![]() |
![]() |
(Storage/Media編)
| DVD-RAMドライブ交換と書き込み型ドライブ整理 | |
|
ひょんなことで約3年半前に入手し、メインマシンに搭載しているDVD-RAMドライブのPanasonic LF-D321JD相当品は、書き込み型ドライブの世界ではすでに一昔前の性能になり、DVD-Rメディアへの書き込みが余りにも遅い(1倍速)のに業を煮やして、最新モデルへの交換を行った。 交換候補に選んだのは、先頃の奥様用マシンの製作でも採用した、最新の性能とローコストを兼ね備えたLG電子
GSA-4167Bバルク版に決定し、こちらではPCケース色にマッチするブラックベゼル(KK)を購入した。 このGSA-4167Bについては、こちらで詳しく紹介したので省略するが、生産地はこのシールに記載されているとおり、LG電子の恵州工場(LG
Electronics (Huizhou) Inc.)である。最新モデルであるにかかわらず、最近はこのモデルが急激に安くなってきている。奥様用マシンのホワイトベゼル(BK)を購入した昨年12月中旬時点では\5,080だったが、今回のブラックベゼル(KK)を購入した1月8日時点では\4,999、そして、この記事を書いている時点では、送料無料の\4,557で即納の通販ショップも現れている。 これほどに安くなった理由は、DVD-RAMメディアへの書き込みが12倍速(GSA-4167Bは5倍速)のモデルが、2月中旬に販売されるとアナウンスされていることが背景にある。したがって、この12倍速に魅力を感じるのなら、いましばし待つのが賢明だ。 しかし、もともとDVD-RAMメディア派であるものの、最近のDVD-Rメディアの低廉化にともない、動画ファイルはさることながら、バックアップファイルについても、DVD-Rメディアに保存するケースが増えてきているので、DVD-RAMの高速化はあまり興味がない。(DVD-Rメディアは、書き換えが出来ないのが最大の欠点だが、逆に間違っても消せないのが最大の長所でもある) |
|
![]() |
ドライブと共に購入してきたDVD-Rメディアは、SMARTBUYブランドの16倍速に対応するDR47-16X10PW(10枚入スピンドルケース)で、価格は\698で1枚あたり約70円になる。 CD-Rメディアと比較すると容量が約7倍あるので、DVD-RメディアはCD-Rメディアの7枚に相当することを考えると、コスト的にはDVD-Rメディアが圧倒する。 また、保管スペースが1/7で済むことやファイル容量が大きい動画ファイルでも分割が不要、その上、書き込み速度も圧倒的に速いので、CD-RメディアでもってCDコピーに使われる用途を除いて、DVD-Rの時代になったといえよう。 |
|
GSA-4040Bについては、ドライブ性能どおりに、約4倍速の書き込み速度を検証できた。
かくして、LG電子 GSA-4167B バルク版については、十分すぎるほどのコスト・パフォーマンスには十分に満足している。 |
|
| いまさらのフロッピーディスクドライブ購入 |
記事になりそうもない、何の変哲があるわけでもない、いまさらのフロッピーディスクドライブであるが、メインマシンの中では約10年間使用した最古参のパーツになるので、長い間お世話になったTEAC
FD-235HGに、哀愁と郷愁を込めて交換記を記すことにする。フロッピーディスクドライブは、すでに滅多に使うものでなくなったが、まだまだこれがないと、どうにもならないケースもあるので、決して馬鹿にすることはできない。 事の起こりは、SCSIカードBIOSのアップデートに発するが、ADAPTECのSCSIカードBIOSのアップデートには、伝統的に、DOS起動フロッピーディスクを作成し、そこにBIOSアップデート用ファイルをコピーした、BIOSアップデート用フロッピーディスクから行う仕様になっている。 SCSIカードBIOSのアップデートは無事に完了したが、滅多に使わないので気付かなかったが、BIOSアップデート用フロッピーディスクを作成する作業の際に、まれに書き込みエラーが発生することに気付いた。そのようなことで、転ばぬ先の何とやらで、新しいものと交換することとなった。 日頃からあまり注目していないデバイスなので、特にメーカーや型番の指名などもなく、わざわざ日本橋まで出向いたり通販で探すほどのものでもないので、近所で比較的パソコンパーツの品揃えが豊富なテックランド京都八幡店で購入してきた。 パーツ棚には5モデルほどあったが、その中で最も重く感じた(^o^)、玄人志向が販売するFDD-YEを購入してきた。中身は国産第1号FDD装置(8インチ)を発売したY-E DATAのYD-702Dが入っている一応箱入りで\1,480だった。 おそらく、あと10年も使わないデバイスで、年に数回使う程度であろうが、安心料と考えれば、安いものだ。ほんとに安くなりましたね。 |
| SCSIカードのBIOSアップデートの怪! | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|
1.ことのはじまり メインマシンの中でも比較的古い部類になるパーツに、2000年3月に購入した、システム領域のドライブ用に使っている、SCSIカードのADAPTEC ASC-29160がある。 このSCSIカードの特徴の一つは、ドライバのアップデートが非常に少ないことで、つい先日までは、2002年11月に公開されたUltra 160 SP4 Drivers for Windows 2000 and XPのWindows XP用のバージョンは6.2.0.0が最新だった。ところが、約2年半ぶりになる2005年6月23日、Ultra160 Family Manager Set 4.0 SP5 S4 for Windowsが公開され、Windows XP用のバージョンは6.4.630.100にアップデートされた。 ところで、ドライバも古いがBIOS(ファームウェア)はもっと古く、購入したそのままで、バージョンは2.57となっている。2.57は2000年2月に公開されたバージョンで、その後の2000年11月に1.57.2が公開され、そして2001年5月に3.10.0が公開され、現在に至っている。 ところがアップデートをしないで現在まで至ったのは、下記のようなパーツを壊す怖さやアップデート作業の面倒さなどがある反面、取り立ててトラブルもなかったのが理由だ。
このようなわけで、BIOSは非常に古いバージョンになっているが、この機会に鬼門でもあるBIOSのアップデートに挑戦した後、最新のドライバに更新することにした。
3.予期せぬトラブルが!
