飛脚GIF 電脳飛脚

(Other Hardware編)

2006/05/29 廉価版Webカメラ(BWC-35H01)による宅配便の監視
2006/05/21 家庭内LAN環境の整備(8ポートハブとギガビット化)
2006/05/02 逸品キーボード、FILCO Majestouch FKB108M/NB
2006/04/15 CD-Poit(セキュリティツール)が格安の280円で
2006/03/25 暗記力アップの強い味方、電子暗記カードメモリボ
2005/11/23 とどめのPC内蔵スピーカー交換
2005/11/21 ケース内、接続ケーブルの整備整頓
2005/11/13 PC電源の交換と3つのready
2005/11/05 哀愁と希求の果てのケース交換
2005/11/03 激安なリフレッシュ機能付ニッケル水素急速充電器パック
2005/10/16 ボタン電池にご用心
2005/04/30 ヘッドセットよりヘッドホンでイツワKDH01
2005/01/10 念願のTVチューナボードのGV-BCTV9をゲット
2004/12/27 P650、Millenniumに始まりMillenniumに戻る
2004/10/31 CDでマザーボードBIOSをアップデートする方法
2004/08/14 びっくりもののイメージスキャナCanoScan LiDE 20
2004/07/19 しばしの2GBメモリ搭載マシン
2004/04/26 ASUS P4C800 BIOSの設定例
2003/07/25 PowerShot A70の実写インプレッション
2003/07/12 キヤノン PowerShot A70をゲット!
2003/03/02 チョッとオシャレなキーボードOWL-KB106J
2003/01/18 Aeolus MX440 8X-DV64(N8)のOC耐性
2002/12/28 7万円でお釣りがくる22"モニタ iiyama HM204D
2002/12/23 Aeolus MX440 8X-DV64(N8)のインプレッション
2002/12/22 Aeolus MX440 8X-DV64(N8)DDRをゲット!
2002/09/28 NVIDIAはDetonator 40.71 Betaをリリース
2002/08/31 NVIDIAはDetonator 40をリリースしたが・・
2002/08/25 交換インクが化けたhp deskjet 5551
2002/04/21 AOpenからもDETONATOR XP v28.32がリリース
2002/03/23 nVIDIAからDETONATOR XP v28.32がリリース
2002/03/17 AOpen nVidia serial VGA Card Drivers v27.50
2002/02/28 AOpen nVidia serial VGA Card Drivers v27.20
2002/01/27 動物クリーナのグルーミーちゃん
2001/10/13 Detonator XP v21.83がリリース
2001/09/25 M3DZONE NVIDIA Referenztreiber復活
2001/09/12 Detonator XP v21.81がリリース
2001/08/26 帰ってきたTP240
2001/08/18 帰ってきたOpenGPU!(^^)v
2001/08/17 Detonator最新WHQLドライバ14.10
2001/08/14 サブマシンを大幅アップグレード
2001/08/04 PC133 CL2 256MBを4,999でゲット!
2001/07/22 RIOWORKS PDBのBIOSが1.81に!
2001/07/21 おまけのIntelliMouse Optical
2001/07/20 さらば、哀愁のアナログモデム
2001/07/01 Detonator最新ドライバー12.90
2001/06/24 諸行無常!TP240昇天す(;_;)
2001/06/16 こだわりのマウスパッドMPD-3BK
2001/06/09 Detonator3最新WHQLドライバーv12.41
2001/05/07 Detonator12.00最新WHQLドライバーは不完全!
2001/05/05 PA256 Deluxe II のオーバークロック性能
2001/05/04 PA256 Deluxe II の2Dパワー検証
2001/05/01 PA256 Deluxe II の3Dパワー検証
2001/04/20 AOpen PA256 Deluxe II をゲット!
2001/04/14 Matrox G450/G400/G200の新BIOS 2.1-35
2000/12/26 PC133 CL2 256MBを\13,480でゲット!
2000/11/25 PC133 CL3 256MBを\13,800でゲット!
2000/11/07 650W超弩級電源!EG651P-V(E)
2000/11/04 Matrox G450/G400/G200のBIOS更新
2000/11/03 Pentium4用のATX12V電源コネクタ
2000/10/16 IOAPICでのIRQ128の怪!
2000/10/11 デュアル・プロセッサ化の実現が叶う
2000/09/09 お気に入りのキーボードSMK 8851
2000/08/14 テーブルから離れて「使えてマウス!」
2000/08/13 古いSIMM売却のすすめ
2000/08/08 Windows2000でG400をAGP 2X設定
2000/07/29 100Base-LAN環境のすすめ
2000/06/17 内蔵スピーカーでマルチメディア環境
2000/06/04 パソコンでテレビデオ環境を!
2000/04/29 G400にクーラーファン設置で夏対策
2000/04/22 いまさらのモデムを購入
2000/03/30 Adaptec SCSI Card 29160
2000/03/29 ThinkPad240のビープ音を消せ!
2000/03/18 TrackPointと共存可能なUSBマウス
2000/03/11 噂のメモリ「モゼルバイタリック」をゲット!
2000/03/05 Millennium伝説が生きてるG400
2000/02/27 モバイルノートを新調しました(^^)v
1999/12/30 BF6日本語マニュアルのお歳暮(^^)v
1999/11/23 440BX究極の何でもありマザーボードBF6
1999/11/20 マウス戦争の戦利品CM-41PRSE
1999/11/13 PCI化作戦でSound Blaster Live! Value

  

廉価版Webカメラ(BWC-35H01)による宅配便の監視

 このところ、やたらパーツの買い込みが癖になってきているが、こんどは、自宅に配送に来る宅配便のトラックを監視する目的で、Webカメラを購入した。

 我が家は、道路に面した門から玄関まで比較的距離があり、またその門は、勧誘セールスなどが自由に敷地内に入れないように、通常は閉ざしている。
 したがって、宅配便の運転手は、インターホンを使って、門のところから自宅の1階に配送に来たことを知らせることになる。ところが、妻が1階にいない時には、2階でパソコンに向かっている私も気付かず、不在伝票を置いて帰るトラブルが何回かあった。

 そのようなことから、宅配便が来る可能性があるときは、パソコンに向かいながら耳を澄まし、車が止まった気配を感じるたびに立ち上がり(座卓上にパソコンを置いて胡坐すわりで作業を行っている)、窓を開けて宅配便が来てないかと覗き込んでいる。

 そこで、このような面倒さを解決するため、Webカメラを導入することにした。使用目的がいたって単純なので、必要となるスペックは凡そ下記の通り 。
  1. 35万画素程度のCMOSセンサー
     使用目的が、宅配便とおぼしきトラックが自宅の門の前で止まったかどうかを監視するだけなので、高級なカメラは不要である。
     Webカメラに使われるセンサーは、一般的にCCDセンサーとCMOSセンサーの2種類に大別される、感度、応答性、画質などの性能はCCDセンサーが優れるが、高いことが欠点である。
     なお、CMOSセンサーは、解像度が10万画素(320×240)、30〜35万画素(640×480)、130万画素(1280×1024)のモデルが出回っていて、価格帯はそれぞれ順に1,500円以下、2,000円〜5,000円、7,000円以上で、最も数が多く、売れ筋モデルは30〜35万画素となっている。
     そこで、使用目的からも十分なので、30〜35万画素のCMOSセンサーを使用したモデルの中から、お買い得品を探すことにした。
     
  2. 設置タイプはクリップ型
     必要とする場合にだけ、窓の手すりに設置することから、取り付け取り外しに便利なクリップ型を選択した。
     
  3. USB接続タイプ
     現在、販売されているモデルの接続タイプに、USBもしくはイーサネットがあるが、ライブカメラとも呼ばれる高級モデルがイーサネット、ライブチャットを主に目的とするエントリーモデルがUSBになっている。価格が断然安いのと、特別な電源が不要なことから(USBコネクタ給電)、USB接続タイプとした。

 上記の条件で、価格.comのWebカメラをスペックSEARCHで検索したところ、最も安いモデルがBUFFALO BWC-35H01だった(冒頭の画像でヘッドセット付属モデル)。
 本来なら、ビデオチャットをするつもりはないので、余分なヘッドセットの付属がなく、その分だけ安いのがありがたいのだが、オマケにヘッドセットアップが付いてくると考えて、このモデルに決めた。
 ネットで調べたところ、このモデルの最安値は1,940円だったが(希望小売価格は、3,980円プラス消費税の4,179円)、 ここまで安い買物では送料や振込量が馬鹿にできないので、実際は送料がなしでカードが比較的安心して使える通販業者より2,240円で購入した。

窓の手すりにクリップ 部で設置したWebカメラ のBWC-35H01/BK。クリップで比較的しっかりと固定できるので、少しぐらいの風では揺れることはない。
 

門より見た2階の窓の手すりに設置したWebカメラ。西日が射し込むので、すだれを掛けているが、そのすだれの外に設置している。
 

 左は、Webカメラのスチルシャッターで撮影した画像。監視という観点からは期待以上の画像で、コストパフォーマンスには満足している。

 こちらは、付属ドライバーのAMCAPで監視用にキャプチャしたAVI形式の動画を、Microsoft Windows Media エンコーダ 9 シリーズでWeb用に中品質ビデオ(VER 75)で圧縮し、WMV形式(MPEG4相当)にエンコードした動画だ。Windows Media Player 9以上がインストールされていれば、こちらのクリックで再生が始まるはず。

AVI形式動画ファイルのカット編集はこちら

(2006/05/29)

 

家庭内LAN環境の整備(8ポートハブとギガビット化)

1.現在の環境と課題・対応策

 我が家のLAN環境は、約6年前に構築したシステムで、現在の構成は、右 図のごとく、100BASEの5ポートハブに、ADSLモデムとPC4台が繋がっている。(PC構成などの詳細はこちら

 ところが、これ以外にも、くたびれたサブマシンや、友人が持ち込むPCなどを繋ぐ機会もあって、現在の5ポートハブでは手狭な状況にある。
 また、近い将来に、プリンターをネットワーク機能を持つモデルに買い換えるか、または、プリントサーバを導入する計画などもあって、ポート数の絶対的な不足が大きな課題になっている。

