についにディスク交換の決意をした。


2.交換用ストレージはSSDを選択

 ハードディスクの交換にあたって、elegantの使用状況を整理してみたところ、インターネットアクセスとメール送受信がほとんどで、たまに、DVDを観たり、デジカメ画像を閲覧する程度の比較的軽い使い方である。ただし、筆者のマシンのように、休みには朝に一度起動すると夜の就寝前にしか電源を切らないという使い方でなく、使用時間は短いものの、使用の度に起動と終了を繰り返しているので、ハードディスクの軸受にとっては過酷な条件である。(特に最近の流体軸受は回転と停止の繰り返しに弱い)

 したがって、容量は小さくてもよいが、耐久性が高く、信頼性的に高級なタイプがあれば好ましい。できれば、使用されてる軸受けは、現在主流の流体軸受でなく、古いタイプのボールベアリングタイプのモデルが好適である。

 筆者のメインマシンのOS格納用ドライブのWestern Digital WD Raptor WD360ADFD(SATA 36GB 10,000RPM)は、この高級なタイプに属するハードディスで、約1年半前に\12,750で購入したものを使用している。
 このモデルが最適と探してみたところ、現在はこのシリーズがなくなり、後継のWD VelociRaptorシリーズとなって、最も小さい容量のWestern Digital WD WD1500HLFS(SATA 150GB 10,000RPM )が\16,480で販売されている。150GBになって価格が高くなったのであろうが、60GBもあればお釣りがくるくらい十分なので、しばし触手を休めた。

SSDのELECOM ESD-I2064SA そこで、いろいろと調べているうちに、格安のSDDに出会ったこともあって、思い切ってHDDをやめてSDDを載せることにした。
 左は、購入したSSDのELECOM ESD-I2064SA(SATA 64GB)である。昨年の10月にリリースされ、11月下旬に発売されているが、販売ルートが違うためか、パソコンショップではほとんど見かけず、主として通販サイトなどで販売されている。価格は、3月31日に発注して、\11,980で購入したが、4月19日には、\14,855に値上がりしている。


3.SSDとは

 SSDとは、Solid State Driveの略で、簡単に言うと、ハードディスク(HDD)の代わりになる記憶装置で、USBメモリなどで使われるフラッシュメモリで構成されるため、電源を切っても記憶内容を保持できる不揮発性である。また、ハードディスクのように、回転部やプラッタ、ヘッドなどのメカニックな部分がないので、メカニカルな寿命は無いが、書き込み耐久性に課題を持つ。なお、フラッシュメモリ自体の読み書きは、ハードディスクよりも遅いが、SSDでは多並列動作でもって、ハードディスクよりも速い転送速度を実現している。

 SSDの長所と短所をハードディスク(以下、HDDと略す)と比較すると、次のようになる。

SSDの長所 

  1. ランダムアクセスの読み込み速度が著しく速い
     HDDのようなヘッドや移動やモータの同期などがないため、圧倒的な速度が実現できる。したがって、SDDではデフラグの必要もない。
  2. 動作音が無い
     HDDのようなメカニカルな部分が存在しないので、基本的に動作音は無し。
  3. 耐衝撃性が高く、消費電力が低く、かつ軽量

SSDの短所

  1. 容量あたりの単価が高い
  2. 書き込み耐久性の課題

     普及型SSDのMLC(Multi lebel Cell)タイプの書き換え可能回数は1万回と言われていて、HDDの100万回以上とは言われているのとは大きな隔たりがある。また、高級型SSDのSLC(Sinble lebel Cell)タイプは10万回とも言われるが、価格が高い上に低速なので、特殊な用途にしか使われていない。
     ただし、この課題については、ウェアレベリングという技術で、書き換えが特定のメモリセルに集中せず、メディアのメモリセル全体にできるだけ均等に分散させることで、耐久性を向上させているので、使いこなしによっては、解決が期待できる。

    したがって、SSDを購入し、使いこなすための肝は、書き込み耐久性に対する配慮である。

    ◇比較的新しいコントローラチップが搭載されているモデルを選ぶ
     コントローラチップには、耐久性を向上させるウェアレベリング機能のほか、速い転送速度を実現するための多並列動作機能などが搭載されているので、新しいモデルであることがが一つの選択肢となる。(その意味では、昨年の11月下旬の発売は、比較的新しい部類に入る)

    ◇ドライブに空き領域が確保できる容量のモデルを選ぶ
     ウェアレベリングを効果的に実現するには、書き込まれていない空き領域が必要になるので、容量内ぎりぎりで使うことは避けたい。(購入した64GBのSDDは、現在、約90%にあたる57GBの超理想的な空き領域を有している)

    ◇Wiundowsおいて、書き換えをできるだけ少なくするような設定に変更する。
     これについては、後ほど詳しく解説する。


4.SSDのセットとベンチマーク

 3月31日に注文したSSDが4月2日に届いたので、4月4日の土曜日にケースへのセットとOSのインストールを行った。

2.5インチHDD変換アダプタのAINEX HDM-03 SSDのインターフェースについて、特殊なものを除いて通常は、SATA 2.5インチタイプなので、現在、使っているSATAのHDDとの換装なら、接続に関しては何ら問題ない。(通常のSATAの電源ケーブルとデータケーブルで接続が可能)

 なお、デスクトップケースの3.5インチドライブベイへは、大きさが異なることから直接取り付けられないので、右の2.5インチHDD変換マウンタ AINEX HDM-03(\597)を使って取り付けた。

 OSのインストールは、SSDはSATAのHDDと認識されるので、何ら意識もせず、トラブルも無くぶじに終了した。

 さて、期待のベンチマークであるが、FDBENCH 1.02にて計測したところ、右図のようにReadが約111MB/Sec、Writeが約78MB/Secと、メーカスペックのRead 150MB/Sec、Write 90MB/Secを謳っているのに対し、順当な結果と言える。

SDD ELECOM ESD-I2064SA HDD HITACHI HDS728080PLA380

SDDとHDDの転送速度 参考に、換装前に取得しておいた、今まで使っていたHDDのHITACHI HDS728080PLA380の結果も右上図に併載するが、Read/Writeが約2倍、Random Readに関しては5倍近くの転送速度になっている。(Random Writeは何故か振るわない)

 上記のベンチマーク結果をまとめたグラフが右下図であるが、ハードディスクではRAIDで束ねるしかない転送速度を、SSDではいとも簡単に実現できることに、あらためて次世代ストレージの主流を窺わせる。


5.SSDを使いこなすためのOSの設定

 SDDは、HDDと比較して、(1)書き込み耐久性が劣る、(2)Random Readが著しく速い、という大きな特性を有する。したがって、OSにおける設定内容も大きく異なり、ポイントとしては、できるだけ書き換え回数を減らすように設定すべきである。

 上記の特性を踏まえ、Windows XPに下記の設定を行った。

  1.  スクリーンセイバー時のデフラグを解除
     レジストリーエディタ(regedit.exe)を開いて、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OptimalLayout」キーを開き、値の名前「EnableAutoLayout」を作成し(DWORD値)、値のデータを「1」とする。
     
  2.  起動時のデフラグ無効にする
     レジストリーエディタ(regedit.exe)を開いて、
     「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Dfrg\BootOptimizeFunction」キーを開き、値の名前「Enable」の「値のデータ」を「Y」から「N」へ変更する。
     
  3.  NTFS最終アクセス日の更新を無効にする
     レジストリーエディタ(regedit.exe)を開いて、
     「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem」キーを開き、値の名前「NtfsDisableLastAccessUpdate」を作成し(DWORD値)、値のデータを「1」とする。
     
  4.  ファイルのインデックスを無効にする
     エクスプローラからディスク(該当のSSD)のプロパティを開き、全般タブの「このディスクにインデックスを付け、ファイル検索を速くする」のチェックを外す。
     
  5.  ディスクの書き込みキャッシュを無効にする
     デバイスマネージャからディスク(該当のSSD)のプロパティを開き、「ディスクの書き込みキャッシュを有効にする」のチェックを外す。
     
  6.  休止状態を無効にして、Hoberfil.sysファイルを使わない
     コントロールパネルから電源オプションのプロパティを開き、休止状態タブの「休止状態を有効にする」のチェックを外す。
     
  7.  仮想メモリを無効にして、pagefile.sysを使わない
     コントロールパネルからシステムのプロパティを開き、詳細設定タブのパフォーマンスオプションの、詳細設定タブの仮想メモリを「ページングファイルなし」にチェックを入れる。(Windows XPで1GB程度のメモリが搭載され、軽い作業をするだけなら、仮想メモリは不要)

 SDD以外のHDDドライブやRAMドライブがある場合は、インターネット一時ファイルやTMP/TEMPの作業フォルダを、そちらに移動させるのも効果的である。ただし、インターネット一時ファイルを再起動で消えるRAMドライブに移動させた場合は、Cookie情報も同時に消えることから、ブラウザの使い勝手に影響が出るので、注意が必要である。


6.まとめ

 SSDの導入経緯、簡単な解説、セット方法、性能実力、使いこなし方などについて述べてきたが、肝さえ押さえれば、HDDの換装と変わらない手間で、HDDの2倍を超えるパフォーマンスが得られることが確認できた。

 ただ一つ心配なのは、書き込み耐久性の課題であるが、導入したこのマシンを追跡することで、使いこなしに対する確証を得たい。
 また、確証が得られた後は、メインマシンのOS格納用ドライブへの導入も検討してみたい。

 将来的にSDDがストレージの主流になれるか、はたまた、HDDを補完する位置づけの範疇にとどまるかは、価格にあると言っても過言ではない。
 今回は、たまたま、高容量が不要のマシンへの導入であるのと、メモリが低落している最中ということもあって、比較的リーゾナブルな価格で導入でき、高いコストパフォーマンスが実現できた。

 HDDの高密度化による容量あたりの単価は、ここ数年の間で、凄まじい勢いで下落し、現時点では、超高容量HDDのGB単価が10円にも満たない。それに対し、USBメモリで使われるフラッシュメモリは約200円と大きな開きがある。メモリなどの半導体の高密度化は、そう容易でないと思われるが、今後に期待したいものだ。

 (2009/04/25)

 

コードレスマウスを新調

Logicool V450 Nano Cordless Laser Mouse 約2年前に購入したマウスのMicrosoft  IntelliMouse Explorer 4,0が、左クリックの反応にムラが出てきたこともあって、新たにコードレスマウスを新調した。

 コードレスマウスというと、約10年前に購入したことがあるが、コードが無いのは快適そのものであるものの、電池の消耗が激しく(約3か月しか持たなかった)、買い置きを常備する面倒さに辟易し、以降は使用を避けてきた経緯がある。

 ところが、最近では、エコテクノロジの進歩で電池寿命が伸びたのと、価格もこなれてきたので、思い切ってコードレスマウスを選択した。

 左は購入したLogicool V450 Nano Cordless Laser Mouse(\3,429で購入)であるが、無線レシーバが小さいのが特徴である。

 この無線レシーバは、机上に置いてあるUSBハブに挿しているが、出っ張りが小さいので邪魔にならないのが使い勝手が良い。また、指向性も広いので、必ずしもレシーバに向けないでも反応する優れものだ(180度反対にしても反応する)。

 さて、懸念の電池寿命であるが、まだ使ったばかりで実際は分からないが、梱包箱に「最大12ヶ月の電池寿命」と明記されてることもあって期待している。

 感心したのは、逃れられない電池切れについて、いろいろな方法で分かるように工夫されていることで、まずは、マウス上面に設けられた「電池残量インジケータ」でもって、通常はグリーンのLEDが点灯するが、電池残量が少なくなると、赤く点滅して知らすようになっているらしい。
 次に、専用マウスソフトウェアのSetPointをインストールすると、タスクバーに常駐して電池残量を監視し、電池残量低下アイコンが自動的に点滅するようになっている。また、アイコンにマウスを近づけると、バルーンで電池残量を確認できるようにもなっている。
SetPointの「電池残量」表示部 また、インストールしたSetPointの「電池残量」のタブを開けば、いつでも詳細な電池残量が確認できる。(右は、「電池残量」表示部の切り取りキャプチャ)

 これらの電池残量低下の表示は、表示が出ても数日間使用できるようになっているらしいので、その間に電池を用意して交換できて安心だ。

 操作性を左右するボタンのクリック感は、硬めのMicrosoft  IntelliMouseを使い慣れた筆者からすると、やや柔らかいという感じがするが、少し使えば慣れるように思われる。
 また、単3乾電池2本を内蔵するために、やや重くなるが、筆者のように重目を好む者にとっては好都合だが、普通の方にとっては、やや違和感があるかもしれない。

(2009/04/12)

 

京都の桜だより2009

 3月28日(土)、待ちこがれて、京都でも早咲きの桜を求め、ウォーキングに出かけました。

 赤の宮神社(左京区高野上竹屋町)
 本満寺(上京区寺町今出川上ル)
 京都御苑(石薬師御門入りすぐ左)
 白川(祇園縄手白川南通)

 詳しい画像は、こちらの でご覧ください。アルバムを開いて、右の「スライドショー」ボタンをクリックすれば、スライドショーでもご覧いただ けます。

(2009/03/28)

 

地上デジタル対応TVキャプチャボード


 テレビ視聴の大半は、もっぱら、約2年前にパソコンにセットアップしたアナログ対応のTVキャプチャボード(I-O DATA GV-MVP/RX3)を使っている。パソコンでテレビが視聴できるのは、まったくの好都合で、パソコンで作業をしながらデュアルディスプレイ環境のセカンダリーディスプレイで「ながら視」できるし、じっくりと鑑賞したい場合には、プライマリーディスプレイに切り替えて、最大表示で視ることにしている。また、ビデオ代わりの予約録画にも重宝している。

 ところが、最近気になるのは、映像の右上に表示される地上ディジタル啓蒙のための「アナログ」という表示で、そのたびごとに、リビングで視るテレビとの解像度の差を考えさせられる。
 ただし、筆者宅(京都府八幡市)の受信環境が、テレビ大阪が地上ディジタルを視聴できないので、映像品質が悪くてもアナログの視聴環境も残しておきたい。そこで、キャプチャボードを地上ディジタル対応への交換でなく追加することで、すなわち、地上ディジタルとアナログのTVキャプチャボードを2枚挿しすることを狙っている。

 ところが、TVキャプチャボードのハードウェアやソフトウェアの仕様が各社まちまちなこともあって、ドライバーなどがバッティングすることもあるので、2枚挿しするには条件が限定される。(最初に導入するなら、地上ディジタルとアナログに両対応するWチューナ対応のモデルも発売されている)

 筆者のアナログ対応のI-O DATA GV-MVP/RX3に、地上ディジタル対応のボードを追加するためには、同メーカーのI-O DATAで揃えるのが無難で、2008年5月に発売されたIO DATA初の地上ディジタル対応TVキャプチャボードのGV-MVP/HSでは同時使用がメーカ保証された。
 ただし、仕様の注意事項には、「 ・ マルチディスプレイ環境では使えません。シングルディスプレイ環境でお使いください。」 の一文があり、すなわち、筆者のデュアルディスプレイ環境では使用できないことから、購入を保留した。

 その後、2008年12月に発売された後継機のGV-MVP/HS2(付属するソフトウェアが異なるのと、価格が改定されただけで、ハードウェア仕様は同等と思われる)でも、マルチディスプレイ環境での動作は保証されてない。(執筆現時点でも注意事項に変更なし

I-O DATA GV-MVP/HS2 ところが、Webで実際に使用しているユーザの実態を調べてみると、たしかに、GV-MVP/HSが発売当初には、「デュアルディスプレイ環境ではアプリケーションのセットアップもできない」「しかし、シングルディスプレイ環境でセットアップした後、デュアルディスプレイ環境に戻せば使える」「ただし、その時にはメインディスプレイでしか使えない」などある。
 しかし最近では、そのような問題は無く、「デュアルディスプレイで問題なく使えている」とう声しか聞こえてこない。
 
 おそらく、ソフトウェアの更新によって、いつかの時点で(2008年秋頃と推定)、マルチディスプレイ環境に対応したが、何らかの理由で(確証が取れてないなど)、仕様に注意事項の一文が残されていると思われる。

 そこで、意を決して購入し、約3週間の使用実績を得たので、感想とともに報告する。(上は購入したPCI Express x1接続モデルのI-O DATA GV-MVP/HS2

 アンテナとの接続は、右の日本アンテナ CS・BS対応ケーブル付2分配器 WDG-2Lを使用して、アンテナ入力を、新しく購入した地上ディジタル対応のGV-MVP/HS2と、今までのアナログ対応のGV-MVP/RX3に、分配して使用している。


 さて、まず懸念していたデュアルディスプレイ環境での使用であるが、製品付属のCD-ROMのサポートソフト Ver.2,00では、まったく問題無かった。(その後、最新のVer.2.21にアップデートしているが問題無い)

 次は画質の点であるが、期待していたとおり、解像度が高くなったのに加えてアナログ特有のゴーストも皆無になり、鮮明さが飛躍的に向上したのには、十分に満足している。これだけ鮮明さが向上すると、たとえば、いままで気づかなかった顔のシワやシミなどもはっきり視認することができ、世界が変わったような印象さえ受けている。
 実のところ、Wチューナにしたいがために、アナログ対応のTVキャプチャボードを残しているが、アナログで見る機さえ起こらないのが現状だ。

  また、地上ディジタルのハイビジョン放送(ワイド番組)とワイドディスプレイとの相性がすこぶる良いことについて述べる。 地上ディジタルのハイビジョン放送は、1440x1080ドットをアスペクト比が16:9のワイド画面で表示することが基準になっている。

 右は、筆者のワイドディスプレイ(1920x1200ドット≒16:10)に、地上アナログ放送(4:3)と地上ディジタル放送(16:9)のワイド番組(16:9)を、全画面表示させた場合の違いを示している。

 地上アナログ放送のワイド番組を全画面表示させた場合は、ディスプレイの高さ方向の制約を受けて、まず左右に160ドット分の映像ブランク域が発生し、また、上下にはワイドのための150ドット分の映像ブランク域が発生する。(ブルーが表示領域)

 ところが、地上ディジタル放送のワイド番組を全画面表示させた場合には、もともとアスペクト比が16:9の放送なので、上下に60ドット分の映像ブランク域が発生するだけとなる。

 すなわち、同じワイド番組を同じディスプレイで表示しても、地上アナログ放送では地上ディジタル放送の約70%の面積でしか表示することはできない。(ピンクが表示領域)


 最近はアップグレードしたいアイテムもなかったので、約1年半ぶりにケースを開けたが、非常にコストパファーマンスの高いアップグレードだったのに満足している。

(2009/03/25)

 

京都・観光文化検定への道(まず3級)


 京都検定3級に合格しました。

 1.ご当地検定ブームの先駆け
 2.京都検定の概要
 3.京都検定3級の受験と合格
   1. 受験の動機
   2. 検定攻略法
   3. 受験と合格
   4. 参考図書

 などの詳細記事はこちら

(2009/02/14)

 

[雑誌連動コラボ]「PCを捨てて街に出よう!」


 月刊I/O 2008年1月号(2008年12月18日発売)の投稿記事です(ハード 製品・応用技術 木村の部屋[最終回])。

【記事概要】
 今回は、「ネットワーク型」歩数計を紹介する。
 USB端子を内蔵し、PCにデータを転送することで、実績管理をするものだ。
 □ 最終回のテーマ
 □ 「ネットワーク管理型」歩数計
 □ 管理ソフト「BI-LINK」
 □ PCを捨てて街に出よう!