また、「Hard Disk Drives」も下記のように、「1st Drive」と「2nd Drive」が入れ替わっている。
そこで、もと通りに、「Hard Disk Drives」の「1st Drive」を[29160
:00 SEAGA]、「2nd Drive」を[Intel RAID_Volu]に設定し、「Boot Device
Priority」の「3rd Boot Device」に[29160 :00 SEAGA]に設定して起動すると、めでたくWindows
XPを起動することができた。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
| SATA RAIDはSCSIにどこまで迫るのか? | ||||||||||||
|
お待ちかねのSATA RAID 0のベンチマークだが、ポピュラーなHDBENCH (Ver. 3.3)で計測したところ、転送速度のReadが約116MB/sec, Writeが約107MB/sec, FileCopyが約27MB/secには驚いた。(ReadおよびWriteは100MB容量の読み出しおよび書き込み、FileCopyは64KBのファイルを連続コピーしたときの転送速度) 残念ながら単体でのベンチマークは取ってないが、スペックシートによるとHITACHI Deskstar 7K250 HDS722580VLSA80の最大データ転送速度は61.4MB/secなので、RAID 0では2倍になる理想の122.8MBに限りなく近づいたといえる。
約3年前になるが、27.6GBに約10万円をかけたSeagate ST39204LWが3本のストライプボリュームのベンチマークはこちらだが、転送速度でそれにも勝るRAIDボリュームが、1万2100円をかければ160GBが手に入る良い時代になったものだ。(GB単価では約3500円と約76円で50分の1)
実際にハードディスクが変わった当初は、問題になるほどのものではないが(もう慣れたが)、アプリケーションプログラムの起動に一呼吸があるような感じがした。おそらく、この現象はいかに効率よくデータを読むかの差で、SCSI
Command Queuing(以降、SCSI NCQと略す)によるものと思われる。 このようなCommand Queuingは、SCSIではすでに対応されているので、転送速度が小さい割には速いという所以にもなっている。そのCommand Queuingが「ICH6R」のSATA RAIDに実装されたのが、SATA NCQだ。
右の表に、SATA NCQとSCSI NCQの主な仕様をまとめてみたが、詳細は別としても、SATA NCQはSCSI
NCQの軽量版という位置付けであり、SCSI NCQの方が性能面ではずっと優れていることが理解できるだろう。更に詳しいことは、PC
Watchの「伊藤雅英のIT見聞録 SCSIユーザも注目!?のシリアルATA Command Queuing」という記事があるので、こちらを参照願いたい。 |
| ハードディスク引越し大作戦 |
|
ここまでで、「ICH5R」によるSATA RAID 0 ボリュームが作成できたので、SCSIストライプボリュームからのハードディスク引越し大作戦に移る。少し複雑になる作戦の手順をチャートにまとめたので、各手順の説明とあわせて参照してほしい。
さて、次は終章の お約束のベンチマークとインプレッション へとつづく |
| 「ICH5R」によるSATA RAID 0の構築(実践編) |
|
それでは、SATA RAID 0の構築の実践編に入る。 準備編で説明したマザーボードBIOSを適切に設定 し、SATAハードディスクを接続して起動すると、サウスブリッジに「ICH5R」が使用されている場合、BIOSのPOST間に下記の画面が一瞬現れるようになる。これは、「ICH5R」のブートROMが呼び出されているもので、このタイミングでキーボードから<Ctrl+I>を入力すると、設定ユーティリティに入 ることができる。(以降、ブートROM方式と呼ぶ)
RAIDボリュームにシステム(OS)を収納する場合
は、ブートROM方式で設定するしかないが、データ領域を追加する場合なら、Windows上で設定が可能なIAAR (Intel
Application Accelerator RAID)というアプリケーションソフトがIntelより
提供されている(以降、ソフト方式と呼ぶ)。
では、IAAR 3.53を使用したSATA RAID 0ボリュームを構築する作業手順を解説しよう。
お疲れ様! これで無事にRAIDボリュームの作成が完了したが、実際に使うには、初期化とフォーマットが必要になる。 |
| 「ICH5R」によるSATA RAID 0の構築(準備編) |
|
薀蓄はこの程度にして、引越しの具体作業に移ろう。SATA RAID 0の構築については、準備編と実践編に分けて報告するが、まずは準備編からスタートする。なお、作業内容に関連するので、マザーボードやハードディスクなどの型式を下記に確認しておく。 マザーボード : ASUS P4C800 (Intel 875P + ICH5R) ハードディスク : HITACHI Deskstar 7K250 HDS722580VLSA80 (SATA 80GB 7200rpm) システム(OS) : Microsoft Windows XP Professional SP2 また、今回のシステムは、システム領域(OS)をSCSIハードディスクに収納し、データ領域にSATA RAID 0を構築する方法について述べる。(システム領域をSATA RAID 0に収納してブートする場合には、他のサイトの解説を探して参照して欲しい。)
|
| 「ICH5R」によるSATA RAID 0の解説と意義 |
|
