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オーディオで疑問に思うこと
(Nov 4, 2004)
*** 世間ではそれを天邪鬼と呼ぶ? ***
ことオーディオ(特にマニアックな)に関しては、モットモらしい事からとても信じられないような事まで、様々な流儀や説が流布しているけど、本当だろうか?私は敢えてそれに逆らった行いも結構やっているが、そのうち泣きを見ることになるのかもしれない。
- レコード(SP・LP・EP)の水洗いでレーベルが剥がれる?
アナログ・ディスクを水洗すると、レーベル面がヨレヨレになったり剥がれたりする、という話を聞くけど本当かな?
現実問題として中古盤の多くはカビやホコリがこびりついているので、そんな場合私は躊躇する事無く水洗いすることにしているのだが。
でもレーベル面がヨレたり剥がれたりしたことは今まで一度も無い。
但し、古い盤(特に60年代、及びそれ以前)ではレーベルの色が落ちて、ムラになることは時々あるようだから、神経質な人はその部分を保護する工夫が必要だということは言える。
- レコードの水洗に石鹸を使うのは良くない?
アルカリ成分が害になるというのだが、どうなのだろう?LP盤は塩化ビニールで出来ていると思うが、塩ビが石鹸で溶けたなどという話は聞いたことが無いので、私は石鹸を使ってる。中性洗剤は環境に良くないし(笑)
でも、今の所それによる害は感じられない。
SP盤の場合はビミョーだ。虫の成分で出来ているらしいから。それに、中の芯というか、どうも紙のように見えるのだが、そんなのが覗いていたり、ヒビの入っている盤は、水洗そのものをしないほうが賢明かも知れない。
しかし、やってはいけないと言われると、つい、やりたくなってしまう私のこと、そういったSP盤も構わず石鹸で洗っている。今の所問題はないようだけど、いいのかな?自信は無い(汗)
- 水で濡れたままのレコードをかけると盤面がスリ減る?
刃物を研ぐ時の理屈と同じだというが・・・???
刃物を水で研ぐメリットは、研ぐ作用で砥石の研磨成分が細かく砕けて水と混ざり、滑らかでキメ細かな研磨が出来ることと、摩擦熱で刃がなまってしまうのを防ぐことだと推測している。
また、乾いていようが濡れていようが、ホコリがある状態でプレイすれば盤面が傷つくのは同じだと思うし、濡れた路面は滑りやすいことを考えると、むしろ水分があったほうが滑りが良くなって盤に優しいのでは?
オーディオ・マニアにはカメラ・マニアも多いと聞くけど、そういう人達はレンズの清掃はどうやっているのだろう?通常は何らかのクリーニング液をしみ込ませたクリーニング・ティッシュ・ペーパーを使うと思うのだが・・・。乾いたレンズ面をグリグリやる方が傷が付き難いなんて話はあまり聞かない。え?ホコリはエアで吹き飛ばし、液は指紋などを拭き取るために止むを得ず使う?はいはい(爆)
では、濡れたレコードの弊害も考えてみよう。
プールや風呂など、水の中では動きにくい。粘性抵抗のせいだ。だから水分の残った溝を針先が良好にトレースするとは考え難い。
また、雨天に車で高速走行すると、車輪が水に浮き上がるハイドロ・プレーニング現象が起きるという。ならば、回転する盤をトレースする針先が水の膜に浮き上がってしまう事だって十分に考えられることだ(だから傷になり難いとも言えると思うのだが・・・)。
船の走行時に波を起こしてしまうことで生じる造波抵抗というものがあるが、針先が水をかき分けて波を作り、造波抵抗が生じて動きが悪くなる・・・なんてことは考えすぎかな(笑)
いずれにせよ、水分があることにより、ホコリと盤面の双方が水の分子に覆われ、それがクッションになると考えられこそすれ、傷が付きやすくなると考えるのはどうだろうか?
そうしてみると、水分のある盤面をかけるのは「音響的なメリットは無い」と言う程度が妥当なように思うんだけどねぇ・・・。
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