クラシック音楽庵 indexクラシック音楽の迷い道>ベートーヴェン:セレナードop.8/ウルヴリッヒ,ツィントラー,ディルナー

 


ベートーヴェン:セレナード ニ長調 作品8
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための)
ルドルフ・ウルヴリッヒ=ヴァイオリン
ヨアヒム・ツィントラー=ヴィオラ
クレメンス・ディルナー=チェロ
LP:eurodisc/Columbia (JP) OW-7760-K

(Nov 29, 2004)


 

*** もしかしてベートーヴェン初期の傑作? ***

■ はじめに

 FIVE ONE RECORD(豊橋水上ビル)にて保護。

 日本コロムビアの「室内楽名盤特選ベスト」シリーズの中の一枚。名盤を選りすぐったなかの最高の名盤ということか(笑)

 メンバーはドレスデン・シュターツ・カペレ(ドレスデン国立(歌劇場)管弦楽団)のトップ奏者達だそうだ。

■ ところで

 この盤は1979年頃のもの(録音時期は別)で、当時はクラシックの廉価盤LP全盛期だったように記憶している。でもその頃私はすさんだ生活をしていて、クラシック音楽から離れていた時期でもあるんだ。

 せっかくオイシイ名盤が安く溢れていたのに、背を向けていたので、ほとんど買いそびれてしまった。だから今になって当時の盤を見つけると贖罪の意味も含めて救済することにしているんだ(笑)
 

■ 気が付いた事

  1.  ジャケットのデザインがヲサレだ。

     白地にタイトルとベートーヴェンの厳めしい肖像というシンプルなレイアウト。

  2.  録音が良い。これに限らずオイロディスクの録音は当たりが多い。

■ ざっくばらんに言えば

  1.  ベートーヴェンも始めはこんな素直な曲を書いていたんだと、改めて思った次第。私としては初めて聴く曲だが、とにかく楽しめる曲だ。

  2.  しかしセレナーデとはいってもベートーヴェンだ。モーツァルトのようには軽くない。いや、軽いのだけれど、モーツァルトのような軽さとは一味違う、というべきか(笑)

  3.  三声部なので各パートの絡みがわかりやすい。形式も凝ったものはなく、基本中の基本でまとめてみました、みたいな感じだ。

     ベートーヴェン入門には案外こんな曲が好いのかもしれない。

  4.  それでも解説を読んでみると、アダージョとスケルツォを一つの楽章にまとめたり、ポロネーズ的な曲を使ったり、最後に最初の曲を持って循環形式風に締めくくるなどは、かなり新しいことなのだそうだ。

■ 総括

  厳めしさや深刻、深遠さだけがベートーヴェンではないということが判る曲だ。しかし聴いていてものすごく完璧なイメージを持ったのも事実で、さすがにベートーヴェンはベートーヴェンなんだね、当たり前だが(笑)

 ウルブリッヒらについては全く知りませんでした(笑)

 つーか、室内楽はあまり聴いてないもので(汗)。でも、地に足が着いたというか、落ち着いた雰囲気でイイと思う。ということで、早速ウルブリッヒ弦楽四重奏団のハイドン「太陽」セットをヤフオクで落札してしまった(爆)
 

 

 


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