以降、購入した2本のSerial ATAハードディスクを使い、Intel 8XXシリーズチップセットのサウスブリッジの「ICH5R」に内蔵されたSATA RAID機能でもってRAID 0を構築する方法と、新しく構築されたRAID 0ボリュームに3本のSCSIハードディスクで構築されたストライプボリュームのデータを引越す作業について述べるが、その前にIntelのサウスブリッジのSATA RAID機能について 、少しおさらいをしておこう。 まず、RAIDであるが、Redundant Arrays of Inexpensive Disksの略であり、複数のハードディスクをまとめて1台のハードディスクとして管理する技術で、データを分散して記録することによって、高速化や安全性の向上を図ることを目的とする機能だ。実現する方法としては、専用のハードウェアを使う方法とソフトウェアによる方法があり、高速性や安全性のレベルによりRAID 0〜5の6つのレベルが存在する。一般的によく使われるのは、ストライピングと呼ばれる高速化のためのRAID 0と、ミラーリングと呼ばれる安全性向上のためのRAID 1である。 通常、RAIDの構築には同容量で複数のハードディスクが使われるが、RAID 0は複数のハードディスクにデータを単に分散して記録することから、作成されたRAIDボリュームの容量は、複数のハードディスク容量の総和となる。一方、RAID 1では複数のハードディスクに同じデータをして記録することから、作成されたRAIDボリュームの容量は1本のハードディスクの容量となる。 なお、ハードウェアとソフトウェアによるRAIDの大きな違いは、前者がBIOSレベルであるのに対し、後者はOSが起動した後に アプリケーションレベルでボリュームが構築される点にある。したがって、ハードウェアRAIDで構築されたボリュームにはOSをインストールすることができるが、ソフトウェアRAIDではOSをインストールすることはできない点 がある。 また最近は、安価なPCI接続型のATA RAIDカードやSATA RAIDカードが販売されているが、悲しいかなPCIバスを経由しているため、理論的な最大転送速度が133MB/secの制限があり、高速なハードディスクの内部転送速度が100MB/secに迫るなか、2本のハードディスクで構築されたRAID 0のボリュームでは、インターフェイスカードの転送速度を超える課題も出てきつつある。 Intelは2003年4月15日、CPUとメモリだけが高速化し、ボトルネックとなったハードディスクの高速化を図るため、サウスブリッジにSATA RAID機能を内蔵したIntel 875Pチップセットを発表した。 具体的には、Intel 8XXシリーズチップセットのサウスブリッジに「ICH5」と「ICH5R」の2つを用意し、SATAをサポートするとともに、「ICH5R」 にはSATA RAID機能を内蔵して、マザーボードレベルでのハードウェアRAIDのRAID 0とRAID 1を実現する。(Intel 875P/865PEチップセット搭載マザーボードリストのRAID-SATAの列が「○」 のモデルは、SATA RAID構築が可能なはずだ。) また、「ICH5R」のRAIDが優れるのは、PCIバスを経由せずにチップセットレベルで実現している点で、サウスブリッジと接続されている2つ のSATAチャンネルがそれぞれ150MB/secであるため、理論的な最大転送速度は300MB/secとなる。ただし、Intel 8XXシリーズチップセットでは、サウスブリッジとノースブリッジ間が266MB/secのHubLinkで接続されているので、この最大転送速度の266MB/secを超えることはできない。 その後のIntel 9XXシリーズチップセットでは、サウスブリッジが「ICH6」「ICH6R」に代わったが、やはり末尾に「R」が付く「ICH6R」では、機能拡張されたマトリックス・ストレージ・テクノロジによるRAID構築が可能 だ。 マトリックス・ストレージ・テクノロジでは、SATAチャンネルが2から4に増え、いずれかで2つの独立したRAIDアレイを作成し、単独のアレイ内で2つの独立したRAIDボリュームを作成できるようになった。 したがって、「ICH6R」では2本から最大4本までのハードディスクでRAID 0とRAID 1を構築し、高速を必要するゲームやデジタルメディアの作業領域などはRAID 0、大事なパーソナルデータなどはRAID 1というような、使い分けができるようになった。 また、マトリックス・ストレージ・テクノロジでは、SATAのAHCI (Advanced Host Controller Interface)≒SATA IIをサポートしており、ネイティブ・コマンド・キューイング(NCQ)、ホット・プラグ、パワー・マネージメントなどの高度な機能を実現している。(と聞いている) ここでは、最新機材の準備ができないので(笑)、2本のSATAハードディスクを使い、高速化を目的とする「ICH5R」によるSATA RAID 0の構築を行う。 |
| Serial ATA最安のHDS722580VLSA80を2本ゲット! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
年末のお買い物の第二弾は、やや古くなり手狭になってきたこともあって、メインマシンのハードディスクを交換することにした。 詳細に入る前に、まず現在のハードディスク構成を説明しておこう。システム領域が収納されるST336607LWは、昨年購入したばかりで、用途上も十分な容量があるが、ストライプボリュームを構成する3本のST39204Wは、すでに4年以上を経過し、時として不良セクタが現れることもある。そこで、容量も手狭になってきたこともあって、転ばぬ先の何とやらで、3本のST39204LWを交換することにした。(SCSIハードディスクは、もともとつくりが良いので まだまだ使えそうだが、不良セクタも現れてきたので、更に使い続けようとすると、不良セクタに代替セクタを割り当てる物理フォーマットを行う 必要があるが面倒だ。)
そこで、交換用のモデル選びであるが、まずインターフェイスは、最近急激に普及し性能もSCSIに迫りつつあるSerial
ATAとした。(拡張規格のSerial ATA II モデルも出始めたが、
性能を最大限に引き出すためのインターフェイスも準備しなければならないので、今回は見送ることにした。)
なお、HITACHI製を選択したのは、単に安かっただけでなく、電源用コネクタ仕様に
もある。
Warning : It is recommended to use either the SATA
power connector or the Legacy power connector.