PDFで見る(187KB)

(2008/12/21)

 

紅葉の高雄・保津峡


 11月22日(日)、「私の選んだ秋の京都ベスト・ワン」と思う、高雄から保津峡へのウォーキングに出かけた。

 このコースの特徴は、行楽シーズンでも人が少なく、静かに楽しめる点にある。

 ただし、足もとが悪しので、出かける際には、少なくとも運動靴、できれば軽登山靴を用意したい。

 詳細はこちら

(2008/11/24)

 

[雑誌連動コラボ]「PC切り替え機能付キーボード」


 月刊I/O 2008年12月号(2008年11月18日発売)の投稿記事です(ハード 製品・応用技術 木村の部屋[10])。

【記事概要】
 複数のPCを所有するユーザーに便利な、2台のPCを1台のキーボードで操作できる、「PC切り替え機能付き」のキーボードを紹介する。
 □ 2台のPCを1台のキーボードで!
 □ PC切替機能付キーボードを探す
 □ サイレントキーボード2
 □ 使用感とおすすめ度

PDFで見る(248KB) 

(2008/11/21)

 

総合旅行業務取扱管理者への道

【目次】
1.いま、なぜ旅行業務取扱管理者か?
2.旅行業務取扱管理者とは?
3.必ず取れる総合旅行業務取扱管理者STEP-4
4.STEP-1に挑戦するも、運よくSTEP-2まで進捗

ご興味のある方、詳細はこちら

(2008/11/07)

 

[雑誌連動コラボ]「シドニーの電源コンセント事情」


 月刊I/O 2008年11月号(2008年10月18日発売)の投稿記事です(人間模様 木村の部屋[9])。詳細については、雑誌発売1ヶ月後の11月18日以降に、このページで記事のスキャニング画像を公開します。待ちきれない方は、有名書店でご覧ください。

【記事概要】
 海外にノートパソコンを持っていく場合のハードルは、電源の確保である。シドニーの電源コンセント事情を紹介しよう。
 □ 異国での観光情報の入手
 □ ホテルのインターネット接続環境
 □ ノートパソコンの電源確保
 □ 電源コンセントと変換プラグ

PDFで見る(267KB) 

(2008/10/19)

 

[雑誌連動コラボ]「シドニーのPCショップ街」


 月刊I/O 2008年10月号(2008年9月18日発売)の投稿記事です(ショップ探検隊 木村の部屋[8])。

【記事概要】
 観光でオーストラリアのシドニーに行った。その際、市内で唯一のPCショップ街に立ち寄ったので、その探訪記。
 □ シドニーのPCショップ街
 □ Capitol Square
 □ 2階のPCショップ街へ
 □ PCショップ街の品揃え

PDFで見る(247KB) 

(2008/10/19)

 

[雑誌連動コラボ]「Webで入手する2万5千分の1地形図」


 月刊I/O 2008年9月号(2008年8月18日発売)に投稿した記事です(インターネット 木村の部屋[7])。

【記事概要】
 登山の必携品である国土地理院が発行する「2万5千分の1地形図」を、Webから入手する方法について紹介する。
 □ 「ウオッちず」地図一覧サービス
 □ プラグインで印刷も可能に!
 □ 恐るべし!地図購入いらず

PDFで見る(234KB) 

(2008/09/18)

 

シドニー旅行



サウスヘッドよりノースヘッドを望む 

 8月15日から3泊5日でシドニーに行ってきました。現地の季節は日本とほぼ反対の冬ですが、最高が約20℃、最低が約10℃、京都の4月頃の気温に相当するので、避暑には最適でした。
 どこへ行っても絵になるような美しい景色、それに何よりも旅行者に親切な人たちのお陰で、楽しい旅行ができました。

 詳しい画像は、こちらの でご覧ください。アルバムを開いて、右の「スライドショー」ボタンをクリックすれば、スライドショーでもご覧いただ けます。

 なお、下記の記事、「シドニーのPCショップ街」、「シドニーの電源コンセント事情」(未発売)は、雑誌掲載されました。

(2008/08/24)

 

[雑誌連動コラボ]「フリーで優れものメディアプレーヤー」


 月刊I/O 2008年8月号(2008年7月18日発売)に投稿した記事です(ハード技術 木村の部屋[6])。

【記事概要】
 無料で使えるメディアプレーヤーが少ない中で、市販ソフトも顔負けのフリーソフトウェア、「VLC media Player」を紹介する。
 □ 頻度が低くても、やっぱり欲しい!
 □ 「VLC media Player」との遭遇
 □ 基本的な使い方

PDFで見る(188KB) 

(2008/08/21)

 

[雑誌連動コラボ]「USBメモリで便利なバックアップ」


 月刊I/O 2008年7月号(2008年6月18日発売)に投稿した記事です(ハード技術 木村の部屋[5])。

【記事概要】
 転ばぬ先のバックアップ。
 今回は、「USBメモリ」を使った、
 便利なバックアップ方法について紹介する。
  □ バックアップに最適な「USBメモリ」
  □ バックアップ支援ツール「BackupF2F」
  □ 基本的な使い方

PDFで見る(251KB) 

(2008/07/19)

 

[雑誌連動コラボ]「USBメモリの安直な選び方」


 月刊I/O 2008年6月号(2008年5月17日発売)に投稿した記事です(ハード技術 木村の部屋[4])。

【記事概要】
 巷には多種多様の「USBメモリ」が氾濫しているが、
 ここではアクセス性能に優れたモデルを、
 安直に選択する方法を考える。
  □ 「USBメモリ」とは?
  □ 「ReadyBoost対応」をマークせよ!
  □ 私の選んだ「USBメモリ」
  □ 劇的に進化したアクセス性能

PDFで見る(277KB) 

(2008/06/18)

 

[雑誌連動コラボ]「USBハブの正しい選び方」


 月刊I/O 2008年5月号(2008年4月18日発売)に投稿した記事です(ハード技術 木村の部屋[3])。

【記事概要】
 USBデバイスが増えてくるとUSBポートの不足が問題になってくる。
 そこで、「USBハブ」の基礎知識と正しい選び方を考える。
  □ USBポートの増殖手段
  □ 「USBハブ」とは?
  □ 「USBハブ」のタイプ
  □ 私の選んだ「USBハブ」

PDFで見る(1550KB) 

(2008/05/18)

 

[雑誌連動コラボ]「増えるUSBデバイスの現状と課題」


 月刊I/O 2008年4月号(2008年3月18日発売)に投稿した記事です(人間模様 木村の部屋[2])。
 
【記事概要】
 「USB」が1998年9月に登場してから、約10年が経った。
 ここでは、増え続けるUSBデバイスの、現状と課題を考えてみる。
  □ 「USB1.1」「2.0」
  □ 我が家のUSB機器
  □ USBポート欠乏症候群

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(2008/04/20)

 

春爛漫〜京都桜だより〜宝が池近辺


 京都の桜も真っ盛り!
 叡山電鉄の「宝ヶ池駅」より1.5Km以内にある、4か所の見事な満開ぶりを紹介します。

 詳しい画像は、こちらの でご覧ください。アルバムを開いて、右の「スライドショー」ボタンをクリックすれば、スライドショーでもご覧いただ けます。

(2008/04/05)

 

[雑誌連動コラボ]「自作PCの意義」


 月刊I/O 2008年3月号(2008年2月18日発売)に投稿した記事です(人間模様 木村の部屋[1])。
 月刊I/O様のご厚意により、雑誌のスキャン画像を掲載させていただいてます。なお、タイトルの「自作PCの異議」は、正しくは「自作PCの意義」の誤植です。

【記事概要】
 自作PCの意義が問われる受難時代にあって、自作ファンとしては、
 いまいかに向かい合うべきかを、時代の潮流も見据えながら考えてみよう。
  □ 自作PCとの邂逅と意義!
  □ 薄らぐ自作PCバリュー
  □ 自作PCは滅びる?


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(2008/03/20)

 

PIXUS iP4500を購入して、プリンター買い替えのススメ!


 10月20日の朝、地図をプリントして自宅近所のウォーキングに出かける準備をしていたところ、パソコンからプリントジョブを発行するも、プリンタは一向に反応しない。

 筆者宅のプリンターは、プリントサーバを導入し、ネットワークプリンターとしているので、まずは、このあたりのセッティングを見直したが異常はない。念のため、プリントサーバーを使わずにローカルプリンターとしてテストしてみたが、やはり同じくウンともスンとも動かない。
 ところが、プリンター内部でジョブを発行するメンテナンスモードでのテスト印字を行ってみたところ、立派に印刷ができる。

 すなわち、プリント機能は正常だが、パソコンよりの信号入力部、もしくは信号処理部に問題があるようだ。ふつうなら、ダメモトでプリンターを分解して復旧を試みるが、壊れたhp deskjet 5551は購入して5年以上も経過していることもあって、潔く諦めて新しいプリンターを購入に走った。

 新しく購入したプリンターは、キヤノンから9月26日にリリースされ、10月上旬に店頭に姿をあらわした、左のPIXUS iP4500で、筆者としては珍しい初物買いとなる。

 購入店は、自宅近所のヤマダ電機テックランド京都八幡店で、購入価格は\17,500(1,750ポイント付)だった。(購入時点では、通販サイトの最安値は1万5千円台だったが、現時点では1万3千円台まで下がっている)

 筆者は、設置スペースとペーパーハンドリングの観点から、前面給排紙が好みだったので、1993年に初めてプリンターを購入した時点では唯一、ヒューレットパッカード(hp)が前面給排紙だったこともあって、hpを3代使い続けてきて、今回で4代目にあたる。

 ところが2004年の秋、キヤノンのPIXUS新シリーズに、はじめて前面と上面の両方から給紙が可能で、前面に排紙される「2Way給紙」機能が採用され、前面給排紙はhpだけの機能でなくなった。
 今回購入にあたってキヤノンを選択した理由としては、hpの本年度の新製品が10月25日以降にしか手に入らないことに加えて、商品戦略がオールインワンタイプに特化しつつあることや、筆者が所持するデジタルカメラスキャナがキヤノン製あることから相性も好ましいと感じたからだ。特にデジタルカメラにおいては、2003年3月に購入して約4年半になるが、9月に故障したところ、CCD不具合対応にて無償修理がされ、ほぼ新品のようになって帰ってきたことに、キヤノンというメーカに好感と信頼を寄せていたこともある。

 それでは、PIXUS iP4500を使用して約1ヵ月、前代(3代目)のdeskjet 5551との比較において、特に気がついた感想に加え、蘊蓄を少々述べさせていただく。

  1. 2Way給紙は抜群の使い勝手!

     筆者のプリントは、A4普通紙へのモノクロおよびカラー印刷が大半で、時々、フォト用紙に写真印刷を行う。したがって、deskjet 5551では写真印刷をするたびごとに用紙交換を行っていたが、これがまた面倒であった。
     ところが、PIXUS iP4500では、常に前面にA4普通紙をセットしておき、写真印刷する時はそのままの状態で上面からフォト用紙を給紙することができるので、すこぶる便利になった。それに加え、上面トレイに給紙した紙は、排紙までに90度の反転しかないので、フォト用紙のような厚手の紙でもスムースな給排紙が行える。(休止トレイの選択はプリンターのボタン、もしくはプリントユーティリティで切り替え可能)

     なお、最近のhpでは、2Lサイズまでの給紙が可能な、前面にフォト給紙トレイを装備した2段前面給紙機能が搭載されたモデルも発売されているが、排紙までに紙が180度の反転があることや、前面の給紙スペースにはメイン給紙トレイとフォト給紙が存在することから、トレイにストック可能な枚数は少ない。 

     また、deskjet 5551では、通常のカラー印刷と写真印刷で適正なインクが異なるため、そのたびごとにインク交換をおこなっていたが、PIXUS iP4500では共通のインクが使えるので、インク交換の手間もなくなった。(それでも印刷品質はPIXUS iP4500の方が高い)

     加えて、PIXUS iP4500ではdeskjet 5551と同じく自動両面プリント機能も搭載されており、deskjet 5551には無く、つい先頃までは高級機にしかなかったDVD/CDレーベルプリントまで搭載されている

  2. 驚愕の印刷スピード!

     ベンチマークテストには、『木村の部屋』トップページの印刷について、パソコンが印刷ジョブを発行してから、印刷が終了するまでの時間を計測しているが(IEの印刷オプションで「背景の色とイメージを印刷する」のチェックマークを外した状態で普通紙/標準モードで印刷)、2代目のPiCTY 320(DeskJet 720C同等品)が180秒だったのに対し、3代目のdeskjet 5551が75秒になった時にも驚いたが、今回の4代目となるPIXUS iP4500では24秒(実質の印刷している時間は16秒)であり、まさに驚愕の印刷スピードである。

  3. 独立インクタンク方式の経済性!

     deskjet 5551のインクは(最新モデルでも同様)、インクタンクとノズルが一体になっているタイプなので、インクタンクと呼ばずカートリッジと呼ばれるが、それぞれの色のノズルの相対位置のセッティングが難しいことから、3色カラー一体のカートリッジになっている。
     したがって、目詰まりや損傷などのノズルトラブルにおいても、カートリッジを交換すれば対応できる長所を持つが、反面、1色でもインクが無くなれば、他の2色が残っていてもカートリッジ交換をしなければいけなくなり、インクの経済性に難点がある。また、ノズルが製造工法的に高価になることもあって、カートリッジの価格が高くなる欠点を持つ。

     それに対してPIXUS iP4500は、ノズルはプリンターのパーツの一つとしてすでにセッティングされており、インクのみが入ったタンクを交換する独立インクタンク方式を採用している。
     したがって、目詰まりや損傷などのノズルトラブルにおいては、プリンターの修理となる欠点を持つが、インクがなくなった時には、その色のインクタンクだけの交換で済むので、経済性に優れる長所を有する。

     どちらが良いかは意見が分かれるところであるが、プリンターはハードウェアの価格よりも維持費としてのインク代が高くなることもあって、今回は独立インクタンク方式を導入してみた。

 幸か不幸か、5年を超えて使用していたプリンターの故障で買い替えることに相成ったが、主として進歩が緩やかなメカニカルなハードウェアであることから、大きな変化は期待していなかった。ところが、あにはからんや、劇的な進歩に驚かされたのが実感である。

 プリンター業界は、昔のカメラ業界がカメラの販売よりもフィルムや現像・プリントで儲けるといわれたように、プリンタの販売よりもインクで儲ける構造になっている。したがって、プリンターの販売価格が、インクタンクもしくはインクカートリッジの販売価格の2倍〜3倍に設定されているように、プリンターのハードウェアはメチャクチャ安いが、インクがバカ高く設定されているのが現状だ。

 これらの現状を勘案した上で、賢いユーザーの購買行動としては、ある程度プリンターが古くなれば、インクが切れたうまいタイミングで、インクが同梱されているプリンターを、新規購入するのが得策だと思われる。おそらく、5年前のプリンターを買いかえれば、機能・性能のパフォーマンスの向上は、購入コストを上回ると予想されるからだ。また、最近のモデルでは、インクを効率的に使って節約するテクノロジーも進歩していることもあって、印刷コストも明らかに下がることも間違いない。

(2007/11/19)

 

ワンセグチューナー“ちょいテレ”BUFFALO DH-KONE/U2S


 「ワンセグ」と呼ばれる地上デジタルテレビ放送のモバイル向け放送サービスは、携帯電話などにも搭載され、外出先でも手軽に楽しめるテレビとして普及し始めている。

 「ワンセグ」は、UHF帯に放送局ごとに割り当てられた1チャンネル(6MHz)の帯域を13セグメントに分割し、そのうちの1セグメントを使っていることが命名の由縁である。(ハイビジョン放送は12セグメント、通常画質の放送は4セグメントが割り当てられている)
 したがって、帯域が小さいこともあって、画像サイズも小さく、通常は320×180ドットが基本(放送サイズに依存)になっている。

 その「ワンセグ」をパソコンで視聴できるように、ワンセグチューナーなるものが、各社より販売されており、主としてノートパソコンをターゲットにした製品が多いものの、インターフェースがUSBなので、デスクトップPCでも難なく使える。

 現在はメインマシンにおけるテレビ視聴はテレビキャプチャーカードを使っているが、録画ならび再生中は他のチャンネルを同時に見ることができないことから、スポーツの途中経過などをチェックする目的で、興味半分もあってワンセグチューナーを購入してみた。

