書評のページ

(2000年02月07日更新)

1月に創刊された映画ファンのための雑誌
「シネマレストラン」に「東京いい映画館みたい映画館」編者
丹野達弥さんのインタビューが掲載されています。
ぜひご覧下さい。同誌の発行元は吐夢書房(電話03-3971-9976)です。
一部を紹介します

「東京いい映画館みたい映画館」を取り上げて、
長部日出雄さんがすばらしい文章を書いてくださいました。
掲載されているのは文藝春秋発行の「オール讀物」2000年1月号。
全文を掲載するわけにはいきません。
一部分を紹介します。同誌をぜひ、ご一読ください。


東京いい映画館みたい映画館

生と死の肖像(01月07日更新)

新聞をひらく
女たちの日月
「金曜日」収載の「自薦」を収録しました
教育の「靖国」
浄土の回復
憲法第9条の復権
男たちの天地
「介護保険」とどう向き合うか

上記以外の書籍の書評は以下をご覧ください。

●ジャックナイフ(水田光雄、1998年9月刊行、1500円)
 
表紙の「ジャックナイフ」の題字と帯に刷られた「ことばの森に迷いこんでみませんか」のサブタイトルがすでに二行詩となって、この句集、開く前からワクワクさせられる。
 著者は昭和二十五年(一九五〇)生まれ。片仮名を全く違和感なく日本語として咀嚼し、伝統の詩型を駆使して、切り込み鋭く若く、力強い句を成す作家である。

 ジャックナイフ錆びて八月十五日

 銃口を花野へクレー射撃場

 居酒屋にロシア語の文字海霧の町

 ことさらの試みのように素材を片仮名に求めて、詩型を確立するかの意志が見受けられる。

 父の日の父の言葉をもて叱る

 母許や竹の子ばかり出されても

 などの句にあうと、生きることを俳句によって安んずる著者が見え、何かを獲得せんとして十七音詩と格闘する句集であるように見える。序の山崎ひさを氏の「頼もしい限り」と贈る言葉に頷ける。
(向田貴子「新進句集ガイド」より、『俳句朝日』1999年1月号収載)

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