(※ 注意事項) |
| DVR-ABH4(GSA-4040B)ファームウェアA109 |
|
IO DATAのDVDマルチプラスドライブ DVR-ABH4の最新ファームウェアが、10月15日、IO DATAサイトのサポートライブラリに掲載された。 本論に入る前に若干解説しておくが、DVR-ABH4のドライブは、日立LGデータストレージのGSA-4040Bが搭載されているのは公知の事実だ。そして、その日立LGデータストレージにおいてファームウェアが提供されていて、現時点ではA300と最新のA301の2つが掲載されている。(LG Electronics Japanのトップページから、Device Driverをクリックし、CD-RWへと辿る。) 厳密な話は別として、ドライブメーカーが提供しているファームウェアなので、著作権的に問題ないとの判断から、筆者はA300にアップデートして使っていた。ただ問題は、IO DATAのサポート外になることと、インストール用のドキュメント類が全て英文で不安なことから、お勧めはしない。 そのようなことで、IO
DATAからの最新ファームウェアの提供が待たれていた。今回提供されたファームウェアバージョンはA109で(IO
DATAでのファイルバージョンは1.00)、変更履歴は下記のようになっている。(※ライトストラテジー:レーザーパワーの制御法)
ファームウェアのアップデート手順。
筆者は変更履歴に該当するトラブルは経験して無いので、アップデートの効果のほどを確認できてないが、kakaku.comのDVR-ABH4掲示板では「A105/A300/A301では不安定だった安物DVD-RW(SuperX
1枚198円)への書き込みが問題なく出来るようになった」との発言もあり、アップデートによる書き込み精度の向上に期待が出来そうだ。 (2003/10/18) |
| PCカードリーダライタ(CDOCK-IN/SC)を新調 |
左の画像は、今回購入した3.5"/5"ベイ内蔵型
SCSI対応PCカードリーダライタと呼ばれるもので、アイ・オー・データ機器から発売されているCDOCK-IN/SCだ。メモリ・ストレージ系ATAカードのデータを読み書きするもので、PCカードのTypeIIまたはTypeIIIに対応するスロットが用意されている。したがって、各種のPCカードアダプタを使用すれば、ほとんどのメモリ・ストレージカードの読み書きができる。 この製品がユニークなのは、接続インターフェースがSCSI-2に対応していることで、大容量のスピード転送やIRQなどの貴重なリソースを消費しない点だ。しかけは、IDE-SCSI変換チップを内蔵したもので、メモリ・ストレージ系ATAカードをPCカードリーダライタでいったんIDE接続として認識し、最終的にSCSIインターフェイスでデータ転送させることで実現している。 このような製品に非常に興味を持って、購入したのはすでに約5年前になる1998年11月だった。こんな便利なものがバルクで出回っているとの情報に、出張のついでに秋葉原に立ち寄 って探し回り、やっとPS/PLAZA Wakamatsuで見つけたのを感慨深く思い出す。その時に購入したのはCardDock/SCという型番で(\9,800)、今回紹介するCDOCK-IN/SCの前(CardDock-IN/SC)の前の 二世代前の製品になる。 当時はホットプラグをサポートしないWindowsNT 4.0を使っていたが、OSからメモリ・ストレージ系ATAカードをSCSI接続のリムーバブルメディアとして認識するため、随時抜き差しして読み書きができてしまうのに感動したものだ。 その後、Windows2000にしてからも、コンパクトフラッシュカードのリーダライタとして使い続け、今年の2月からハードディスクPCカードも加わって、一時も手放すことのできない重要 なデバイスの一つになっている。 ところが最近不調で、PCカードリーダライタをSCSIアダプタが認識しないことが あり、いろいろ調べたところ、どうやらPCカードリーダライタが怪しいとの結論に至った。メインマシンはPCカードスロットを持つノートマシンとLANで繋がっているので、PCカードリーダライタが急に壊れても凌 げるが、十分に元が取れるほどに使い切ったこともあって、今回の新調に踏み切った次第だ。 内蔵型のPCカードリーダライタは、接続方式でSCSI/USB/PCIの3種類が存在する。比較的新しい製品でユーザも多いUSB/PCI接続方式には、PCカードアダプター無しで各種メディアに対応し、異なるメディア間のデータコピーも可能にする、多くのスロットを持った製品もあるが、SCSI野郎としてはやはりSCSI接続方式を選択した。 SCSI接続方式の製品には、アイ・オー・データ機器のCDOCK-IN/SCとメルコのMCR-SFB2が あるが、価格検索サイトのBestGateで調べたところ、CDOCK-IN/SCが\6,900に対しMCR-SFB2が\11,480と\4,580の差があったので、 価格重視でCDOCK-IN/SCを選んだ。