 モデルの選択にあたっては、アンテナ感度を第1優先で検討した結果、上の画像のBUFFALO DH-KONE/U2Sを購入した。(通販にて送料込みで\8,824で購入)

 DH-KONE/US2は、約15cmのアンテナにチューナーが内蔵されており、約3mのケーブルでパソコンのUSB端子に接続するようになっている。また、アンテナ内にはブースターも内蔵されており、メーカーでは「ウルトラ高感度!」と謳われているように、おそらく、アンテナ感度は最高の部類の入るモデルと思われる。

 実際のアンテナの設置では、部屋の中でも場所と方向で受信感度が大幅に異なるので、底面に付いてるマグネットを利用して、窓際上方の鉄製カーテンレールの端を利用し、横向きに慎重に設置する体験をした。(「ワンセグ」を含むデジタル放送は、アナログ放送のように電波が弱いと画像が荒れる程度ではなく、一定以上の受信感度がなければ、まったく映らないので、アンテナ感度は非常に重要になる)

 筆者は京都府八幡市に居住するが、受信できるのは、13:NHK教育・大阪、14:読売テレビ、15:ABCテレビ、16:MBS毎日放送、17:関西テレビ、23:KBS京都、24:NHK総合・大阪、25:NHK総合・京都の8チャンネルだった。(右の画像は、付属アプリケーションの「PCastTV for ワンセグ」で視聴する番組の一場面。1/2サイズ縮小画像)

 「ワンセグ」の「地域ごとの放送エリアの目安」が、「社団法人 デジタル放送推進協会」のWebサイトこちらのページで確認できるので、購入の場合は事前の確認をおすすめする。
 また、RBBTODAYサイトの「日本全国ワンセグ感度MAP」のページでも、ユーザーの投稿によるワンセグのメーカー・モデルごとの全国ワンセグ感度が確認できる。

 さて、実際の視聴だが、使い勝手が比較的良い「PCastTV for ワンセグ」が付属するものの、もともと画像サイズが小さいことから、鑑賞する気になれず、筆者はこれで見ることはほとんどない。

 むしろ、おすすめは、Vista環境に限られるが、付属している「PCastTV for ワンセグ」のガジェット版を使って常時再生しておき、チェックしたい場面で拡大する方法が一番と思われる。
 右はガジェットの画像であるが、マウスをガジェットの上に持ってゆくと、画像が元サイズに拡大されて表示されるが、その様子をGIFアニメーションでイメージしてみた。(実サイズ画像)

(2007/09/20)

 

ELSA GLADIAC 785 GT V2.0 256MBにアップグレード


 Windows Aeroはサクサクと動き、ゲームといえばソリティアをするぐらいなので、従来のグラフィックボードのELSA GLADIAC 573 GT 256MBに対しては、取り立てて不満は感じてなかった。
 ところが、やはり気になるもので、Windows Vistaにおける「Windows エクスペリアンス インデックス」のグラフィックス関連スコアがあまりにもバランス悪いので、約7ヶ月使っただけだったが、アップグレードを行った。

 新しく購入したグラフィックボードは、従来と同じくELSAのGLADIAC 785 GT V2.0 256MBである。詳細のスペックは下のテーブルにまとめたが、従来と大きく異なる点は、DirectX10に対応していることと、ファン付きになっていることで、コアクロックとメモリクロックも20〜30%高くなっている。

 
新・旧 型番 グラフィックス
プロセッサ
購入価格 コア
クロック
メモリ
クロック
メモリ種類 RAMDAC
GLADIAC 785 GT V2.0 256MB GeForce 8500 GT \14,400 450MHz 800MHz 256MB 128bit 400MHz x2
GLADIAC 573 GT 256MB GeForce 7300 GT \12,080 350MHz 666MHz 256MB 128bit 400MHz x2

 

 

筆者はもともと、本体より先にファンに寿命がくることや騒音のことなどもあって、ファン付きは敬遠している。ところが昨今、グラフィックボードが手軽に買える値段になったことや、ファンの寿命も延びて騒音も少なくなってきたこともあり、むしろこれほどのグラフィックスチップをファンレスで動かすことの方が恐ろしく、ファン付きであるもののあえて選択した。
 GLADIAC 785 GT 256MBの歴史について少し触れるが、もともとV1.0に相当するモデルが2007年4月28日に発売されている。その後、上位モデルにも搭載されることもあって、耐久性向上と騒音低減が図られたFDB(Fluid Dynamic Bearing=流体軸受)構造のモータを搭載し、構造的にも冷却性能を高めたファンが開発されて、そのファンに交換されたV2.0が2007年8月11日に発売された。

 さて、アップグレードした「Windows エクスペリアンス インデックス」のスコアであるが、グラフィックスの「4.3」が「4.8」に、ゲーム用グラフィックスの「4.1」は「5.2」まで向上した(GLADIAC 573 GT 256MBのスコアはこちら)。おそらく、ゲーム用グラフィックスの大幅向上は、DirectX10に対応していることが要因と思われる。

 実際の体感は、Aero動作をはじめとしてキビキビとしてきたように感じるが、重いゲームを行わない限り、画期的な差は感じられないことを、申し添えておく。

(2007/09/16)

 

Vistaインストール(応用編)


 Vistaインストール記事も、準備編実践編を経て、いよいよカスタマイズを含む応用編を迎える。
 ただし、ここまでVistaをさわってきて、よくよく出来たOSという印象が強いので、使いこなすことに重点を置き、持ってる良さを殺さないためにも、最小限のカスタマイズにとどめる方針で実施した。

スタートメニューの電源ボタン設定

 VistaがXPより大きく変わった点のひとつに、電源管理方法が大幅に変わり、スタートメニューより実行する「シャットダウン」が「電源ボタン」に代わり、デフォルトが「スリープ」に設定されていることだ。

 この「スリープ」は、XPの即時起動の「スタンバイ」と省電力の「休止状態」の長所を併せ持つもので、「スリープ」から数秒でコンピュータが復帰し、かつ「スリープ」時の電力消費が抑えられた機能になっている。

 したがって、バッテリ残量が気にかかるノートパソコンなどでは非常に有益な機能だが、ことデスクトップにおいでは、作業中はそのままで、作業終了時に電源断するのが通常の使用方法であろう。
 もちろん、「」ボタンをクリックして現れるメニュー(上図)から「シャットダウン」を選択することはできるが、「電源ボタン」をクリックしても「スリープ」に入るだけで、「シャットダウン」はできない。

 そこで、「電源ボタン」のデフォルトを変更して、「シャットダウン」が可能になるカスタマイズ方法について紹介する。
 
 まず、コントロールパネルから電源オプションを選択し、使用している電源プランの「プラン設定の変更」をクリックすると、「プラン設定編集」の画面が開く。
 そこで、「詳細な電源設定の変更」をクリックすると、右の「電源オプションダイアログ」が現れるので、「[スタート]メニューの電源ボタンの操作」の項目で、「シャットダウン」を選択すれば、「電源ボタン」のデフォルトを変更することができる。(その上の「電源ボタンの操作」は、PCの電源ボタンを指しているので間違わないこと)

(2007/09/13)

エクスプローラの起動オプション変更

 Vistaになっても、作業中で使う頻度が最も高いツールはエクスプローラであるが、デフォルトでは使用ユーザーのドキュメントフォルダが開く仕様になっている(下の右画像で、基本的にXP同様)。

 データファイルをドキュメントフォルダに格納しているユーザーなら問題はないが、筆者のように、ドキュメントフォルダで管理しきれないほどの多くのファイルがあるため、データ用のドライブ(E:\)を作成しているユーザーとしては、目的のファイルにアクセスするには、はなはだ使い勝手が悪い。(たとえば、\EXCELDATのフォルダを開こうとすると、まず「コンピュータ」を開き、次に「ボリューム(E:)を開いて「EXCELDATA」を開く、マウスでは3クリックが必要になる)

 そこで、エクスプローラに起動オプションをつけて起動し、データ用のドライブ(E:\)が開くようにしている(下の左画像)。具体的なカスタマイズ方法は、エクスプローラのショートカットアイコンのプロパティで、リンク先欄のexplorer.exeの後ろに「 /n,/e,E:\」(「/n」の前にスペースが必要)を追加するだけだ。(基本的にXP同様なことから詳しくは省略したが、詳細についてはこちらの記事を参照)  
 

カスタマイズを行いE:\で開くようにした状態
(データフォルダに直接アクセス可能)


カスタマイズを行わずデフォルトで開いた状態
(ドキュメントフォルダが開く)

(2007/09/24)

ユーザーアカウント制御の無効化

 さて、Vistaをさわってここまでくると、そろそろユーザーアカウント制御(User Account Control。以下UAC)が鬱陶しく感じているのではなかろうか。

 実践編で述べたユーザアカウント制御を無効にするを実施しなければ、システム関連の更新のたびに(アプリケーションによっては実行のたびに)煩わしい確認のダイアログが現れる。また、実施すれば、煩わしいダイアログは現れないかわりに、右の警告バルーンがタスクバー上に現れ、実のところ筆者も頭にきているところだ。

 そこで、UACを無効にして煩わしい確認のダイアログが現れないようにするとともに、かつ警告バルーンも現れないようにする方法について述べるが、まずその前にUACに対する理解を深めるために解説を行うので、十分に理解した上で実施して欲しい。

 UNIXなど多くのOSでは、1台のコンピュータを複数のユーザーで利用するマルチアカウントシステムを導入しており、その利便性からWindows OSでもWindows 95以降、同じシステムを採用するようになった。そのマルチアカウントシステムの中にあって、UACとは「ユーザーが重大な変更を加える時は警告を出すしくみ」ということになる。具体的にWindows Vistaでは、ユーザーアカウントを「管理者」と「標準ユーザー」の2種類に分け、「管理者」の場合には確認の警告が、「標準ユーザー」の場合には管理者アカウントのパスワード入力が要求される仕組みになっている。

 ただし、このようなUACは、ユーザーを「管理者」と「標準ユーザー」の2種類に分けて管理する場合には非常に有効なシステムであるが、「管理者」と「標準ユーザー」が同一になる独りでパソコンを占有している場合、または悪意をもって操作する意思のない例えばユーザーが家族の場合などは効用をを感じないので、無効にするのも手だろう。
 


 すると、右の画面が開くので、最下行の「ユーザーアカウント制御(UAC)を使ってコンピュータの保護に役立たせる」の前のチェックマーク「レ」を外して、「OK」ボタンをクリックする。







 これでは鬱陶しいので、警告バルーンをセキュリティセンターから通知されないように設定する。(設定すると、セキュリティセンターからの警告が一切発行されなくなるので、セキュリティ管理はOSに頼らず、自己責任で行う覚悟が必要)

 コントロールパネルから「セキュリティセンター」を選択すると、右の設定画面が開くので、左ペイン「セキュリティセンターの警告方法の変更」をクリックする。

 それでは、UACを無効にして煩わしい確認のダイアログが現れないようにするとともに、かつ警告バルーンも現れないようにする方法について述べる。

 まずは、UACを無効にする方法であるが、コントロールパネルから「ユーザーアカウント」を選択すると、左の設定画面が開くので、最下行の「ユーザーアカウント制御の有効化または無効化」をクリックする。



 左の再起動を促すメッセージが現れるので、「今すぐ再起動する(R)」のボタンをクリックする。
 ここまでで、UACを無効にする作業は完了し、再起動すると、システム関連の更新のたびに(アプリケーションによっては実行のたびに)煩わしい確認のダイアログが現れることはなくなる。


 ただし、タスクバー上に左の「ユーザーアカウント制御の設定を確認してください」という警告バルーンが、セキュリティセンターから通知される。




 すると、左の画面が開くので、「通知は受け取らず、アイコンのみ表示するようにします」、もしくは「通知を受け取らず、アイコンも非表示にします(推奨されません)」のどちらかを選択する。(筆者は後者を選択)

(2007/10/01)

 

アプリケーションごとの音量ボリューム設定

 応用編の記事としては場違いな感もあるが、数あるWindows Vistaの長所の中でもユーザーにとって有益なもののひとつなので、見過ごして使われることがないようにあえて紹介する。

 Vistaでは、サウンドドライバの標準の仕組みとしてUAA (Universal Audio Architecture)という技術が採用されたことによって、サウンドまわりが大きく変わった。

 Windows XP以前はWDMドライバと呼ばれるものが使われていたが、サウンド機能にアクセスする際にOSのカーネルに近い場所にあるドライバにアクセスするするため、サウンドドライバのクラッシュはOSのクラッシュに直結しかねない弱点があった。
 そこで、Vistaでは、上述のUAAを採用し、Microsofto自身がサウンド入出力に対する基本的なドライバをOSを組み込んでしまうことで、サウンドドライバの標準化や安定性確保を行った。(サウンドの根幹部分を共通にし、アプリケーションが直接アクセスする部分は、カーネルから遠ざけている)

 その結果、アプリケーションより起動されているサウンドドライバの管理が一括してできるようになり、Windows XP以前については音量ボリューム設定がデバイスごとにしかできなかったのが、Windows Vistaではアプリケーションごとに設定できようになり、それぞれに適切な音量で快適なサウンドを楽しめるようになった。

 アプリケーションごとの音量ボリューム設定については、まず、タスクバー上のスピーカー・アイコンをクリックすると現れる、左のスピーカー・デバイスの「音量ボリューム」において、「ミキサ」をクリックして現れる「音量ミキサ」でそ、れぞれに行うことができる。

 右は、あるタイミングで開いた筆者の「音量ミキサ」だが、下記のアプリケーションが起動されていて、それぞれの音量がスライダーで設定でき、スピーカアイコンでミュートすることができる。

(1)インターネット放送サイトを開き
(2)Media Playerでラジオを聞き
(3)mAgicTVでテレビを視聴し
(4)PCastTV for ワンセグ ガジェットが常駐されており
(5)CDをRealPlayerで再生

 これらアプリケーションごとのそれぞれの「音量ボリューム」は、音を発した時点で現れるようになっている。また、これらの設定内容は、OS(Vista)が起動してはじめて有効になるため、Windows起動音についてはコントロールすることができない。

(2007/10/09)

送るメニューのカスタマイズ(Copii)

 フォルダ間のファイル転送には、Windows XP以前であればPowerToysに含まれるSendToというツールを使っていた方も多いであろうが、残念なことにWindows Vistaには非対応である。

 もちろん、VistaにもXPと場所は異なるもののSendTo(送る)フォルダがあるので、そこにあらかじめフォルダのショートカットを登録しておけば、最低限のコピー転送は可能だが、PowerToysに含まれるSendToのような、多機能な転送ツールとは程遠い。

 そこで、Vistaにも対応している瀬頭信幸氏作のフリーウェアの「Copii」を紹介する。

 瀬頭氏の「【Copii】のページ」からダウンロードしたファイルを任意のフォルダに解凍し、その中の「Install.exe」を実行すると、エクスプローラの右クリックメニューに「フォルダへコピー」と「フォルダへ移動」の項目が追加される。

 使用方法はいたって簡単で、「フォルダへコピー」もしくは「フォルダへ移動」を選択するとサブメニューが開くので、「フォルダを選択」をクリックして「フォルダの参照」ダイアログで転送先のフォルダを指定する。
 一度、転送に使用されたフォルダは、サブメニューに自動でフォルダ名が登録されるので、二度目以降の転送はこのメニューから直接に実行することができる。
 サブメニューの「設定」を開けば、自動で登録されたフォルダ名の削除や変更、表示順などが設定できる。また、手動でのフォルダ名の登録も可能だ。)

(2007/10/16)

優れものサイドバーガジェット「カレンダー」
 
 Vistaにして、見た目で大きく変わったのは、デスクトップのサイドバー上にガジェットを表示できるようになったことだが、使いようによっては非常に便利なものだ。

 左は筆者のサイドバー上のガジェット群であるが、上から順に、「時計®MS」、「カレンダー」、「天気予報®MS」、「PCastTV for ワンセグ」、「付箋®MS」と並べている。
「®MS」表記はVista標準装備のガジェットを示す)

 今回紹介するのは、その中の「カレンダー」であるが、66turn氏作のカレンダーv1.2は、Vista標準装備のものに対して以下の機能が備わっている優れものだ。
  1. 2か月単位のカレンダー表示が可能。
  2. 週初めの曜日を、日曜日または月曜日に切り替えることが可能。
  3. 土・日は青・赤のフォント色で表示される。
  4. 日本の祝日は、赤のフォント色で表示される。また、マウスでポイントすると祝日名が表示される。
  5. カレンダー上でマウスホイールを回転すれば、カレンダーを1週間単位でスクロールできるので、月をまたがったり、過去・未来の表示も可能。

(2007/11/01)


66turn氏作のカレンダー


Vista標準装備のカレンダー

デスクトップ表示環境

 Vistaインストールに関わるこのシリーズも今回で最後となったが、最後の締めくくりはデスクトップ環境について紹介する。(おすすめというほどのものでもないが、筆者が再インストールしなければいけなくなった時の覚え書き程度なので、参考程度にしていただければ幸いだ)

 下の画像は、筆者のメインマシンのデスクトップであるが、1920×1200ドット表示の24インチワイド液晶を使用し、右にサイドバー上のガジェット群、左にショートカットアイコンを2列に配置し、残ったスペースには、ほぼA4縦サイズを横に並べて2つが表示できる。


デスクトップ画面(1920×1200ドット)

 とりたてて変わったところはないが、デフォルトからカスタマイズしてるのは下記の3点だ。

  1. デスクトップの背景は黒
     目にも優しく、アイコンやウィンドウの視認性の観点から、壁紙は使わず純色の黒を使用。
     設定は、デスクトップ上を右クリックして現れるメニューから「個人情報」を開き、「デスクトップの背景」で「純色」の「黒」を選択。

  2. アイコンはクラシック
     デフォルトの中アイコンは大きいので、クラシックを使用。
     設定は、デスクトップ上を右クリックして現れるメニューから「表示」を開き、「クラシックアイコン」を選択。

  3. IME言語バーはタスクバーに格納
     設定は、IME言語バーのプロパティを右クリックして現れる「設定」を開き、「テキストサービスと入力言語」の設定ダイアログの「言語バー」タブで、「タスクバーに固定する」と「言語バーアイコンをタスクバーで表示する」を選択。

(2007/12/16)

 

 

蓼科高原旅行


 今年も蓼科に行ってきました。

8月15日(水)
京都南IC⇒岡谷IC⇒和田峠⇒八島ヶ原湿原⇒車山高原⇒すずらんの湯⇒車山高原(宿泊)

8月16日(木)
 車山高原⇒蓼科牧場⇒大河原峠⇒御泉水自然園⇒車山高原(宿泊)

8月17日(金)
 車山高原⇒美ヶ原・山本小屋⇒王ヶ鼻⇒山本小屋⇒すずらんの湯⇒車山高原(宿泊)

8月18日(土)
 車山高原⇒諏訪IC⇒京都南IC

 今年はゆっくりと癒しをテーマに出かけ、銭湯なみの手軽さで温泉かけ流しの露天風呂もある、白樺湖温泉すずらんの湯を見つけました。

 詳しい画像は、こちらの でご覧ください。アルバムを開いて、右の「スライドショー」ボタンをクリックすれば、スライドショーでもご覧いただ けます。

【過去の参考記事】
 2006/08/28 自作パーツ情報の電脳飛脚の過去記事収録ページ
 2004/08/13 霧ケ峰高原旅行
 1998/07/27 蓼科紀行

(2007/08/19)

 

Vistaインストール(実践編)


〜インストール前夜〜

 さて、Vistaをインストールする前夜となったが、少し気になることが・・・

 Vistaをインストールしようとするディスクは、約4年前に購入の当時は最速の部類に入る35GBのSCSIで、現在は10GBと25GBの2パーティションに分割し、先頭の10GBにはXPがインストールされ、次の25GBは空き領域になっている(詳細はこちらを参照)。したがって、Vistaのインストール時に2つのパーティションを1つに統合し、そこにインストールするつもりだった。

 Vistaのインストールディスクを使って上記の作業は可能であろうか?

