「猫のバイブル」と呼ばれた名著

猫はエライ

今井美沙子 小B6判 272ページ 1650円+税

私は猫のことでエライなと思うのは、
三百六十五日、
人間のすいとり紙の役目を果たしていることである。
人間に向かっては決していえない愚痴を、
猫たちにしゃべると、
猫たちは黙って聞いてくれ、
自分の秘密の懐にそっと入れて、
口外することはなかった。
猫は身体のどこかにすいとり紙を
隠し持っているのではないかと思う。

装幀/熊沢正人 装画/中浜稔 印刷・製本/平河工業社(担当・田中康一)

【目次より】猫との出会い 猫に学ぶ──招き猫、あなただけよ、白黒天使、酔芙蓉の樹の下、好きな場所、新聞切り、一枚きりの衣、知恵を授けに、男の気持ち、猫嫌いの人嫌い、猫はエライ、母性愛、猫ばあさん、猫貯金、猫の霊、身代わり猫 今井家と猫たち──初代ミィ、チャコとクロ、チビ(そして、チャーとクロとシマ吉)、二代目ミィ、タビ、シマ、舞子と鳩子(そして、デネブ)、トラ、五郎恵、番外 タマとオツレ 猫日記

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【著者紹介】今井美沙子(いまい・みさこ)1946年長崎県五島列島生まれ。高校卒業後、大阪で就職。70年、造形作家の今井祝雄さんと結婚。育児のかたわら執筆を続け、77年『めだかの列島』(筑摩書房)を刊行、本格的な執筆活動に入る。『おなごたちの恋唄』(集英社文庫)、『彼岸花』(ちくま文庫)、『わたしの母にっぽんの母』(理論社)など著書多数。各界の229人にインタビューした『わたしの仕事 全10巻』(理論社)で第39回産経児童出版文化賞を受賞。講演、ノンフィクション講座講師と幅広く活躍中。本書のほかにも当社から『心に生きる本』『男たちの天地』(中野章子との共著)を出版。最新刊に『おんなの国語辞典』(NECクリエイティブ)がある。樹花舎からは『男たちの天地』『女たちの日月』(いずれも中野章子との共著)、『心に生きる本』などがある。

本書の続刊『やっぱり猫はエライ』は2004年4月刊行決定!

●樹花舎から出ている今井美沙子の本●

心に生きる本

男たちの天地(中野章子との共著)

女たちの日月(中野章子との共著)

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