(MCR-SFB2はPCカードTypeII用とコンパクトフラッシュカード用の2つのスロットを持つ分だけ高い) おそらくこの手の製品は探し甲斐があり、最悪の場合には無駄足になる可能性もあると考えて通販を利用した。木曜夜にインターネット通販サイトに発注し、金曜昼に納期確認のメールがあったので、すぐさま会社のパソコンを借りてインターネットバンキングで振込入金したところ、土曜夜に宅急便にて到着した。買いに出る交通費より送料が安いので、忙しい時はこれが一番! さて、早速に新しいPCカードリーダライタのCDOCK-IN/SCをセッティングしたところ、SCSIアダプタは難なくPCカードリーダライタを認識したので、やはり古いPCカードリーダライタに不具合があったことになる。 ところが、OS起動時に挿入していたコンパクトフラッシュカードを抜いて、ハードディスクPCカードに入れ替えたところ、エクスプローラでドライブの中を表示させようとすると、「ディスクを挿入してください。」とのメッセージが出る。要するにハードディスクPCカードを認識していない状況だ。また、他のコンパクトフラッシュカードに入れ替えてもやはり認識しない。OS起動時にPCカードリーダライタに挿入していたカードしか認識されない状況だ。(PCカードリーダライタの世代が変わったことによるOSとの認識ロジックの差か?) もともと、この手のPCカードリーダライタをNT系Windowsで使うには少し工夫が必要で、OS起動時に何らかのメモリ・ストレージ系ATAカードを挿入してない場合は、OS起動後に挿入しても認識されない癖がある。したがって、OS起動時に必ずダミーのコンパクトフラッシュカードを挿入していたが、メディアを交換するごとにOS再起動が求められるリムーバブルディスクでは、あまりにも使い勝手が悪い。 いろいろ調査したが仕様のようなので、作業を簡単にできるように、デスクトップに右の[コンピュータの管理]アイコンを登録した(※)。これなら、認識させたいメモリ・ストレージ系ATAカードを挿入した後に、このアイコンをダブルクリックし、ツリーの[ディスクの管理]を開き表示後すぐに閉じれば、数秒で認識させることができる。
(※)[コンピュータの管理]アイコンをデスクトップに登録する方法 (2003/08/31) |
| 新型DVD-RAMドライブの最新事情 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
記録型DVDドライブの今後のシェアを決めるかのような新型の登場は、当初は6月下旬〜7月上旬と予測されていたが、今年の季節のように少し遅れでやっと熱い夏が来たようだ。 第1グループで先頭を走るのは、DVD-RAMの3倍速とDVD-Rの4倍速に対応し、カートリッジメディアに非対応なものの、全てのコンシューマー向け記録型DVDに対応する 、日立LGデータストレージのGSA-4040Bを搭載するマルチプラスドライブ群だ。 一番乗りは、8月2日に登場したアイ・オー・データブランドのDVR-ABH4(最新価格)でATAPI内蔵型だ。8月14日には、メルコブランドのDVSM-34242FB(最新価格)の発売と、ロジテックブランドのLDR-H443U2(最新価格)の発売があった。前者 はATAPI内蔵型、後者はUSB2.0接続外付型になっている。 おそらく、このグループは、GSA-4040Bの増産によって、他ブランドや他接続タイプのものが追加され、最大のグループになる予定だ。 第2グループになるのは、正式発売日の8月23日に先んじて、21日から一部のショップでいわゆるフライング販売された、本家を名乗る松下電器製ドライブを搭載する、パナソニックブランドのLF-M621JD(最新価格)で、ATAPI内蔵型だ。 やはりDVD-RAMの3倍速とDVD-Rの4倍速に対応するとともに、カートリッジメディアにも対応している。ただし、DVD+R/RWには対応していないので、従来のマルチドライブの高速改良版の位置付けになる。おそらく、他ブランドでの発売もあろうが、すでにOEMブランドメーカーは売りやすいGSA-4040Bを搭載するマルチプラスドライブで商売を行っているので、大きなグループになりにくいと思われる。 このように書くと、ドライブ生産量が少ないと思われかも知れないが、松下電器は家電製品のDVDレコーダー(DIGA)が好調なこともあって、むしろOEMブランドメーカーに供給するドライブの余裕が無い状況かもしれない。 第3グループは少しややこしいが、松下グループにあたる松下寿製のSW-9572を搭載するドライブ群になる。DVD-RAMの3倍速とDVD-Rの4倍速に対応するとともに、カートリッジメディアにも対応しているのは、第2グループの松下電器製LF-M621JDと同じだが、加えてDVD+R/RWの再生に対応してる点だ。(DVD+R/RWの記録は非対応) すでにメルコは採用を発表しており、9月上旬にATAPI内蔵型のDVRMR-341FB(最新価格)とIEEE1394&USB2.0接続外付型のDVR-341IU2(最新価格)が発売される予定だ。 価格的にもこのドライブは安く抑えられそうで、松下電器からOEMブランドメーカーに供給するドライブは、これに統一されそうだ。 まだまだ、第4/第5グループなどもありそうだが、とりあえず現時点の3つのグループの特長を整理すると、次のような表になる。
