症状 |
繊毛虫イクチオフチリウスが魚体に寄生することで発症します。 この繊毛虫は金魚の魚体の粘膜下の上皮部分に寄生するため金魚は寄生が始まると非常に痒がり、水槽等の壁面や底面に盛んに身体を擦り付けるようになりま す、その後、鰭に白い点がつき始め次第に全身に広がっていきます、さらに進行すると粘膜の異常分泌から身体が白い綿につつまれたようになります。 末期の場合、鰓に寄生され呼吸困難で死んだり、衰弱して死んでしまいます、他の病気を併発してそちらで死んでしまうこともあります。 |
治療方法 |
初期の場合は水換えで治すことが可能です。 白い点が発見された場合には、塩水と薬品の併用で治療することが望ましいと思います、治療そのものは薬品の説明書に従う事をお奨めします。 一般的に色素系薬品を用いますが、その他の物でも白点病への効果が謳われている物であれば特にこだわる必要は無いと思います。 この繊毛虫は水温が25℃以上になると活動が弱くなるため、治療時に水温を上げるとすばやく治療効果を上げることが出来ます、しかし反面この病気は水温が 低い時期(時)に出やすく、発症時点で水温が低かった場合、むやみに水温を上げると金魚にストレスを与えることになり、こうなると逆に治療効果が出にくく なる場合があります、水温を上げる治療を行う場合には注意が必要だと思います。 白点病治療において時間がかかりイライラされる方も多いようですが、基本的に白点虫は金魚の粘膜下にいますので薬品での駆除は出来ません、彼らが産卵の為 に金魚の身体から離れたところを薬品で叩くという治療になり、時間がかかるのがむしろ当然かなと思います、治療をする場合焦らずじっくり取り組む心構えが 必要だと思います。 |
その他 |
治療に望む場合、水槽内の個体は全て治療しましょう、寄生が認められて
いなくても感染力が強いので安全第一ということです。 治療には時間がかかるのでその間に水槽内の底面(底砂)を重点的に清掃します。 水由来の病気であり、水質悪化が原因ともなりますので水槽の水は全交換しておきます、その際に水槽の消毒は必要ないと思います、これはこの病気の特徴です が、水槽内に白点虫の卵が残っていて、これが孵化しても宿主(金魚)がいなければ彼らは生き残れません、彼らは孵化後24時間で宿主が見つからない場合死 にます、したがって消毒までする必要は無いということになります。 白点治療後に再発する場合は水質管理および清掃状況に問題があると思いますので、飼育状況の見直しが必要かなと思います。 |