 結果は不可能である。インストールにどの領域を選択するか、また未使用領域からパーティションを作成して、そこにインストールするのは可能だが、すでに存在するパーティションを統合することは不可能だ(XPも同様)。
 これをやろうとすると、FDISKコマンドが入ったMS-DOS起動ディスクを作るのが最も手っとり早いが、筆者のマシンにはレガシーなフロッピー・ディスク・ドライブなんぞは付けてない。他の方法としては、パーティション操作ソフトやCDブートのできるLinuxなどを使う手もあるが、少し面倒でもある。

 そこに天の声が・・・「そんな面倒なことせんでも、新しいドライブを買えば!新規にOSをインストールするんやったら、4年前のはもう古すぎるわ!あのSATAならSCSIとか変わらへんで!そろそろ、専用カードが必要なSCSIもねぇ!」

 そこで、ありがたい天の声にしたがって(笑)、右のWestern Digital WD Raptor WD360ADFD(SATA 36GB 10,000RPM バルク版)を、8月10日の日本橋にて、\12,750で購入してきた。(実際はスケルトンではないが、筺体の放熱用フィンの様子がよくわかるのでWDより借用)

 WD360ADFDは、昨年7月中旬に発売された世界最速のSATAドライブで、高信頼性(5年間保証)を売りにNCQにも対応する。また、インタフェースが1.5Gb/sのSATAで、SATAII(3Gb/s)でないところが、マニアック心をくすぐる(笑)。

 実際に回して感じるのは、世界最速のSATAと云われるだけあって、速度についてはまったく問題なく満足している。また、10,000RPMにしては比較的静穏で、思ったほど発熱が少ないことだ。容量が小さく、やや高価なこともあって、システムを格納する目的以外に難はあるが、OS用としてはリッチながら最適なドライブといえよう。

 新しく購入したSATA WD360ADFDと旧SCSIの交換によって、ドライブ構成は以下となった。


 8月11日の一日を掛け、Vistaインストールと主要アプリケーションのセッティングは完了し、大きなトラブルもなく軽快に動いていて、この記事や今日の価格情報は新環境で作成し配信している。

(2007/08/12)

〜インストール〜

 いよいよVistaをインストールする日がやってきた。ほんとは、今日の8月11日(土)は仏滅なので避けたかったが、明日の12日に定期的なホームページの更新が必要なこともあって、普段より少し朝早く起床し、インストールに取りかかった(笑)

 Viataから変更された課題は、「アップグレード版でクリーンインストールができない」(アップグレード版でもって、OSが入ってない領域にVistaをインストールしようとすると、エラーで蹴られてインストールが中断される)ということだ。心あるユーザなら、これだけ大きく変わったOSをアップグレードすることは、まず考えないと思われるが、Vistaはこのような仕様になっている。
 もっともマイクロソフトも、ユーザからクレームの嵐が出るのを予想してたのだろうか、ちゃんと抜け道が用意されていて、FAQ中のFAQになっている。

 では、どのような方法で、クリーンインストールが可能になるのであろうか。以下の手順を踏めば、可能になることが知られていて(笠原氏のこちらの記事が詳しい)、事実、実際に可能だった。

  1. まず、右の画面において、プロダクトキーを入れずにインストールを行う。
  2. 次に 、1. でインストールしたVistaからインストールディスクのsetup.exeを起動し、プロダクトキーを入れて通常にインストールを行う。

 インストールは2度手間になるが、以上の方法を取れば、アップグレード版でクリーンインストールは、事実上、可能となる。

 Vistaのインストーラーは良くできていて、数回の再起動はあるものの、インストールが始まると完了までの間に、人手による操作を一切必要としないので、他の仕事をしておきながら、自動でインストールすることができる。むしろ監視していると、内容が明示されないままに、やたら長いタスクを費やし、クラッシュしたのかと心配になる場面もある(笑)

(2007/08/13)

〜インストール直後の作業〜

 無事にVistaをインストールできたら、次はドライバ/ソフトのインストール作業に移行するが、これらを効率的に行うために、少しばかりVistaのカスタマイズを行う。

  1. コントロールパネルを「クラシック表示」にする

     Vistaのコントロールパネルの初期設定は、右のような10のカテゴリ別に分類されている。ところがXPユーザーにおいて、どこに必要とする設定用アイコンが格納されているかを判断するが難しい。

     そこで、すべての設定用アイコンが一覧になった「クラシック表示」にした方が見やすい。
     コントロールパネル左のタスクペインの「クラシック表示」をクリックすると「クラシック表示」に、また元の初期設定に戻るときは、「コントロールパネルホーム」をクリックすればよい。
     
  2. すべてのファイル・拡張子を表示させる

     次に、すべてのファイルおよび拡張子を表示させる設定を行います。コントロールパネルから「フォルダオプション」を選択し、「表示」タブを開く。

     まず詳細設定の「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れる。続いて、詳細設定を下部にスクロールし、「登録されている拡張子は表示しない」「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外して「OK」ボタンをクリックする。
     なお、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」をオフにすると、セキュリティに関する警告が表示されるが、「はい」をクリックしてダイアログを閉じる。

     これでもって、ドライバ/ソフトをインストール、ならびセッティングするために必要なファイルや拡張子を表示させることができる。ただし、特別なメンテナンスやカスタマイズするために必要であるが、開かないフォルダがまだ存在する。
     
  3. ユーザーアカウント制御を無効にする

     Vistaでは、マルチアカウントシステムの持つセキュリティの抜本的な課題を改善するため、ユーザーアカウント制御を導入した。そのため、管理者権限で行う項目の各種設定のたびに、警告ダイアログが表示されてしまう。

     これが煩わしい場合には、コントロールパネルパネルから「ユーザーアカウント」を選択し、タスクペインの「ユーザーアカウント制御の有効化または無効化」をクリックし、「ユーザーアカウント制御(UAC)を使ってコンピュータの保護に役立たせる」のチェックを外すと無効にすることができる。(チェックを外し「OK」ボタンをクリックし、再起動の後に無効になる)
     一通りのインストールやセッティングが完了した後、折角のセキュリティ機能なので、元に戻しておくことを推奨する。

 さて、Vistaのミニカスタマイズが完了すれば、ドライバ/ソフトのインストール、ならびセッティング作業に移行するが、その前にインストールしたVistaのパフォーマンスについて、意図どおりになっているかを計測して確認しておこう。

 右は、コントロールパネルから「システム」を選択し、パフォーマンスの情報とツールの「Windows エクスペリエンス インデックス」を起動した画面だ(視覚効果など、すべてデフォルトにて計測)。

 パフォーマンスの低いグラフィックカードに引っ張られて、「一番低いサブスコア」は「4.1」になっているが、ハードディスクは期待通りのスコア5.9を叩き出していることが分かる。(スコアの及第点は5.0近辺で、5.9以上になると頭打ちになって、最高スコアは5.9になるらしい)

(2007/08/14)

 後日談となるが、あまりにもバランスが悪いので、思い切ってグラフィックカードをアップグレードしたところ、「一番低いサブスコア」は「4.8」まで向上した。(詳細はこちらの記事
 

〜ドライバ/ソフトのインストール〜

 いよいよドライバ/ソフトのインストール作業となるが、まずは念のためにメインノート(Vista Home Premium)とネットワーク接続を行った後、ドライバのセッティングを行い、次にソフトウェアのインストールへと進む。

  1. 他PCとネットワーク接続

     ワークグループを同一にして、接続してファイル共有をしたい他PCのアカウント名とパスワードを自PCのアカウントに登録し、ファイル共有したいフォルダを共有フォルダに設定すれば、自PCから他PCの共有フォルダのファイル群に、フルアカウントのアクセスが可能となる。
     

  2. ドライバのインストール

     インストールした機器の一覧はこちらだが、唯一、プリンタのhp deskjet 5551でトラブルが発生して苦慮したが、結果的にすべてのデバイスについてVistaへの移行ができた。

     hp deskjet 5551のVista用ドライバについては、「メーカのVista対応情報のページ」によると、「OSに収録されている互換性のあるドライバをインストールすることにより、プリンタの基本的な機能がご利用いただけます。」となっているので、「互換ドライバのインストール方法」にもとづいてインストールを行うが、エラーの多発や電源ランプが消えない、一部の機能が使えないなど、使い物にならないことから、一時はプリンタの買い替えも考えた。
     考えあぐねながら、先ほどの「メーカのVista対応情報のページ」をよくよく眺めていたところ、「Vista対応ドライバのトラブルシューティング」へのリンクがあり、deskjet 5551(5550)に対してはPhotosmart D7300の代替ドライバが提供されていた。早速、インストールを行ったところ快調で、今まで使えなかった2L版の用紙まで使えるようになって、得をした気分だ。(2L版の用紙を使いたいがために、買い替えを検討したこともあった)

     筆者の場合には比較的新しいデバイスも多かったため、無事にVistaへの移行ができたが、Vistaへの対応について、まだまだ不十分な点も多い。トラブル時や事前調査には、PC Watchに掲載されている「Vista対応情報リンク集」が役立つので紹介しておこう。
     

  3. ソフトウェアのインストール

     インストールしたソフトウェアの一覧はこちらだが、トラブルがあったソフトウェアについて、以下に列挙する。
     

    1. Internet Explorer 7

       開こうとすると、「ファイルのダウンロード・セキュリティの警告」ダイアログで、「このファイルを保存しますか?(navcancl)」というメッセージが表示され、このダイアログを閉じた後、Internet Explorer 7(以降、IE7と表示)が起動できないという問題だ。
       これは、一時ファイルフォルダ(Temporary Internet Files)がユーザーのフォルダ以外に置かれていて(筆者はパフォーマンスの点などから他のドライブに置く)、2007年5月のセキュリティ更新プログラム(MS07-027)をインストールした後に起こる問題であるのがWebで分かった。(現時点では修正されているので、最新のセキュリティ更新プログラムがインストールされていれば、この問題は発生しない)
       

    2. WinSync2000 2.31

       フォルダ単位でファイルの有無やタイムスタンプを比較して同期するソフトウェアであるが、PC間データフォルダの同期やバックアップにWinSync2000を便利に使わしてもらっていたが、比較はできるが同期のためのファイルコピーができない問題が発生した。
       Vista未対応が問題の根源であるか詳しく調査してないが、最終版のアップデートが2004年9月18日と古いことあって、代替できるソフトウェアとなるBackupF2Fに宗旨変えをした。(こちらはVista動作確認済みで、最新版アップデートも新しい)
       

  4. インストール容量

     ここまでのインストールでもって、Vistaをインストールしたドライブの使用領域は約19.8GBで空き領域は約14.6GBになっている。もっとも、スワップファイル(Pagefile.sys)が約3GB、ハイバネーションファイル (hiberfil.sys)が約2.7GB占有しているが、ソフトウェアなどはなるべくシステム領域にインストールしないようにしてもこの結果なので、インストールする領域の大きさには、十分な配慮が必要だ。

(2007/09/09)

続きの「Vistaインストール(応用編)」は、こちら

 

Vistaインストール(準備編)

〜Vista Upgrade Advisor〜

 Windows XP以降のOSアップグレードについては、当面パスするつもりで考えていたが、ひょんなことから無償でWindows Vista Businessアップグレード版を入手できたことや、新調したノートパソコンのOSにWindows Vista Home Premiumを選択したところ、ユーザーインターフェースや堅牢性などに一日の長を感じたこともあって、メインマシンをWindows Vistaにアップグレードすることを決意した。

 とはいっても、世の中はまだまだWindows XPが主流なので、あせったり急ぐことはない。ただし、いつかは通る道なので、同じことなら早く使う方が得だと考え、まとまった休みが取れる夏期休暇にセットアップと決めた。そこで、Window Vistaをインストールする準備からはじめ、セットアップ、その後のチューニングまでの様子を、逐次お知らせすることにした。参考にしていただければ幸いだ。

 まずは、Windows Vistaをインストールをする際の作戦を練る上で、極めて重要な情報が入手できる「Windows Vista Upgrade Advisor」を紹介する。

 このソフトは、32ビット版のWindows XPとWindows Vista上で動作するMicrosoftが提供するフリーウェアで、Windows XPベースのコンピュータでWindows Vistaを実行することが可能かどうか、また、Windows VistaベースのコンピュータがWindows Vistaの上位エディションにアップグレード可能かどうかについても確認できる。

 「Windows Vista Upgrade Advisor」は、こちらでダウンロードしたファイルを実行すると インストールできる。
 「Windows Vista Upgrade Advisor」を起動し、「スキャンの開始」ボタンをクリックするとシステムのスキャンが行われ、「詳細の表示」ボタンをクリックし、更に「詳細の表示」ボタンをクリックすると、上の「レポートの詳細」画面が現れる。(Windows XPのエディションがProfessionalであれば、アップグレードパスのWindows Vista Businessを実行することが可能どうかについてのレポートが作成される)

 「システム」、「デバイス」、「プログラム」や「タスクリスト」などの各項目のタブがあるので、クリックするとそれぞれについての詳細レポートが表示される。(記録して残しおきたい場合は、右上の「レポートの保存」をクリックすると、任意のフォルダにmhtファイルで保存することができる)

 筆者のメインマシンで実行したレポートの結果をまとめると下記のようになる。
  1. [システム] Windows Vistaをインストールするハードディスクの空き領域がない
     Windows Vistaをインストールするためには15GBの空き領域が必要。
  2. [デバイス] 互換性のデータが無いと表示されたデバイスが13個
     内8個はUSB/USB2デバイスであるが、その他を合わせてこれらは、「Vistaではこのままでは使えない」という意味で、Vista用のデバイスマネージャをインストールすれば使用可能。
  3. [プログラム] アップグレード後に互換性の問題が発生する可能性があるプログラムが4個

 以上の結果より、Windows Vistaのインストールは、下記の要領で実施することを決めた。

  1. 互換性の観点でトラブルを避けるため、Windows XPからWindows Vistaへのアップグレードではなく、Windows Vistaのクリーン・インストールを行う。
  2. ハードディスクを再編成し、Windows Vistaをインストールする空き領域を最低15GB確保する。

(2007/05/29)

〜ハードディスクの再編成〜

 Vista Upgrade Advisorを実行の結果、Vistaをインストールする空き領域が最低15GB必要と診断されたので、確保すべくハードディスクの再編成に取り掛かった。

 メインマシンのハードディスクは、少し古いがOSの格納に最適なSCSIが1本と、何かと不便なことから(復旧や組み換え時)、あえてRAIDを組まない(速度的には十分に満足)比較的新しいSATAの2本の、合計3本で編成している。

 現在の具体用途は下記に示すが(イエローのセル)、SCSIは2パーティションに分割し、OSとアプリ-1(通常のアプリケーション)を格納する。SATAの1本目は、同じく2パーティションに分割し、データとアプリ-2(地図ソフトなどの大型のアプリケーション)を、2本目のSATAはパーティションを切らずにTemporary領域として、TV番組録画や動画コンテンツ編集などのワークスペースに利用している。

 再編成のための詳細な手順は下記の通りだが、空き領域を有効に使いながら、結果的にSCSIのアプリ-1領域を1本目のSATAに移動させ、SCSIに25GBの空き領域を作成した(ブルーのセル)。編成後も何ら変わりないWindows XP環境が維持できてるが、各ハードディスクに適当な空き領域があったのと、RAIDを構築してない融通性が、トラブルもなく成功した理由と考えている。
 
 Vistaのインストールはクリーン・インストールを行うので、まず現在のOS領域(Cドライブ)と空き領域を結合した35GBの広大なSCSIドライブにVistaをインストールし、次にアプリ-1(Dドライブ)とアプリ-2(Fドライブ)を初期化してアプリケーションをインストールする予定だ。

(2007/06/30)


〜ペンタブレット BAMBOO〜

 ハードディスクの再編成で、Windows Vistaをインストールするための準備はほぼできたが、ここからは、インストールしたVistaを快く利用し、Vistaの恩恵に預かるための準備について触れる。