 そこで、まずは8ポートハブを購入し、現在の5ポートハブと交換することにした.。

 そして、将来、更にポートが必要になった時には、現在の5ポートハブ使ってカスケード接続すれば、合計で11ポートまでの拡張ができると考えた。 また、カスケード接続ができるハブを持っていることは、単なるポート数の拡張だけでなく、メインハブと離れた中継点でのポート数拡張ができるので、LANケーブル が最短で合理的な敷設が可能になるメリットもある。


2.8ポートハブの導入

 ハブの購入にあたっては、下記の条件を必須の選択肢とした。
  1. 8ポート
     
  2. ギガビットスイッチング(ジャンボフレーム対応)
     転送速度は、前の記事でも触れたようにPC処理速度に負うところが大きいことや、理論速度と実速度の乖離が大きいので、ギガビット(1000Mbps)の恩恵はほとんど期待していないが、現在のハブが約6年前に購入したものであるように、長期間の使用に耐える機器であることから、ギガビットスイッチングで、かつ最近の高速化技術のジャンボフレーム対応とした。
     
  3. ポートと電源コンセントはBack side(背面側)
     設置場所がメインマシンのケース天板上であることから、LANケーブルや電源コードは見えないように、ポートと電源コンセントはBack sideとし、Front sideは表示部のみのデザインモデルとした。(なぜか分からないが、最近のモデル、特に8ポートハブは、Front sideにポートが設置されているモデルが多い)
     
  4. メタルボディ(ファンレス)
     通常は連続運転を行う性格上、温度管理に気を使う機器である。最近はさすがに煩いファン付きモデルは見かけなくなったが、ボディはプラスチックでなく、放熱性の高いメタルとした。
     
  5. 底面マグネット付属
     設置場所がメインマシンのケース天板上であることから、底面マグネットが付属していると好都合で、貼り付けるのではなく、しっかりとマグネットが固定できるモデルとした。
     
  6. 電源内蔵
     ACアダプタは煩わしいもので、特にこの手にありがちなコンセント直付けアダプタは、電源タップのスペースを占有して悩まされるので、電源内蔵モデルとした。

 以上の選択肢に合致するモデル はなかなか無く(特に3.の条件が厳しい)、唯一、右のプラネックスFXG-08IMを探し当てた。

 下記はFXG-08IMのFront & Back sideの画像であるが、シルバーカラーの気品あるデザインと、表示部やポートの配置に大満足している。

 購入は、最安値と思われる通販業者から、\7,992(送料無料)で購入した。時期的に品薄ということもあって、5月8日に通販業者に代金を振り込 んだが、到着したのは5月19日だった。


3.ギガビットLANアダプタの導入(メインノート用)

 ギガビットハブを導入したものの、ギガビットに対応するLANアダプタはメインマシンだけというのも、寂しい感がないでもない。
 おそらく、Linuxマシンや奥様用マシンは、マザーボードのアップグレードで、近い将来には必然的にギガビット対応すると予測されるが、パーツのアップグレードの無いメインノートだけは、ギガビットへの道のりは遠いと思われる。

 そこで、メインノート用にギガビットLANアダプタを購入し、現在の100BASE LANアダプタと購入することにした。

 おそらく、ひ弱なメインノート(Mobile Celeron 400MHz)では、PC処理速度が間に合わず、ギガビットも「猫に小判」な存在になろうと覚悟した上での導入だ。(実際に予測どおりで、 ハブのギガビットモードの表示ランプは点灯するものの、「ポート速度ベンチっち」 で測定した転送速度に向上は認められなかった)

 購入したモデルは、比較的、安い部類であったこともあり、ハブとメーカーを合わせて、プラネックッスのGC-1000Tを、最安値と思われる通販業者から、\2,980(送料無料)で購入した。こちらは、5月8日に通販業者に代金を振り込 んで、5月10日に到着した。


4.当面の家庭内LANの環境整備完了

 かくして、ポート数の拡張を第1目的とする、ギガビットLAN環境への整備が完了した。

 今回のアップグレードで驚いたのは、ネットワーク機器が認識していた以上に手頃な価格で購入できるようになったことで、数年前には10万円を超える高嶺の花だったギガビットスイッチングハブが、10分の1以下で購入できるようになったことだ。(ただし、ギガビット環境の性能を最大限に発揮しようとすると、それに見合ったPCマシンの性能が必要)

 ポート数の拡張ができたことで、次のアップグレードの想いが湧き出ているところだが、やはり、まずはプリンターのネットワーク化が最優先と考えている。
 我が家のプリンター環境は、メインマシンのローカルプリンターにhp deskjet 5551を使用し、Windows XPの共有設定でプリンターの共有を行い、他のPCからもメインマシンのプリンターが使えるようにしている。ところが不便なのは、メインマシンが起動していなければ、他のPCからプリンターが使えないことだ。特にプリンターの使用頻度が比較的高い、奥様用マシンとメインマシンの使用タイミングが異なるのが課題になっている。
 プリンターのネットワーク化を実施するにあたり、現在のプリンターを利用してプリンタサーバを導入するのと、思い切ってネットワーク機能を持つプリンターに買い換えるか思案しているが、後者のプリンターの買い替えが得策のように思える。

 ということで、ネットワーク機能を持つプリンターへの買い換えとしたが、バーゲンの破格値で買い込んだ現在のプリンターのインクカートリッジがまだ豊富にあるので、少し先に延ばす予定だ。

 アップグレードはアップグレードを呼ぶ!

(2006/05/21)

 

逸品キーボード、FILCO Majestouch FKB108M/NB

 約3年超えとなる愛用のキーボード(OWL-KB106J)は、自宅用と会社用に2本同時に購入したものだが、会社用 のはすでに壊れ果て、自宅用のも「左Ctrlキー」が打鍵後に開放されないことがある。
 おそらく不具合は、冬場の低温度が要因とするケースフレームの歪、またはキースイッチの摺動性能の劣化と思われる。ところが、春の訪れとともに不具合は解消されたものの、この際、気分転換も兼ね、思い切って新調することにした。

 キーボードは、約15年間に10本あまり購入しているが、メインマシン用としては現在のが6代目になるので、2〜3年で買い換えた計算になる。そして、買い換えるたびに、自分により合った優れたものにしたいとの欲求 のため、選択するにもどんどん難しくなってきている。

 キータッチは何があっても落とせない最重点項目であるが、 選択肢としてノミネートする最低の条件を下記のように設定した。
  1. ブラック色
     メインマシンのケース色をブラックにしたことと、手垢の目立ちやすいアイボリー色系は避け、ブラック色とする。
     
  2. 日本語タイプであるが、「かな」表示なしの108/109キー
     ローマ字入力において「かな」表示は目ざわりな存在だ。しかし、英語タイプでのWindowsにおける日本語入力では、なにかと不便なこともあるので、日本語タイプ であるが、「かな」表示の無い108/109キーのモデルとする。
     
  3. 幅広のスペースバー
     通常の日本語タイプのスペースバーは、普通のキーの約2.5〜3個分程度が標準であるが、かな漢字変換時に多用することを勘案し、標準より幅広(普通のキーの約4〜4.5個分程度)のスペースバー があるモデルとする。
     
  4. USB接続
     そろそろ、レガシーインターフェースのPS/2ポートとも決別をすべく、USB接続タイプとする。
     
  5. 予算は「金に糸目をつけぬ」 (^^ゞ

 上記の条件に合致するモデルを、Webサイトなどで調べてみたが、なかなか無いもので、唯一、FILCOブランド(ダイヤテック)のMajestouch「マジェスタッチ」 FKB108M/NBを見つけた。


Majestouch「マジェスタッチ」 日本語108キーボード・かななし・黒 USB&PS/2両対応

 このモデルのうりは、ドイツCherry社のメカニカルキーのMX tactile feelキースイッチを採用していることで、(ダイヤテック曰く)『キーストロークは約4mmと一般的なキーボードと比較して深く、接点は約2mm押し下げた位置にあり、動作に余裕のある設計です。そのためキーを最後まで押し下げる必要がなく、さまざまな要素からくる打鍵力の違いが原因となるミスタイプを防ぎ、高速にタイピングしやすいというメリットがあります。また、指への衝撃を軽減し長時間入力してもストレスも少ないという点も特徴です。 』とのことだ。
 さらに、(ダイヤテック曰く)『高性能メカニカルキースイッチの動作を無駄なく受け止めるため、高剛性なケースレイアウトを新設計しました。 キーを押したときの「沈み込み感」を軽減し、快適なタイピングが可能になりました。 』とのこと。

 これらのうりに、購入意欲が掻き立てられ、製品に触れて実際のキータッチを調べるため、4月14日の大阪日本橋での調査と相成った。

 もともと、キーを確かに打ったという、しっかりとした感触が欲しいことがあり、メカニカルキータイプを好むが、自宅ではまだしも、会社の事務所であまりに煩いのも辟易ものだ。ところが、展示品のキーを打った瞬間、心配は吹き飛び、惚れ込んでしまった 。
 通常のメカニカルキータイプは、高音で耳障りな「カチャカチャ」と鳴るのが普通だが、やや低音で重厚な「コツコツ」と鳴るのに驚いた。
 また、重量も大きな特長で、通常は700〜800gが標準だが、1.2Kgとずっしりと重く、高剛性設計が窺える。なお、画像では伝えにくいが、 フレームとキーはブラックのツヤ消し仕上げとなっていて、高級感を醸し出すとともに、打鍵時にキーが指に吸い付くような適度な触感もある。

 気に入ったので、本来なら早速購入して持ち帰るところだが、荷物になることと、あらかじめ調べてあった通販より高い(\8,500〜\9,500)こともあって、キータッチの確認だけにして引き揚げた。
 早速、翌日の4月15日、\7,559(最安値)で送料なし(期間限定)の通販業者に、自宅用と会社用に2本を発注し(17日振込)、24日に到着した。

 25日にセットアップしてから約1週間、自宅と会社で使っているが、使い込むほどに惚れ惚れとする逸品 で、キーを叩くのが虜になるようなキータッチを楽しんでいる。

(2006/05/02)

 

CD-Poit(セキュリティツール)が格安の280円で

  左は、4月14日の花金の夕方、大阪日本橋でのキーボード探し※も疲れ果て、最後に立ち寄った上新電機テクノランドの格安バーゲンで見つけた謎の物体。(※キーの感触を調べてきただけで、購入は通販サイトに発注した=到着後に記事を掲載する予定)

