MF10 Impression
容姿 : 今回のフルモデルチェンジで一番失敗したところであろう。フロント部は、ライトユニットに丸みを帯び、MF08の頃の精悍さがなくなった。リア周りのリアフェンダー部分も塗装されておらず、安っぽく見える。スクリーンの形状は、風をガイドするようにできており、中・高速域でも、不快感はない。しかし、あまり格好がいいとはいえず、フロントのデザインの悪さに拍車をかけていると感じる。
テール周りは精錬された印象がある。好みもあるだろうが、他のバイクからムービーを撮ってもらった映像を見たが、クリアでワイドなテールランプがしっかり視認でき、ブレーキランプ・ウィンカーの光もみやすい。また、MF08に比べ、大きく見え、見た目の安定感も向上している。
走行性能 : 高速・街乗り・ワインディングと一通り走行したが、13インチにアップされたタイヤによる安定走行と、粘りのあるエンジンフィーリングに助けられ、非常に快適に走ることができる。
また、80km/hからのトルクも太く、高速走行でも余裕をもって走ることができる。MF08ではきつかった100km/hでも、特に不満を感じることはなく、追い越しをする場面でも、スロットルの開度にあわせ、ぐんぐん加速をしてくれた。さらに、エンジン性能の高さは、燃費にも表われている。街乗り26~28km/L・一般道の長距離33~37km/L・高速道路32km/L前後と、私の使用環境では、MF08に比べ10%程度燃費が良くなっているという結果が出た。
整備性 : 外装系の脱着は非常に楽になった。ビスの数も少なくなり、取り外しが楽になった。また、主要な消耗部品の交換がユーザーでもできるように考えられている。
MF10 DATA
型式 JBK-MF10
全長(m) 2.185
全幅(m) 0.750
全高(m) 1.180
軸距(m) 1.545
最低地上高(m) 0.135
シート高(m) 0.710※
車両重量(kg) 201[204]
乗車定員(人) 2
燃料消費率(km/L) 43.0(60km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m) 2.6
エンジン型式 MF10E
エンジン種類 水冷4ストロークOHC単気筒
総排気量(cm3) 248
内径×行程(mm) 68.0×68.5
圧縮比 10.2
最高出力(kW[PS]/rpm) 16[22]/7,500
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) 22[2.2]/6,000
燃料供給装置形式 電子式<電子制御燃料噴射式(PGM-FI)>
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 12
クラッチ形式 乾式多板シュー式
変速機形式 無段変速式(Vマチック)電子式マニュアルモード付
変速比 2.450~0.800 Dモード:2.450~0.800
Sモード:2.600~0.800
キャスター角(度) 27°00′
トレール量(mm) 92
タイヤ(前) 110/90-13M/C 55P
タイヤ(後) 140/70-13M/C 61P
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピック式
懸架方式(後) ユニットスイング式
フレーム形式 バックボーン