 あたりまえのことだが、Vistaをインストールして最大効果を期待するなら、Vistaで新しく搭載された新機能を活用するのが一番である。

 その観点でいうと、Vistaには数多くの新機能が搭載されているが、その中のひとつであるタブレットPCを挙げることができる。
 これまでタブレットPC(Windows XP Tablet PC Edition搭載機)だけに提供されてきた機能に加え、強化されたペン入力機能を搭載するタブレットPCがサポートされている(Home Basicを除く)。

 では、VistaにおいてタブレットPCとして活用する方法であるが、そのためにはハードウェアとしてペンタブレットが必要になる。

 そこで、手頃でコストパフォーマンスが高そうなペンタブレットのWACOM BAMBOO MTE-450/K0を購入した(上の画像、8千円前後で購入可能)。

 BAMBOOの感想については、こちらに詳細のレビュー記事があって、まったく同意見なので割愛するが、とにかくよくできていて、購入したことを嬉しくさせるような製品だ。
 使用については、USB接続して、添付CDのドライバーをインストールするだけで使えるようになる。なお、マウスと同時接続の場合は、BAMBOOの使用中はマウスの反応がなくなり、BAMBOOの使用をやめると(タブレットの入力エリアからペンを遠ざける)、通常通りマウスが使用できるようになる。
 現時点ではWindows XPでBAMBOOを使っているが、マウスと同時接続し、通常はBAMBOOのタブレットの入力エリアをマウスパッド代わりに使用し、必要な場合のみ(たとえば、IMEパッドでの手書き入力)タブレットを使うようにしている。

 さて、このような使用状況を書くと、「なぁ〜んだ、それだけか!」と感じると思われるが、確かにWindows XPに限ると、パソコンで絵を描く人を除けば、便利だが利用価値の低い製品である。
 ところが、Windows Vistaで使用することによって、利用価値が何倍にも豹変する製品で、ここにVistaのインストールにあたって、準備した意図がある。

 OSの違いによる機能差を下記に整理したが、Windows XPにおいては機能制限も多く、ペンタブレットの基本機能しか使えず、タブレットPC機能はほとんど使えない。
 
ペンタブレットの基本機能一覧(「」アプリケーションにより異なる)
パーツ 部位 機能(出荷時設定、変更可) Vista  fXPf
ペン ペン先 ポインタ移動、クリック、
ダブルクリック、ドラッグ、筆圧
サイドスイッチ スクロール/移動
セカンドスイッチ 右ボタンクリック
テールスイッチ 消しゴム(テキストは削除)
タブレット タッチホイール ズーム/移動
ファンクションキー インターネットブラウザの「戻る」
インターネットブラウザの「進む」
FN1 Windows Journalの起動/
すべてのウィンドウの最小化
FN2 タスク切り替え


タブレットPC機能一覧
機能 内容 対応アプリ Vistaa aXPa
手書き文字認識 キーボードいらずでテキスト入力
タブレットPC入力パネルで手書き入力
するとテキストに自動変換
  ×
ジェスチャー ペンの動きでパソコン操作が可能
上下左右斜めのペンの動きで、
「上へドラッグ」、「下にドラッグ」、
「戻る」、「進む」などの操作や、
「貼り付け」、「コピー」、「削除」、
「元に戻す」などのショートカットキーを
実行
  ×
プレスホールド ペンで操作面を押す動作で、右クリック
によるポップアップメニューを呼び出す
  ×
チェックボックス エクスプローラチェックボックス機能で、
キーボードいらずで複数ファイルの選択
  ×
手のひらツール Internet Explorer 7に手のひらツールが
登録され、スクロールバーを使う代わり
に、手のひらツールで画面を動かせる
Internet Explorer 7 ×
スニッピングツール ペンで画面上の任意の領域を切り抜く Office 2007 ×
デジタルインク 手書きのコメントや図をペンで書き込む Office 2007 ×
ペン/鉛筆ツール 手書きのコメントや図をペンで書き込む PowerPoint 2003
Acrobat
手書きメモ帳 手書きのコメントや図をペンで
書き込むメモ帳、認識エンジンを使い、
テキストや図形に変換や、検索も可能
Windows Journal

 残念なことに、Windows XPでは目玉となるタブレットPC機能はほとんど使えないために詳報はできないが、Windows Vistaのインストール後に機会があれば、また改めてお知らせすることにする。

(2007/07/12)

〜ワイド液晶モニタ 2407WFP〜

 ペンタブレット BAMBOOに続き、Vistaを快く利用するために準備したハードウェアの第二弾は、ガジェットの表示領域を確保することができる大画面ワイド液晶モニタである。

 左は購入した24インチワイド液晶モニタのDELL 2407WFP HAS。(コンソール画像はこちら

 もっとも、わざわざVistaのためだけに購入したわけでなく、表示領域や設置スペースの観点で前々から狙っていたもので、Vistaのインストールを機に、思い切って購入と相成った。

 24インチワイド液晶モニタの実質購入価格といえば、1年前で約10万円、2年前なら約15万円という相場にあった。そのさなかの2006年3月20日に標準価格\157,500で発表された2407WFPであったが、DELL専用通販サイトで、いきなり8万円を切って発売され、触手を動かされたものの、約3年余り前に購入した22インチCRTモニタのiiyama HM204Dがまだまだ健在なこともあって、とりあえず見送った経緯がある。

 その後、10万円近くまで跳ね上がったが、最近では5万円を切る最安値を記録したこともあり、そろそろ完売の足音も聞こえてくるようになった(詳細な価格推移はこちら)。また、性能についてもその間に数々の改良がなされ、バージョンも発売当初のA00から5代目のA04までアップしてきた。

 「ついに購入の時、来たり!」と感じたのは、前日から\3,000下がって\62,800となった7月3日、購入の最後のチャンスと感じ、思い切って2407WFP HASを発注した(7月5日納品)。その後、予想通り7月11日に完売となって、後継機の2407WFP-HC HASに座を明け渡して販売を終了している。

 購入後のインプレッションであるが、販売がDELL専用通販ということで実物確認ができず、ホームページや口コミ情報に頼らざるを得なく、やや不安もあったが、さすが日本国内液晶出荷台数8期連続No.1(2004年10月〜2006年11月現在)を誇るだけあって、商品の到着と同時に不安が一度に解消したほどの、コストパフォーマンスが非常に高いモデルだ。

 まず、画像の切れと色再現であるが、明るすぎてややボケ味があるものの、比較的忠実な色の表現が行われており、家庭で通常のモニタとして使う限りにおいては、まったく問題はない。
 次にデザインだが、細めのブラックのパネル枠とシルバーメタリックの台座は、素晴らしいコントラストを醸し出し、家具として見ていても嬉しくなるような、高級感あふれる素晴らしい容姿だ。また、機能的にも台座は良くできていて、パネルの微妙な高さや傾きなどを簡単に調整することができる。

 なお、購入後のサポートも秀逸なのが大きな特長であるが、標準オプションで「3年間良品先出しサービス」が提供されているので、もし故障が発生した場合には、最短で翌日に良品が届き、後に故障品を無償で引き取るシステムがとられている。この安心があったので、梱包箱はもとより、置いておけば予備に使える今までのCRTモニタまで、一気に処分することができた。

 最後に画面表示における快適度について述べる。右は、今まで使っていた22インチCRTと今回購入した24インチワイド液晶について、解像度と表示範囲につて比較した図である。

 まず、解像度であるが、横幅が320ドット増え、今や標準になりつつある横幅が800ピクセルのウェブサイトのページを2枚並べても、左にアイコンを2列並べて、右にVistaのガジェットを配置しても十分な領域が確保でき、並べたページの参照や比較などの作業が飛躍的に快適になった。

 また、ドットあたりの表示範囲が約10%拡大したので、画像やテキストも10%大きくなって、パネルから約50cm離れも可視性の問題はまったく感じない。特に大画面の場合は、視野的な観点からも、この程度離れるのが最適と思われる。(表示範囲でなくチューブの大きさで表示するCRTは、パネルと表示範囲がほぼ等価の液晶と比べると、同じインチ数でも表示範囲が異なり、22インチCRTは20インチ液晶にしか相当しない。)

 これらから理解できると思われるが、24インチワイド液晶は、解像度1920×1200ドットを表示するに十分な表示面積を持つパネルであり、デジタルコンテンツのワイド化が進む現状において、Vista用としては贅沢ながら最適なモニタといえるであろう。

(2007/07/21)

〜ドライバ/ソフトなど〜

 約2か月に亘って掲載してきたVistaインストール(準備編)も、Vista Upgrade Advisorによるインストール時の課題調査に始まり、ハードディスクの再編成、Vistaを快く使うためのペンタブレットワイド液晶モニタなどのハードウェア追加に至り、これでもって準備編の最後となった。最後は、インストール時または、インストール直後に必要になるドライバ/ソフトなどの入手と活用について述べる。

 OSをインストールした経験した方ならすでに痛感されていると思われるが、インストール直後は新OSの勝手が分からないのに加え、ドライバをダウンロードしたが解凍ソフトがないためにインストールができないなど、ともすれば非合理で非効率な作業を強いられることになる。

 そこで、インストールやセットアップが効率的に行えるよう、ハードディスクや記録メディアに、ドライバ/ソフトなどのインストール用フォルダを作成し、あらかじめファイルを格納しておくことをおすすめする。筆者の場合はVistaをインストールするドライブ以外は残るので、その残ったドライブにフォルダを作成し、かつDVD-RAMに複製を保存している。(トラブル時の再インストールにも大重宝)

 では、「ドライバ/ソフトなどのインストール用フォルダ」について、概略を解説する。

  1. BIOSやファームウェア
     これらは、Vistaのインストール前に実施することをおすすめする。Vistaは、今までのアップバージョンと異なって、変更内容が大きく、ともすればインストール時の大惨事にもなりかねないので、Vistaのインストール前に更新して、あらかじめ最新にしておくこと。

  2. インストール順序を考慮し、フォルダ名を付与
     ドライバであれば、まず必須のビデオやマウス。ソフトであれば、インストール時のS/Nやパスワードを管理しているIDManagerや、解凍、セキュリティ関連のソフトを優先してインストールを行う。したがって、それぞれのフォルダ名を[No.]_*として、あらかじめインストール順序を決めておくと効率的な作業ができる。(インストールが終了したフォルダを逐次削除すれば、未作業のフォルダが一目瞭然なので便利)
  3. フォルダ内ファイルは解凍済み
     フォルダに格納するファイルは、あらかじめ解凍しておくと、インストール時に手間が省ける。

 以上の観点で作成したインストール用フォルダのツリー構成は下記で(ファイル名は省略)、各フォルダに非圧縮のファイルが格納されている。(フォルダによっては、インストール用のプログラムだけでなく、インストール時の手順や注意事項が記載されたtxtやpdfファイル、場合によってはWebページをmhtファイルにしたものが格納されている) 

Vista
├ Driver
│ ├ 01_GLADIAC573
│ ├ 02_2407WFP
│ ├ 03_InteliMouse
│ ├ 04_P5B-V
│ │ ├ AiSuite
│ │ ├ AsusUpdt
│ │ ├ Marvell
│ │ │ └ OS
│ │ ├ Microsoft
│ │ ├ ProbeII
│ │ └ SoundMAX
│ ├ 05_GV-MVP_RX3
│ ├ 06_deskjet5551
│ │ └ OS
│ ├ 07_CH-FPSUBD
│ ├ 08_BAMBOO
│ ├ 09_CanoScanLide20
│ ├ 10_BWC-35H01
│ ├ 11_ASC-29160
│ │ └ OS
│ ├ 12_Aterm_WD701CV(C)
│ │ └ Non
│ ├ 13_GSA-4167BB
│ │ └ Non
│ └ 14_GSA-H12N
│    └ Non










  ※「お気に入り」のバックアップも忘れないこと
Application
│ ├ 01_IDManager
│ │ └ DISK
│ ├ 02_LHMelting
│ │ └ DLL
│ ├ 03_ウィルスセキュリティZERO
│ ├ 04_Office2007
│ │ └ CD
│ ├ 05_ExpressionWeb
│ │ └ CD
│ ├ 06_PaintShopProXI
│ │ └ CD
│ ├ 07_NextFTP4
│ ├ 08_Headline-Editor
│ │ └ DISK
│ ├ 09_WinShot
│ ├ 10_Becky!
│ │ └ DISK
│ ├ 11_WinSync2000
│ │ └ DISK
│ ├ 12_GoogleToolbar
│ ├ 13_秀丸エディタ
│ ├ 14_DDWin32
│ │ └ DISK
│ ├ 15_デジタル類語辞典
│ │ └ CD
│ ├ 16_B'sRecorderGOLD
│ │ └ CD
│ ├ 17_AdobeReader
│ │ └ Web
│ ├ 18_探検エクスプレス
│ ├ 19_プロアトラスSV3
│ │ ├ CD
│ │ └ DISK
│ ├ 20_JAVA_Runtime
│ ├ 21_筆まめ
│ │ └ CD
│ ├ 22_softmemoribo
│ ├ 23_RealPlayer
│ │ └ Web
│ └ 24_QickTimePlayer

 また、それぞれのプログラムフォルダの下位フォルダ名はプログラム種別を明示して、インストール用フォルダに存在しない場合の対処方法が明示されている。
  1. OS:Vista用ドライバはメーカより供給されておらず、Vistaインストールディスクに格納されていることを示す。

  2. Non:特別なVista用ドライバは不要なことを示す。

  3. DISK:新たなインストールをせず、WindowsXP環境で使用していたプログラムをそのまま利用することを示す(利用できるプログラムに限る)。たとえば、DDWin32においては、約30の辞書データがインストールされ、容量が約1GBになっているが、再インストールの手間を省くために、新規インストールをしないことを示す。

  4. CD:CDによる通常のインストールを示す。手もとにCDを用意しておく。

  5. Web:Web上でインストールすることを示す。

  6. 無印:プログラムフォルダに無圧縮のドライバ/ソフトが存在する。

続きの「Vistaインストール(実践編)」は、こちら

(2007/08/09)

 

帰ってきたMicrosoft IntelliMouse

 マウスコレクターではないが、このたび23個目のマウスとなるMicrosoft IntelliMouse Explorer 4.0(左)を新調した。
 最初のマウスを購入したのが、約17年前の1990年7月、NEC98のバスマウスと呼ばれるもので、その後、約2年に3個のペースで買い続けてきたことになる(^^ゞ

 というと、今まで使っていたマウスは、さぞかし最新製品と思われるかもしれないが、あにはからんや、実際にはOffice XP Professional Special Editionにおまけで付いていたMicrosoft IntelliMouse Optical(右)で、途中で他のマウスを試用した時期もあったが、これ以上のもはないと思い、約6年間使い続けてきた。

 しかし、機能的にまだまだ現役で使えるものの、ホワイト色ということもあって、手垢などの汚れが目立つので、このたび思い切って新調し、今までのマウスは、有事の際のスペアにあてることにした。

 マウスというと、世の中に1,000を超えるモデルが流通していると思われるが、スペックを大別すると凡そ下記となる。加えて、好みや選択肢などを書き添える。
  1. USBおよびPS/2などの接続形式
     両対応ができるようアダプターが同梱されてるモデルが多いが、接続をシンプルにするために、USB接続で使うのならUSB→PS2変換アダプターが同梱されているモデルを選択。新調したマウスはこの方式。 
  2. センサーの光学式とボール式
     掃除が不要な光学式が圧倒的に便利。光学式は厳密には赤外線を使うものと、より波長が短く解像度が高いレーザーを使うものがある。新調したマウスは赤外線を使った光学方式。
  3. ワイヤレスとケーブル式
     ワイヤレスはケーブルが無いので操作は非常に快適だが、電池寿命(約半年)に難点があり、電池が無くなると使用不可能になるので、メンテナンスが大変。この理由から、新調したマウスはあえてケーブル式にした。
  4. 大きさ・形状の好み
     デスクトップ用とノートブック用が販売されているが、必ずしも用途にこだわる必要はなく、手のひらで安定してホールドできる大きさが最適だ。したがって、手の小さい女性などは、むしろ小さめのノートブック用が意外と使いやすい場合もある。
     筆者は男性の平均的な手であるが、大きめが好みなので、IntelliMouseが手にしっくりくる。ただし、ノートブック用については、持ち歩く可能性を前提としてるので、少し小ぶりの伸縮式コードリール付のものを使っている(シグマA・P・Oシステム COBOLD MCOCRBK)。
  5. ホイールの有無とボタン数
     垂直スクロールが可能なホイール付は、すでに標準となったが、最近では水平スクロールが可能なチルトホイールが付いたものがある。また、ボタン数が多いと、さまざまな機能を割り当てることが可能なので便利。新調したマウスはチルトホイール機能が付いた5ボタン式。

 新調したマウスの名称は、デスクトップ用 USB→PS2変換アダプター同梱 光学センサー式 ケーブル(有線)式 チルトホイール機能付きとなるMicrosoft IntelliMouse Explorer 4.0のバルク版で、購入価格が\2,980だったが、こまめに探せば\2,500台での購入も可能と思われる。
 最近のマイクロソフトマウスはスイッチが変わったために、クリック時の感触は「ポコポコ」に変わったが、懐かしい軽快な「カチカチ」の感触を求めるなら、新調したこのマウスがおすすめだ。

(2007/06/09)

 

Web標準に準拠のMicrosoft Expression Web

 マイクロソフトは、W3Cが定義するXHTMLコードやCSSコードの標準に準拠の、Webデザイナー向けプロダクツとなるHTML作成ツールのMicrosoft Expression Webを、2007年2月16日に発売した。
 Expression Webは、2007年1月17日発表されたWebクリエータ向けのデザインツールのスイート製品であるExpression Studioの一つで、今秋以降に予定されているExpressionブランド3製品(Blend、Design、Media)に先駆け、先行して発売された製品だ。
 また、Expression Webは、Office FrontPageの後継で、Office 2007の一角をなす製品ということから、メニューやアイコンなどのユーザー・インターフェースがMicrosoft Officeに似てるため、Office製品を利用しているユーザーなら、違和感なくスムーズに使えるいう特長を持つ。