 実はこの謎の物体は、CD/DVDメディアを廃棄するとき、最内周のTOC部分に傷を付け、読み取り不能にすることができるデータセキュリティツールだ。ほんとはどのくらいするものか分からなかったが、格安の280円だったこともあって、機能もさることながら、綺麗な色で置物にできると思い、軽い気持ちで一つ買ってきた。

 パッケージに記載されている、販売は日立マクセル、型番はCD-POIT.GNを頼りにインターネットで調べたところ、このCD-Poitは2003年度のグッドデザイン賞を受賞した実績のあるものと分かる。また、発売当初には、いろんなサイトで紹介記事もあり、技術的な解説をしたこんな記事もある。なお、価格はオープンなので詳細は分からないが、現在でも多くの通販サイトで2,000円前後で販売されており、最安値はYahoo!ショッピングの\1,870あたりだと思われる。

 ただし、CD-Poitはメディアの領域全体に傷を付けるわけではないので、高度な方法※を用いれば、データを復元できる可能性もあるので、この点を十分に認識して使用する必要がある。(※ハードディスクが壊れた場合、トラックのデータをつなぎ合わせ、復旧させることをサルベージと呼ぶが、専門家が行っても大変な手間と費用がかかる方法)

 たしかに、データを絶対に復元できない状態にして廃棄するのは理想であるが、紙の書類などを廃棄する場合に破って捨てるように(つなぎ合わせれば内容を読むことは可能)、CD-Poitでは手軽にメディアを通常のドライブでは読み込めない状態にすることが可能だ。

 万全でないものの、これほどに値打ちがあるものなら、まとめ買いしておけば良かったと後悔しているほどだ。売っていた場所は、上新電機テクノランドのエスカレータで3階に上がり、すぐ前の期間限定のない「お買い得品コーナー」に山積みされていたので、ここ当分はあると思われる。

(2006/04/15)

 

暗記力アップの強い味方、電子暗記カードメモリボ

 今回のアイテムは、いつものパソコンパーツとは少し異なり、コクヨから販売されている電子文具の電子暗記カードメモリボ(memoribo)を紹介する。

 実はこのメモリボは、昨年の12月15日に発表され、今年の1月10日に発売されているが、手に入れるのがなかなか難しい、隠れたベストセラーである。

 発売当初は、大手文具販売店で、定価(7,140円)で購入できれば運が良い方で、入手することすら難しい品薄の状況が続いていた。欲しくて業を煮やした筆者は、amazon.co.jpにおいて、2月7日に5,980円(約16%引・配送無料)で予約注文を行い、約1ヵ月後の3月11日にやっと入手することができた。(現時点では入手しやすくなってきている)

 メモリボを購入したのは、検定試験対応の紙の暗記用ワード・カードに替えて使うのが目的だ。
 紙のワード・カードに比較してメモリボの優れのは、ボタンですべてが操作できることで、重量も約50gと軽いことから、満員電車の中でも片手で利用できる点だ。
 なお、ページをランダムに表示できる「シャッフル機能」、覚えたページを非表示にできる「非表示機能 」、学習途中で終了するときに終了位置をマーキングしておく「しおり機能」など、電子機器ならではの機能が搭載されている。また、パソコン上でも学習 ができる「暗記モード」も便利な機能だ(詳しくは後述)。

 右は、メモリボのセット内容であるが、本体(画像はホワイトモデル)に加え、パソコンを使ってデータ入力や 学習ができるソフトウェアsoftmemoriboが収納されたCD-ROM、メモリボ本体とパソコンの本体を接続するUSB延長ケーブル(環境によっては不要)、連続約300時間の使用が可能なリチウム電池、ストラップなどが添付されている。

 実際の使用方法であるが、まずはsoftmemoriboを使ってデータ入力を行う。(CSVファイルのインポートも可能)
 下記はsoftmemoriboを起動した画面であるが、「問題」と「答え」を対に入力するだけだ。なお、「問題」と「答え」の文字数には、ともに全角において24文字(8文字×3行)までの制限があるが、softmemoriboでは制限を超えた文字は、入力できないようになっている。 データは、メモリボ本体とパソコンをUSBで接続して、相互に転送を行うことができる。


softmemoriboのデータ入力画面

 左は、softmemoriboの「暗記モード 」の画面であるが、メモリボ本体だけで学習するのではなく、パソコンを使って学習することも可能だ。満員電車ではメモリボを使い、仕事の少しの合間を利用して、パソコンでも学習できる。

 メモリボにおけるボタン操作については省略するが、携帯電話を使ってる人なら、快適に難なく使えるはずだ。

 なお、付属のコンテンツとして、「1900語の英単語」が付いているのをはじめ、ダウンロードページには、現在のところ、「漢字」「日本史年代」「世界史年代」などのコンテンツも用意されているので、受験生への贈り物としても、最適なアイテムである。

(2006/03/25)

 

とどめのPC内蔵スピーカー交換

 パーツ交換に手を付けると、連鎖的に次々とパーツ交換をしたくなる、頼もしい癖を持つ筆者である。
 読者の中には「次は何だろか?」と期待している方も多いだろうが、ちぃ〜ぽけな買い物で、これが最後になるはずの5インチベイ内蔵用スピーカーだ。

 筆者の自作志向の一つに、周辺機器も含め、PCケースに内蔵する方針を持っている。ただし、内蔵不可能な機器もあって、ディスプレイ、プリンター、スキャナーは外付けだ。
 したがって、スピーカーも例にもれず、自作してからこれまで、ず〜と5インチベイ内蔵用スピーカーを使っていて、今回買い換えたのが3代目となる。

 これまでのスピーカーは、2,000年6月に購入のThor Speaker SP-400を使っていたが、このところノイズっぽくなってきて、そろそろ寿命と考えられるのと、最近のは音質面でも改善されているようなので、買い換えることにした。

 購入候補はすでに決まっていて、かのPC電源 鎌力を販売するサイズから、10月中旬に販売されたばかりのBAY SPEAKER 5BAYSP-BK(黒モデル)だ。

 購入については通信販売も検討したが、送料の負担が馬鹿らしいのと、今回のアップデートを締めくくるに相応しく、大阪日本橋に買い出しに出掛けた。
 大阪日本橋といえば、かつては眼をつぶっても歩けるほどに、詳しく知り尽くしていたが、最近は通信販売の利用が多く、直近に訪れたのは昨年の12月で、約1年ぶりの買い出しとなる。
 久しぶりに訪れて、約1年の間にずいぶんと変わったことで、店舗名が変わったところも多々あったが、「餃子の王将」が出店してたのには驚かされた。
 余談はこれくらいで本旨に戻るが、PCワンズで、おそらく大阪日本橋での最安値と思われる\2,480で購入した。

 今回購入した「5インチベイ内蔵用2.1チャンネルスピーカー、アンプ内蔵 BAY SPEAKER 5BAYSP」の特徴について述べる。
  1. 1.25インチのメタルコーンスピーカーを搭載(1W+1W)
     左右のドライバは、音のキレが良いといわれるメタルコーン(上の画像参照)を採用し、ストレートに音が伝わるよう、コーンはむき出しになっている。音質的には好ましいと思われるが、指を差し入れるとコーンが壊れるので、小さな子供がいる家庭などでは注意が必要だ。
     
  2. 3インチのウーファーを搭載(5W)
     筐体の下面に3インチのウーファー(上の画像参照)を搭載し、2.1チャンネルサウンドを実現している。なお、ウーファーについては、コントロールパネルに設定されたバスコントロールボリュームで、音量調整ができる。
     
  3. ズッシリ重い筐体
     ボディには振動を防ぐため、金属素材が使われており、重量875グラムとやや重い。また金属素材の筐体による防磁設計になっている。
     
  4. 電源ON/OFFスイッチを搭載
     メインの音量ボリュームが電源ON/OFFスイッチ兼用となっており、この手のスピーカーでは珍しく、電源ON/OFFが可能になっている。フロントポートの音声出力端子にヘッドホンをつなぐ場合などでは、スピーカーの電源をOFFにできるので便利だ。
     ただし、電源ON/OFFは音量ボリュームを最小に絞り切った後にあるので、電源OFFするためには音量ボリュームを回さなければならない。音量ボリュームはそのままで、プッシュすると電源OFFになる、もしくは、別の場所に電源ON/OFFスイッチがあれば、もっと便利だ。
     
  5. ヘッドホン端子は無い
     ヘッドホン端子は無いので、ヘッドホンをつなぎたくて、かつフロントポートの音声出力端子が無いマシンでは、他のモデルを探すことをおすすめする。

 さて、実際の音質であるが、2代目に比べれば雲泥の差が認められ、濁りの無い音のキレやノイズが少ないピュアな音質には、5年の間の進化が感じられる。ただし、所詮はPC内蔵スピーカー なので、BGM程度ならまだしも、本格的な音楽鑑賞には向かないので、過度な期待はしない方がよい。

 これでもって、ケース交換から始まり、電源交換、ケース内ケーブルの整備と続き、今回の内蔵スピーカー交換で、とりあえずのアップグレードが完了した。(総費用 \27,800)
 その結果、現在のマシンは、ほぼ理想的な構成となり、パフォーマンスにも十分満足してるので、思わぬトラブルさえなければ、次のアップグレードのタイミングは64bit対応となる。したがって、おそらく、2年間は弄らないで済むと考えている。(DDRが大暴落すれば1GBを2本欲しいが)

(2005/11/23)

 

ケース内、接続ケーブルの整備整頓

 ケース交換で外観は新品同様になり、PC電源交換で懸案のトラブルも解決し、まるで新しく組んだマシンのようになったメインマシンであるが、ウィークポイントがまだ一つ残っていた。
 それは、もともとフルタワーだったので、長めの接続ケーブルを使っていたが、ミドルタワーになったことにより、接続長は短くなり、また空き スペースも少なくなったことに起因する、ケース内でとぐろを巻いたようなケーブルである。
 このままでは、見栄えはもとより、メンテナンス性のみならず通気性などにも悪影響を与えかねないので、この際と思って決心し、長めの接続ケーブルとフラットケーブルを、必要な長さのスマートケーブルに交換することにした。

