『光にカタオモイ』
昔からそうだった。
一緒にいる時間は明らかに俺の方が長いのに。
松潤の瞳に映っているのは俺ではなかったよね。
俺の見つめる先には、松潤しかいなかったのに。
ベッドに横になって、天井を見つめる。
鬱陶しいくらいに輝く電灯が目についた。
俺が沈んでいるのとは対照的に光るそれがやけに気に障って。
体を起こして、パチッと消してやった。
そしてもう一度、今度は暗くてよくは見えない天井を見上げる。
消したばかりでまだ少し光の残るそれに向かって、手を伸ばしてみた。
当たり前の事ながら、手は届かない。
起きあがっても、立っても。背伸びをしても届かない。
なんか、俺みたい。
暗さにも慣れてきたのか、部屋の中が少しずつ見えてくる。
そして視界の中に、電気のスイッチを見つけた。
床に散らばる物にだけ、気を付けながら近づいて。
電気を付けた。
なんか、ニノみたい。
光は松潤。
それに向かって手を伸ばす、無力な人間は俺。
スイッチを探して、光を灯す人間はニノ。
光を求める俺は、ずっとずっと前から光を欲したのに。
光が選んだのは、自分のスイッチを探し出したニノ。
なんで?
俺の方が、光を求めていたのに。
光を愛していたのに。
そんな事、知るはずもない光…松潤はいつか、俺の為に輝いてくれるのだろうか。
僅かな希望を持って、待つことしかできない俺。
俺は今日もまた、光に向かって手を伸ばすことしか出来ないのだろうか。
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4000 椎那様
相葉片思いということなんですが、どうも最近相松ばかり書いてる気が…;(裏参照;)
たまにはネガティブ(?)になるんです。みたいな感じで。
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