Microsoft Expression Webのコンテンツ制作画面

 筆者のHTML作成ツールの遍歴は、約10年前の比較的古くから使っている部類に属するが、最初にAdobe Page Millを使ったり、途中でIBM ホームページ・ビルダーを試用した時期もあったが、FrontPage 98に出会った以降は、基本的にFrontPageをベースにしてきた。

 ただFrontPageへの不満は、「IE訛りを持つ」と酷評されるように(事実その通り)、自社のInternet Explorerに特化して最適化されているため、Web標準とは程遠い存在であった。しかし、インターネット人口が少ない時代であったため、不満も顕在化せずにFrontPageを使い続けてきた。

 ところが、その後のインターネットの大普及もあって、ターゲットブラウザの数が増えるとともに、表現が多彩化されてHTML言語も複雑化してきた。そして、どのブラウザでも正しく表示されるように、W3Cへの準拠が必要不可欠になってきている。そこで、ここ数年来は、「IE訛りを持つ」FrontPageの乗り換えについて検討してきた。

 そこに、これまでのFrontPageをベースにし、最新のWeb標準(W3Cが定義するXHTML 1.1/1.0 Transitional/1.0 Strict/1.0 Frameset、およびCSS 2.1/2.0/1.0、など)をサポートしたことを特徴にするExpression Webが発売された。いつかは切り換えようと考えていたが、このたび思い切って、アップグレード版を購入した。

 Expression Webには、通常版、優待アップグレード版、アップグレード、アカデミックの4種類があり、通常版は3万円台中半と値は張るが、優待アップグレード版とアップグレードは1万円強と手軽な価格になっている。優待アップグレード版は、Macromedia Dreamweaver、Macromedia Contribute、Adobe Golive、IBM ホームページ・ビルダーなどから乗り換えが可能。アップグレードは、Microsoft Office FrontPage、Microsoft Visual Studioが対象。また、製品の全機能を備える60日間限定の評価版ダウンロードもあるので、購入前に試用することができる。

 なお、Expression Webは、前述のようにOffice 2007の一角をなす製品で、日本語を入力するHTML作成ツールとういうこともあって、Expression Webをインストールすると、IME 2007が同時にインストールされる。したがって、VistaもOffice 2007も不要で、進化したIME 2007を合法的に使いたいというユーザーにとっても格好の製品だ。

(2007/06/04)

 

4GBメモリ搭載マシン

 このところのDDR2暴落に、ここぞチャンスと4GBメモリ搭載マシンを体験すべく、メインマシンの増設用に1GBモジュールを2枚購入した。( 従来の2GBに加え、増設の2GBで合計4GBになる)


SAMSUNG M378T2953EZ3-CE6

  購入したメモリモジュールのスペックは、PC2-5300(DDR2 667) 1GB CL5-5-5で、Intel Platform MemoryのModule System Validation Resultsにも掲載される、由緒正しいSAMSUNGオリジナルのM378T2953EZ3-CE6である。
 メモリチップは、同じくIntel Platform MemoryのDRAM Component Validation Resultsに掲載される、最新鋭量産設備の80ナノ工程で生産された、スモールパッケージ版のK4T51083QE-ZCE6だ。

 まさに最近のDDR2の暴落ぶりは驚愕もので、昨年11月に購入した同仕様のM378T2953CZ3-CE6が\14,980(1枚)だったのが、半額以下の\5,980で入手することができた。(入手先は大阪日本橋のPCワンズで 、購入日は5月19日だったが、5月26日の本稿執筆時点では\5,480に下がっている)

 ここ数年来、購入するメモリは、最初からSAMSUNGオリジナルと決めているが、そのあたりの背景などについて、少し薀蓄を傾けてみよう。

 まず、SAMSUNGオリジナルの定義を説明しておくが、別称ではSAMSUNG純正とも呼ばれており、自社で生産したSAMSUNGチップを搭載し、 かつSAMSUNGの管理のもとで生産された、いわばSAMSUNG製のメモリモジュールを指す。そして、生産されたモジュールは、 自社ではPCを生産しないデバイスメーカーなので、広くPCメーカー各社に供給されている。

 では、どのような理由でSAMSUNG製モジュールを好んでいるのか。

 メモリには数多くの電気的な性能特性が存在するが、SDRからDDR、DDR2へとテクノロジが進化するにつれて、性能特性の項目数が増えるとともに、規格もシビアになってき ている。そして、やっかいなのは、メモリ自身が規格内であれば問題ないかというと必ずしもそうでなく、マザーボードなどとの組み合わせによって 、確率的に正常に機能しないケースがあることだ。
 これらを我々は「相性」と呼んでいるが、良品と良品が組み合わされても、確率的にトラブルが発生する可能性を含むパーツの筆頭が、メモリーモジュール といえよう。

 そこで、PCメーカーにメモリーモジュールを供給する場合は、さらに厳しい規格を設けるのが一般的だ。したがって、より多く、より大手のPCメーカー への納入 実績を持つ、メモリモジュールメーカーを選択することによって、「相性」によるトラブルを未然に防いでいるつもりだ。(SAMSUNG製が必ずしもベストでないかも知れないが、過去にトラブルを経験したことがない反トラウマ的発想による)


 薀蓄はこの程度にしておいて、実際の使用について触れておこう。

 4GBのメモリを実装してマシンを起動すると、本来はBIOSの起動画面には、4096MB(1024MB×4)と表示されるはずだが、 筆者が現在使用するIntel G965チップセット搭載のASUS P5B-Vにおいては、2816MBと表示される。
 この原因は、マザーボードの仕様で、3072GB(3GB)までしかマッピング(アドレス割り当て)できないことと、PCI Express対応ビデオカードの実装によって、256MBのメモリが確保されるためで、差し引き2816MB(3072MB-256MB)と表示される。(詳細はこちら

 ただし、以上は マザーボードのメモリマネージャによるマッピングの話であって、CPU-Z(Ver.1.40)や他のシステム表示ソフトなどでは4096MBと表示され、実際に超大容量の例えばポスター画像の編集などでは、眼一杯まで使用できる(と思う)。

 ただ、Windows XP(通常の32bitバージョン)はメモリ管理が下手なので、残念ながらOSのシステムキャッシュなどとしては、眼一杯まで利用できない(と思われる)が、Windows Vistaでは最大まで利用できる(はず)と期待している。

(2007/05/26)

 

上海旅行


1日目(2007年5月1日) 関西空港〜花園飯店〜外灘
 


関西国際空港

 你好!関西空港の旅客ターミナルビルの無線アクセススポットより、ノートパソコンでのアクセスです。

 たまには海外旅行もよかろうと妻を口説き落とし、今年のゴールデンウィークは上海に出掛けることにし て、2月頃から計画を練ってました。

 ところが、ゴールデンウィークのパックツアー料金は異様に高く、閑散期の約3倍にまでに跳ね上がるので、どうせ掛かるのならと、ホテル予約と格安航空券 などを自前で予約し、我侭かつゴージャス?な3泊4日の旅を、自分でセッティングしました。

 慣れない格安航空券の受け渡しや、パスポートの保管場所を忘れるなど、一瞬ヒヤッとするようなトラブルもあったものの、どうやら無事に日本脱出がはかれそうだ。

 航空機の到着遅れで、約85分遅れの中国国際航空CA922便(関西空港13時15分発−上海浦東空港14時45分着)の搭乗手続きがそろそろ始まるのでこのあたりで失礼 して搭乗準備に入る。
 なお、ホテルでのアクセス環境は確保してるので、時間の許す限りフレッシュな上海の様子を伝えたいと思っている。 (航空機搭乗前の旅客ターミナルビルの無線アクセススポットより)
 
 雨模様だった関西空港の出発も、上海の到着は快晴でラッキー。遅れた到着をホテル空港カウンターのスタッフのフォローに も助けられて空港バスに乗り込み、予定の約60分遅れの18時30分にホテルに到着。 (時差で日本より上海が1時間早いので、日本現地時間では19時30分)

 宿泊に準備したホテルは、花園飯店上海(Okura Garden Hotel Shanghai)。日本のホテルオークラ系列ということもあって、ホテル内は日本語でコミュニケーションがほぼ可能で、上海では日本人に最も人気のあるホテル だ。
 右は宿泊した部屋(11F)より望むホテルの庭園だが、市中で、れほど広大な庭を持つホテルも少ない。
 


花園飯店上海の庭園


裏東発展銀行

 ホテルでひと休みした後、上海三大名所の一つの外灘の夜景を見に出掛けた。どの建物も美しくライトアップされているが、左はその中でもひときわ美しい浦東発展銀行の建物。

 実は中国の5月1日は、労働節のスタートの日にあたり、上海でもこの週は日本のゴールデンウィークとほぼ同じで、家族や友人や恋人とこぞって、外灘に集う 人たちで大賑わいだった。押し合いへしあいしながら、中国のおおらかな気風を十分に味わってきた。

2日目(2007年5月2日) 古鎮周荘観光
 


古鎮周荘

 古鎮とは明・清時代の古い街並みの残る集落を指すが、その中でも名高い上海から西80kmの水郷地帯に位置する 、東洋のベニスと呼ばれる周荘に行ってきた。

 交通は地下鉄1号線の上海体育館駅に近い、上海旅遊集散中心(バスターミナル)から出発する観光バスに乗るのが最も手軽で経済的でもある。 料金の140元(入村料の60元込み)を払ってこのバスに乗ると、約2時間で周荘の中心部に運んでくれ、自由に約5時間の観光をした後に降車場所に戻ってくれば、上海に帰ることができる。
 観光バスといっても、ガイドやパンフレット配布などのサービスは一切ないが、おすすめの1日コースだ。

 ただ、上海の地理や中国語の不便な人間には、自分で切符を購入しバスに乗り込むのも不安もあるが、少しの情報とコツさえあれば可能 なので、上海に訪れる機会があればアタックしたい。

 まず間違えるといけないのは切符の購入場所で、上海体育館の近くには市内専用と長距離専用のバスターミナルあり、周荘へは後者の長距離専用のバスターミナルで切符を購入する。場所は、地下鉄1号線の上海体育館駅を降りて、上海体育館を 左に見ながら左回りに約10分ほど歩いたところにある。(上海体育館前の道路を横切らないこと、そこは市内専用のバスターミナルだ)

 出発時刻はシーズンによって異なるが、繁忙期は8時〜11時頃まで約30分間隔に出発している。また、乗客数によってバスが増発されるので 、朝に行けば乗れないことはまずない。ただし、繁忙期は切符売り場が込み合うので、出発時刻の最低1時間前には到着したい。
 切符売り場の窓口は、日本のように行き先方面別に整理されてないのと、英語どころか中国語しか通じないのでので混乱することは請け合いだ(^^ゞ。 筆者はあらかじめ書いた「周壮旅遊票 当日 2枚」の紙を見せて、一生懸命に指で「二」を示したところ、無事に切符の購入ができた(笑)
 
 次なる問題が出発場所で、通常の長距離バスは切符を購入したバスターミナルから出発するが、観光バスは上海体育館を右に見て左回りに約5分間歩いたところから出発する。すなわち、地下鉄1号線の上海体育館駅近くまで戻る ことになる。
 やっとバスを見つけて切符を渡して乗車し、運転手に身を任せれば周荘の中心部に運んでくれる。そして指定時間に降車した場所に戻れば、上海に戻ることができる。

 右は周荘のエキゾチックでかつノスタルジックな古い町並みだが、博物館、土産もの屋などを回れば、十分に一日が楽しめるはずだ。


周荘の古い町並み

3日目(2007年5月3日) 上海市内観光〜霊峰劇院
 


新天地

 左は新天地。東京でいえば、原宿、六本木に相当する若者の流行のメッカ。夜遅くまで賑わっているが、朝早かったこともあって、人影もがまばらだった。

 右は、上海歴史散策に欠かせない豫園。新天地からタクシーで約10分の至近距離。新天地とは対照的なバランスであるが、違和感を感じさせないところが上海の面白さだ。


豫園


 豫園から東に30分も歩くと1日目に訪れた外灘に出る。外灘を本格的に観光するなら遊覧船に乗る手もあるが、住民の交通のために残っているいくつかの渡船を利用するのも 趣がある。乗船したのは楊復線という渡船で、復興東路埠頭(右)から対岸の楊家渡埠頭の間を約20分間隔で往復している 。5角(約8円)の運賃が手軽でありがたい。
 乗船してるのは、ほとんどが地元の住民で、和やかな中で、ほんとの上海を知ることができるであろう。

 市内観光の最後は、上海最大の繁華街の南京東路駅から人民広場駅までの南京路の歩行者天国(右下)を歩いた。天候が良すぎたのと人の多さに疲れ果て、夜の 雑技観劇に備え、一旦ホテルに帰って一休みにした。

 今日の観光は、9時にホテルを出発し、徒歩・地下鉄・タクシーなどを乗り継いで、15時にはホテルに帰着できたので、約6時間程度の行程で上海市内の主 たる名所を散策できたことになる。

 蛇足になるかもしれないが、上海市内を効率的に観光するコツは、地下鉄とタクシーをうまく使うことで、地下鉄なら数駅なら3元、タクシーなら10分程度で11元程度と、どちらも日本に比べると約1/5程度と驚くほど安い 。これをいかにうまく使うかが上海散策のポイントだ。


楊復線 復興東路埠頭


南京路の歩行者天国

 上海で欠かせないのが雑技観劇である。上海市内にはいくつかの常設の劇場があって、ほぼ毎日、夕方に公演が行われている。

 訪れたのは、伝統的な上海雑技を中心に見せてくれる霊峰劇院というところで、ホテルよりタクシーで約10分のところにある。
 ゴールデンウィーク中ということで、パッケージツアーのオプショナルツアー団なども多く、ほぼで満席であったが、日本で切符を手配してたので、良い席で見ることがができた。 公演時間は約1時間半であるが、時間が経つのが忘れるほどの妙技の連続で、必見に値する。


霊峰劇院の上海雑技(皿回し)

4日目(2007年5月4日) 帰国の途
 


花園飯店上海の庭園より望む本館

 楽しかった旅行も最終日となった。搭乗便は最も時間的な効率のよい、夕方の中国国際航空CA163便(上海浦東空港16時55分発−関西空港18時00分着)が予約できていたので、午前中はゆっくりとホテルの庭園を散歩したり、ホテル内で土産を買ったりと楽しんだ。

 花園飯店には上海三越が入っているので、他より少し高いかもしれないが、粗悪品を知らないで購入したり、大きくぼられる心配など がなく安心なのと、空港まで直行できるので、荷物のことを考えると買い物には好都合だ。 (中国の名産品は、日本の三越で買うより安いといわれているが、絹の刺繍入りの婦人用ポーチを買ってきたが、確かに安いと思った)

 ホテルから浦東空港までは、タクシーなら約1時間で150元程度だが、ホテルを巡回する空港バスが都合が良い時間にあったので 、これに乗り空港まで向かい(花園飯店13時30分発、約1時間半、30元/1人)、帰りは遅延などもなく、無事定刻に関西航空に到着した。

■ スペースの制限などでご紹介できなかった画像は、こちらの でご覧ください。オンラインアルバムに入 り[アルバムを開く]ボタンをクリックし、遷移した次ページの右の「スライドショー」ボタンをクリックすれば、スライドショーでもご覧いただ くこともできます。

お役立ち情報

  1. ホテル予約
     個人で予約する方法として、ホテルに直接予約、旅行業者から斡旋、ネット予約サイトなどがあるが、このページを読んでる皆さんなら、ネット予約が手軽で、かつ格安と思われる。
     上海のホテルでは15%のサービス料を取るのが普通だが、筆者が使ったネット予約サイトでは、サービス料込みでホテルに直接予約とほぼ同料金だった。また、クレジットカード支払で出発前に日本で決済できるメリットもある。
     ただし、ホテルに直接予約した場合は、宿泊日の直前までキャンセル料が発生しないところも多いが、ネット予約サイトなどでは、早くからキャンセル料が必要になる。
     【海外ホテル予約サイト】 一休.com http://www.ikyu.com/ovs/start.htm
     
  2. 格安航空券予約
     格安航空券は、正規ルートでの約半額で購入できるので(シーズンで異なる)、ぜひともこの手を使いたい。下に代表的な予約サイトを挙げるが、行き先、日時、人数などで検索して申し込むと、旅行業者よりメール で回答がきて、予約と購入ができるシステムになっている。
     料金も様々だが、航空会社、人気のある時間帯などで変わるようだ。また、支払方法やキャンセル条件などでも料金が変わるので、このあたりも考慮したい。
     【航空券予約サイト】 Yahoo!トラベル http://abroad.air.travel.yahoo.co.jp/
     
  3. 上海雑技チケット予約
     上海には雑技を見せる劇場が5つあり、これらのチケット予約とクレジット決済による購入が、日本の下記サイトで行える。特にシーズンは、現地に着いてから購入しようとしても満席の場合も あるので、ぜひとも観劇したいなら、あらかじめチケットを購入しておくのが賢明だ。
     【チケット予約サイト】 Explore中国Travel http://travel.explore.ne.jp/ticket/index.php3
     
  4. 海外旅行保険
     海外では日本の健康保険は使えないので、ケガや病気の治療にはバカ高い費用が掛かる。また、日本ほど治安のよい国はまれで、常に携行品の盗難の危険にさらされている。
     そこで、これらさまざまなトラブルの損害を補償する海外旅行保険への加入をオススメする。保険料は旅行日数と行き先で決まり、ファミリー割引などもあって、インターネットのオンラインで簡単に申し込むことができる。例えば4日間の中国旅行に夫婦で行くとすると、一人当たり一日で300円程度の 掛け捨て保険料なので、もしかのために出国前に加入しておきたい。
     【海外旅行保険の比較サイト】 保険市場 http://www.hokende.com/mrt500.asp
     