 下記は、今回交換した4本のケーブルである。購入に際しては、大阪日本橋のショップ店を何件か回れば揃えられる かも知れないが、需要の少ない(1)「UW2 ワイドSCSI(68Pin)用 1対2」は入手できない可能性もあったので、送料と振込手数料には眼をつぶ り、通販のパソコン村ケーブル館を利用することにした。
 
(1)

カモン(YOKOブランド) UT-12
UW2 ワイドSCSI(68Pin)用 1対2
長さ 62cm(間隔 45cm、17cm)
購入価格 \1,340

(2)

カモン(YOKOブランド) ST-F5012
SCSI(50Pin)用 1対2
長さ 62cm(間隔 45cm、17cm)
購入価格 \540

(3)

カモン(YOKOブランド) S13-113
ATA-100/133 IDE(80Pin)用 1対1
長さ 30cm
購入価格 \500

 

(4)

カモン(YOKOブランド) ST-FDD113
FDD 3.5インチ(34Pin)用 1対1
長さ 30cm
購入価格 \350

 振込後の営業日3日後、すべてのケーブルが到着し、早速交換を行った。その中でもちょっと手間だったのは(1)「UW2 ワイドSCSI(68Pin)用 1対2」で、ケーブル交換だけでなく、ハードディスクのターミネータ設定を行わね ばならないからだ。

 右下図は、メインマシンのOS領域を格納するSEAGATE Cheetah 10k.6 ST336607LWだが、従来はAdaptec SCSI Card 29160に標準添付されていた純正のアクティブターミネータ付の5ポジションケーブル(1対4)を使っていた。購入すれば 、同等品が\9,580もする立派なものだが、ケーブル 長が1250cmもあるので、HDDを1本だけ接続するには、邪魔以外の何ものでもない。

 そこで、今回のケーブル交換に相成ったが、交換したケーブルにはターミネータが無いので、HDD側でターミネータを有効にしなければならない。
 試しにターミネータをデフォルトの無効のまま接続してみたところ、HDDを正しく認識して問題は無かった ものの(ケーブル長が短く、HDDが1本だけの好条件が要因)、予期せぬトラブルを未然に防ぐためにも、ターミネータ を有効にする設定を行いたい。

 ST336607LWのターミネータを有効にする設定は、Installation Guide (PDF英語)にも記載されているが、HDD表面のシールを見るのが分かりやすい。
 右図は、シールに記載された「J2ピン群」を示しているが、PIN1とPIN2(+5 VOLTS TO SCSI BUS)をHDD購入時に添付されていたはずの、豆粒のようなジャンパーで接続することにより、HDD側のターミネータは有効になる。(HDD裏面の画像では、左端の上下中央部の計16PINが「J2ピン群」に相当)


SEAGATE Cheetah 10k.6 ST336607LW 裏面

 かくして奮闘後、今まではケーブルのために隠れ、見せたくとも見えないケース内部だったが、やっと公開できるようになった。

 PC電源の鎌力弐のすべてのケーブルは、ツイスト加工後にメッシュ結束されており、ほどよい剛性と強度があるので、安心して結束することができ、比較的、楽に成形も可能だ。
 結束作業に当たっては、PC電源のケーブルを幹より出たそれぞれの枝と見立て、他のケーブルを結束していったが、見栄えは別として、うまくできたものと自画自賛している。
 特に注意したのは、Serial ATAの信号ケーブル(下方の赤いフラットケーブル)で、剛性が高い上に、HDD側とマザーボード側が共にソケットから抜けやすいことから、電源ケーブルの剛性を利用し、結束でもって固定した。

続く

(2005/11/21)

 

PC電源の交換と3つのready

1.電源ボタンの挙動不審な振る舞いの要因はPC電源

 ケース交換の理由の一つに、電源ボタンの挙動不審な振る舞いの要因が、スイッチの接触不良だと疑っており、交換すると直るとの大きな期待があった。ところが、あにはからんや、ケースが変わって電源ボタンが新しくなっても、様子はまったく変わらない。

 そもそも挙動不審の振る舞いとは、電源ボタンを押下してもマシンが起動せず、何だかんだとやっている内に、 何事も無かったように起動する。ところが、あるときは、電源ボタンの押下一発で起動するという症状である。
 電源の能力が弱いのかと、起動後の各種電圧をASUS PC Probe(2.23.04)を使用して計測しても、右図のようにまったく問題がない。

 不思議なことと考えあぐねていたところ、不審な振る舞いには、ある法則があることに気づく。
 パソコン機器のすべての電源は 、手元集中スイッチ付のOAタップで一括管理しており、長期間使用しないときは、手元集中スイッチですべての電源を落としている。(コンセントから電源コードを引き抜いた状態で、機器への電源供給が完全に遮断される)
 上記の電源供給の構成が要因の特定を妨げていたが、分かってしまえば単純で、手元集中スイッチがON時には、電源ボタンの押下一発でマシンが起動する。また、手元集中スイッチがOFF時にスイッチをONにした場合、直後は電源ボタンを押してもマシンが起動せず、しばらく間をおいてから電源ボタンを押すと、何事も無かったようにマシンが起動することが分かった。

 おそらく要因は、PC電源のコンデンサの劣化にあるようだ。


2.交換用PC電源は鎌力弐 550W KMRK-550A(II)

 挙動不審の要因が判明し、対応策として、PC電源の電源ケーブルを普通に常時タップに挿入しておくことで、問題が回避できることが分かった。しかし、すでに使用して5年も経過しており、ある日突然に昇天しても困るので、新調することにした。

 今までのPC電源は、デュアルCPUでシステムを組んでいたこともあり、特に神経を使ってENERMAX EG651P-V(E)を使用してきたが、そこまでは不要と考え、中の上あたりを物色した。

 いざ、PCの命ともなるPC電源の選択で難しいのは、単に電源容量などの表面上のスペックだけでなく、品質を如何に見極めるかということだ。
 一般的には、サーバ用電源なども手がけるメーカーブランド、同じ電源容量でも価格の高い製品、などが良い物に当たる可能性が高い。
 しかし、安全サイドだけでは面白くないので、今回はあえて人気のあるベストセラーの中から、500Wクラスで発売したてのほやほやでないが、比較的新しいモデルの逸品を選ぶことにした。

 ベストゲートの「電源ユニット商品検索のページ」で「500W以上600W未満」にチェックを入れて、検索ボタンを押すと、人気順のトップに鎌力弐 550W KMRK-550A(II)が表示された。その時には、まさか購入することになるとは思いきや、日本語の型式名に好印象を持った記憶があったので、詳しく調査してみた。

 鎌力シリーズは、TOPOWERが生産してサイズが販売する、9cmファン搭載で背面メッシュ使用を踏襲した、現時点で3代目となる由緒のあるATX電源だ。
 2004年2月に初代となる鎌力 350W/400W/500W(KMRK-350A/400A/500A)が販売され、鎌力 500Wが、日経WinPC 2004年12月号において、パーツオブザイヤーを受賞する。
 2004年9月にバージョンアップ(@ソケット775用24ピン接続対応の24ピン4ピンのコンボコネクタ、Aファンコントロールスイッチ、BEMI対策のVGA用コネクタなどを搭載)された、2代目となる鎌力リビジョンB 380W/430W/500W(KMRK-380B/430B/500B)が販売される。
 2005年4月にバージョンアップ(@ATX12Vが1.3から2.01にバージョンアップ、APCI-EXPRESS用コネクタを搭載(400W/450Wは1個、550Wは2個のSLI対応)、B搭載ファンの厚さを15mmから25mmに変更し静圧と風量を向上)された、3代目となる現時点で最新の鎌力弐 400W/450W/550W(KMRK-400A(II)/450A(II)/550A(II))が販売される。なお、鎌力弐 550Wが、日経WinPC 2005年9月号において、「デュアルコアで安心して使える電源」のEditor's Choiceに選ばれる。


3.懸案課題の解決と3つのready

 調べれば調べるほど素晴らしそうなPC電源で、もうこれしかないと通販サイトで価格を調べたところ、PCサクセスが最安値(\10,515)で、かつ運良く送料無料キャンペーンを行っていたので、速攻で注文する。そして商品代金振込の5日後に届き、早速交換したところ、ピンポーンで電源ボタンの挙動不審な振る舞いは完璧に解消した。

 約5年ぶりに購入したPC電源であったが、大容量で優れたPC電源がほんとに安く入手できるようになったと痛感した。これも、昨今のCPU大消費電力のアシストと、電源テクノロジの平準化のお蔭であろうか。前のケース交換に引き続き、久々のよい買い物をしたと感じた次第だ。

 そして、今回のPC電源で得たもう一つは、最新のテクノロジが身近になったことで、今後のアップグレードする場合の選択肢が拡がったことが挙げられる。
  1. Socket 775 ready
     Pentium Extreme Edition/D、Pentium 4 6xx/5xx/5xxJ などのLGA 775対応CPUを搭載するためのマザーボードでは、通常、PC電源からのメインコネクタは、従来の20ピンでなく、24ピンが必須条件となる。 (ただし24ピン化の目的は、LGA 775の為でなく、PCI Expressの為に採用された仕様)
     鎌力弐のメインコネクタは、20ピンと24ピンのコネクタに両対応する分離可能な20ピン4ピンのコンボコネクタ(右図 で奥の4ピンが分離可能)になっているので、LGA 775対応CPUに載せ替える時でも、PC電源の対応は不要だ。
     
  2. Serial ATA ready
     Serial ATAモデルのHDDは、稀にSATA電源コネクタとレガシー電源コネクタに両対応するモデルもあるが、これは例外で、通常は専用のSATA電源コネクタを必要とする。
     鎌力弐 500Wモデルには、SATA電源コネクタが4個(400W/450Wは2個)装備されているので、面倒な変換ケーブルなどを準備しなくとも、Serial ATAのHDDが4本までなら電源供給は可能だ。
     
  3. PCI Express & SLI ready
     鎌力弐 500Wモデルには、PCI Express用の6ピンコネクタが2個装備(400W/450Wは1個)されていているので、SLI動作にも対応が可能。

(2005/11/13)

 