したがって、機種の選択をする場合には、まずDVD+R/RWの記録/再生とカートリッジメディアの対応必要度からグループ選択を行い、次に接続タイプで機種を選択し、最後にバンドルソフトや価格、好みから決定するのが良いと思う。 (2003/08/24) |
||||||||||||||||||||||||||||||||
| DVD全部ドライブの意義! |
|
これまで3回にわたり、DVR-ABH4を購入するに至った経緯、セットアップ、ベンチマークをレポートしてきたが、あえてDVDのメディアやフォーマットについての解説を省略してきた。何故ならば、それらを意識する必要がまったくない、全てのメディアに対応する ドライブであるからだ。 しかし、よくよく考えてみると、複雑なメディアやフォーマットがあるからこそ、DVR-ABH4の評価にもつながるという観点のもと、できるだけ詳しく解説を しようと思い立った。 これから非常に複雑怪奇な解説を始めるが、 勘違いしないように、まず念頭において欲しいのは、メディアとフォーマットはまったく異なる次元であるとの認識を持つことだ。 メディアとは、DVD-RAM、DVD-R/-RW、DVD+R/+RWなどの記録媒体のことで、ハードウェアレベルの話 である。(RとRWは、CDメディアと同じで、前者は1度しか書き込みができないのでライトワンス、後者は書き換え可能なのでリライタブルと呼ばれている。RAMは後者に属する。) また、フォーマットとは、簡単にいえば使用目的の違いで、パソコンのデータを記録するDVD-RAM(メディア名称でなくフォーマット名称であるのに注意)、映画などのソフトとして販売されているDVD-Video、リアルタイム録画が可能なDVDビデオレコーディング(DVD-VRと略す)などで、ソフトウェアレベルの話 になる。 すなわち、メディアとフォーマットの組み合わせがあるので、記録されたDVDを呼ぶ時には、例えば「DVD-VRでフォーマットしたDVD-RAMメディア」や「DVD-VideoでフォーマットしたDVD-Rメディア」などと呼ぶ。(メディアにはライティングソフトによって複数のフォーマットが可能) なんともややこしい話で、使用目的でフォーマットが違うのはしょうがないとしても、複数のメディアの種類が累乗的に話を複雑にする。どうしてこのように多種多様のメディアが存在するのかというと、一つには使用目的によるもの、二つには提唱する団体が違うことに起因する。 DVD-RAMとDVD-R/RWは、ともにDVDフォーラム(2003年3月現在で215社が加盟する団体)で規格化された。データ記録用として用意されているDVD-RAMに対し、映像記録用にフォーカスしたDVD-R/RWが用意されている。 一方、DVD+R/RWは、Allianceが提唱しソニー、フィリップス、ヒューレットパッカードが策定した規格で、機能的にはDVD-R/RWとほとんど同じものの互換性はまったく無く、DVD-R/RWと覇権争いが続いている。 このようなメディアの生い立ちから、性能や機能にもそれぞれに特長があって、使用目的がデータ記録用であればDVD-RAM、映像記録用であれば好みによってDVD-R/RWもしくはDVD+R/RWの選択になる。なお、映像記録用の場合は、身近にある家電機器のDVDプレーやDVDレコーダがどのようなメディアに対応しているかも、選択にあたっての大きな要素になる。 どちらかといえばメディアを中心に述べてきたが、メディア選びこそが対応するドライブ選びになるからだ。筆者もはっきりといって、DVD-R/RWとDVD+R/RWの覇権争いの軍配が、どちらに上がるかの予想もできない状況にある。そして何よりも恐いのは、多種多様なメディアが氾濫することで、ドライブによって は入手したコンテンツが再生できないことが起こることだ。 そのような危惧を打ち消して、ここでの解説なども不要とする、全てのメディアに対応する全部ドライブに対し、ノーベル平和賞?を贈りたいほどの敬意を表する次第だ。 (2003/08/18) |
| DVR-ABH4(GSA-4040B)のベンチマーク |
|
お約束のベンチマークになるが、DVR-ABH4の最大の特長は、主要ドライブの比較に整理したように、DVD-RAMとDVD-R/RWの高速化(高速対応メディアが必要)と、DVD-RAMドライブとして初めてDVD+R/RWに対応したことなので、本来はこれらのメディアを使って行うのが順当だ。 ところが筆者は、高速(3倍速)記録対応DVD-RAM、DVD-R/RW、DVD+R/RWメディアは持ってないので、ベンチマークをすることすら不可能だ。DVD-R/RWやDVD+R/RWメディアはまず使うこともないと思うし、高速(3倍速)記録対応DVD-RAMメディアを4.7GBを6枚(合計約28GB)持っている状況からしても十分で、当面は購入する予定も無い。 というと、筆者にとってDVR-ABH4は『豚に真珠』的な存在であるかもしれないが、Dual DVD-RAM環境を構築するために追加する1台を、いざというときに使える全部ドライブの保険料として、価格差の1万円は安いと感じたのが購入動機だ。 ということで、ベンチマークとして物足りないところもあろうが容赦願いたい。