  5. 地下鉄の乗り方
     切符の買い方や乗り方がこちらに詳しく掲載されているので詳細は省略するが、日本の地下鉄(中国語では「地鉄」もしくは「軌道交通」と総称される)と大きく違う点は、自動券売機で切符を購入する際に、日本ではお金を入れてから切符の種類を選択するが、上海では逆に切符の種類を選択してからお金を入れるようになっている。
     また、日本では切符を入れると改札が自動で開くが、上海では切符 (磁気カード)をかざすとバーのロックが外れるだけなので、強引にバーを押して入る。出るときは、日本と同じようにスロットに切符を入れるが、入るときと同じようにバーを強引に押して出る。(壊れないので 、強引に押して大丈夫)
     なお、車内案内のアナウンスは中国語と英語で行われているが、聞き取りにくいのとガイド本のように日本語ではないのので、路線図を手もとに持って常に確認するのが 安心だ。路線図で最も見やすいと思ったのはエクスプロア上海ここの地図
     駅に止まって向かいのホームの上を見ると、赤字で書いてあるのがここの駅名、黒字で左に書いてあるのが次の駅名、右に書いてあるのが前の駅名。 全体が横に長いので車内から全体が見渡せないケースもあるので、「ここの駅名は赤字で書いてある」と覚えておこう。
     
  6. タクシーの乗り方
     運転手はまず中国語しか通じないので、行き先を書いた紙をあらかじめ準備しておいて、乗車の際にそれを見せれば、 目的地まで運んでくれる。料金はメーターがあるので、それにしたがって支払えばよい。中国の貨幣単位は元・角・分とあるので(1元=10角=100分)、メーターは「○○○.○○」 と表示されるが、「元.角分」の意味なので、「.」の位置を見落とさないこと。
     
  7. 黄浦江の渡船情報
     上海黄浦江は川幅が約500mと広いことや、大型船舶の運航を妨げないよう、橋梁は巨大なものが架けられ、最近はトンネルも増えてきたが、いずれも歩行者や二輪車の通行が禁じられている。そこで、市民の足として活躍しているのが、現在20本が運航されている渡船だ。下記のサイトには、すべての渡船情報が画像とともに紹介されている。
     【黄浦江の渡船渡し場 情報サイト】 Wounderful Shanghai
      http://www22.tok2.com/home/wounderfulshanghai/lundu/lundu.html
     
  8. ホテルでのネットアクセス環境
     旅行のもう一つの大きな楽しみは、海外からホームページを更新することで、約1ヶ月前にアモイ(上海の南南西約500km)生まれのDELL XPS M1210が中国への初の里帰りとなった。
     上海の大きなホテルでは、日本よりもむしろネットアクセス環境は整っており、花園飯店上海も例にもれず、机の上にLANケーブルが備え付けてあ り、パソコンに挿すだけでインターネットが使えるようになっている(フォルダーやファイルの共有設定に注意しよう!)。料金は1分 ごとのに2元で、24時間以内の60分以上の使用は120元の同一料金になっていた。

     次は電源事情だが、ほとんどのホテルでは電圧は220Vで 、コンセントは左のB3タイプが使われている。もともとB3タイプは、丸ピン3本のプラグを挿すのがメインであるが、兼用で日本などで使われてる メジャーなAタイプのプラグも挿すことができるようになっている。
     したがって、最近のノートパソコンの多くのACアダプタはワールド・ワイド対応(100-240V)になっているが、その場合は何の手間もかけずにそのまま使用することができる。
     ただし、日本で販売されているパソコンに付属するACアダプタの電源ケーブルのほとんどが100V対応なので(240V対応にするとケーブルが太くなる)、ほんとうは違法 だが使うことができる。したがって、状況を十分に理解した上で、ケーブルの発熱などに十分に注意し、自己責任で使いたい。

     やっとパソコンの話題で締めくくれた(笑)

 ということで、旅行中に原稿レベルでホットな情報をアップロードし、帰国してから補筆校正した旅行記も、まだまだ完璧ではないものの、これにて終稿とさせていただく。

(2007/05/09)
(終稿 2007/05/13)

 

VistaとDELL XPS M1210のインプレッション



DELL XPS M1210(WXGA=1280×800)のVistaデスクトップ画面

 4月5日に入手したVistaプリインストールのノートパソコンDELL XPS M1210だが、筆者がVista初心者が故の戸惑い気味のセッティングで約20日間を経緯し、ようやくマシンやVistaについてのインプレッションが書けるようになったので、ここに紹介する。

  1. 予想外にサクサクと動くVista

     Vistaを快適に動かそうとすると、最低でも、メモリは1GB、CPUはCore 2 Duo、グラフィックカードは必須、という頭があった。しかし、重い仕事をさせない前提のノートパソコンであることから、性能よりコストを優先し、メモリは1GB、CPUはCore Duo(T2300E)、グラフィックはオンボードのIntel GMA950を選択した(詳細のスペックはこちら)。
     ところが、実際に使ってみると、予想外にサクサクと動くVistaに感激!
     
  2. ガジェットの配置にはワイド対応ディスプレイがよく似合う

     見える部分でVista最大の特徴は、デスクトップ右端に配置されるガジェットだ。ガジェットとは、サイドバーに配置される簡易アプリケーションを指す。オンラインソフトなども出回っているが、Vistaにも標準添付されており、上のデスクトップ画面では、その中から上から順に「時計」「カレンダー」「天気予報」「付箋」を配置した。
     もちろん、アプリケーション領域と重ねることはできるが、デスクトップを有効に使うには、ワイド対応ディスプレイが好ましい。
     
  3. ノートパソコンに有用なフリップ3D

     Vistaにはウィンドウの切り替えインターフェースとして、従来のAlt+Tabキー機能が洗練された、開いているウィンドウをサムネイルで表示するフリップと、3次元に重ねて表示するフリップ3Dが用意されている。
     下記の画像は開いた8つのウィンドウをフリップ3Dで表示したものであるが、Windowsロゴ+Tabキーを押すと、開いているウィンドウを順に切り替えられるので、必要なウィンドウをすばやく選択できる。
     解像度の低いノートパソコンなどでは、アプリケーションを全画面表示で使うことも多く、デスクトップのショートカットアイコンをクリックするのがもどかしいが、フリップ3Dでウィンドウを切り替えれば、簡単にできる。


フリップ3D画面(WXGA=1280×800)

 最後になるが、購入したノートパソコンのDELL XPS M1210の感想だが、非常にコストパフォーマンスの高いマシンだったと満足している。また、Windows Vistaについては、アップグレードする価値が十分あるOSと感じたことを付け加えておく。

(2007/04/23)

 

大阪造幣局の通り抜け

 「花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき」とは、林芙美子が亡くなる直前に書かれた長編小説「浮雲」に出てくる言葉であったろうか。
 短かいからこそ一生懸命咲き、みんなを精いっぱい楽しませ、時が来ればパッと散る。この生き様そのものような桜は、日本人に愛され、私も大好きだ。

 大阪の桜の名所といえば、造幣局の通り抜け。今年は4月5日に始まり、11日まで一般公開されているが、6日の会社帰りに寄ってきたので紹介する。

 通り抜けなので、ゆっくりと撮影する余裕もなかったが、雰囲気だけでも味わってほしい。詳細はこちら

(2007/04/06)

 

ノートパソコン、DELL XPS M1210の購入

 今までのノートパソコンは、購入してからすでに7年余りを経過し、現在のIT環境にそぐわなくなってきたことや、主の役割が携帯用途から離れ、メインマシンを補完するサブ機的な存在に変化してきたこともあって、新しいOSのWindows Vistaがリリースされたこの機会に、ノートパソコンを新調した。

 新調したノートパソコンの役割と目的
(1)メインマシンがトラブルで稼動できなかったり、停電であても、インターネットに接続したり、ホームページ更新ができるような、アクセス環境を得る。
(2)まれにある自宅外よりのアクセス環境を得る。
(3)メインマシンをWindows Vistaにアップグレードする予定で、メンテナンス性を考え、OSを統一する。(操作性や機能などが全く同一の必要はない)

 以上の観点で、Windows Vistaがまがりなりでも動き、有線/無線LANとモデムが内蔵されていて、そこそこ持ち歩ける中量級で。コストパフォーマンスの高いモデルを探した結果、DELL XPS M1210をベースにしたカスタマイズモデルを選択した。

 詳細のマシンスペックはこちらに掲載しているが、「Microsoft Office Personal 2007」と「4年間引き取り修理サービス」のオプションを付けて、送料など一切込みで125,738円だったので、破格値で購入できたと思っている。(同じスペックのモデルでも、発注時期によって価格が異なるので注意)

 DELLが日本で販売する製品は、中国東南部の福建省・厦門(アモイ)にあるCCC (China Customer Center)で生産されており、輸送手段に船便を使っていることもあって、納期が長いのが玉に瑕だが、コスト的には非常に 低価格である。今回の購入した製品の納期は、3月27日に注文して4月5日に届いたので、発注から納品まで約10日かかったことになる。

 蓋を開くとキーボードも含めてシルバー一色で、外観は黒を基本にシルバーのラインを使っており、高級感が溢れるようなデザインになっている。また、プリインストールながらOSのVistaやオプションのOfficeにはバックアップDVD/CDが付属されているのも、押さえるべきところはしっかりと押さえられている。今日のところは、とりあえず開梱したところまでだが、よい買い物だったと感じている。 (詳細なインプレッションはこちら) 

(2007/04/05)

 

ELSA GLADIAC 573 GT 256MBの購入

 新システムの導入にあたって、手持ちのPCI Express(x16)スロット対応のグラフィックボードが無かったため、とりあえずはグラフィック機能が内蔵されたG960チップセット搭載マザーボードを選択し 、約3ヶ月をどうにか凌いできた。

 G960チップセットに内蔵のグラフィック機能は、Intel Graphics Media Accelerator X3000(GMA X3000)と呼ばれており、過激な3Dゲームを対象から除外すれば、十分な描画性能と画質は備えている。

 しかしながら、デュアルディスプレイに対応してないことや、いずれインストールすることになるWindows Vistaに搭載される新しいユーザーインターフェースのWindows Aeroの描画には役不足の感もあり、いろいろと検討した結果、ELSA GLADIAC 573 GT 256MBを購入した(\12,200)。

 PCI Express(x16)対応グラフィックボードの選択にあたっては、3Dゲームをほとんどやらないことから、条件を2D画質を重視 するとともに、ファンレスタイプで、且つデュアルディスプレイ機能付を条件に検討を行った。

 まずは、筆者の使用実績と画質満足度が高いMatroxを検討したが、最近のモデルではファンレスがなくなっているため、対象から外さざるを得なかった。(ファン有無による長短所はいろいろあるが、ファンで冷やさないと機能が維持できないモデルは、 信頼性の観点からできるだけ避けたい)

 次に検討を行ったのはELSA(エルザ ジャパン)である。この手のパーツは試すことができないので、過去の評判に頼らざるを得ないが、2D画質に対し定評があるのは、Matroxcanopus、少し離れ てELSAと云われてきた。(ただし現在では、液晶パネルを中心とするディジタルディスプレイの出現や、 より3D性能が重視されるようになったこともあって、2D画質の要となるアナログ技術のノウハウを持ったメーカーの存在が希薄になりつつあ り、業界地図が変わってきているのも事実)

 エルザジャパンのグラフィックボードは、すべてNVIDIAのグラフィックスプロセッサが使われているが、ワークステーション用途のQuadroシリーズと、デスクトップPC用途のGLADIACシリーズに大別される。CG/CAD/CAM用途ならQuadroシリーズも選択肢であるが、 汎用のPCであれば使い勝手もよく、コストパフォーマンスが高いGLADIACシリーズがおすすめだ。

 下記の表は、今回の選択条件である「ファンレス」であり、かつ「デュアルディスプレイ機能付」のELSA GLADIACシリーズの中から、PCI Express(x16)対応グラフィックボードの主要スペックと価格(最安値店)を一覧にしたものだ。(「ファンレス」は意外と少なく、下位の3モデルのみ)
 
型番 グラフィックスプロセッサ 価格 コアクロック メモリクロック メモリ種類 RAMDAC
GLADIAC 573 128MB GeForce 7300 LE \8,275 450MHz 648MHz 128MB   64bit 400MHz x2
GLADIAC 573 GT 256MB GeForce 7300 GT \12,080 350MHz 666MHz 256MB 128bit 400MHz x2
GLADIAC 776 GS 256MB GeForce 7600 GS \15,980 400MHz 800MHz 256MB 128bit 400MHz x2

 最近のグラフィックスプロセッサでは、たとえばGeForce 7000シリーズであれば、2D性能(スピード)については大差がない。ただし3D性能は、モデル名の数字が大きくなるほど高速になる。
 したがって、3Dゲームもたまにやるなら、7600GSがコストパフォーマンスも高くおすすめだが、2D性能が中心の選択なら7300GTで十分だ。むしろ、コアクロックとメモリクロックが低い分、ディスプレイ出力波形が安定して画質が優れる可能性もある。
 ただし、7300LEになると、メモリバンド幅が半分の64bitになって転送量が劣り、特に高解像度時には描画速度が遅くなって、実用的にも物足りなくなる可能性もあるので、GeForce 7300GTを搭載するGLADIAC 573 GT 256MBに決定した。

 下記は、GLADIAC 573 GT 256MBと、G960チップセット内蔵のIntel Graphics Media Accelerator X3000について、解像度UXGA(1600x1200)において2D描画性能をHDBENCH Ver.3.3で計測した結果だが、両者とも実用的に十分な性能を有する。


解像度UXGA(1600x1200)におけるGLADIAC 573 GT 256MBの描画性能


解像度UXGA(1600x1200)におけるIntel Graphics Media Accelerator X3000の描画性能

 最後にELSA GLADIAC 573 GT 256MBを導入した結果と感想をまとめる。

  1. 画質はマル(にじみ、色ずれ、ノイズなど問題なし)
  2. 2D描画性能もマル(画像書き換え、スクロールなど俊敏で問題なし)
  3. デュアルディスプレイ環境が復活する
  4. ドライバーに付属するディスプレイ設定ツールのnVIDIA Control Panelでは多種多様の設定が可能で、微妙な画質調整なども可能
  5. チップセット内蔵グラフィックス機能が予約の256MBのRAM領域が開放された
  6. グラフィックボードにトラブルが発生しても、チップセット内蔵グラフィックス機能が使えるので、不測の事故に対して安心感がある
  7. パッケージにはオマケのDVDソフトやゲームなどは一切添付されず、不要なものにコスト負担をしたくない者にとっては好感が持てる
  8. Aeroの描画については、Windows Vistaをまだインストールしてないことから未確認、インストール後にあらためて状況をお知らせしたい

(2007/02/22)

 

Core 2 Duoの演算能力見参!(Super PI篇)

 Core 2 Duoの新システムとなってもうすぐ約3ヶ月を迎えることになる。CPUが替わって速さが体感できるのも最初のうちと思っていたが、いまだにひしひしと感じられることもあって、演算能力について 定量的な評価を行った。

 評価に使用したのは、東京大学金田研究室が 作成の、ひたすら円周率を計算するベンチマークソフトのSuper PIである。(研究室のFTPサーバのwindows_jpディレクトリ から入手が可能)
 なお、このソフトの利点は、1995年にVer.1.1がフリーウェアとしてリリースされた後のアップバージョンがないことや、Windowsのバージョン を問わず計測が可能(Windows 3.1から可)なことから、時代をまたがったCPU演算能力の推移を知ることができることである。

 今回はそのSuper PIを使って、Core 2 Duoの演算能力を最近のCPUとの比較で見てみたい。
 次の表はベンチマークに使ったCPUの主スペックと、Super PIで104万桁の計算に要する時間を一覧にしたものであるが、Core 2 Duo E6600が圧倒的に速い結果になっている。(Pentium 4の2.80E、および2.80CにおけるSuper PIの詳細の結果と考察はこちら
 
Processor Family Core 2 Duo E6600 Pentium 4 2.80E Pentium 4 2.80C
sSpec Number SL9S8 SL79K SL6WT
Core Name Conroe Prescott Northwood
Micro architecture Core NetBurst NetBurst
Dual Core ×(HT ×(HT)
CPU Speed 2.4GHz 2.8GHz 2.8GHz
Bus Speed 1066MHz 800MHz 800MHz
L1 Date Cache Size 32KB×2 16KB 8KB
L2 Cache Size 4MB(2MB×2) 1MB 512KB
Super PI 104万桁 22秒 47秒 50秒


Core 2 Duo E6600のSuper PI 104万桁の結果

 実のところ期待はしていたものの、デュアルコアになっただけで、Core 2 Duo E6600がPentium 4 2.80E/2.80Cなどの半分以下の22秒で計算できるのは驚きである。

 では何ゆえに、これほどの演算能力向上を果たせたのかを考察してみよう。
 Core 2においては、Pentium 4に対する新しい機能として5つの技術が紹介されているが、おそらく大きな要因は、L2キャッシュサイズにあると考えている。特にCore 2のL2キャッシュは、Pentium D (SmithfieldやPresler)のそれぞれのコアで専有とは異なり、2つのコアで効率的に共有されることから、E6600であれば4MBの広大な領域が構成されることになる。
 演算に作業領域が必要なのは自明の理であるが、一般的に最も速いCPUに内蔵のメモリ空間であるL1キャッシュ、次いでL2キャッシュを使い、足らなければRAMメモリ、場合によっては仮想メモリ(HDD)を使うことになる。おそらく、Core 2 Duo E6600のSuper PI 104万桁の計算においては、4MBのL2キャッシュ内に演算作業領域がスッポリと収まったことが、圧倒的に速い結果を生み出したものと予想する。(検証には同じCore 2 DuoでもL2キャッシュサイズが2MBのE6400やE6300でもって計測すれば容易に可能:動作クロックに比例すればL2キャッシュは無関係)