哀愁と希求の果てのケース交換

1.はじめに

 1997年8月に購入したので、すでに8年を超えてお世話になったことになる、メインマシンのPCケースのテクノバード製 IW-Q500ATXである。フルタワーということもあって、パーツ交換やメンテナンス時のケース内作業が極めて容易で、かつケースの高さを有効に利用した煙突効果で冷却能力も高いので、なかなか手放しにくかったこともあって、電源をはじめとしてすべてのパーツを交換し、2代目、3代目のとなったパーツもある中で、ケースだけは長年愛用してきた。
 
 ところが、約1年前にリセットスイッチが壊れて交換し、最近になって今度は電源ボタンに挙動不審な振る舞いが出始め、かつカードスロットのネジ穴もバカになったところも多いので、哀愁を込めて希求の果てのケース交換と相成った。(IW-Q500ATXの雄姿はこちら


2.求めるケースの条件

 せっかくの楽しいケース選びなので、出来るだけ制約を外して幅広く探すことにしたが、譲れない最低条件を下記と定めた。
  1. ATXミドルタワー
     フルタワーにはケース内アクセスや冷却能力など、ミドルタワーやミニタワーにない大きな特長を有するが、設置場所が座敷机の上であることもあって、タワーの高さに威圧感もあり、スマート志向でミドルタワーとした。
     また、ケーステクノロジとしては、いずれはBTXに変わってゆくことから、BTX対応を謳ったケースも出現しているが、対応による無駄も多いので、シンプルにATX対応とした。
     
  2. 電源なし
     PCのトラブルで意外と多いのは電源容量に関連することも多い。そのようなことから、一時はデュアルCPUにHDDを5本搭載ということもあったので、電源については特に気を使っていて
    超弩級を搭載している。
     したがって、この実績のある電源を引き続き使うので、電源なしモデルとした。
     
  3. ドライブベイ数
     最近はHDD容量なども大きくなってなってきており、現有のドライブ数より増えるのはまずないと思われるので、これらが収納できるのを最低限とし、外部5"ベイ x5、外部3.5"ベイ x1、内部3.5"ベイ x3 以上とした。
     
  4. スチール製
     最近の流行は軽量と放熱に優れるアルミ製であるが、煩雑に持ち運びをするものでもなく、冷却の基本は吸排気による空気流であって放熱でないことから、あえて、ズッシリ感があり剛性に優れるスチール製とした。
     また、すぐ隣にCRTディスプレイを置く設置環境なので、磁界シールド性能に優れるスチール製が好ましいと考えた。
     
  5. フロントポートあり
     最近のATXマザーボードの大半では、フロントポートへの端子を備えているが、それらを有効に使用し、狭いケース背面でのポートの接続作業を簡便にするために、フロントポートありモデルとした。
     

3.求めるケースとのめぐり合い

 前記の譲れない最低条件を満たし、かつカッコよく自分なりの感性を満足させるケースを見つけ出す手順であるが、まずは約1300件のPCケースの販売情報が登録されている、PC・家電の価格検索サイトであるベストゲートPCケースコーナー(仮称)を訪れた。

 PCケースコーナーでは、左メニューに「パワーアップ検索」ボタンが設置されているので、これをクリックすると詳細スペックを指定して検索することができる。
 譲れない最低条件から、タイプに「ミドルタワー」、対応マザーボードに「ATX」、外部5インチに「5」、外部3.5インチに「1」、内部3.5インチに「3」、並び順に「人気順」、他をデフォルトとして検索ボタンをクリックすると、 入力した条件に合致したケースが人気順(知名度順に相当)に表示される。
 表示されたケースは83件であったが、求めたい条件の「電源なし」と「スチール製」と「フロントポートあり」は検索できてないので、ワット数の欄に表示がなく(電源なし)、素材・形状の欄にアルミと表示されてなく(スチール製)、掲載画像よりフロントポートが設置されているモデルを探していった結果、12件が抽出された。

 そして、その中でも感性を揺さぶったのは、右のCooler MasterCenturion 5 Silver(CAC-T05-UW)であった。

 まず機能的に気に入ったのは、設置場所が座敷机の上ということもあって、電源ボタン類やフロントポートがケース下段に設けられているので、手が届きやすいという有利さがある。
 次にデザインであるが、フロントパネルの左右柱がシルバーのアルミで構成されている点で、いかにも精鋭なイメージを表現すると同時に、ドライブユニットのベーゼルは白・黒ともにマッチする。また、左右柱は単なるデザイン面だけでなく、フロントパネル前面が冷却性能を高めるためオールメッシュ構造になっているが、強度面を補強する機能的な役割も担っている。

 AKIBA PC Hotline!で調べ てみたところ、2004年5月にまず電源付モデルとして発売され、その後、側面窓付のマイナーモデルの発売を経て、今回選んだ電源なしモデル の「-UW」が2005年2月に発売され、同年9月にホワイトモデルが追加されている。

掲載記事 型番 色(左右柱+ケース) 電源付 側面窓
2004/05/01 -UWA シルバー=銀色+黒色  
2004/07/03 -UBX ブルー=青色+黒色
2004/07/10 -UB ブルー=青色+黒色  
2004/12/11 -WWAX シルバー=銀色+黒色
2005/02/05 -UW シルバー=銀色+黒色    
-UB ブルー=青色+黒色    
2005/09/10 -US ホワイト=銀色+白色    


4.ケースの購入

 身ぶるいをするほど楽しい機種選択の結果、Cooler Master Centurion 5 Silver(CAC-T05-UW)に決定した。もちろん、このような重いケースを日本橋で購入し、下げて帰るつもりもないので、通販サイトで購入することに相成る。

 まずはベストゲートのPCケースコーナーでの最安値が\9,760(消費税込)と調べた後、PCケースが主体の通販ショップのケースマニアックさんを訪れる。

 いかにもマニアックな香りがするショップであるが、約1年前に組んだLinux専用マシンのケースでもお世話になり、好印象のあるケース屋さんだ。初めて名前を聞いて興味のある方は、ぜひ一度、サイトを訪れて、トップページの左メニュー上段の「ポリシー」「サービス」「いいケースとは」などを読 んで欲しい。そうすれば、このショップのプロフィールが理解できると思うが、「自分が気に入らないケースは売らないよ!」と言いそうな 、ケースに対するひたむきさな店主をみることができるだろう。

 更に左メニューの下段に「★Case  Maniac お薦めのケース★」へのリンクがあるが、その中の「電源なしのオススメケース」に今回選択したCenturion 5 Silver(CAC-T05-UW)が掲載されていた。そこからテキストリンクで、詳細なスペックシートに辿りつくことができるが、価格は\9,975(消費税込)と、最安値には及ばないが100円玉2枚程度の差しかないので、気持ちよく買い物ができるケースマニアックさんに速攻で注文した。


5.ケースの組み替え

 振込の翌日、ケースマニアックさんのサービスの一つだが、発送伝票などがべたべたと貼り付けられてない、綺麗なダンボールに入ったケースが到着した。通販購入の場合、実物と初めて出会うのはダンボールだが、膏薬のようにべたべた貼られて剥がしきれない発送伝票などは興ざめだ。
 まずはダンボールの6面をしげしげと眺め、次いではじめて彼女のベールを剥がすごとく、優しく丁寧に梱包を解き、ダンボールからケースを取り出して実物とのご面会。

 予想以上の機能美に満足し、しばし至福の時を過ごしたのも束の間、早速、組み替えに取り掛かり側版を外そうとしたとき、2本のツールレスネジの内、1本が足りないことに気づく。後で気が付いたが、ケースが入っていたビニール袋の底に転がっていた。危うく袋と一緒に捨てるところだったが、回しやすいように緩めに締め られていたので、輸送中に外れたものと思われる。これもご愛嬌。

 購入前にきめ細かく情報を集めていたこともあり、すべてについて満足できるものであったが、実際に組み替えてみて、新たに気づいた点 などについて述べる。

  1. ツールフリーのドライブベイ
     ドライブベイは、すべてネジ止めが不要のツールフリーになっているので、ドライブを挿入した後に、レールつまみをスライドさせ、ボタンを下に移動させることで、ドライブが挟まれながらロックされる構造になっている。
     ネジ止めなら、9本のドライブを36本のネジ締めが必要だが、まったくのネジ締めが不要で、ネジ止めよりもしっかりと固定されており、作業性は著しく良い。
     

  2. ツールフリーのカードスロット
     カードスロットもネジ止めが不要のツールフリーになっている。カードを挿入した後に、プラスチックの止め具で固定する構造になっている。
     ネジ止めがないため、ケース側のネジ穴がバカになるようなことがなく、取り外しも簡単だ。
     

  3. 簡単に取り外せるフロントパネル
     電源ボタン類を収めた操作盤とフロントポートは、シャーシー本体に取り付けられているので、フロントパネルを外す時には、シャーシーに残したままパネルだけが外れる。また、パネルとシャーシーは、プラスチック製の挿入型留め具で締結されているだけなので、簡単に外せて極めて作業性が高い。
     

  4. オールメッシュのフロントパネル
     フロントパネルは、通気性を高めるため、全面オールメッシュが採用されている。冷却には申し分ないものの、ドライブ音などが漏れて煩いのかと懸念していたが、取り越し苦労であって、取り立てて静穏に神経質でないなら、ノープレブレムの領域だ。
     

6.冷却性能の測定

 そもそも、PCケースにおいて、最も重要なのは冷却性能で、デザインや作業性がいくら良くても、冷却性能が劣るケースは、使用中のトラブルなどに見舞われるので避けるのが懸命だ。ただし、冷却性能そのものは、スペックシートなどに書かれてないのが通例なので、構造などから予測したり、口コミで得るしかない。

 今回ゲットしたCooler Master Centurion 5 Silver(CAC-T05-UW)の冷却についてのアイテムは下記が挙げられる。

  1. オールメッシュのフロントパネル

  2. 前面吸気ファン1基 80 x 80 x 25mm

  3. 背面排気ファン1基 120 x 120 x 25mm

  4. CPUの真上に配置された左側板に設けられた外気取り入れダクト(ファンなし)

 通気性の良いオールメッシュのフロントパネルと前面吸気ファンでより多くの外気を取り入れ、大型で強力な背面排気ファンと設置された電源ファンにより、温まった内気を外部に放出する。すなわち、前面から背面への大きな空気流を作り出すことによって、冷却を行う仕組みになっている。
 なお、CPUの冷却には、ケース内の温まった内気を使うのではなく、左側版のダクトによって、よりフレッシュな外気を取り入れる構造になっている。
 ただし、筆者の設置環境では、フロンパネル上半分はドライブで埋まること、左側板の外気取り入れ孔はCRTディスプレイに近接しているなど、制約があって効果を最大限に活かしきれないものの、冷却性能に期待を預けた。

