クラシック音楽庵 index > クラシック音楽〜その迷いを断つ > モーツァルト交響曲第40番


モーツァルト 交響曲第40番

〜モーツァルトの何処がイイの?


 

*** プロローグ〜私はモーツァルトがキライ・・・なのか? ***

 

 実を言うと私はモーツァルトが大の苦手なんだ。まあ性格が捻じ曲がっているせいか、世間で「モーツァルトは完璧だ!」なんて言ってるのを聞くと、「どこがぁ?」などと疑ってしまう。

 で、試しに幾つか聴いてみると、これが実に不安定な音楽に聴こえて仕方ない。何ていうか、音階があまりにコロコロ上下したり、半音階的にザワザワ動き回ったりするのが、どうにも落ち着かなくて居心地の悪い気分にさせる原因だろうと分析してるんだけどね。

 それとモーツァルトの曲は、同じ節(音型)を繰り返すことが多いよね。でもあのカール・ベームでさえ、その繰り返しの意味が解ったのは、かなり後になってからだ、と語っていた位手ごわいシロモノらしくて、私なんかは未だにその意味不明さ(笑)

 あ、今回モーツァルトを取り上げるにあたって、池辺晋一郎先生著「モーツァルトの音符たち」という本を買ってしまったんだけど、その中で池辺先生は繰り返しは3回までだと語っている。「仏の顔も三度」とか「三杯めにはそっと出し」とか身近な例を挙げて、モーツァルトの繰り返しもそれに則っているんだそうだ。この本は文体が軽妙で、読みやすくて、解りやすくて、面白くて、オススメだよ。他に「バッハの音符たち」というのもあったから、それも読んでみたいね。

 で、本題に入る前に、モーツァルトの音楽は如何に特殊であるか?という観点から少しだけ論じておく必要がある(ないかもしれないが)。比較対象としてはもちろんベートーヴェンだ。

 例えば、モーツァルトの「フィガロの結婚・序曲」と、ベートーヴェンの「交響曲第四番・終楽章」を思い浮かべてほしい。この二つはちょっと聴きにはとてもよく似ている、と言われている(言われてない気もする)よね。でも聴き進んでいくうちに、イメージする方向がどんどん開いてしまうことに、キミは気がつくだろう?え?何のことかワカラナイって?そうだね、どこがどうなのか具体的に聴いてもらえるように、MIDIデータにするといいんだけど、実は楽譜が手元にないんだ。まあ、そのうちに仕入れるから、それまでキミのイメージの中で、2曲を比較反芻していてくれるかい?(^^;;

 はやくも一休み。続きはそのうちに・・・。

 


 クラシック音楽庵 index > クラシック音楽〜その迷いを断つ > モーツァルト交響曲第40番

Copyright (C) 2004 K.Takatsu. All rights reserved.