本来のDVDマルチプラスドライブとしてのベンチマークにならなかったが、買い増してDual
DVD-RAM環境を目指すならもとより、買い換えるにしても十分に価値のある、従来に稀のない製品だと思っている。そして何よりも凄いのは、フォーマッターの盟主に
はできなかった、フォーマット戦争に終止符を打つべく製品を出したことにある。その意味で、ドライブ開発元の日立LGデータストレージに絶賛の拍手を送りたい。
(2003/08/13) |
| DVR-ABH4(GSA-4040B)のセットアップ | |||||||||||||||||||
運良くゲットできた最新モデルのDVDマルチプラスドライブ
DVR-ABH4だが、一抹の不安が無いわけでもない。それは、すでに設置している松下製 LF-D321JD相当品(以下、単にLF-D321HDと略す)とDVR-ABH4のドライバー
との関連だ。WindowsXPでは、OS標準の光ディスクドライバーを使うことになるので、異機種のDVDが複数台搭載されていても問題ないはずだ。しかし、当方はWindows2000なので、光ディスク(DVD)を使用するためには、メーカーが提供するドライバーが必要になる。しかるに、Dual DVD-RAM環境では、LF-D321JDとDVR-ABH4の他メーカーのドライバーが共存するはずで、競合してトラブルにならないかとの心配だ。 この心配は購入時点でもよぎったが、一瞬迷いながらエイヤーと購入した経緯がある(^^ゞ これらの心配を抱きながら、恐る恐るセットアップに入った。まずは、お約束の裏に貼られた定格シートのデジカメ撮影から始めた。右は撮影した定格シートの一部をトリミングしたものだが、ドライブは公開されている通り、日立LGデータストレージ製のGSA-4040Bが搭載されている。 では、セットアップの詳細な手順について説明する。(セットアップする環境はWindows2000なので、他のOSではDVR-ABH4の認識について、状況が少し異なると思われる。) 0. パソコンの内部を弄るときには、電源を切るのを忘れないように!
(2003/08/11) |
| DVD全部ドライブのDVR-ABH4をゲット! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
光学ドライブ製品では久々のヒット商品になりそうな、全てのコンシューマー向け記録型DVDに対応するDVDマルチプラスドライブ(全部ドライブ)として初登場となる、アイ・オー・データ機器(I-O
DATA)から発売された内蔵ATAPIタイプのDVR-ABH4をゲットした。ひょんなことで入手したDVD-RAMドライブのお陰で、バックアップメディアをCD-RWからDVD-RAMに替えて約1年経つ が、CD-RWの約7倍(片面)の容量を持つDVD-RAMでは、複数枚に分散していたCD-RWのメディアを1枚にまとめるなど、大容量の堪えられない快適さに満足している。 ただ心配ごとと不満は、ドライブが故障した時にバックアップデータを戻せなくなること と、2枚のDVD-RAMメディアでダイレクトにコピー&ペーストなどができない点だ。もっとも数少ないものの、例えばI-O DATA DVD-ABH16のように、DVD-RAMメディアが読めるDVD-ROMドライブが存在するのも事実だが、 それだけのために大枚1万円の投資をする気もない。それに何よりも、ドライブベイを1つ占有されるのがもったいない。 そこで、情報交換広場にも書いたが、マルチドライブが2万円を切ったら、もう1本のDVD-RAMを追加して、Dual DVD-RAMドライブ環境にすることをかねてより検討していた。 そのようなことで、新型DVD-RAMドライブが発売されることもあって、旧型が値下がりし始めたので(I-O DATA、メルコ、ロジテックの価格改定)、夏期休暇 の前日にあたる8月6日夕方、久しぶりの大阪・日本橋へ手頃なマルチDVD-RAMドライブを探しに出掛けた。 記録型DVDフォーマットについて少し触れておくが、現時点ではユーザとして真に残念なことだが、DVDフォーラム(松下が中心)が規格化したDVD-RAMやDVD-R/RWと、ソニーが中心になって規格化しているDVD+R/RWが存在し、両規格の対立はすでに死語に なりつつあるVTRフォーマット覇者争いの「ベータとVHS」を思い出させる。 筆者は特定メーカのファンでないが、主用途がパソコンデータのバックアップであることから、パソコンとの親和性が良い(と信じている)、DVD-RAMを使っゆくつもりだ。 下記の表は、現在流通する、もしくは今暫くで流通予定のATAPI内蔵型の主要DVD-RAM対応ドライブについて、対応するメディアと主な特徴をまとめた比較表だ。 DVDフォーラムを率いる松下は、CD-R/RWの記録とDVD-RWの記録/再生に対応したマルチドライブのLF-D521JDを2002年12月上旬に発売し、来る8月23日にはDVD-RAMとDVD-Rの高速化に対応した(高速対応メディアが必要)LF-M621JDを発売する予定。新型についても、従来の特徴の一つのカートリッジ付き(殻付き)メディアにも継続して対応する。 ところでIO-DATAは、フォーマット戦争に終止符を打つべく、従来のマルチドライブに加えてDVD+R/RWの記録/再生に対応した、日立LGデータストレージ製のGSA-4040Bを搭載したマルチプラスドライブ(全部ドライブ)のDVR-ABH4を8月2日より発売した。また、このGSA-4040Bを搭載したモデルは各社より登場する予定で。現時点明らかなのは、メルコのDVSM-32242FBが8月9日、ロジテックのLDR-H443Kは8月下旬に発売される予定だ。