 以下は、冷却性能を測定するために、ASUS PC Probe(2.23.04)を使用し、アイドル時と軽負荷を掛けた時(TVチューナーカードでTV視聴)のCPUとMB(マザーボード)の温度変化を測定した。下記はその時のグラフであるが、左端がアイドリング時の温度で、軽負荷を掛けることで温度が上昇するが、グラフ右端の飽和温度に達する(テキストは飽和温度を表示)。



旧ケースのテクノバード製 IW-Q500ATX(室温20℃)


新ケースのCooler Master製 CAC-T05-UW(室温19℃)

 上記のグラフを整理すると下表が求められる。(単位は℃で、括弧内は室温よりの温度上昇)

ケース 室温 CPU温度 MB温度
アイドル時 軽負荷時 アイドル時 軽負荷時
IW-Q500ATX 20 41(21) 49(29) 39(19) 40(20)
CAC-T05-UW 19 39(20) 47(28) 29(10) 30(11)

 CPU温度は、ヒートシンクとファンのクーラーで強制冷却されているので、軽負荷程度では周囲温度の影響を受けにくいことから、ケースによる差がないのは順当であろう。ところが驚いたのはMB温度で、IW-Q500ATXが示すごとく、室温の20℃アップが順当と思っていたが(こちらも参照)、CAC-T05-UWでは、その約半分の10℃アップに留まっている。
 よく冷えると定評のあったIW-Q500ATXであるが、フルタワーの背の高さから、下から上への空気流が発生し、ドライブ部はよく冷却されるが、ケース奥に空気流を回すのが難しく、MBを冷却するのは苦手のようだ。それに対してCAC-T05-UWでは、前面から背面への空気流を発生させているので、うまくMBが冷却されているだと思われる。

続く

(2005/11/05)

 

激安なリフレッシュ機能付ニッケル水素急速充電器パック

 デジタルカメラ用のニッケル水素充電池は、1998年に購入した前代となるKodak DC210A Zoomのパワーサプライキットに付属する1450mAhに、1999年に追加購入した日立マクセルの1500mAhを使用している。

 もうすでにヘタリ気味なのと、リフレッシュ機能付充電器が欲しいこともあって、単3型ニッケル水素充電池の情報をウォッチしていたところ、10月31日に松下電器が自己放電を改善した2000mAhのリリース(発売2006年2月1日)に次いで、翌11月1日には三洋電機が同じく自己放電を改善した2000mAhのeneloop(発売2005年11月14日)と共に最高レベルの2700mAh(発売2005年11月21日)をリリースし、ニッケル水素充電池業界は俄かに騒がしくなってきた。
 なお、三洋電機の2700mAHにはリフレッシュ機能付充電器と充電池4本をセットにしたパッケージも発売される予定。(メーカー希望小売価格\9,345)

 このような新製品の販売情報が流れ始める時期にままあるのが、旧製品のディスカウントセールである。案の定、価格.comバッテリーのくちコミ掲示板を覗いたところ、「格安の充電器・電池セット(東芝):11月4日マデの特価品」というアーティクルを見つけた。
 このアーティクルでは、一世代前の2300mAhであるものの、リフレッシュ機能付充電器と充電池4本がパックになった東芝電池のTHC-344RHC(メーカー希望小売価格\8,925)が、ヤマダ電機系列店で11月4日まで限定で\1,880で販売されているという情報が記載されていた。
 速攻で近所のヤマダ電機テックランド京都八幡店に飛び込んだところ、運良く在庫がまだあったので購入してきた。(残在庫4個)

 その後、調査したところ、東芝電池のリリース記事によると、2004年1月より販売されたもので、当時では2300mAhは業界最高レベルにあったようだが、現在では2500mAhとなり、リフレッシュ機能付充電器と充電池4本がパックになった後継のTHC-344RKCは、通販サイトを探せば、安いところでは3千5百円程度で広く販売されている。

 さて、今回のTHC-344RHCの\1,880は、もの凄く安いと思って購入したわけだが、そのあたりの理由について薀蓄を傾けてみよう。
  1. 2300mAhでも2700mAhでも、実使用時の電池容量に大差がない
     普及し始めた頃の単3形ニッケル水素充電池の電池容量は、1000mAh程度だったと記憶するが、その後、改良が重ねられ、現在は約3倍の2700mAhまでに達した。そして電池容量は、物理的な限界に近づきつつあり、常に満充電することが難しくなってきている。
     その要因のひとつは、ニカド充電池と比較すればはるかに少ないものの、メモリ効果(電池容量を使い切らずに充電を繰り返すと満充電することが難しくなること)が存在することで、リフレッシュである程度は緩和できたとしても万全ではない。そしてもうひとつは、充放電を繰り返すことで、主として電極の劣化などにより、電池容量が減少することである。
     これらの電池容量減は、もともと電池容量が大きくて高性能といわれる電池ほど激しいので、理想的な電池容量のスペックで約15%しかない程度では、大差がないといえるのではなかろうか。
     これらから、世代の違いと見掛けのスペックの違いだけで、大きなディスカウントが付いた2300mAhは凄く安いと感じた次第だ。
     
  2. リフレッシュ機能付充電器
     満充電を行うためにはリフレッシュが重要であることは前で述べたが、充電に対してより複雑できめ細かいプログラム制御が必要なため、リフレッシュ機能を有した充電器は高価になりがちだ。その充電器も買えないような価格で、おまけに充電池が付いてくる\1,880に、もの凄く安いと考えた次第だ。

 今回は運良くお買い得なニッケル水素の充電器と充電池にめぐり合えたが、特に充電池については世代交代の時期でもあるので、値崩れを起こす可能性を十分に秘めている。購入計画がある場合は、超高速充電や自己放電制御などの付加機能も捨てがたいが、単にメーカーの謳い文句だけに踊らされず、上手な充電池選びをしたいものだ。 

(2005/11/03)

【続報】

 ずいぶんと古くなった充電池と交換したこともあり快適そのもので、予備の古い充電池も買い換えたいと探してみたが、余りにも安い買い物をした後だけに、敵うものが見つからなかった。
 また、たとえ格安の充電池だけ購入しても、使いかけをベストコンディションで充電するには4〜5時間必要なので(仕様では、満充電の単3形X4本の場合、リフレッシュに約480分、充電に約115分の合計約595分必要)、予備用と同時に充電することはできない。

 そのようなことで、2セット同時に買っておけばと後悔しながら、今日のヤマダ電機テックランド京都八幡店を覗いたところ、\1,980と前に買ったのに対して\100高いものの、同等プラス品が山積にされていたので、速攻でゲットした。13日に覗いたときには無かったので、最近になって入荷したようだ。
 今回のは、前と同じくリフレッシュ機能付充電器 THC-34RHCと単3形ニッケル水素充電池 TH-3J(2300mAH)の4本がパックになったTHC-344RHCに、加えて単4形ニッケル水素充電池 TH-4H(740mAH)の2本(流通価格は約600円)が追加されたパックになっている。

 パッケージにはTHC-344RHCと同じものを使い、「お買い得セット!! 限定 単4形2本付(ニッケル水素電池800(min.740mAH))」と書かれた丸い赤いシールが貼られており、充電器にはTH-4Hの2本がテーピングされた形で同梱されている。
 おそらく、他社対抗や在庫処分などから、急遽限定パックが販売された模様だが、前にも増して激安なっていて、ユーザーとしては嬉しいパックだ。充電池・充電器コーナーを占有するほどの在庫量があったので、しばらくは売り切れないと思われる。

(2005/11/20)

 

ボタン電池にご用心

 10月初旬のとある日の夜、会社から帰宅していつものようにメインマシンを起動したところ、プログラムおよびデータファイルを格納するSATA RAID 0 ボリュームが認識しない。
 幸いなことに、起動ドライブはシステム専用のSCSI HDDを使っているので、OSのWindows XPは起動するが、プログラムが起動しないことには使いようがない。

 いろいろと調べてみたが、SATA RAID 0 ボリュームが壊れたと診断し、再度SATA RAID 0 ボリュームを構築し、必要最小限のプログラムのインストールと、バックアップからデータファイルを復元した。
 ところが、その翌日、またもやSATA RAID 0 が認識しない。これは何かがおかしいと考えた末に、マザーボードBIOSの設定内容が保存されないことを発見する。

 現在流通するマザーボードのほとんどは、IDEドライブの使用が前提になっているので、SATAドライブを使用する場合、またSATAドライブでRAIDを構築する場合には、マザーボードBIOSにて特別な設定が必要となる。そして、何らかの要因で設定内容が失われると、デフォルトのIDEドライブを使用する状態に戻るので、SATA RAID 0 ボリュームが認識されないことになる。したがって、認識されなくなった場合には、BIOS設定をやりなおせば、SATA RAID 0 ボリュームを復元することができる。

 さて、BIOSの設定内容が失われた要因であるが、よくよく調べてみたところ、BIOS設定内容を保存するための通称ボタン電池と呼ばれる電源が、寿命で切れただけであった。定格が3Vであるのが、テスターで測ると1Vしかない状態で、100円ショップで購入して交換した。
 参考にマザーボードBIOSにおけるデータの保存について触れるが、BIOSチップには不揮発性メモリ揮発性メモリが併載されており、通常、BIOSそのものは前者の不揮発性メモリに格納され、ユーザー設定内容は後者の揮発性メモリーに格納される。したがって、ボタン電池の電源が切れても、電源を必要としない不揮発性メモリの内容は維持されるが、揮発性メモリに格納されたユーザー設定内容は失われることになる。