 L2キャッシュサイズによる高速処理は演算性能とは云いがたいが、演算のアシスト役という観点から、これを含めて演算能力と考えれば、Core 2は新しい時代を開いた優れたCPUと云えるのではなかろうか。

(2007/02/12)

 

遅い大容量USBメモリも使いよう

  いつどこでも、必要なファイルをすばやく開けるのが理想の環境と思っている。そして、この理想の実現のために、バックアップも兼ねて全データ ファイルを収納したハードディスクPCカード(2GB)を、約4年前より持ち歩いていた。

 ところが、読み書きのスピードついて不満などは特にないものの、容量が足りなくなってきたことや、PCカードタイプをサポートするカードリーダーが少なくなったこともあって、パソコンさえあれば 、事実上どこでも読めるUSBメモリーの4GBを新調した。

 購入したのは、価格は安いがWriteは死ぬほど遅い、との悪評が高いA-DATAMy flash Value Series PD9(4GB)である。

 昨年の12月初旬に\7,979で購入し た時はなんと安いと思ったが、増産によりフラッシュメモリの値崩れや本モデルの転送速度の遅さなどもあいまって、その後は暴落を続け、現時点の1月26日現在の最安値では、\4,500程度で入手が可能である。

 フラッシュメモリが1本(枚)あれば大変便利なので、値崩れしたこの機会に購入を検討している方も多いと思われるが、参考に「各々のメディアの特徴」について少し触れておこう。
  1. USBメモリ
     構造的な特徴から、Readは優れるがWriteは悪い。特に小さなファイルを大量に書き込む(ランダムアクセス)のはすこぶる苦手。ただし、PCに直接接続ができ て、カードリーダーを必要としない唯一のフラッシュメモリ。
  2. SDメモリカード
     最新のメディアであり、それだけにバランスが取れていてRead/Writeともに速い。カードリーダーの使用を前提にするなら、最有力候補 となる。
  3. CFカード
     ひと昔前のメディアであるのはいがめず、所有する機器互換のため、やむを得ず使わざるを得ない存在になりつつある。
  4. ハードディスクPCカード
     フラッシュメモリが高価な時代には、大容量リムーバルメディアとしての価値が高かったが、現在ではPCカードタイプをサポートするカードリーダーが少なくなってきたことや、コンパクト性 ならびに耐衝撃性に課題があり、使われなくなってきたメディア。

 では、実際に読み書きの性能についてのベンチマーク結果を紹介しよう。(筆者が所有するメディアでの結果であって、グレードによって異なることに留意 のこと)
 ベンチマークについては、HDBENCH Ver.3.30を使って、デフォルトの使用容量100MBで測定した。なお、Read/Write値はシーケンシャルアクセス、Copy値は64KBファイル(1600個=100*1024/64)のランダムアクセスとなる。

メディア種別 型番 容量 購入時期 接続IF(USB 2.0) Read Write Copy
USBメモリ A-DATA My flash PD9 4GB 2006/12 PCのUSBポートに直結 11722 1632 53
HDD PCカード I・O DATA PCHDT-2Gt 2GB 2003/02 Logitec LMC-CA84U2 2680 1925 666
SDメモリーカード BUFFALO RSDC-S512M 512MB 2006/12 BUFFALO MCR-C7L/U2 5834 4937 596
CFカード Hagiwara PC-CF128Z 128MB 2001/09 2748 2015 652

 上記のベンチマーク結果とともに、前段の「各々のメディアの特徴」を併せて見ていただくと、それぞれの特徴がよくでていることが分かる。特にUSBメモリは、Readが極端に速く(11732KB/sec)、Copyが極端に遅い(53KB/sec) という、構造的な特徴を如実にあらわしている。

 USBメモリにおけるCopy値の53KB/secとは、たとえば64KBのファイルを2GB分(32768個)コピーしようとすれば、約11時間もかかることになり(2*1024*1024/60/60)、まったく実用にならないと言わざるを得ない。(事実、 筆者は約2GB分のデータファイルをコピーするのに約5時間かかった)
 したがって、特に大容量のUSBメモリを利用する際には、用途を考えないと使いものにならないことにもなりかねない。

 筆者の使い方については前段で述べたように、バックアップも兼ねてメインマシンの全データファイルを収納し、常に持ち歩くことによって、いつどこでも ファイルを開けるようにすることだ。
 したがって、約2GB分のコピーは最初の1回だけで、その後は新規ファイルおよび更新ファイルのみをコピーするだけなので、死ぬほど遅いCopy値でも十分に実用となりうる。

 もう少し詳細な使い方であるが、まず最初にメインマシンのデータフォルダのすべて(約2GB)をUSBメモリにコピーし、その後はフリーウェアのファイル同期更新ツールのWinSync2000を使 い、比較的短い間隔(2〜3回/週間)で、数ファイル単位の同期更新を行っている。(WinSync2000の動作は、登録されているメインマシンとUSBメモリのフォルダのファイルリストを読み出し、両者を比較することによって、新規ならびに更新ファイルを表示するソフト)

 最後となるが、バックアップにUSBメモリを利用した感想について、以下にまとめて述べる。

  1. いつどこでもファイルを開ける便利さ
     特別なインターフェースを必要とせず、USBポートがあるPCなら、いつどこでもファイルを開ける便利さを実感 できた。また、ポケットに入るコンパクトさは、携帯性を更に推し進めた。

  2. 最初のコピーは死ぬほど遅い
     しかし、マルチスレッドで動くパソコンなら、他のタスクを実行しながら並行してコピー作業ができるので、最初の1回だけと割り切れば、まったく問題にならない。

  3. 快適な同期更新作業
     Readが極めて速いので、ファイルリストの照合や、メモリからPCへのコピーなどは快適になった。反面、Copyが極めて遅いので、PCからメモリへのコピーに時間がかかるようになったが、従来のカードリーダーを接続する手間などを考えると、総体としては快適な作業となった。

(2007/01/26)

 

2級カラーコーディネーターへの道

 2006年12月3日に実施の第21回カラーコーディネーター検定試験において、2級カラーコーディネーターを受験しましたが、2007年1月18日に成績表が郵便で届き、なんとか合格できたことの確認ができました。

 第19回の3級に続き、今回の第21回における2級の合格で、現在のところ不合格なしの2戦2勝となっており、相性の良さを感じています。詳細はこちら

(2007/01/20)

 

タダのようなウィルスセキュリティZERO

 読者の中のほとんどの方は、おそらく、何らかのセキュリティソフトを使われてることと思われるが、筆者も例にもれず、常時接続環境になった2001年6月より、ノートン インターネットセキュリティを導入し、今年で6年目を迎えることになった。
 面倒なのは、1年ごとの更新で、経費もバカにならない。また、ここ数年は、セキュリティソフトを導入するマシンも3台になり、経費の負担額も増大している。現時点では、ノートン インターネットセキュリティの3ユーザーパッケージは約9,500円で手に入るが、Windows Vistaの公式サポートが終了すると思われる2017年までの10年間で、約10万円が経費がかかると予測される。(以降は、Linuxの時代になると勝手に推測)

 そこで、セキュリティソフトの経費をできるだけ安く上げようと検討に入った。
 まず、セキュリティソフトの定義であるが、最近はウィルス対策の他、スパイウェア対策、フィッシング対策などがオールインワンになっているスイート製品を言う。
 この手のソフトでは、ノートン インターネットセキュリティウィルスバスター トレンドフレックスセキュリティの両雄がしのぎを削っていたが、昨年5月に発表された今までの常識を破った更新料0円の(Windows Vistaのマイクロソフトによる公式サポート終了時まで)ウィルスセキュリティZEROが、7月の発売より破竹の勢いで迫っている。

 セキュリティソフトというと損害保険のようなものなので、それなりに質も要求されるが、大きな負担にならない経費で収められることも重要である。要はこれらのバランスである。
 ノートン インターネットセキュリティは、質や機能の面では何ら不満を感じるどころか、おすすめしたいほどに良くできたセキュリティソフトと思っているが、経費の負担が大きいことに加え、多種多様の機能の豊富さや重いことに疑問を感じていた。

 下記は、ノートン インターネットセキュリティとウィルスセキュリティZEROを、今後10年間使い続けた時の経費を示したグラフであるが、筆者のように3ユーザーパッケージを使用する場合は、約9万円の差が発生することになる。

 そこで、乗り換えるなら早ければ早いほど得なので、今までのノートン インターネットセキュリティの期限切れ直前に、ウィルスセキュリティZEROの無料体験版をインストールして確認の後、思い切って乗り換えた。(意外なことに、ダウンロード版よりもパッケージ版の方が安いので、購入する際は通販サイトの調査をおすすめ)

 乗り換え後の感想であるが、快適に使えていて、とにかく軽いことが気に入っている(マシンパワーをアップグレードしてもセキュリティソフトが重いのでは本末転倒)。

(2007/01/19)

 

Windows Vistaへの遠い道

2006/10/28 Vistaアップグレード券付きWindows XP DSP版の購入検討開始

 Windows Vistaへアップグレードできるクーポン(優待アップグレード申込書)が添付されたDSP版 Windows XPが、2006年12月26日から各ショップで出回り始める。(DSP版とはこちら

 DSP版Windows XP Professionalについての詳細は下記となる。
  1. 実売価格は約\19,000円+セット販売のバンドルパーツ代。
  2. 優待アップグレードを申し込めば(実質手数料のみ) 、リテール版Windows Vista発売後のおよそ1ヶ月以内に、DSP版Windows Vistaが送付される。
  3. アップグレードパスはWindows XP ProfessionalからはWindows Vista Businessで、リテールパッケージ価格は通常版で約37,000円、アップグレード版で約27,000円。

 すなわち、最も安価なバンドルパーツのFDDと同時に購入しても約21,000円で、リテールパッケージのアップグレード版を購入するよりも、(DSP版の制限が発生するが)約6,000円も安い。
 WindowsはXPでもう打ち止めと考えていたが、1台ぐらいはVista環境が欲しかったのと、XPのライセンスが1本足らないことに気付いたので、本格的に購入検討を開始する。

2006/11/18 Vistaアップグレード券付きWindows XP DSP版の購入

 バッチリのタイミングというか、新システムパーツの購入と同時にWindows XP Professional DSP版を18,480円で購入する。(登録の必要はないので形式上となるが)バンドルパーツはCPU、マザーボード、メモリ、DVD-RAMになる(外付けパーツのFDDは対象外)。
 Windows Vistaのサポート期間は、おそらく2017年春ごろまでであろうが、それまではバンドルパーツのいずれかを使い続ける決意をする(^^ゞ

2006/11/23 Vistaアップグレードの申し込みスタート

 「Windows Vista 優待アップグレードのご注文」のページより申し込みを行うが、クレジットカードの認証ができないエラーにより、申し込みが途中で中断される。再度申し込みを行うと、「クーポンの申込書番号がすでに使われている」とのメッセージで、先に進むことができない問題に遭遇する。

2006/11/24 Vistaアップグレード申し込みサイトの障害情報

 申し込みができないトラブルに悩んでいたところ、PC Watchにて「DSP版Vistaアップグレード申し込みサイトで障害 〜マイクロソフトは対応準備中」の記事が掲載される。
 クレジットカードの認証より前の段階で、アップグレードに必要なクーポンの申込書番号の登録が完了されるため、再度申し込みを行おうとすると、申込書番号が使用済となるらしい??マイクロソフトは現在対策中で、12月4日以降に申し込みが出来るよう対応中との情報を得る。

2006/12/09 Vistaアップグレードの再申し込み

 再申し込みを行うが、「クーポンの申込書番号がすでに使われている」とのメッセージで、先に進むことができない問題は解決せず。

2006/12/10 マイクロソフトカスタマーサポートに障害対応依頼のメール送信

2006/12/14 マイクロソフトカスタマーサポートより障害対応のメール受信

 新しい申込書番号が発行される。

2006/12/14 Vistaアップグレードの再々申し込み 

 新しい申込書番号を使って、申し込みを無事終了する。あぁ疲れた!

2006/12/16 マイクロソフトカスタマーサポートより注文確認のメール受信

「Windows Vista Business 32-bit CD/DVD へアップグレードのご注文をいただきありがとうございます。購入証明書(領収書、請求書など)の原本または保証された写し、および償還請求書をお住まいの地域のサービスセンターにご送付ください。」

2006/12/16 マイクロソフトカスタマーサポートに購入証明書をメール送信

 購入証明書として領収書をスキャナーでスキャンした右の画像を送付する。(ソフト 18,480内 がDSP版Windows XP Professional)。償還請求書は意味が分からなかったので送付できず。

2006/12/18 マイクロソフトカスタマーサポートより書類不足のメール受信

「私どもは、お客様の優待アップグレード申込書を受け取っておりますが、書類が不足ためオーダーを、完了しかねております。申し訳ございませんが、オーダーを完了させていただくために、今一度優待アップグレード申込書のコピーをご送信していただくようお願い申し上げます。」

2006/12/19 マイクロソフトカスタマーサポートに優待アップグレード申込書をメール送信

 どうやら、原文を機械翻訳しているらしく、「償還請求書」とは「優待アップグレード申込書」のことを指しているらしい。「優待アップグレード申込書」に記入した後、スキャンした画像を送付する。

2006/12/21 Vistaアップグレード申し込みサイトが正常稼動情報 

 PC Watchにて「DSP版Windows Vistaアップグレード申し込みサイトが正常稼働」の記事が掲載される。PC Watchの記者には先を越されたが、少なくとも12月11日には正常稼動したようだ。

2006/12/23 マイクロソフトカスタマーサポートより書類受領のメール受信 

「ご送信いただきました書類を受領させていただきました。
右記サイト https://upgradeweb.moduslink.com/Vista/ より「既存の注文を確認」ボタンをクリックして注文状況をご確認いただくことができます。」


注文状況の確認画面(ご注文内容を確認しました)

 あぁ〜疲れたぁ〜!ふぅ〜!
 かくして、Windows Vista Businessを、DSP版Windows XP Professionalの18,480円と配送料の1,865円の20,345円で入手できた。発送は1月30日の出荷日から6〜8週間後なので、3月中旬〜下旬の到着となるが、デバイス・ドライバなどのインストール情報も整備されて、ちょうどよい頃と思われる。

2007/03/04 注文状況:「COA 有効」とだけ?

 久しぶりに注文状況を確認したところ、「COA 有効」と表示されるだけ。 
 Vistaマニアの記事によると、正常に注文が完了した場合は、「POP/COAが確認されました」となるらしい。(「POA」は「購入証明書」、「COA」は「優待アップグレード申込書」のことのようだ)。


注文状況の確認画面(COA 有効)

2007/03/04 マイクロソフトカスタマーサポートに注文状況確認のメール送信

 手続きがすべて完了してるのに、注文状況のステータスは「COA 有効」と表示されているだけで、「POP/COAが確認されました」にない旨を、確認・問い合わせをする。

2007/03/21 マイクロソフトカスタマーサポートに注文状況確認の督促メール送信

 2007/03/04発信の注文状況確認メールに対し、回答が無くステータスの変化しないので、督促のメールを送信する。

2007/03/24 注文状況:「POP/COA validated」に変化する

 督促したメールに対する回答は無いものの、注文状況のステータスが「POP/COA validated(有効にされます)」に変化する。


注文状況の確認画面(POP/COA validated)

2007/03/26 注文状況:「ご注文内容を受理しました」に変化する


注文状況の確認画面(ご注文内容を受理しました

2007/03/30 注文状況:「ご注文いただいた製品を発送しました」に変化する

 ステータスがいきなり「ご注文いただいた製品を発送しました」に変わるとともに、マイクロソフトより(OEMTUPVISTAASIA@moduslink.com),、下記内容のメールが届く。

この度は、 Windows Vista Business 32-bit CD/DVD OEM をご注文いただきまして、誠に有難うございます。 お客様のご入金が確認されました。 ご注文の商品を発送致しました。お客様のお手元には3週間以内にお届けさせていただきます。万が一商品がお手元に届かない場合には、2007年6月1日(英語版のみ2007年5月1日)までにMSTUPVISTAASIA@moduslink.com宛てにご連絡下さい。ご連絡に基づき調査し、発送の手配を取らせていただきます。 お問い合わせ先詳細 ModusLink PTE LTD Blk 750 Chai Chee Road Vista アップグレード用私書箱) #01-03, Suite 987 Techno park @ Chai Chee Singapore 46900 eメールアドレス


ご注文いただいた製品を発送いたしました

 Chuanghwa Post Co(佐川急便)の「お問い合わせNo,」があったので調べてみたところ、3月29日には厚木店を出発し、現時点(21時21分)では自宅近くの配達店に到着している模様。明日には、やっと自宅に配達されるようだ。

2007/03/31 やっと到着 ヽ(^o^)丿

 昨日の予想通り、Windows Vista Business アップグレード版が、佐川急便でやっと到着しました。


Windows Vista Business アップグレード版のパッケージ(表/裏)

 ライセンス数が足らなかったこともあり、昨年の11月18日に18,480円で「Vistaアップグレード券付きWindows XP DSP版」を購入し、11月23日のアップグレード申し込みより4ヶ月余りを要した道のりであったが、(実際には配送料の\1,865を要したものの)無料のVistaアップグレード版を入手する計画は成功!(通常版の相場は現在のところ約32,000円)

 それにしてもずいぶんと掛かったもので、Vista Home Premiumをプリインストールされたノートパソコンが来週にも到着することもあり、これで十分にVistaを研究したうえ、メインマシンへのVistaのインストールはゴールデン・ウィークにでも、と考えている。

【参考サイト】
□Vistaマニア
http://www.vista-mania.com/index_vista.asp
□Windows Vista(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/
□Windows Vista予約受け付けページ(九十九電機)
http://shop.tsukumo.co.jp/special.php?id=061102a

(追記 2007/03/31、2007/03/30、2007/03/26、2007/03/24、2007/03/04)(2007/01/08)

  

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