このようなDVD-RAM対応ドライブの状況の中で、8月6日の日本橋でのお目当は、バルク品のSW-9571-CYYというモデル探すのが当初の目的だった。SW-9571-CYYは、LF-D521JDのバルクあたるモデルで、ドライブはまったく同一、添付ソフトソフトはドライバーだけという簡素なものになっている。オーサリングソフトや書き込みソフトが不要なユーザならお得なモデルだが、バルク品なので保証はショップ店になり、通常は初期不良のみ(約1ヶ月)に一抹の不安がある。 (2003/08/08) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| CFカードが化けた格安ハードディスクカード |
2月28日、寒さも緩み暖かい陽気に誘われるように、久々の大阪日本橋に足を向けた。今回の目的は、大容量のコンパクトフラッシュカード(以下CFカードと略す)と会社用の打ちやすいキーボードを探すことだった。 CFカードの用途は、自宅と会社の両方で使えれば便利なデーターファイルを、バックアップを兼ねて同期させるための移送用として使っている。現在は、2001年10月に購入した128MBのCFカードを使っているが、対象となる総ファイル容量が約500MBもあるので、その中から更に厳選し、使用頻度の高いファイルが格納されているディレクトリを対象にしている。 そこで、対象ファイルが格納されているドライブレターが丸ごと格納できる、512MBのCFカードが狙いだ。 現在の512MBのCFカードの価格相場は、秋葉原地区で1.5万円(バルク版)で手に入るらしい。ところが、大阪日本橋ではいくら探しても2万円強で、そんな安いものは見つけられなかった。急を要するわけでもないので、次の東京出張の折に秋葉原で探すつもりで諦めていたところ、巡回最後 に寄ったソフマップ5号店の ワゴンセールで、2GB容量のハードディスクカードが\9,999円(1%ポイント還元)で売っているのを見つけた。 パッケージに書かれたスペックを見たところ、PC CARD TypeII/STANDARD ATA規格準拠となっていて、CFカードを入れるPCカードアダプターと同じ 標準厚(5mm厚)で、PCカードスロットが使える現在の環境であれば、何の問題もないはずと考えて即刻購入してきた。 購入してきたのは、アイ・オー・データ機器のPCHDT-2Gtで、上の写真の
ようなHDD専用ケースが付いていた。HDD専用ケースは、主素材はプラスチックながら、HDD本体を保持する部分と外形の四角にはゴムが貼られていて、衝撃を吸収する仕組みになっている。
衝撃に弱いHDDであるが、質量が小さいこともあって(本体質量:55g)、非動作時の対衝撃値は1000G確保されているので、専用ケースに入れた状態なら、鞄などに放り込んで手荒に持ち歩いても、何ら問題ないと思われる。この2GB容量のPCHDT-2Gtは、2000年11月に\59,800でリリースされており、2002年10月に\24,800に価格改定されている 。また、シリーズ後継機にあたる5GB容量のPCHDT-5Gtは、2001年9月に2Gtと同価格の\59,800でリリースされており、2002年7月に\44,000に価格改定されている。これらの経緯から察するところ、今回購入したPCHDT-2Gtは、旧製品の在庫処分に相当するようだ。 ドライブの製造元が気になるが、カード裏面に「TOSHIBA DISK DRIVE MK2001MPL」と記載されているところから東芝製のようだ。また、当時のPC Watchの記事では、PCHDT-2Gtは仕様が東芝製「MEHDD20A」と酷似している点から、同等品と紹介されている。ちなみに「MEHDD20A」は、以前のハードディスクカードがPC CARD TypeIII(10.5mm厚)であったのを、PC CARD TypeII(5mm)まで薄くした画期的な1.8インチドライブであった。 さて、ドライブ性能を測定するベンチマークだが、手持ちで最速なCFカードのHPC-CF128Zと比較したのが次のグラフだ。測定は、メインマシンに設置している「SCSI接続 内蔵型 PCカードリーダー」(I-O DATA CardDock/SC)をI/Fとして、HDBENCH Ver 3.30にて計測を行った。
大きな期待はしてなかったものの意外と速いもので、次は実際に格納したいドライブレターのファイルを丸ごとコピーするた |