 このボタン電池と呼ばれる電源は、筆者が使用するASUS P4C800では、この画像の右下に光っているパーツで、取り出した画像はこの記事のトップに掲載した。通常はリチウム電池の標準品のCR3032が使われていて、寿命は少なくとも約2〜3年は持つといわれている。(最も長く使ったマザーボードのRIOWORKS PDBは、3年3ヶ月使用したが問題がなかった)
 ところが、筆者がP4C800を購入したのは2003年12月末だったので、まだ2年を経過してないのに短いようにも感じるが、出荷時に必ずしも新品が載せられている保証も確認するすべもない。

 今回は、まさか電池切れとは気付かずに、SATA RAID 0 ボリュームを壊してしまい、面倒なプログラムの再インストールをする羽目に陥ったが、まさかのときのボリューム復元方法が身に付いた。
 また、新品のマザーボードには新品の電池が載っているとも限らないので、使い始める寸前に新品の電池に載せかえるの方法だと考えさせられた。(交換のために電池を外した瞬間に、BIOS設定内容のすべてが失われるので、再設定が必要になる)

(2005/10/16)

 

ヘッドセットよりヘッドホンでイツワKDH01

 深夜のテレビ視聴やオーディオ鑑賞には、周囲に騒音を撒き散らすことを気にせず、悠々と楽しめるヘッドホンがひとつあれば便利だ。また、深夜でなくとも、ちゃちなケース内蔵タイプのスピーカ音質にこだわるのなら、オーディオ鑑賞だけには、ぜひともヘッドホンを使用したい。おそらく、ヘッドホンで聞くと、「こんな迫力のある美しい音が出ていたのか」と感動することであろう。

 パソコン用ヘッドホンとしては、ヘッドセットと呼ばれるものがあるが、これはもともと音声チャット用なので、ヘッドホンとして使うには、マイクやそのケーブルの存在が、邪魔ものの何ものでもない。 また、ヘッドセットはもともと対象が音声なので、音質に対する配慮が甘いことや、パソコンの目前で前で使うことが前提なので、ケーブルが短いことなど、ヘッドセットをヘッドホンとして使うには少々難がある。

 そこで、オーディオ用ヘッドホンとして販売されているものの中から、購入候補として左のパッケージのKDH01を選択した。

 ヘッドホンのKDH01は、イツワ商事のKITSオリジナルブランド商品のひとつだが、販売は上新電機が一手に行っているようで、他ではなかなか見受けることがないが、上新電機の通販サイトであるJoshin webでは、会員web特価の\910でポイント還元が\91と、実質は\819で購入できる超低価格の部類に属するオーディオ用ヘッドホンだ。もっとも、通販で購入すると、商品価格とほぼ同じ程度の運送料が必要なので、他のものとセットで購入する以外は、通販を利用するのは得策でない。

 ということで、自宅近所のジョーシンJ&Pくずは店を偵察したところ、会員web特価で はなかったものの、ワゴンセールで\980で売っていたので、すかさず購入してきた。値段の割には、非常に使い勝手の優れたものと満足しているので、詳しい特徴などについて紹介しておこう。
  1. 優れた音質のΦ30mmスピーカー
      ヘッドホンとしては大型の部類に属すΦ30mmドーム型スピーカーを使っていることから、低音の響きもまずまずで、クリアなサウンドの再生ができる。また、オープンエア型 なので、ヘッドホンを付けた状態でも、周囲の音を見逃さずに聞けるので便利だ。
     
  2. 手もとで最適な音量が選べるボリュームコントロール付
     プラグはΦ3.5mmステレオミニプラグに、Φ3.5mm→Φ6.3mmステレオ変換プラグが付属しているので、テレビのイヤホン端子からオーディオ機器のヘッドホン端子に至るまで 、ほとんどの機器との接続が可能だ。
     ただし、インピーダンスが32Ω(音圧感度:95dB/mW)なので、一部のテレビのイヤホン端子との接続では、音量が小さすぎて使用に耐えない場合が発生する可能性がある。事実、 筆者の環境では、ケース内蔵スピーカのThor Speaker SP-400のヘッドホン端子に接続した場合にはちょうど良い音量だが、CRTディスプレイのiiyama HM204Dのイヤホン端子に接続した場合には、音量が小さすぎて使いものにならなかった。
     
  3. コード長は余裕の5メートル
     パソコン用のヘッドセットは、パソコンの目前での使用を前提としているので、概してコード長は短く、通常で1〜1.8メートル、長いものでも3メートルまでだ。
     ところが、筆者の使用状況の多くは、22インチのCRTディスプレイに全画面表示でテレビを観ることなので、パソコンから少し離れることもあって、コード長は最低でも3メートルは欲しく、できれば余裕のある5メートルは最適だ。

(2005/04/30)

 

念願のTVチューナボードのGV-BCTV9をゲット!

 思案のTVチューナボードをついに買い換えた。

 これまで使っていたボードは、2000年6月に購入したアルファデータのAD-TVK501というモデルで、当時では数少ないWindows2000に正式対応する廉価なTVチューナボードであった。
 使用環境は、22型CRTディスプレイの解像度1600X1200下で、流し見の時は640X480の窓表示を使い、本格的に見る時にはフルサイズ表示を使う。また、昨年末にビデオボードをMillennium P650に入れ換えてからは、デュアルディスプレイ環境を構築し、流し見の時はセカンダリーディスプレイの15型TFT液晶ディスプレイの解像度1024X768下でフルサイズ表示を使い、本格的に見る時には、やはり22型CRTディスプレイの解像度1600X1200下でフルサイズ表示を使っている。(フルサイズ表示の解像度が、1024X768で気にならないノイズやゴーストであっても、1600X1200にするとあらが目立って気になってくる。)

 今までのAD-TVK501に絶対的な不満があったわけでもないが、あえていえば、ノイズやゴーストがやや気にかかるのと、2001年12月以降サポートされてない古いWDMドライバを使い続けていることぐらいだ。したがって、壊れたからWindowsが起動しないということもないパーツの性格上、すでに約4年半になるが、使い続けてきた。
 ところが、昨年末にビデオボードをMillennium P650に入れ換えてからは、ノイズやゴーストがやたら気になりだして(画質が良くなったのに加え、注目するようになったことが要因)、ボードを挿す位置を変えたりして一定の成果はあったが、満足するに至らなかった。
 当たり前のことであるが、タワー型ケースにおけるTVチューナボードが使うPCIスロットは、妨害波の観点から最下段が好ましい。こうすると、チューナ真下がケース底板になるので、妨害波の影響を最小限にすることができる。また余裕があれば、他のボードの影響を受けないように、TVチューナボードの上のスロットは使わないことが理想だ。

 そこで、購入 したのは、画像記録がソフトエンコード方式のI-O DATA GV-BCTV9というモデルだ。2003年12月に「9つの高画質技術をもつ究極のソフトウェア・エンコード・ビデオキャプチャボード」として発表されたモデルで、やや古いが発表当時から目をつけていた が、やっと念願がかなった。
 年初から通販のショップを中心にウォッチしていたところ、BestGateでの最安値の\10,670(税込)のうえ、送料なしのショップを見つけた。5日夜に発注すると、直後に注文請書と入金依頼のメールが入り、即行でオンラインバンキングで振替入金したところ、運良く3連休初日の8日午前に到着した。

 早速、セッティングにかかったところ、ドライバのインストール時「このハードウェアを開始できません。このハードウェアのインストール中に問題がありました。このデバイスを開始できません(コード 10)」という表示が出てインストールが完了出来ないトラブルが発生した。IO-DATAサイトのQ&Aを検索したところ、同様のトラブル事例が見つかり、「OSの設定確認」のところの「メモリ使用量」の「プログラムのパフォーマンスを優先する」に変更して、ことなきを得た。(インストーラのバグっぽい感じだ。インストールが終了したら、もとの「システムキャッシュのパフォーマンスを優先する」に戻しておきましょう。)

 さて、到着したGV-BCTV9の実力であるが、ノイズもゴーストもほとんど見えず発色も凄く綺麗で、リビングにある普通のテレビと比べても遜色がない画質だ。 しかし、見えすぎるのも味わいのないもので、青春時代に憧れた女優の目じりにしわを見つけた時、隠すことの必要性を感じさせるほどの鮮明画質を提供してくれる。
 ボードの左で白く光ってるのがチューナ(Panasonic製)だが、見ての通り他社製に比べると一回り小さくて薄い。チューナの表面積と受ける妨害波の影響は比例すると聞くが、チューナが良いのか画質補正が効いているか定かでないが素晴らしい画質で、こんなことなら、もっと早く買い換えていればと後悔するほどだ。

 では、GV-BCTV9を選択に至った薀蓄について、詳しく紹介しておこう。
  1. 画像記録方式がソフトエンコード方式

     TVチューナ(キャプチャ)ボードを大別すると、画像を記録する際のエンコードを、ソフトで行う方式と専用のチップを使ってハードで行う方式がある。現在、販売されているTVチューナボードは59枚あり、エンコード方式のソフトが30枚、ハードが29枚のはぼ半々になっている。(kakaku.com調べ)
     ハードエンコード方式の特長は、画像記録時のエンコードを専用のチップを使うため、CPUへの負荷が小さいことが挙げられる。したがって、CPUパワーの小さいマシンで、画像記録をしながら他の作業を行う場合などには好都合だ。しかし最近では、CPUパワーも大きくなり、必ずしもハードエンコード方式に頼る必要がなくなりつつある。
     たとえば、ソフトエンコード方式のGV-BCTV9では、録画モードにHQ, SP, LP, EPの4つが標準で選択できるようになっているが、筆者のマシン(Pentim4 2.8E GHz)では、最高画質のHQを選択してもCPU負荷率は30%程度だ。まして、Hyper-Threading機能が搭載されていれば、録画中のそれ以外の作業は別のタスクで実行されるため、ハードエンコード方式にこだわる必要はまったくない。
     ハードエンコード方式は専用チップが必要になるため、ソフトエンコード方式に比べて高価なので、良いものだと錯覚する向きも多いが、むしろ、専用チップを使うがための画質劣化や機能制限などもある。
     以上のようなことから、ソフトエンコード方式を採用した。
     
  2. フル高画質化技術搭載

     最近のTVチューナ(キャプチャ)は、何がしの高画質化技術が搭載されていて、TV視聴時の(1)ゴーストリデューサ(GRT)、(2)3次元Y-C分離、(3)デジタルノイズリダクション(DNR)、(4)デインターレースフィルタ(インターレース除去)、(5)10bit A/D変換、(6)オートゲインコントロール(AGC)、(7)白ピーク補正、(8)黒伸張補正、(9)輪郭補正などや、VTR映像などを再生する時に効果的なジッターを取る(10)TBCがある。

     どのモデルにどの高画質化機能が搭載されているのかの概要を調べるには、kakaku.comのスペックSEARCHが便利だ。下のように、上記の(1)〜(4)の高画質化技術と内蔵PCIとソフトエンコード方式のオプションを設定して検索すると、2つのモデルがヒットするが、GV-BCTV9とその下位モデルのGV-BCTV7だけだ。(ハードエンコード方式では、BUFFALO PC-MV5DX/PCIとNEC SmartVision HG2/R PK-VS/AG31/Rがヒットするが、共に(10)TBCも搭載されている。)
     なお、GV-BCTV9には(1)〜(4)に加え、(5)〜(9)の高画質化技術が搭載されている。そしてGV-BCTV9が凄いのは、これらがきめ細かく画質設定が可能で、チャンネルごとに設定して保存できる点で、上のパッケージの「最高画質は自分で作る!!」の売りとなっている。



     もちろん、高画質化機能は、あるだけではなく、いかに効果的に機能しているかが重要であるのはいうまでもない。実際のところ、デフォルトで十分な画質なので、きめ細かくさわってないが、オタクにも薦められるマニアックなボードの一つであろう。
     
  3. 価格的にもこなれてきて製造終了の危機感

     I-O DATAの製品は、標準価格が設定されていて、実勢価格に応じて頻繁に改定されるが特徴であるが、そのかわり値引率は低く、せいぜい25%までが相場になっている。
     GV-BCTV9も例にもれず、 発売から約1年の間に2回の価格改定が行われている。2003年12月の発売当初は\18,800(税別)だったのが、2004年6月に\16,800(税別)になり、現在は2004年10月に改定されて\13,600(税別)になっている。
     したがって、購入価格だった\10,670(税込)は、ちょうど25%引に相当し、そのうえ送料なしだったので、底値と感じ て購入したこともある。もっとも、今後も価格改定される可能性もあるが、むしろそれよりも怖いのは製造終了になることだった。
     
  4. DVDダイレクトレコーディング機能

     GV-BCTV9には、テレビ視聴・録画・編集ソフトのDigiOn社のDigiOnTVR LEがバンドルされていて、テレビを見ながらDVD-RAMやDVD+RWのディスクに直接録画ができる、DVDダイレクトレコーディング機能が使えるようになっている。ただし、DVDドライブの機種依存性が強いので注意して欲しい。
     筆者はDVD-RAMドライブを2台実装しているが、メインにI-O DATAのDVR-ABH4を使っている。GC-BCTV9にバンドルのDigiOnTVRをインストールするとVer.1.08となり、1.08対応ドライブ表には、古いモデル1台しか掲載されていない。Ver.1.11にアップデートすると最新のDVD-RAMドライブに対応できるとのことでアップデートを行った。1.11対応ドライブ表にDVR-ABH4Sを見つけたので、ダイレクトレコーディングが可能だと思いきやこれもだめ。
     たしかに、DVR-ABH4DVD-ABH4Sは別のモデルだが、どちらもドライブに「日立LG製 GSA-4040B」を使ったモデルで、ABH4の単なる価格引下げ版がABH4Sと思っていたが、どうやら微妙な差があるらしい(ABH4Sでもダイレクトレコーディングができるのかと疑っているが)。どちらにしても、この機能が目的なら、対応ドライブに注意して欲しい。

     もっとも筆者は、昨年末にハードディスクを入れ換えて、現時点ではワークエリアに100GBの余裕があるので、録画モードを最高画質のHQにしても約25時間の録画が可能だ。したがって、とりあえずハードディスクに記録し、残したいコンテンツだけDVD-RAMドライブにコピーすることができるので、DVDダイレクトレコーディングの必要性は感じない。

 新春初の買い物となるTVチューナボードのGV-BCTV9について、感想も含めて紹介したが、ランクで表現すると5つ星に相当する機能性能とコストパフォーマンスを持った製品であった。次に買い換えるTVチューナボードは、おそらく2〜3年後に現れるであろう、手軽な価格のデジタルテレビ対応TVチューナボードの予定だが、それまで故障もなく使い続けられることを祈る。

(2005/01/10)

 

P650、Millenniumに始まりMillenniumに戻る

 会社帰りの人々が急ぎ足で家路に向かうのをよそにクリスマスイブの24日夕、ほんとの今年最後になるであろうPCパーツの購入に、大阪日本橋へと向かった。実のところ、PCパーツの購入は、もう今年もないと思っていたが、とある人の刺激を受け、今年最後のお買い物に至った。
 欲しかったのは、ビデオカードと「?」である。日本橋へは、会社帰りにチョッと寄れるアクセス圏にあるが、最近は手っ取り早く安く手に入るWebサイトの通販を利用する多い。ところが、「?」だけは宅配便を使いたくないこともあって、ついでにビデオカードも日本橋で購入することになった。(「?」はセットアップに少し時間が掛かることもあって、年末年始休暇に入ってから取り掛かる予定なので、詳細は以降の記事で紹介する。)

 購入したビデオカードの詳細に入る前に、筆者のメインマシンにおけるビデオカード遍歴をまとめたのでご覧願いたい。メインマシンを組んだ当初のパーツとしては、フロッピーディスクドライブしか残ってないが、9年間(108ヶ月)の内、Millennium IIが30ヶ月、Millennium G400が14ヶ月と、最近の44ヶ月を除くと大半をMillenniumで過ごした隠れMatrox党である。Millennium G400は現在でもサブマシンで現役稼動中であるが、息子殿に預けたまま返してもらえない。(笑)
 
使用開始日 使用終了日 期間 メーカ 型番 ビデオチップ 購入価格
1995/12/22 1997/07/17 19ヶ月 IO-DATA GA-968V4/PCI S3 vision968 \42,240
1997/07/18 1999/03/10 20ヶ月 Matrox Millennium II 4MB+4MB MGA-2164W \47,600
1999/03/11 1999/03/12 1日 canopus SPECTRA 3200R2 nVIDIA RIVA TNT \26,799
1999/03/13 1999/10/07 7ヶ月 Matrox Millennium II 4MB+4MB MGA-2164W \47,600
1999/10/08 1999/11/08 1ヶ月 canopus SPECTRA 5400R2 nVIDIA RIVA TNT2 \21,499
1999/11/09 2000/02/24 3ヶ月 Matrox Millennium II 4MB+4MB MGA-2164W \47,600
2000/02/25 2001/04/19 14ヶ月 Matrox Millennium G400 SH 32MB MGI G4+ \8,400
2001/04/20 2002/12/19 20ヶ月 AOpen PA256 Deluxe II nVIDIA GeForce2 GTS Pro \21,798
2002/12/20 2004/12/23 24ヶ月 AOpen Aeolus MX440 8X-DV64(N8) nVIDIA GeForce MX440 \11,799
2004/12/24 (今回購入品)   Matrox Millennium P650 AGP Matrox Parhelia-LX \16,800

 さて、今回購入したMatrox Millennium P650 AGPについて、詳しい解説に入ろう。
 最近のビデオチップとしては、nVIDIA GeForceとATI RADEONの二大勢力が3Dパフォーマンスで競合しており、2D画質を売りとして土俵を異とするMatroxは、蚊帳の外的存在で雑誌などでの評価記事を見ることも少なくなってきている。また、nVIDIAやATIはビデオカード製造メーカーにビデオチップを広く供給することに対して、Matroxはビデオチップの外販は行わず自社のみでビデオカードを製造するなど、拡販戦略の違いが流通市場の違いを生み出しているともいえよう。
 ただし、このような拡販戦略の違いは、同じチップでもビデオカードを製造するメーカーによって品質が異なるnVIDIAやATI系に対して、自らで管理することができるMatroxの信頼感にもつながり、こよなくMatroxを愛するユーザーも多い。
 このように、同じビデオカードでも素性や性格は、nVIDIAやATI系とMatroxではまったく異なるので、用途によって選択しないと期待はずれになろう。筆者は実のところ、ここ近年は3Dのコスト・パフォーマンスに魅力を感じてnVIDIAを選んできたが、このたび宗旨変えにより、2D画質に期待してMatrox Millenniumを選択した。

 Matroxのビデオカードをビデオチップで大別すると、最も高価なParheliaシリーズと、G550を最上位とするMillennium Gシリーズがあり、その中間に位置するParheliaのバリューモデルとして2003年4月に登場したMillennium Pシリーズとなる。
 Millennium PシリーズのP750とP650のビデオチップには、Parheliaで使われてるParhelia-512と実用上ほぼ同等のParhelia-LXが使われている。なお、P750とP650の違いは、TripleHeadに対応するP750とDualHead対応のP650、また、P650はヒートシンクのみのファンレス仕様となっている。
 一方価格は、Parheliaにはバルク版はなくリテール版のみとなるが、AGP 128MBで約4万円、AGP 256MBで約7万円となる(PCI 256MBに至っては約11万円)。それに対し、不思議なことにP750 AGP 64MBのリテール版およびバルク版とP650 AGP 64MBのリテール版が共に約2.5万円であるのに、P650 AGP 64MBのバルク版は約1.6万円で出回っている。

 そこで、購入したのは、やはり お買い得感がある右の画像のMillennium P650 AGP 64MBのバルク版で、購入価格は\16,480だった。パッケージには本体にDVI→Dsub15変換コネクタ(2個)とセットアップCDが付属するだけのシンプルな構成 のものだ。インフォマジックの日本語リテール版では、Millennium P650/64MB DDR AGP(型番:MIL P650/64Aに相当する。

 さて、2D画質であるが、ベンチマークで計測が出来ないのが残念だが、予想を超えて期待以上のもので、くっきりとしていてかつ自然な発色は、1日中見ていても疲れないディスプレイ環境 を得たと満足し、Millennium(至福千年)で新年が迎えられたことを喜んでいる。

 本家本元のDualHeadがせっかく手に入ったので、入力2系統を持つ22型のCRTディスプレイと15型の液晶ディスプレイを使って、左の図のようなコンソールを組むことにした。
 Windows作業時には、